one night
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「はぁ…」
今日も仕事が上手くいかなかった。
社会人になってからと言うもの職場にはなかなか慣れず、彼氏には八つ当たりをする始末。
「(そう上手くはいかないな…)」
仕事終わりに寄った立ち飲み屋でそんなことを考えていると、近くにいた男性がテーブルを指でつつく。
『ここ空いてる?』
「えっ…あ、はい」
「(ナンパ、かな)」
近づいてきたその人と距離を置こうとスマホを手に取る。
『さっきからため息が大きいから気になっちゃった』
「ああ…ははっ」
『"それ"使うよりもオレに話さない?オレも時間潰したくてさ』
持ってたスマホを指さされる。
「…いいんですか?」
『うん。見たところオレの方が歳上っぽいし、人生の先輩が色々教えてあげちゃうよ~?』
「ふふっ」
その軽さが今は心地よかった。
家族にも友達にも彼氏にも、心配をかけたくなくて話せなかった。
「…ってこともあって、入社してからあんまり上手くいってないんですよね」
『へえ』
その人は自分のことを話さないけど聞き上手で、私の話を嫌な顔をせずに聞いてくれる。
『その彼氏には仕事の話はしないの?』
「彼氏、年下で。まだ学生なので話せないっていうか」
『ふーん、そうなんだ』
彼のことを頼りないと思いたくなかったけど、こうやって話を聞いてくれるその人がとても大人に見えた。
「っ!」
『…ん、どうした?』
「えっ…はぁ」
気づけばその人とベッドの上にいた。
グチュグチュ…
「ひ!っあ、ん!?」
『…ここ?好きなんだ?』
「やっ…あ!ま、」
力の入らない手でその手首を掴む。
『ん?』
何を拒もうとしてその手を掴んだのか、
もうさっきまでのこともろくに思い出せないというのに。
だから、せめて。
「なっ、名前…!名前教えて」
『オレの?……ネコメ』
「ネコメ…っ?」
『うん。店ではそう呼ばれてるよ』
「(お店…ってことはホストとか、なのかな?)」
『あっ、ホストじゃないよ。似たような感じだけど。飲食業』
ネコメさんのことはそれぐらいしか知らない。
あと知っているのは
「ネコメさんは、…彼女、いないんですかっ?」
『えっ、今それ気になる?』
「!」
中で動いていた指が止まると目が合う。
『彼女がっていうか…オレには戻る場所がないかな』
「?」
『家に爆弾が仕掛けられててさ。帰ると爆発しちゃうの。バーン!って』
「ええ…っ?」
ケンカでもしてるんだろうと思った。
彼女とケンカして帰りにくいのかなって。
『ほーら、そんなことよりこっちに集中!集中!』
「…んっ!」
またそこを指で突かれて触れるだけのキスをされる。
「ふ…っ、んん」
ビクッ
そのまま軽く果てると
『かーわい。次はオレの番ね?』
ネコメさんが私の手を取り、熱くなった自分の中心へと誘い込む。
「っ?!」
『ん?どうかした?』
「あの…、いえ」
彼氏のものより大きくてビックリしたけど、下着を脱がせるとその大きさに恥ずかしくて目を逸らす。
『こーいうのはしたことない?』
「あっ、あります!」
『じゃあ…ほら』
促されるようにされて顔を近づける。
「…あの。それじゃ。……んっ」
パクッ
口に含むとネコメさんが笑う。
『帝ちゃん、いい子だね』
頭を優しく撫でられる。
「んっ…、んあ、あ」
『やばっ。気持ちいい』
「!?」
ネコメさんが喉奥へと当たるように顔を掴み腰を振る。
「んっ!んぐ…っ」
『もう…、んっ、イク!んっ…あ、はあ』
ビクビクとすると抜くのに間に合わなかった白濁が唇にかかる。
『ごめんごめん、口気持ちよくて少し出ちゃった』
そう言ってネコメさんがなぞった指を唇で追う。
チュッ
『…は?』
「んっ、少し……飲んじゃいました。えへ」
ネコメさんに笑いかけると
『まったく。君って子は』
ネコメさんも呆れたように笑い返す。
「ネコメさんの、思ったより苦くない…っていうか味がないですね」
味を確かめるように口内を動かしてみる。
『おーい、それ以上は』
「?」
『オレのことさっきから煽ってるだけって気づいてる?』
「…あっ」
「(つい癖で)」
そう思ったときには
近づいた表情と熱い体温。
酔っ払っていたとは言え、
少し優しくされたとは言え、
許しすぎたのかもしれない。
『君は、最高の時間潰しだよ』
「…っ!」
そのまま押し倒される。
『えっちなこと、好き?』
「い、違…」
『えぇ、違わないでしょ?オレにあんなことしておいて。…それとも彼氏といつもあんなことしてるの?』
「!」
