秘め事
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卒業間近のゼミ飲みの帰り。
見慣れた姿を目にする。
「…帝さん?」
『あっ、夜光さんだー!』
その姿はいつもお店で見るよりも明らかに酔っていて
『こんばんはー♡』
上機嫌そうに見える。
「どうも…えっと、隣の方は?」
『んっ?』
隣に立っている男性に目を向けると、あちらもこっちを見る。
『この人は…さっきいたお店で、知り合った人でーす』
「えっ…」
『そうそう、これから深く知り合う予定でーす』
そんなことをその男が言う。
「帝さん、ひとりで飲んでたの?」
『え、違いますよー?早希と飲んでたんですけど…この人のお友達と帰っちゃったみたいですねー?』
「ですねー?」じゃないだろ、それ。
「帝さんも結構飲んだみたいだね」
『そうかも?何か最後の方はこの人にたくさん飲まされたかも~』
笑って言う帝さんだけど、この後の展開なんて嫌な予感しかしない。
「ねぇ、帝さん。良かったら今日は俺が送ろうか?」
『えっ?』
「帝さんの家なら送ったことあるから知ってるし、このままだと何か心配だなって」
そう言うと帝さんの隣にいる男が
『はぁ?お前何なの?』
と、俺の肩をトンと突く。
「(まあ、そりゃ怒るよな)」
だからここから先は帝さんに委ねようと思った。
もし、帝さんがこの男との時間を過ごすなら素直に帰ろう。
すると帝さんは悩む素振りを見せて
『じゃあ、夜光さんに送ってもらおうかなー?』
「『えっ!?』」
『だって家まで送ってくれるんですよね、夜光さん』
帝さんの手が俺の手を掴むと
『…えへへっ、走れー!』
と笑って帝さんが走り出す。
「ちょっ、ちょっと」
俺も一緒になって走り出すとその男が何か叫んでいたけど、そんな声は聞こえない。
聞こえたのは帝さんの楽しそうな笑い声だけ。
『はぁっ…はぁ』
「…はぁ」
何度か送ったことのある帝さんの家の近くまで辿り着くと
『夜光さんっ、まだ時間大丈夫ですか?』
テンションの高い帝さんが俺の手を引っ張る。
「えっ、…大丈夫だけどどうして?」
『一緒にうちで飲み直しませんか?夜光さんもさっきまで飲んでたんでしょ?』
「あー、うん」
明日は学校に行かなくてもいいし、スターレスにも午後から自主練で行くだけ。
それにこれだけ酔っ払った帝さんがいつも以上に可愛く見えて下心が顔を出す。
「…それじゃ、少しだけお邪魔しようかな」
俺はそう返事をした。
初めて部屋に上がると、部屋着のワンピースに着替えた帝さんがお酒を持って俺の隣へと座る。
『はい、どーぞ』
「ありがとう。って……帝さん、近くない?」
『そうですか?でもこんなの慣れてますよね。夜光さん、かっこいいからモテそうだし』
「まあ…否定したら嘘になるかな」
『あー、やっぱり』
「ははっ」
そんな話から始まって乾杯をすると、他愛のないことで盛り上がりあっという間に時間は過ぎていく。
スマホを見ると彼女からのメッセがいくつか目に入る。
彼女と言っても恋愛感情はもうない。
別れ話をしても受け入れてくれずに最近は毎日のように連絡をしてきて嫌気がさしていた。
「…そろそろ俺、帰るよ」
『帰っちゃうんですか?』
「うん、もうこんな時間だしね。ゆっくり飲んでたから帝さんの酔いも落ち着いたみたいだし」
『…』
「ね?」と言って時計を指さす。
「(俺の下心も治まっている内に…)」
立ち上がろうとすると帝さんが
『だめ』
と言っていきなり俺に跨がる。
「!? ちょっと、帝さん?」
『………帰っちゃ嫌です』
「えっ、あの」
『まだ帰らないでください』
帝さんが跨がった太ももの隙間から下着がちらつく。
