短編
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杉元達との樺太旅も終わり
ほんの少しの休息。
鯉登音之進は
ある事がしたくて
急いで小さい頃から決められていた婚約者のいる家に向かう
「ただいま…!!キョーコ!」
『あ、おかえりなさい。音くん。樺太おつかれ様です』
「それより見てほしいものがあるんだ……っ!!」
勢いよくドアを開け
興奮気味に駆け寄りキョーコの両肩を掴み真剣に見つめる鯉登。
その行動に少し困惑するも
わかったよ。と返事をするキョーコ
見てくれるとわかった鯉登は
ソワソワとキョーコから少し離れ
自分を落ち着かせるように
んん、ゴホンと咳払いする。
そして…
チュッー
樺太公演でやったように
でもいつも以上に真剣な顔で見つめたまま
キョーコにキスを投げるのであった。
頬を赤らめギャア!と悲鳴する女性達
うっとりと見つめてくる女性達を
見ていた鯉登
キョーコに投げ接吻をしたら
親に決められた婚約者で一方通行の片思いの私に
キョーコも頬を赤らめうっとりと私を見てくれるのでないか…
なんて下心満々でやったのだった。
『…………?』
そう思ったのだが…
キョーコは投げ接吻されても目をパチパチさせきょとん顔。
海外で流行っているが日本ではまったく知られていない事をされたのだから
キョーコの反応は間違っていない。
「…………えっ」
『……え?まさかもう終わり…?』
「キェエ………」
頬を赤くするワケでも見惚れてくれるワケでもなく
まさかの辛辣な言葉を浴びせられショックをうける鯉登
思わず声がもれてしまう
『え……?あ、なんかごめん……?』
「い、、いや…いいんだ……」
『樺太ではそれが流行ってるの?』
「キスを投げるっと言っていてそれをやったら女性達が頬を赤らめ私に見惚れていたんだ。」
『…………へぇ?』
キョーコからの冷たい返事でハッとする鯉登
振り向くと
冷たい目で鯉登を見るキョーコ…
ちょっとだけ目が合うとそのままクルリと後ろを向かれる。
嫉妬してるとわかり嬉しくなるも
怒ったキョーコ
やばいと思い焦る鯉登
「あ、いや、だから……キョーコにやったら頬を赤らめてくれるかと思い……っ」
『ふーん』
「す、すまん!キョーコ以外の女は興味なか!!」
背を向けたままのキョーコにアワアワと言い訳する鯉登
見なくても焦る鯉登を思い浮かべ
キョーコはくすりと笑い振り返り
チュッ
と鯉登のマネをする。
鯉登の投げ接吻とは違い
微笑みの投げ接吻
『わっ……近っ!』
「っ!」
思ったより近くにいた鯉登にびっくりするキョーコだが
近くで投げ接吻された鯉登は顔を赤くして固まってしまう
「………それはずり。わっぜむぜ…」
『え?え??なんて?ずり?わっぜむぜ??……ずるいってこと…?』
思わず薩摩弁に戻ってしまう鯉登
小さい頃から一緒にいたがキョーコは
薩摩出身じゃないため鯉登の言葉がわからない
「……なんでもない。」
自分の気持ちを落ち着かせるように
はぁとため息をはく鯉登
ドキドキさせたかったのはキョーコなのに
私がドキドキさせられてしまった…
いつか絶対キョーコをドキドキさせてやると
強く誓った鯉登だった。
ほんの少しの休息。
鯉登音之進は
ある事がしたくて
急いで小さい頃から決められていた婚約者のいる家に向かう
「ただいま…!!キョーコ!」
『あ、おかえりなさい。音くん。樺太おつかれ様です』
「それより見てほしいものがあるんだ……っ!!」
勢いよくドアを開け
興奮気味に駆け寄りキョーコの両肩を掴み真剣に見つめる鯉登。
その行動に少し困惑するも
わかったよ。と返事をするキョーコ
見てくれるとわかった鯉登は
ソワソワとキョーコから少し離れ
自分を落ち着かせるように
んん、ゴホンと咳払いする。
そして…
チュッー
樺太公演でやったように
でもいつも以上に真剣な顔で見つめたまま
キョーコにキスを投げるのであった。
頬を赤らめギャア!と悲鳴する女性達
うっとりと見つめてくる女性達を
見ていた鯉登
キョーコに投げ接吻をしたら
親に決められた婚約者で一方通行の片思いの私に
キョーコも頬を赤らめうっとりと私を見てくれるのでないか…
なんて下心満々でやったのだった。
『…………?』
そう思ったのだが…
キョーコは投げ接吻されても目をパチパチさせきょとん顔。
海外で流行っているが日本ではまったく知られていない事をされたのだから
キョーコの反応は間違っていない。
「…………えっ」
『……え?まさかもう終わり…?』
「キェエ………」
頬を赤くするワケでも見惚れてくれるワケでもなく
まさかの辛辣な言葉を浴びせられショックをうける鯉登
思わず声がもれてしまう
『え……?あ、なんかごめん……?』
「い、、いや…いいんだ……」
『樺太ではそれが流行ってるの?』
「キスを投げるっと言っていてそれをやったら女性達が頬を赤らめ私に見惚れていたんだ。」
『…………へぇ?』
キョーコからの冷たい返事でハッとする鯉登
振り向くと
冷たい目で鯉登を見るキョーコ…
ちょっとだけ目が合うとそのままクルリと後ろを向かれる。
嫉妬してるとわかり嬉しくなるも
怒ったキョーコ
やばいと思い焦る鯉登
「あ、いや、だから……キョーコにやったら頬を赤らめてくれるかと思い……っ」
『ふーん』
「す、すまん!キョーコ以外の女は興味なか!!」
背を向けたままのキョーコにアワアワと言い訳する鯉登
見なくても焦る鯉登を思い浮かべ
キョーコはくすりと笑い振り返り
チュッ
と鯉登のマネをする。
鯉登の投げ接吻とは違い
微笑みの投げ接吻
『わっ……近っ!』
「っ!」
思ったより近くにいた鯉登にびっくりするキョーコだが
近くで投げ接吻された鯉登は顔を赤くして固まってしまう
「………それはずり。わっぜむぜ…」
『え?え??なんて?ずり?わっぜむぜ??……ずるいってこと…?』
思わず薩摩弁に戻ってしまう鯉登
小さい頃から一緒にいたがキョーコは
薩摩出身じゃないため鯉登の言葉がわからない
「……なんでもない。」
自分の気持ちを落ち着かせるように
はぁとため息をはく鯉登
ドキドキさせたかったのはキョーコなのに
私がドキドキさせられてしまった…
いつか絶対キョーコをドキドキさせてやると
強く誓った鯉登だった。