また目が合うとネコメさんはそこに自分を充ててくる。
『…ま、もうどーでもいっか』
今日も仕事が上手くいかなかった。
社会人になってからと言うもの職場にはなかなか慣れず、彼氏には八つ当たりをする始末。
「(そう上手くはいかないな…)」
仕事終わりに寄った立ち飲み屋でそんなことを考えていると、近くにいた男性がテーブルを指でつつく。
『ここ空いてる?』
「えっ…あ、はい」
「(ナンパ、かな)」
近づいてきたその人と距離を置こうとスマホを手に取る。
『さっきからため息が大きいから気になっちゃった』
「ああ…ははっ」
『"それ"使うよりもオレに話さない?オレも時間潰したくてさ』
持ってたスマホを指さされる。
「…いいんですか?」
『うん。見たところオレの方が歳上っぽいし、人生の先輩が色々教えてあげちゃうよ~?』
「ふふっ」
その軽さが今は心地よかった。
家族にも友達にも彼氏にも、心配をかけたくなくて話せなかった。
「…ってこともあって、入社してからあんまり上手くいってないんですよね」
『へえ』
その人は自分のことを話さないけど聞き上手で、私の話を嫌な顔をせずに聞いてくれる。
『その彼氏には仕事の話はしないの?』
「彼氏、年下で。まだ学生なので話せないっていうか」
『ふーん、そうなんだ』
彼のことを頼りないと思いたくなかったけど、こうやって話を聞いてくれるその人がとても大人に見えた。
「っ!」
『…ん、どうした?』
「えっ…はぁ」
気づけばその人とベッドの上にいた。
グチュグチュ…
「ひ!っあ、ん!?」
『…ここ?好きなんだ?』
「やっ…あ!ま、」
力の入らない手でその手首を掴む。
『ん?』
何を拒もうとしてその手を掴んだのか、
もうさっきまでのこともろくに思い出せないというのに。
だから、せめて。
「なっ、名前…!名前教えて」
『オレの?……ネコメ』
「ネコメ…っ?」
『うん。店ではそう呼ばれてるよ』
「(お店…ってことはホストとか、なのかな?)」
『あっ、ホストじゃないよ。似たような感じだけど。飲食業』
ネコメさんのことはそれぐらいしか知らない。
あと知っているのは
「ネコメさんは、…彼女、いないんですかっ?」
『えっ、今それ気になる?』
「!」
中で動いていた指が止まると目が合う。
『彼女がっていうか…オレには戻る場所がないかな』
「?」
『家に爆弾が仕掛けられててさ。帰ると爆発しちゃうの。バーン!って』
「ええ…っ?」
ケンカでもしてるんだろうと思った。
彼女とケンカして帰りにくいのかなって。
『ほーら、そんなことよりこっちに集中!集中!』
「…んっ!」
またそこを指で突かれて触れるだけのキスをされる。
「ふ…っ、んん」
ビクッ
そのまま軽く果てると
『かーわい。次はオレの番ね?』
ネコメさんが私の手を取り、熱くなった自分の中心へと誘い込む。
「っ?!」
『ん?どうかした?』
「あの…、いえ」
彼氏のものより大きくてビックリしたけど、下着を脱がせるとその大きさに恥ずかしくて目を逸らす。
『こーいうのはしたことない?』
「あっ、あります!」
『じゃあ…ほら』
促されるようにされて顔を近づける。
「…あの。それじゃ。……んっ」
パクッ
口に含むとネコメさんが笑う。
『帝ちゃん、いい子だね』
頭を優しく撫でられる。
「んっ…、んあ、あ」
『やばっ。気持ちいい』
「!?」
ネコメさんが喉奥へと当たるように顔を掴み腰を振る。
「んっ!んぐ…っ」
『もう…、んっ、イク!んっ…あ、はあ』
ビクビクとすると抜くのに間に合わなかった白濁が唇にかかる。
『ごめんごめん、口気持ちよくて少し出ちゃった』
そう言ってネコメさんがなぞった指を唇で追う。
チュッ
『…は?』
「んっ、少し……飲んじゃいました。えへ」
ネコメさんに笑いかけると
『まったく。君って子は』
ネコメさんも呆れたように笑い返す。
「ネコメさんの、思ったより苦くない…っていうか味がないですね」
味を確かめるように口内を動かしてみる。
『おーい、それ以上は』
「?」
『オレのことさっきから煽ってるだけって気づいてる?』
「…あっ」
「(つい癖で)」
そう思ったときには
近づいた表情と熱い体温。
酔っ払っていたとは言え、
少し優しくされたとは言え、
許しすぎたのかもしれない。
『君は、最高の時間潰しだよ』
「…っ!」
そのまま押し倒される。
『えっちなこと、好き?』
「い、違…」
『えぇ、違わないでしょ?オレにあんなことしておいて。…それとも彼氏といつもあんなことしてるの?』
「!」
また目が合うとネコメさんはそこに自分を充ててくる。
『…ま、もうどーでもいっか』