『私、夜光さんのこともっと知りたくて声かけたのに。でもお酒飲んだらもっともっと色んなこと知りたくなっちゃいました』
「あの、帝さん。この状況でそんなこと言って、意味分かって言ってる?」
俺が聞くと首を縦に振る。
「……そっか。俺達付き合ってないけど、いいの?」
『だって…慣れてるんじゃないですか?こういうことだって』
「さあ、どうだろう?」
そう言って帝さんの頬や耳の辺りを撫でる。
『じゃ、じゃあ教えてくれるまで帰らないで』
「…っ」
そんなこと甘えた顔で言われたらどうにかなってしまいそうだ。
『夜光さん…?』
「あなたでもそんなこと言うんだね」
そのままそこで上半身だけ脱ぐ。
少ししたらやめるだろう、そんなことを思って
「いいよ。あなたにそんな風に引き留められるのも悪くない」
『んっ』
着ていたものを脱がせると帝さんは下着だけになる。
「へえ…」
『な、なんですか?』
「いや、意外と……服を着てると分からないものだと思って」
『っ!』
ホックを外すと柔らかそうに揺れた胸が目の前に現れる。
「触るね?」
その胸を触りながら帝さんの表情を見る。
『…っ』
揉んだりなぞったりしていると先端が膨らんでくる。
『夜光さん、ちゃんと触ってください…』
俺の上に座る彼女の首筋に沿うようにキスをし、胸の先端に辿り着く。
「…もう感じてるの?」
ペロッ
『っ!』
そこを一舐めするとビクッとさせる。
『よ、酔ってるからです』
「ふーん。帝さん、可愛いね」
片方は指で弄り、もう片方は舌で転がす。
『ひ、っ…んっ』
饒舌に喋っていたさっきまでとは違って、声を出さないように帝さんは自分の口を隠す。
「…隠さないで。もっと聞かせて」
するすると下に手を伸ばすと既に濡れている割れ目。
『っあ…!』
「ここ濡れてる」
『ちっ、違…!』
「何も違わないって、ほら」
片足を上げて下着を脱がせると糸が引いている。
「こんなになってる」
『…み、見せないで』
その糸が切れると俺の指はそこをなぞる。
でもなぞるだけ。
『~っ!』
「帝さん、どうしたの?何かしてほしいならちゃんと言って?」
入口だけ刺激する。
『い、意地悪…っ』
「!」
見たことのない表情でそんなことを呟かれたら、もっと意地悪をしたくなってしまう。
「帝さん。…嫌だったら言ってね?」
ツプ…
指を一本入れるとそのままもう一本追加する。
『ん、っ…夜光さ』
俺の腕をギュッと掴む帝さんからは涙が溢れる。
『ふ、ぁっ…あ!』
ビクビクと中が震えるとそのままイッたらしい。
「…っ、ご、ごめん。調子に乗った。やっぱり止めよう、付き合ってもないのに」
流れた涙を見てハッとして指を抜くと
『ん、はぁ…。はっ……も、もう…止めちゃうの?』
息が整わない帝さんが俺を見る。
「で、でも」
『してくれないの…?』
「っ!」
何かを求めるようにそんな顔をされたら
グイッ
『っ!』
「あなたのこんな姿を見て我満なんて出来る訳がないだろ…っ」
『夜光さんっ…?』
ここで止まれる程、俺は出来た男じゃない。
「俺を煽ったのはそっちなんだから。まだ平気でしょ?最後までよろしく」
ツプ…
『ん…!』
その中に自分の指を再び出し入れする。
「ふ、あっ…あ」
ツププ…
帝さんの声を聞きながら好きなところを探す。
『ひっ、ん!』
グチュ
奥を触ると帝さんがさっきよりも高い声で喘ぐ。
「帝さん、ここが好きなの?」
『んっ…んん!ふぁ…っ』
何度かそこを擦るとキュッと締まる。
そのまま帝さんは俺の背中に腕を廻すと爪を立てる。
『ん…、あっ、はぁ…はぁっはぁ』
ガリッ
帝さんの爪が俺の背中に跡をつける。
「い、てっ…」
