仮初めなんかじゃなかった
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ズプ…
「んっ、んん!」
『っ、帝さん…?』
夜光さんが挿入ってくる。
「ひっ、ん…」
『力…抜ける?』
「い、んっ…あ、ぁっ…だめっ無理」
薄く目を開くと夜光さんと目が合う。
「あっ、はぁ…み、見ないで。恥ずかしい…」
『ダメ…っ、もっと見せて』
チュッ
「んん…っ、ん」
目を強く瞑ると
『あっ、だ…大丈夫?』
夜光さんは挿入れてからも気を使ってなのか、あまり動こうとしない。
「ん、っ、大丈夫です」
『…っ』
「だ、大丈夫なので…」
力を抜こうと深呼吸をしてから夜光さんの腰に手を廻す。
「ねっ?」
『っ…!』
夜光さんがゆっくりと奥に当たってくる。
「それに…っ、これ。あ、んっあ…段々気持ちいい」
夜光さんの熱を奥に感じる。
「夜光さんのっ、…気持ちいい」
『!』
そう言うと夜光さんの手が頬に振れて、唇が重なる。
チュッ…チュッ…
「あっ…はぁ、ん…っ」
『帝さんっ、可愛すぎるよ』
「ん…、んっ」
『口、開いて?』
「ふ…あっ」
夜光さんに奥をゆっくりとされながら舌先が自分と触れると、あの日のことを思い出す。
チュパ、チュパ
「んんっ…」
『んっ。…どうしたの?急に…っ、はぁっ、締まった』
「夜光さんと。は、初めてした日のこと…思い出して。んぁ」
『は、はあっ…』
「夜光さん」
あれは夢だったのか、現実だったのか。
そんなことを思っていた数日後に夜光さんはスターレスから離れた。
『そっか』
「あっ…はぁ」
グチュ…グチュ…
繋がっているところがまた深くなる。
『あれから彼氏、作らなかったの…?』
「そ、そんなの出来ない」
『どうして?』
「だって…っ、夜光さんのこと忘れられなくて」
『…!』
「大好きな夜光さんのこと…忘れられなかった、から」
「っ……そんなこと聞くなんて、意地悪です」
『ん…、そう?』
「いっ!あ…」
夜光さんのが中を何度も突き上げると、その動きに頭が白くなる。
「ううっ、あ…そこ、気持ちいい」
『俺もっ、気持ちいい。帝さん』
「夜光さん…もう1回、キスしたい」
『んっ』
目を閉じると唇が重なる。
チュッ
チュッ
チュッ
夜光さんに頭を抱えるようにしてキスをされて舌が絡まる。
「ん、ふう…っ」
「ふあっ」
唇が離れて夜光さんと目が合うと動きが止まる。
『……帝さん、好き』
「っ!ふふっ…それ。さっきも聞きました」
『うん…。でも何回でも伝えたくて。俺のこと、好きって言ってくれて嬉しかった』
『これからも俺だけを…見てて』
「!」
そんなことを何度も言われて、
私は今どんな顔をしているんだろう。
「はい」
夜光さんの背中へと手を廻すとまた動き出す。
「あっ…!」
グチュ…グチュ…
「ひ…あっん」
『…っ』
「そこ、好き。気持ちいい…っ」
『ここ?』
夜光さんはそう言って強く押し付ける。
「う、あ…はい」
「んっ…、あっあ、でもやっぱり、これ…」
『?』
「恥ずかしい、です…」
そう目元を自分の手で覆う。
それなのに夜光さんは
『もっと、あなたが感じてるところ見せて』
「ん、…えっ」
『ほら、もっと』
チュッ
手を退かされると鎖骨の辺りにキスをする。
『俺はあなたのもの。あなたも今日から俺のもの。もう置いていかないから…』
チュッ
『だから、俺だけの傍にいて』
「…はい」
情けないぐらい小さな声で答えると夜光さんはまた笑った。