短編
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宇「ねーねー尾形と別れたってホントー??」
ニヤニヤと笑って見下し聞いてくる宇佐見を
パソコン入力を止めて嫌な顔をして見るキョーコ。
『はぁ……本当だけどなに?』
宇「なんでー?尾形めちゃくちゃキョーコにベタ惚れだったじゃん」
『周りからはそう見えてたんだ…』
宇「え?誰もがわかるくらいだよ?」
『めんどくさいなぁ………別れたばっかだからさ…あんま…聞かれたくないな…』
宇「いや、そんなショックうけてるような言い方しても最初にめんどくさいって口に出てるし」
『……。』
ほっといて仕事しよう…諦めるだろうとパソコンの方へ顔を戻し入力していくキョーコだが…
そう簡単に諦めるはずもなく
勝手に隣の椅子に座ってじーと見る宇佐見。
宇「僕ね。今日の分の仕事終わったからもう暇だから諦めないよ」
『まだ午前なんだけど…あとうざぁ……』
鶴見さんに褒めてもらいたくて頑張っちゃったんだっ!
とニッコリ笑う宇佐見
『はーぁ…別れた理由なんてどうでもいいじゃない……友達の尾形さんに直接聞いたら?』
宇「聞いたけど…別れてないって言ってたよ?」
『……は?』
余計イラっとして顔を歪ますキョーコにブスーと笑う宇佐見。
『あ、新しい女と別れてないって事か』
宇「え?」
なかなか諦めてくれない宇佐見を見て
キョーコが折れてしまい仕事を中断して宇佐見を見る
『別れる2ヶ月前くらいからかな?私の連絡3日間は無視しデートの約束しても場所に来ないし…別れた1番の理由は夜女の子と2人きりでいたの見ちゃったのよ。』
宇「え…でも会社では一緒にいたじゃん…女友達かもよ…?」
『いたけどタイミング的に新商品の案件書類とか製品説明の書類とか仕事の話でただ一緒にいただけよ。
プライベートの話なんてしてないよ
女友達ねぇ…友人と2人でジュエリーショップから出てくるんだ?』
大きい目をパチパチさせびっくりする宇佐見。
別れてないと言い切る尾形を見て
ただくだらない喧嘩して別れたと思っていた宇佐見はキョーコの話を聞いてびっくりする…
『以上!これが別れた理由です!!満足したでしょ?ほら自分の部署に戻って!!』
宇「えっ…待って待って…!でもそれだと…」
なにか言いたげそうな宇佐見の腕を掴み無理やり部屋から追い出す
はぁとため息をして席に戻りふと携帯を見ると尾形からの連絡。
話を聞いてくれ。
別れるつもりはない。
キョーコの誤解なんだ。
などなど…
もうどうでも良くなった私によく連絡するなぁ…あ、同じ会社だから円満に別れたいだけか…と感心しつつも理由を見つけようとするキョーコ
「キョーコ……」
『………。』
前日作った書類に不備があり回収したり訂正したりで帰るのが遅くなったキョーコ。
帰宅途中目の前にいたのは悲しげにキョーコを見る尾形だった
『こんばんは。浮気者の尾形さん。』
「違うって言っただろ…あれと浮気するはずないだろ…」
『腕組んで?高そうなお店から出てきたのに?』
「違うって…あれはキョーコのために…っ」
そう言って突然出したのは指輪…
『どんなタイミングで出してんだよ。てか私のためとかふざけんな。これでごめんね…!私のためだったのね!なんてなるワケないだろ!!』
ブチキレたキョーコは差し出す指輪を叩き捨てる。
地面に落ちる指輪を見る尾形は固まったまま
『浮気がバレて私の機嫌取ろうとしてるようにしか見えない。女と一緒にいたの見る前にあんたが私にしてきた事…覚えてないの??』
指輪を拾い立ち上がる尾形。
その目には光がなく、死んだ目をしているが…
なぜか笑ってる尾形…
「もしかして…連絡シカトした事か…?あれね…最初は接待の飲み会が朝まで続いて連絡返せなかっただけなんだ…でも……滅多に連絡してこないキョーコからの心配連絡が続いて何件もくるし電話も2回してくれてて…嬉しかったんだよ。あぁ俺は愛されてるんだって…俺を愛してくれる人がいるんだって…あの感覚が俺には嬉しくて…」
『……は?』
突然長々と話す尾形にびっくり後退るキョーコだが
キョーコの頬を掴みニヤりと笑い見つめる尾形
「返したい気持ちよりまたキョーコからいっぱい連絡こないかなって思っちゃってよ…あえてシカトするようになったんだ。でもキョーコも連絡こなくなったよね?だから今度はデートの約束ワザとやぶったんだ」
言ってる事が全く理解できないのにスラスラと話す尾形を初めて見るキョーコは恐怖を感じる。
なにも話さないキョーコに気にもせず
「待ち合わせのときはすげぇ電話してくれたね…あれは心配してくれてたの?それとも怒ってた?ずっと…ずーーーっと俺の事考えてくれてたんだろ…?あぁ…やっぱりこの指輪のサイズ…キョーコにぴったりだ…」
『な、にして…っ』
気付いたら左手の薬指には指輪。
前みたいに尾形の事が好きだったら嬉しくて喜んだだろうが
今はもう好きじゃないキョーコ
その行為はただ怖いだけ
「まさか俺の気持ち…わかってくれてなかったとはな…さすがに傷ついたぜキョーコ…これからはわかってくれるように頑張るよ」
ニコリと笑いキスする尾形。
なにを言ってるのかわからない理解できていないキョーコだが一つだけわかる事があった。
尾形から逃げる事は絶対できないんだなと……
ニヤニヤと笑って見下し聞いてくる宇佐見を
パソコン入力を止めて嫌な顔をして見るキョーコ。
『はぁ……本当だけどなに?』
宇「なんでー?尾形めちゃくちゃキョーコにベタ惚れだったじゃん」
『周りからはそう見えてたんだ…』
宇「え?誰もがわかるくらいだよ?」
『めんどくさいなぁ………別れたばっかだからさ…あんま…聞かれたくないな…』
宇「いや、そんなショックうけてるような言い方しても最初にめんどくさいって口に出てるし」
『……。』
ほっといて仕事しよう…諦めるだろうとパソコンの方へ顔を戻し入力していくキョーコだが…
そう簡単に諦めるはずもなく
勝手に隣の椅子に座ってじーと見る宇佐見。
宇「僕ね。今日の分の仕事終わったからもう暇だから諦めないよ」
『まだ午前なんだけど…あとうざぁ……』
鶴見さんに褒めてもらいたくて頑張っちゃったんだっ!