『あっ、ご、ごめんなさ…』
帝さんが申し訳なさそうに俺を顔を見つめる。
「…」
『や、夜光さん。痛いですか…?』
「ぷ、あはは。はぁ…大丈夫だよ」
帝さんの頭をソッと撫でる。
「こんなの痛くないから」
『よ…良かった』
帝さんが笑うとそろそろ我慢の限界を体の中心が主張する。
『あっ…』
「帝さん、俺そろそろ挿入てもいい?」
『あの…で、でも。今イッたばかりなのですぐには…ひあっ!ん!…あっ』
下着を脱ぐと帝さんの割れ目に自分のをあてる。
「こんなにしてるのに、すぐにも何もないだろ?ねえ…もうしてほしいんじゃない?」
『そ、そんなのっ…言わせないでください』
帝さんはそう言って俺のものにそこを擦りつける。
「…ぬるぬるじゃん」
笑って言うと
『もう…』
ズプ
「!?」
帝さんが俺のものを掴み、そのまま先が飲み込まれていく。
『っん…!』
ズプ…
奥に当たると苦しそうな帝さんが目に入る。
「っ、バカだな…嫌なら言ってって言ったのに」
そう言うと
『い、嫌じゃないです』
「え…?」
『嫌じゃないから…っ、最後までして』
帝さんはそう言って慣れてない感じに腰を動かす。
『んあ…うっ』
「…帝さん、こういうことするのあんまり経験なかったりする?」
『っ!』
どうやら図星だったらしい。
「それなら何で…」
『それでも…夜光さんのことっ、知りたかったんです』
『夜光さんが何考えてるのかとか、どうしたらスターレスを…っ』
「…?」
帝さんの奥がキュンキュンと絞まる。
『だから嫌じゃないから…。そ、そんなこと言わないでください…っ』
そう帝さんは言うとそのまま身を預けて俺の唇と重なる。
チュッ
『…キス、しちゃった…っ。ねえ、もっと』
「……んっ」
チュッ…チュッ…
お互いが何度もその唇を求めると舌が絡まる。
『ぁっ…ん、やぁっ…ふぁっあ』
「はっ、ん…帝さん…っ」
『っ……んん♡』
キスをしながら下から何度も突き上げる度に気持ち良さそうに帝さんが喘ぐ。
『や、夜光さんっ…い、あっふあ♡気持ちいい♡』
グチュグチュ
帝さんから溢れるその音は段々と大きくなり、部屋の中を満たしていく。
『や、夜光さんっ…そこ。いっぱい。き、気持ちいい♡』
「……俺も、帝さんの中気持ちいいっ…はぁ」
何度もそこを突き上げる。
『やっ、夜光さん…ふあ…っ!も、もうイッちゃう』
俺の首に腕が廻される。
「(はぁ…くそっ、可愛いな)」
『ん、んっ…あ、あっあ、んぁっ』
その顔を撫でると
『っ!』
俺の目を見て呟く。
『っ…夜光さん、大好き』
「えっ?」
ビクンッ
小さな声が聞こえると帝さんの中が急に絞まる。
「ん、んんっ!あぁ…あっ!」
ベッドで寝転がるその頭を撫でていると向き合った帝さんが俺に問い掛ける。
『夜光さんは、スターレス辞めちゃうんですか…?』
「…!」
その手が一瞬止まる。
『…夜光さん?』
「それは…」
即答が出来ずに言葉を濁す。
「……もしも、俺が辞めたら帝さんは寂しかったりする?」
だから茶化すように、でも引き留めてほしくてそんなことを聞いてしまう。
『…寂しいです』
「!」
『夜光さんが辞めてしまったら…私、寂しいです』
「…」
『だけど夜光さんがそれを決めたなら。私は応援します』
そう言うと俺の手を握って
『……私が彼女だったら教えてくれたのかな。スマホ、何回も連絡着てたのって彼女ですよね?』
「あ、ああ…」
気づいてたのか。
『羨ましいな』
寂しげに笑う帝さん。
「あなたって人は本当に…」
『…ん?』
ズルくて、可愛くて、俺が何度も考えて出した決意をすぐに揺らがせる。
俺がいつからか抱いていた想いにも気付かずに。
『あの…?』
