『…真珠さん？』

「ん、っ…」

『あの…っ、どうしたんですか？』


そこから口を離すとみかどちゃんの息がかかる。

「！ ど、どうもしないよっ」

『だって顔隠してるじゃないですか…これ、嫌ですか？』

「嫌じゃ、ないよ…」

『じゃあどうして？』






「……きみがおれのそんなところ舐めてるのが恥ずかしい、からっ」




みかどちゃんにそう言うと



『嫌じゃないなら良かったです』


と言われて下から上へと舌でなぞられる。



「～っ！」


つけ根の辺りを何度も舐めてから徐々に上に上がってくるから、気持ちよさですぐにｲきたくなる。




『…きもひぃれすか？』

「う、うん…っ」

『嬉ひぃ……ねぇ、ここは…？』


先っぽを口いっぱいに入れられてて上下にされる。




「っ、だめ…みかどちゃん」

『ん？……っ！？』

「離して……っ！」





そう言うと我慢してたものでみかどちゃんの口を汚してしまう。





「はぁ…はあっ、あ…ご、ごめ…っ」




みかどちゃんを見ると口の端から受けきれなかったおれの出したものを垂らしている。



「っ！」

『えへへっ…こぼしちゃった』




笑いながら舌でペロリと舐めると




『(ごくん)』


「っ！ の、飲んだの？！」

『えっ？はい』




呆気なく言葉を返される。


「だ、だめだよ！出さなきゃ」

『でも…もうこの辺りにありますよ？』




みかどちゃんが胸の下辺りを触る。





「っ…！」




何も返せないでいると





『…真珠さん、もっとしたい』



甘えた声でみかどちゃんがおれに跨がる。


「えっ、で、でも…」




下着を脱ぐとおれのものと触れる。





「(うっ、みかどちゃんのぬるぬるしてて気持ちいい…)」








『やっぱり、だめ？』

「…っ、あの！」

『ん？』


「お、おれたちつき合ってからまだそんなに経ってないけど…い、いいのかな？」


『ふふっ、真珠さんってばそんなこと考えてたんですね』

「っ！」

『私は真珠さんの全部が知りたいし、真珠さんには知って欲しい』





上から抱きつかれてみかどちゃんの耳が口元に当たる。





「そ、そんなこと言われたら我慢出来なくなるよ？」

『…真珠さんはここまでして、最後までしないの？』

「！」








そんなの無理に決まってる。





でもきみのためなら我慢しようと思ってたから。














『っ…真珠さん？』





みかどちゃんを押し倒すようにして体勢を入れ替える。




「もう、我慢なんてしないから…あのっ…挿入るね」



『…ふ、う…あっ』








ｽﾞﾌﾟ…




みかどちゃんの中にゆっくりと挿入っていく。




『んっ、ん』





「はっ、あ…みかどちゃっ」





ｽﾞﾌﾟﾌﾟ…




一気に奥まで挿入るとみかどちゃんの体温を感じる。




『ふぁっ…あぁ』


「みかどちゃんの中で…おれの全部溶けそうっ」


『し、真珠さん…っ』




お互いに惹かれあうようにキスをすると腰がみかどちゃんの中をいったり来たりする。



『…んっ！』

「みかどちゃんっ…」





みかどちゃんの好きなところを探そうとすると


『真珠さんとえっちするの…っ、はぁ…気持ちいい』


「っ！」




目をとろんとさせながら舌を絡めてくる。


『ん、っ…もっと』





みかどちゃんに言われるがままに舌を差し出すとそこも熱い。



「(苦っ…こんなにおれのって苦いのか)」




『んっ、ん…』





舌先だけを舐めているとみかどちゃんが




『奥、いっぱい…真珠さんので』


と言われて





「い、いいの？」

『…うん』






その返事を聞いてさっきよりも動くのが早くなる。




『ひんっ…』


肩にギュッとしがみつかれて優しくしたいのにもうそんな余裕はなくて





「…みかどちゃん、ごめんねっ」



自分が気持ちよくなるように動く。






それなのに




『大丈夫…っ。真珠さんに、もっとずっと抱いててほしいから』



「みかどちゃん…っ」






『ん、ふふっ。真珠さん、好き…』




ﾁｭｯ、ﾁｭｯ








舌を押し付け合うように重なる。






そんなことを言われておれはすぐに限界が迫ってくる。





「っ、はぁ…あっ」


『ん、ぁっ…あ』

「みかどちゃん…はぁ、みかどちゃんっ」




みかどちゃんの中を夢中で突く。




『ひ…ぐっ』


「…っ、もうおれ…」

『ぁっ、はっ…ぁ、ぁっ、はぁっ！』













そこがﾋﾞｸﾝとなると締め付けられておれも絶頂へと導かれる。




「…っ！」
























「ご、ごめんっ…また…」


ｽﾞﾙﾘとそこから出すと少しして白い液体が流れ出る。









『いいって言ったけど……こっちにもたくさん出されちゃった』

「！」





『…ねえ、大丈夫だからもっとしよ？』



ﾁｭｯ









その言葉に抗える訳もなくて





「…うん」



おれはきみに返事をする。







そのまま手を握ると握り返してくれるきみの手。



「みかどちゃんには…これからもおれのことだけ見ていてほしいな」

『…っ、はい』




それに笑って答えてくれたことが嬉しくておれも笑顔になる。




「へへっ！ずっと一緒にいようね！」