そうしてどうしてこうなって
主人公の名前設定
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棚には薬品の瓶があり、簡単な応急処置はすぐ出来るよう棚には清潔な器具の入った透明な箱がいくつも置いてあった。
「おかしいな…やはり、見つからない」
「?」
「君の戸籍が見つからないんだ。君の住所に君の教えてくれたものと合致する建物はあるが、そこは暫く無人らしい。そして、日本だけじゃない。念の為世界各地のデータを見てみたが出てこない。」
そんな、まさか。じゃあ自分は所謂トリップしてしまったとでも言うのか。流石にポジティブな私でもこの状況には冷や汗をかいた。完全に私はこの世界にとって部外者ということになる。
相当青ざめた顔をしていたのだろう。
「まぁ、そうだね。わからないことは多いけど、蒼乃君。とりあえずは、だ。君は行く宛がない。我々としても君の正体は掴んでおきたい。君はここで過ごす気はあるかい?」
願ったり叶ったりの言葉だった。このまま外に放り出されたらどうしようと考えていたところだ。
「はい……!ご迷惑おかけします…!よろしくお願いします!」
思わず頭を下げた私をぽんぽん撫でてくれた彼女の手は優しかった。
「おかしいな…やはり、見つからない」
「?」
「君の戸籍が見つからないんだ。君の住所に君の教えてくれたものと合致する建物はあるが、そこは暫く無人らしい。そして、日本だけじゃない。念の為世界各地のデータを見てみたが出てこない。」
そんな、まさか。じゃあ自分は所謂トリップしてしまったとでも言うのか。流石にポジティブな私でもこの状況には冷や汗をかいた。完全に私はこの世界にとって部外者ということになる。
相当青ざめた顔をしていたのだろう。
「まぁ、そうだね。わからないことは多いけど、蒼乃君。とりあえずは、だ。君は行く宛がない。我々としても君の正体は掴んでおきたい。君はここで過ごす気はあるかい?」
願ったり叶ったりの言葉だった。このまま外に放り出されたらどうしようと考えていたところだ。
「はい……!ご迷惑おかけします…!よろしくお願いします!」
思わず頭を下げた私をぽんぽん撫でてくれた彼女の手は優しかった。
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