「ん、何でもないよ。ほら、少し眠ろう?」
その手を握り返すと帝さんはゆっくりと目を閉じた。
見慣れた姿を目にする。
「…帝さん?」
『あっ、夜光さんだー!』
その姿はいつもお店で見るよりも明らかに酔っていて
『こんばんはー♡』
上機嫌そうに見える。
「どうも…えっと、隣の方は?」
『んっ?』
隣に立っている男性に目を向けると、あちらもこっちを見る。
『この人は…さっきいたお店で、知り合った人でーす』
「えっ…」
『そうそう、これから深く知り合う予定でーす』
そんなことをその男が言う。
「帝さん、ひとりで飲んでたの?」
『え、違いますよー?早希と飲んでたんですけど…この人のお友達と帰っちゃったみたいですねー?』
「ですねー?」じゃないだろ、それ。
「帝さんも結構飲んだみたいだね」
『そうかも?何か最後の方はこの人にたくさん飲まされたかも~』
笑って言う帝さんだけど、この後の展開なんて嫌な予感しかしない。
「ねぇ、帝さん。良かったら今日は俺が送ろうか?」
『えっ?』
「帝さんの家なら送ったことあるから知ってるし、このままだと何か心配だなって」
そう言うと帝さんの隣にいる男が
『はぁ?お前何なの?』
と、俺の肩をトンと突く。
「(まあ、そりゃ怒るよな)」
だからここから先は帝さんに委ねようと思った。
もし、帝さんがこの男との時間を過ごすなら素直に帰ろう。
すると帝さんは悩む素振りを見せて
『じゃあ、夜光さんに送ってもらおうかなー?』
「『えっ!?』」
『だって家まで送ってくれるんですよね、夜光さん』
帝さんの手が俺の手を掴むと
『…えへへっ、走れー!』
と笑って帝さんが走り出す。
「ちょっ、ちょっと」
俺も一緒になって走り出すとその男が何か叫んでいたけど、そんな声は聞こえない。
聞こえたのは帝さんの楽しそうな笑い声だけ。
『はぁっ…はぁ』
「…はぁ」
何度か送ったことのある帝さんの家の近くまで辿り着くと
『夜光さんっ、まだ時間大丈夫ですか?』
テンションの高い帝さんが俺の手を引っ張る。
「えっ、…大丈夫だけどどうして?」
『一緒にうちで飲み直しませんか?夜光さんもさっきまで飲んでたんでしょ?』
「あー、うん」
明日は学校に行かなくてもいいし、スターレスにも午後から自主練で行くだけ。
それにこれだけ酔っ払った帝さんがいつも以上に可愛く見えて下心が顔を出す。
「…それじゃ、少しだけお邪魔しようかな」
俺はそう返事をした。
初めて部屋に上がると、部屋着のワンピースに着替えた帝さんがお酒を持って俺の隣へと座る。
『はい、どーぞ』
「ありがとう。って……帝さん、近くない?」
『そうですか?でもこんなの慣れてますよね。夜光さん、かっこいいからモテそうだし』
「まあ…否定したら嘘になるかな」
『あー、やっぱり』
「ははっ」
そんな話から始まって乾杯をすると、他愛のないことで盛り上がりあっという間に時間は過ぎていく。
スマホを見ると彼女からのメッセがいくつか目に入る。
彼女と言っても恋愛感情はもうない。
別れ話をしても受け入れてくれずに最近は毎日のように連絡をしてきて嫌気がさしていた。
「…そろそろ俺、帰るよ」
『帰っちゃうんですか?』
「うん、もうこんな時間だしね。ゆっくり飲んでたから帝さんの酔いも落ち着いたみたいだし」
『…』
「ね?」と言って時計を指さす。
「(俺の下心も治まっている内に…)」
立ち上がろうとすると帝さんが
『だめ』
と言っていきなり俺に跨がる。
「!? ちょっと、帝さん?」
『………帰っちゃ嫌です』
「えっ、あの」
『まだ帰らないでください』
帝さんが跨がった太ももの隙間から下着がちらつく。
