🎯🌱🧸主- ドリーマー
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気づけば、純葉はいつもそばにいた。
「好きだよ、美青!」と、明るく笑いながら何度も伝えてきた純葉の言葉を、私はずっと、軽く受け流していた。
「ありがと」
「またまたー」
「うん、聞いたよ」
そんなふうに、笑って答えていた。
でも、本当は—— 全部、届いていた。
さくらに失恋して、世界が崩れたように感じていたあの日。
廊下でうなだれる私に、嵐のように現れて、「ウチで手打っときなよ」と言った純葉。
冗談のような告白に、つい「え」の連続しか返せなかった私に、彼女はニコッと笑って言った。
「本気だからね?」
それからも、変わらず純葉は私に優しく、明るく、まっすぐだった。
学校の廊下でも、教室でも、帰り道でも。
会えば笑って、手を振って、まるで恋人みたいな距離感で、でも無理強いなんて一度もしなかった。
本当は、気づいてた。
その言葉の端々に込められた、真剣さと、切なさと、温かさに。
怖かった。
また誰かを好きになって、 傷つくことが、怖かった。
でも——もう、逃げるのはやめようと思った。
夕暮れの校舎。
誰もいない音楽室の前で待っていた純葉は、私の姿を見て、いつも通り笑ってくれた。
「今日も、かわいいじゃん、美青」
「ありがと」
そう返しながら、私は彼女の前に立つ。
「ちょっと、話したいことがあるんだけど、いい?」
「え? なになに?改まって〜」
軽く笑って肩を揺らす純葉に、私は息を吸って、まっすぐ目を見る。
「遅くなったかもしれないけど……」
「……?」
「私、純葉のことが好き。ずっと、伝えてくれてたこと、全部……ちゃんと嬉しかったよ」
瞬間、純葉の笑顔が、すぅっと消えた。
「あの、これ……夢? いや、マジ? ガチで……? え、やばい、なんか、今、なんか、涙……」
言葉にならない言葉をつぶやきながら、ぽろぽろと涙をこぼし始めた純葉に、私は小さく笑って、そっと手を伸ばす。
「ずっと、純葉はニコニコしてたけど、本当は不安だったでしょ?」
「……だって、美青、全然なびいてくんないし……いつも“ありがと”ばっかで、本気で好きになってくれる日なんか、こないって思ってたし……!」
純葉は涙を拭いながら、しゃくり上げて、でもずっと私の目を見ていた。
私はその手を握って、言った。
「待たせてごめん。純葉のこと、大事にしたい。だから……付き合ってください」
純葉はしばらく口を開けて固まってから、鼻をすんすん鳴らしながら、首を縦にぶんぶん振った。
「う、うん……! うん、うんっ……! ほんとに!? 美青付き合ってくれるの!? マジで!?」
「マジで、です」
「やば……これ死ぬまで幸せやん……!」
そう言って、涙の混じる顔で無邪気に笑う純葉は、これまで見たどんな笑顔よりも輝いていて。
ああ、私はこの子を選んでよかった。
そう、心から思った。
「これから、よろしくね、純葉」
「うんっ! よろしくね!」
その手の温もりが、確かに心まで染み渡って、私はようやく、前に進めた気がした。
「好きだよ、美青!」と、明るく笑いながら何度も伝えてきた純葉の言葉を、私はずっと、軽く受け流していた。
「ありがと」
「またまたー」
「うん、聞いたよ」
そんなふうに、笑って答えていた。
でも、本当は—— 全部、届いていた。
さくらに失恋して、世界が崩れたように感じていたあの日。
廊下でうなだれる私に、嵐のように現れて、「ウチで手打っときなよ」と言った純葉。
冗談のような告白に、つい「え」の連続しか返せなかった私に、彼女はニコッと笑って言った。
「本気だからね?」
それからも、変わらず純葉は私に優しく、明るく、まっすぐだった。
学校の廊下でも、教室でも、帰り道でも。
会えば笑って、手を振って、まるで恋人みたいな距離感で、でも無理強いなんて一度もしなかった。
本当は、気づいてた。
その言葉の端々に込められた、真剣さと、切なさと、温かさに。
怖かった。
また誰かを好きになって、 傷つくことが、怖かった。
でも——もう、逃げるのはやめようと思った。
夕暮れの校舎。
誰もいない音楽室の前で待っていた純葉は、私の姿を見て、いつも通り笑ってくれた。
「今日も、かわいいじゃん、美青」
「ありがと」
そう返しながら、私は彼女の前に立つ。
「ちょっと、話したいことがあるんだけど、いい?」
「え? なになに?改まって〜」
軽く笑って肩を揺らす純葉に、私は息を吸って、まっすぐ目を見る。
「遅くなったかもしれないけど……」
「……?」
「私、純葉のことが好き。ずっと、伝えてくれてたこと、全部……ちゃんと嬉しかったよ」
瞬間、純葉の笑顔が、すぅっと消えた。
「あの、これ……夢? いや、マジ? ガチで……? え、やばい、なんか、今、なんか、涙……」
言葉にならない言葉をつぶやきながら、ぽろぽろと涙をこぼし始めた純葉に、私は小さく笑って、そっと手を伸ばす。
「ずっと、純葉はニコニコしてたけど、本当は不安だったでしょ?」
「……だって、美青、全然なびいてくんないし……いつも“ありがと”ばっかで、本気で好きになってくれる日なんか、こないって思ってたし……!」
純葉は涙を拭いながら、しゃくり上げて、でもずっと私の目を見ていた。
私はその手を握って、言った。
「待たせてごめん。純葉のこと、大事にしたい。だから……付き合ってください」
純葉はしばらく口を開けて固まってから、鼻をすんすん鳴らしながら、首を縦にぶんぶん振った。
「う、うん……! うん、うんっ……! ほんとに!? 美青付き合ってくれるの!? マジで!?」
「マジで、です」
「やば……これ死ぬまで幸せやん……!」
そう言って、涙の混じる顔で無邪気に笑う純葉は、これまで見たどんな笑顔よりも輝いていて。
ああ、私はこの子を選んでよかった。
そう、心から思った。
「これから、よろしくね、純葉」
「うんっ! よろしくね!」
その手の温もりが、確かに心まで染み渡って、私はようやく、前に進めた気がした。