裏アカ
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それはふと思ったこと。
「ねえ、マイカさん?」
『何?』
「マイカさんって裏アカとかあるんですか?」
『は?いきなりなに?』
「いえ…特に意味はないんですけど、芸能人の人だとそういうの持ってるって聞いたので」
『僕は別に芸能人じゃないけど』
「…そっか」
いつもマメに更進されているマイカさんのSNS。
それの裏アカがあるなら何を書いているのか単純な興味で聞いてみたけど、それが存在しないのならこの会話は終了だ。
『…でも、あるよ』
「え?」
『裏アカっていうか、何人かしか見られないやつなら』
「そ、そうなんですか?」
そこには何が書かれているのか興味で胸が躍る。
『なに、その顔…知りたいの?』
「えっと……はい」
『ぷっ、正直なやつ。僕は別にいいけど…大したことは書いてないから』
そう言ってマイカさんのスマホを渡される。
「わっ!」
するとそこにあったのは私との写真ばかり。
遡って見ると遊んだ日には必ずアップされている。
「あ、あのこれ…」
マイカさんの顔を見ると
『だから言っただろ?大したことは書いてないって』
マイカさんはしたり顔をした後に
『お前が僕の傍にいるのは日常なんだからな』
と付け加える。
「っ!」
そんなことを淡々と言われてどんな顔をすればいいのかわからない。
『お前のことが好きなんだから…別にいいだろ』
そう言ってマイカさんは私にキスをしてスマホを取り上げる。
「恥ずかしい……でも、嬉しいです」
マイカさんの顔を見つめると今度は優しく微笑まれ、顔が近付く。
チュッ
「んっ…」
お互いの唇を何度も啄むようにキスをする。
『みかど…してもいい?』
「はい…」
そのまま夜は更けていく。
翌朝、帰路につきながら教えてもらったマイカさんの裏アカを見てみると
「えっ?」
『#カップルフォト #僕の彼女 #僕にはお前だけ』
そこにはいつ撮っていたのか昨日のキスをしている写真が添付されている。
「(マイカさん、ちゃっかりカメラ目線だし…)」
私の顔は隠れていてもわかる人にはわかるのか、いいねに見覚えのあるアイコンを見つける。
「(これ、クーさん?!い、急いでマイカさんに消してもらわなくちゃ…!)」
慌てて電話をするもマイカさんは寝ているのか繋がらない。
「(た、大変なことに…)」
少しの好奇心だったものがたくさんの恥じらいへと変わり、私はほんの少し後悔もした。
「ねえ、マイカさん?」
『何?』
「マイカさんって裏アカとかあるんですか?」
『は?いきなりなに?』
「いえ…特に意味はないんですけど、芸能人の人だとそういうの持ってるって聞いたので」
『僕は別に芸能人じゃないけど』
「…そっか」
いつもマメに更進されているマイカさんのSNS。
それの裏アカがあるなら何を書いているのか単純な興味で聞いてみたけど、それが存在しないのならこの会話は終了だ。
『…でも、あるよ』
「え?」
『裏アカっていうか、何人かしか見られないやつなら』
「そ、そうなんですか?」
そこには何が書かれているのか興味で胸が躍る。
『なに、その顔…知りたいの?』
「えっと……はい」
『ぷっ、正直なやつ。僕は別にいいけど…大したことは書いてないから』
そう言ってマイカさんのスマホを渡される。
「わっ!」
するとそこにあったのは私との写真ばかり。
遡って見ると遊んだ日には必ずアップされている。
「あ、あのこれ…」
マイカさんの顔を見ると
『だから言っただろ?大したことは書いてないって』
マイカさんはしたり顔をした後に
『お前が僕の傍にいるのは日常なんだからな』
と付け加える。
「っ!」
そんなことを淡々と言われてどんな顔をすればいいのかわからない。
『お前のことが好きなんだから…別にいいだろ』
そう言ってマイカさんは私にキスをしてスマホを取り上げる。
「恥ずかしい……でも、嬉しいです」
マイカさんの顔を見つめると今度は優しく微笑まれ、顔が近付く。
チュッ
「んっ…」
お互いの唇を何度も啄むようにキスをする。
『みかど…してもいい?』
「はい…」
そのまま夜は更けていく。
翌朝、帰路につきながら教えてもらったマイカさんの裏アカを見てみると
「えっ?」
『#カップルフォト #僕の彼女 #僕にはお前だけ』
そこにはいつ撮っていたのか昨日のキスをしている写真が添付されている。
「(マイカさん、ちゃっかりカメラ目線だし…)」
私の顔は隠れていてもわかる人にはわかるのか、いいねに見覚えのあるアイコンを見つける。
「(これ、クーさん?!い、急いでマイカさんに消してもらわなくちゃ…!)」
慌てて電話をするもマイカさんは寝ているのか繋がらない。
「(た、大変なことに…)」
少しの好奇心だったものがたくさんの恥じらいへと変わり、私はほんの少し後悔もした。