『私、夜光さんのこともっと知りたくて声かけたのに。でもお酒飲んだらもっともっと色んなこと知りたくなっちゃいました』
「あの、帝さん。この状況でそんなこと言って、意味分かって言ってる?」
俺が聞くと首を縦に振る。
「……そっか。俺達付き合ってないけど、いいの?」
『だって…慣れてるんじゃないですか?こういうことだって』
「さあ、どうだろう?」
そう言って帝さんの頬や耳の辺りを撫でる。
『じゃ、じゃあ教えてくれるまで帰らないで』
「…っ」
そんなこと甘えた顔で言われたらどうにかなってしまいそうだ。
『夜光さん…?』
「あなたでもそんなこと言うんだね」
そのままそこで上半身だけ脱ぐ。
少ししたらやめるだろう、そんなことを思って
「いいよ。あなたにそんな風に引き留められるのも悪くない」
『んっ』
着ていたものを脱がせると帝さんは下着だけになる。
「へえ…」
『な、なんですか?』
「いや、意外と……服を着てると分からないものだと思って」
『っ!』
ホックを外すと柔らかそうに揺れた胸が目の前に現れる。
「触るね?」
その胸を触りながら帝さんの表情を見る。
『…っ』
揉んだりなぞったりしていると先端が膨らんでくる。
『夜光さん、ちゃんと触ってください…』
俺の上に座る彼女の首筋に沿うようにキスをし、胸の先端に辿り着く。
「…もう感じてるの?」
ペロッ
『っ!』
そこを一舐めするとビクッとさせる。
『よ、酔ってるからです』
「ふーん。帝さん、可愛いね」
片方は指で弄り、もう片方は舌で転がす。
『ひ、っ…んっ』
饒舌に喋っていたさっきまでとは違って、声を出さないように帝さんは自分の口を隠す。
「…隠さないで。もっと聞かせて」
するすると下に手を伸ばすと既に濡れている割れ目。
『っあ…!』
「ここ濡れてる」
『ちっ、違…!』
「何も違わないって、ほら」
片足を上げて下着を脱がせると糸が引いている。
「こんなになってる」
『…み、見せないで』
その糸が切れると俺の指はそこをなぞる。
でもなぞるだけ。
『~っ!』
「帝さん、どうしたの?何かしてほしいならちゃんと言って?」
入口だけ刺激する。
『い、意地悪…っ』
「!」
見たことのない表情でそんなことを呟かれたら、もっと意地悪をしたくなってしまう。
「帝さん。…嫌だったら言ってね?」
ツプ…
指を一本入れるとそのままもう一本追加する。
『ん、っ…夜光さ』
俺の腕をギュッと掴む帝さんからは涙が溢れる。
『ふ、ぁっ…あ!』
ビクビクと中が震えるとそのままイッたらしい。
「…っ、ご、ごめん。調子に乗った。やっぱり止めよう、付き合ってもないのに」
流れた涙を見てハッとして指を抜くと
『ん、はぁ…。はっ……も、もう…止めちゃうの?』
息が整わない帝さんが俺を見る。
「で、でも」
『してくれないの…?』
「っ!」
何かを求めるようにそんな顔をされたら
グイッ
『っ!』
「あなたのこんな姿を見て我満なんて出来る訳がないだろ…っ」
『夜光さんっ…?』
ここで止まれる程、俺は出来た男じゃない。
「俺を煽ったのはそっちなんだから。まだ平気でしょ?最後までよろしく」
ツプ…
『ん…!』
その中に自分の指を再び出し入れする。
「ふ、あっ…あ」
ツププ…
帝さんの声を聞きながら好きなところを探す。
『ひっ、ん!』
グチュ
奥を触ると帝さんがさっきよりも高い声で喘ぐ。
「帝さん、ここが好きなの?」
『んっ…んん!ふぁ…っ』
何度かそこを擦るとキュッと締まる。
そのまま帝さんは俺の背中に腕を廻すと爪を立てる。
『ん…、あっ、はぁ…はぁっはぁ』
ガリッ
帝さんの爪が俺の背中に跡をつける。
「い、てっ…」
『あっ、ご、ごめんなさ…』
帝さんが申し訳なさそうに俺を顔を見つめる。