とニッコリ笑う宇佐見
『はーぁ…別れた理由なんてどうでもいいじゃない……友達の尾形さんに直接聞いたら?』
宇「聞いたけど…別れてないって言ってたよ?」
『……は?』
余計イラっとして顔を歪ますキョーコにブスーと笑う宇佐見。
『あ、新しい女と別れてないって事か』
宇「え?」
なかなか諦めてくれない宇佐見を見て
キョーコが折れてしまい仕事を中断して宇佐見を見る
『別れる2ヶ月前くらいからかな?私の連絡3日間は無視しデートの約束しても場所に来ないし…別れた1番の理由は夜女の子と2人きりでいたの見ちゃったのよ。』
宇「え…でも会社では一緒にいたじゃん…女友達かもよ…?」
『いたけどタイミング的に新商品の案件書類とか製品説明の書類とか仕事の話でただ一緒にいただけよ。
プライベートの話なんてしてないよ
女友達ねぇ…友人と2人でジュエリーショップから出てくるんだ?』
大きい目をパチパチさせびっくりする宇佐見。
別れてないと言い切る尾形を見て
ただくだらない喧嘩して別れたと思っていた宇佐見はキョーコの話を聞いてびっくりする…
『以上!これが別れた理由です!!満足したでしょ?ほら自分の部署に戻って!!』
宇「えっ…待って待って…!でもそれだと…」
なにか言いたげそうな宇佐見の腕を掴み無理やり部屋から追い出す
はぁとため息をして席に戻りふと携帯を見ると尾形からの連絡。
話を聞いてくれ。
別れるつもりはない。
キョーコの誤解なんだ。
などなど…
もうどうでも良くなった私によく連絡するなぁ…あ、同じ会社だから円満に別れたいだけか…と感心しつつも理由を見つけようとするキョーコ
「キョーコ……」
『………。』
前日作った書類に不備があり回収したり訂正したりで帰るのが遅くなったキョーコ。
帰宅途中目の前にいたのは悲しげにキョーコを見る尾形だった
『こんばんは。浮気者の尾形さん。』
「違うって言っただろ…あれと浮気するはずないだろ…」
『腕組んで?高そうなお店から出てきたのに?』
「違うって…あれはキョーコのために…っ」
そう言って突然出したのは指輪…
『どんなタイミングで出してんだよ。てか私のためとかふざけんな。これでごめんね…!私のためだったのね!なんてなるワケないだろ!!』
ブチキレたキョーコは差し出す指輪を叩き捨てる。
地面に落ちる指輪を見る尾形は固まったまま
『浮気がバレて私の機嫌取ろうとしてるようにしか見えない。女と一緒にいたの見る前にあんたが私にしてきた事…覚えてないの??』
指輪を拾い立ち上がる尾形。
その目には光がなく、死んだ目をしているが…
なぜか笑ってる尾形…
「もしかして…連絡シカトした事か…?あれね…最初は接待の飲み会が朝まで続いて連絡返せなかっただけなんだ…でも……滅多に連絡してこないキョーコからの心配連絡が続いて何件もくるし電話も2回してくれてて…嬉しかったんだよ。あぁ俺は愛されてるんだって…俺を愛してくれる人がいるんだって…あの感覚が俺には嬉しくて…」
『……は?』
突然長々と話す尾形にびっくり後退るキョーコだが
キョーコの頬を掴みニヤりと笑い見つめる尾形
「返したい気持ちよりまたキョーコからいっぱい連絡こないかなって思っちゃってよ…あえてシカトするようになったんだ。でもキョーコも連絡こなくなったよね?だから今度はデートの約束ワザとやぶったんだ」
言ってる事が全く理解できないのにスラスラと話す尾形を初めて見るキョーコは恐怖を感じる。
なにも話さないキョーコに気にもせず
「待ち合わせのときはすげぇ電話してくれたね…あれは心配してくれてたの?それとも怒ってた?ずっと…ずーーーっと俺の事考えてくれてたんだろ…?あぁ…やっぱりこの指輪のサイズ…キョーコにぴったりだ…」
『な、にして…っ』
気付いたら左手の薬指には指輪。
前みたいに尾形の事が好きだったら嬉しくて喜んだだろうが
今はもう好きじゃないキョーコ
その行為はただ怖いだけ
「まさか俺の気持ち…わかってくれてなかったとはな…さすがに傷ついたぜキョーコ…これからはわかってくれるように頑張るよ」
ニコリと笑いキスする尾形。
なにを言ってるのかわからない理解できていないキョーコだが一つだけわかる事があった。
尾形から逃げる事は絶対できないんだなと……