寝坊をした朝
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『…さん?…さんっ?』
「ん…?」
はっきりとしない意識の何処からかリンドウさんの声。
「ふふっ…いい夢」と夢の中でそんなことを思う。
『……帝さん。いい加減に起きないなら、キスしますよ?』
「っ…?」
そう声が聞こえても夢と現実の区別がつかなかったけど、頬に体温が伝わってきたからその声は夢ではないのだろう。
「(ん…ってことは………えっ!?)」
『…あっ、起きましたね。ほら、遅刻しますよ?』
目を開けるとベッドの横でしゃがみこみながら私の顔を見ているリンドウさんと目が合う。
リンドウさんは何をしようとしてたのか、その手を離すと『おはようございます』と言って立ち上がる。
だけどその姿を見た私は寝ぼけた頭で悪知恵が働き、顔を隠すようにしてまた布団に潜り込む。
『帝さん?』
「まだ起きてないです…。起きてないからキスしてくれるの待ってちゃダメですか?」
リンドウさんがどんな反応をするのかほんの出来心だった。
きっとリンドウさんは『早く起きてください』と言っておデコか頬にキスをしてくれるのかなー、なんて思ってた。
それなのに
『…朝からこんなことするなんて、悪いコですね』
と言ってギシッと音がすると布団で隠れて見えないのに、自分の上から凄く圧迫を感じる。
『こんなことする余裕があるなら昨日よりもっと激しくあなたのこと抱きますけど、いいですか?』
「えっ…あ!?」
慌てて顔を出すとリンドウさんが私に跨がっている。
『…今度はちゃんと起きてくれましたか?』
「はい、あの…すみません」
『ふふっ』
そう言って起き上がろうとするとリンドウさんに肩を押され、またベッドに寝転がる格好になる。
「?」
『でも…もっとあなたとしたいと思ったことは本当です』
「えっ?!」
『…』
チュッ
おデコにキスをされる。
「ず、ずるいですよ。リンドウさん」
『ずるいですか?』
「私だって、もっと…リンドウさんと色んなことしたいと思ってます」
『それなら今からしますか?』
「えっ、今からですか?!」
『……冗談です』
チュッ
今度は頬にキスをすると
『さあ、どうぞ』
と言って笑顔で手を差し出される。
いつだってリンドウさんの笑顔は眩しい。
「リ、リンドウさん…やっぱりずるいっ」
「ん…?」
はっきりとしない意識の何処からかリンドウさんの声。
「ふふっ…いい夢」と夢の中でそんなことを思う。
『……帝さん。いい加減に起きないなら、キスしますよ?』
「っ…?」
そう声が聞こえても夢と現実の区別がつかなかったけど、頬に体温が伝わってきたからその声は夢ではないのだろう。
「(ん…ってことは………えっ!?)」
『…あっ、起きましたね。ほら、遅刻しますよ?』
目を開けるとベッドの横でしゃがみこみながら私の顔を見ているリンドウさんと目が合う。
リンドウさんは何をしようとしてたのか、その手を離すと『おはようございます』と言って立ち上がる。
だけどその姿を見た私は寝ぼけた頭で悪知恵が働き、顔を隠すようにしてまた布団に潜り込む。
『帝さん?』
「まだ起きてないです…。起きてないからキスしてくれるの待ってちゃダメですか?」
リンドウさんがどんな反応をするのかほんの出来心だった。
きっとリンドウさんは『早く起きてください』と言っておデコか頬にキスをしてくれるのかなー、なんて思ってた。
それなのに
『…朝からこんなことするなんて、悪いコですね』
と言ってギシッと音がすると布団で隠れて見えないのに、自分の上から凄く圧迫を感じる。
『こんなことする余裕があるなら昨日よりもっと激しくあなたのこと抱きますけど、いいですか?』
「えっ…あ!?」
慌てて顔を出すとリンドウさんが私に跨がっている。
『…今度はちゃんと起きてくれましたか?』
「はい、あの…すみません」
『ふふっ』
そう言って起き上がろうとするとリンドウさんに肩を押され、またベッドに寝転がる格好になる。
「?」
『でも…もっとあなたとしたいと思ったことは本当です』
「えっ?!」
『…』
チュッ
おデコにキスをされる。
「ず、ずるいですよ。リンドウさん」
『ずるいですか?』
「私だって、もっと…リンドウさんと色んなことしたいと思ってます」
『それなら今からしますか?』
「えっ、今からですか?!」
『……冗談です』
チュッ
今度は頬にキスをすると
『さあ、どうぞ』
と言って笑顔で手を差し出される。
いつだってリンドウさんの笑顔は眩しい。
「リ、リンドウさん…やっぱりずるいっ」