「…」
『や、夜光さん。痛いですか…?』
「ぷ、あはは。はぁ…大丈夫だよ」
帝さんの頭をソッと撫でる。
「こんなの痛くないから」
『よ…良かった』
帝さんが笑うとそろそろ我慢の限界を体の中心が主張する。
『あっ…』
「帝さん、俺そろそろ挿入てもいい?」
『あの…で、でも。今イッたばかりなのですぐには…ひあっ!ん!…あっ』
下着を脱ぐと帝さんの割れ目に自分のをあてる。
「こんなにしてるのに、すぐにも何もないだろ?ねえ…もうしてほしいんじゃない?」
『そ、そんなのっ…言わせないでください』
帝さんはそう言って俺のものにそこを擦りつける。
「…ぬるぬるじゃん」
笑って言うと
『もう…』
ズプ
「!?」
帝さんが俺のものを掴み、そのまま先が飲み込まれていく。
『っん…!』
ズプ…
奥に当たると苦しそうな帝さんが目に入る。
「っ、バカだな…嫌なら言ってって言ったのに」
そう言うと
『い、嫌じゃないです』
「え…?」
『嫌じゃないから…っ、最後までして』
帝さんはそう言って慣れてない感じに腰を動かす。
『んあ…うっ』
「…帝さん、こういうことするのあんまり経験なかったりする?」
『っ!』
どうやら図星だったらしい。
「それなら何で…」
『それでも…夜光さんのことっ、知りたかったんです』
『夜光さんが何考えてるのかとか、どうしたらスターレスを…っ』
「…?」
帝さんの奥がキュンキュンと絞まる。
『だから嫌じゃないから…。そ、そんなこと言わないでください…っ』
そう帝さんは言うとそのまま身を預けて俺の唇と重なる。
チュッ
『…キス、しちゃった…っ。ねえ、もっと』
「……んっ」
チュッ…チュッ…
お互いが何度もその唇を求めると舌が絡まる。
『ぁっ…ん、やぁっ…ふぁっあ』
「はっ、ん…帝さん…っ」
『っ……んん♡』
キスをしながら下から何度も突き上げる度に気持ち良さそうに帝さんが喘ぐ。
『や、夜光さんっ…い、あっふあ♡気持ちいい♡』
グチュグチュ
帝さんから溢れるその音は段々と大きくなり、部屋の中を満たしていく。
『や、夜光さんっ…そこ。いっぱい。き、気持ちいい♡』
「……俺も、帝さんの中気持ちいいっ…はぁ」
何度もそこを突き上げる。
『やっ、夜光さん…ふあ…っ!も、もうイッちゃう』
俺の首に腕が廻される。
「(はぁ…くそっ、可愛いな)」
『ん、んっ…あ、あっあ、んぁっ』
その顔を撫でると
『っ!』
俺の目を見て呟く。
『っ…夜光さん、大好き』
「えっ?」
ビクンッ
小さな声が聞こえると帝さんの中が急に絞まる。
「ん、んんっ!あぁ…あっ!」
ベッドで寝転がるその頭を撫でていると向き合った帝さんが俺に問い掛ける。
『夜光さんは、スターレス辞めちゃうんですか…?』
「…!」
その手が一瞬止まる。
『…夜光さん?』
「それは…」
即答が出来ずに言葉を濁す。
「……もしも、俺が辞めたら帝さんは寂しかったりする?」
だから茶化すように、でも引き留めてほしくてそんなことを聞いてしまう。
『…寂しいです』
「!」
『夜光さんが辞めてしまったら…私、寂しいです』
「…」
『だけど夜光さんがそれを決めたなら。私は応援します』
そう言うと俺の手を握って
『……私が彼女だったら教えてくれたのかな。スマホ、何回も連絡着てたのって彼女ですよね?』
「あ、ああ…」
気づいてたのか。
『羨ましいな』
寂しげに笑う帝さん。
「あなたって人は本当に…」
『…ん?』
ズルくて、可愛くて、俺が何度も考えて出した決意をすぐに揺らがせる。
俺がいつからか抱いていた想いにも気付かずに。
『あの…?』
「ん、何でもないよ。ほら、少し眠ろう?」
その手を握り返すと帝さんはゆっくりと目を閉じた。