Diary

2023/12/09

2023/12/09 12:08
2023年も、もう残りわずかのところまでやってきましたね〜( '0' )!
小説の更新は滞っておりますが、極々普通に生きておりました。
お買い物をして、本を読んで、美味しいご飯を食べて、車を動かして、体調も良好で楽しく生きておりました。

ただ、先月、ちょっと言葉に出来ないくらい良い本に出会ってしまいまして……。自分で言葉を紡ぐのが阿呆らしくなるくらいの、良い本に。
実は積読だったのです( '0' )汗
それは、学生の頃専門用語の多さに面食らって、はじめの50ページほどで読むのを諦めていた村上龍の本でした。大好きな大好きな村上龍のたった一冊の積読でした。他の作品は大凡読み尽くしたと思いますが、たった一冊積まれていたのです。
ふと先月思い立って、その方面に詳しい弟に聞きながら読み進めてみたところ、得もいわれぬほどの傑作だったのです。(т-т)
なぜ、なぜ、当時自力でもなんでもいいから調べながら読み進めなかったのかと後悔してしまったほど…(т-т)

しばらくの間、その話に心を丸ごと奪われてしまい他の全てを疎かにしました(笑)
一週間かけて意味を調べながら読み終えたすぐ後に、5時間ほどで一気に読み返しました。こんなことはじめてやりましたよ〜( '0' )

ただ、ただ、素晴らしい気持ちになれたのはその一週間とちょっとだけでした。
その後は、「ここまで素晴らしいものに出会うことはもう二度とないかもしれない」という絶望しかなかったです。
というより、こんなに新鮮で完璧に完結したものがこの世にあるのなら、もう今後何も読まなくても何も探さなくても良いのかもしれない、みたいな途方のない感覚に近いかもしれません。

格好良くて使ってみたいから使った、みたいな言葉が文字通り一文字もない毅然とした文章はヒリヒリするほど切実で美しく、主張をより確実により迅速に読み手へ伝えようと徹底された文体は感動的です。

今もその話が頭を離れません(т-т)。
いったいどうしたらあんなに素晴らしいお話を考えついて、文字としておこすことが出来るのでしょう。
朝から晩まで集中していないと到底書くことが出来ないような、そんな切羽詰まった文章は、いつどこでどのようにして生まれるのでしょうか。

私のような、人の意見に左右されやすいミーハーな人間にはとても思いつかないような方法と手段と強い意志で書かれるのでしょうね、きっと。

というわけで夢小説の続きは書いているものの、拙文を推敲する気にちっともなれず下書きに暫く眠らせたままでいます(т-т)(笑)

呪術に飽きてしまった、とか、そんなわけではありません( '0' )(笑)
もう何も読まなくてもいい、みたいな投げやりで脱力した気持ちを抱えながらも、毎日変わらず何時間かは本を読んでいますし、鰻を食べに行く計画を妹と企んでおりますし、気が滅入ってしまったというようなこともありません。
きっと時間さえ経てばこの粟立った神経も落ち着くことでしょうから、ね、( '0' )

今週は新宿にプリンを食べに行ったり、渋谷でコーヒーゼリーが有名なお店に連れて行ってもらったり、埼玉に住んでいるお友達のところへ遊びに行ったりしました…!
モルトンブラウンのホリデーのシャワージェルをゲットしたり、ukaのヘアオイルがバイレードのアイズクローズドに合うとのことでプレゼントで頂いたり、SUQQUのリキッドアイシャドウを頂いたり、心踊ることもたくさんありました。

明日は飼い犬の定期通院です。再発もなく健康でいてくれることを祈ります。
特に問題がなさそうならばお祝いとして牛タンを食べに行く予定ですから、それもあって是非とも良い数値を叩き出してくれると良いのですが…!(笑)

それでは、また。

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