スマブラSP 灯火の星 二人の姫君の奇跡

「いきますわ!」

「えいっ!」

ファイターやスピリットの救出は続いている。ピーチとデイジーは、冬コートの二人組を救出したところだ

「ありがとうー。ピーチ姫にもう一人は誰?」

「わたしは、デイジー。新しいスマッシュブラザーズの一員よ。君達は」

「僕は、ポポで」

「あたしはナナ!二人合わせて…」

冬コート二人組は、青いコートを着た男の子のポポ。ピンク色のコートを着た女の子はナナだ

「アイスクライマー!」

二人は、アイスクライマーと名乗り、コンビで活動しているのだ

「久しぶりに会えて、嬉しいですわ。暫く見てないけど、元気でなによりですわ」

ピーチは、久しぶりに会えたことに喜んでいた。でも、急がないといけない

「僕達に何かできることをやるね!」

「またね!」

二人は、アイスクライマーと別れ、宇宙の空間に向かった

「今度は、ファルコが!」

「流石に強いわね!」

「へっ。楽勝だぜ」

今度は、ファルコが立ちはだかる。今度は、ファルコが追い詰めている

「わたし達を甘く見ちゃ困るわよ!」

「いきますわ!キノピオ!」

「はいっ!」

「ぐっ!」

二人は、力を合わせて、ファルコを撃退して、彼を救出した

「やれやれ。ここはどこだ?しかし派手な宇宙だぜ」

ファルコが目覚めると、不思議な空間に驚いた

「ファルコも無事で」

「助かったぜ!ピーチ。もう一人のピーチもな」

「わたしは、デイジーよ。新入りだから」

デイジーは、ファルコにもう一人のピーチではないことを指摘し、自分の名前を名乗った

「そうか。よろしくな」

「ファルコも一緒に行こう」

デイジーは、ファルコにも力を貸してもらおうとした

「すまないが、俺はこれで失礼するぜ」

「助けてもらった癖に、恩返ししないなんて、ひどいー!せめて、スピリットやファイターの救出くらいはしなさいよ!」

ファルコは、断り、アーウィンと呼ばれる戦闘機に乗って、飛び去っていった。デイジーは抗議した

「わざわざ歩くよりも空から捜索するほうが、俺にはぴったりだぜ!」

「もうっ」

「なんだかんだで、これのほうがファルコらしくていいですわ」

ファルコの去り際の言葉にデイジーはむくれるが、ピーチは彼女を宥めた

そして、二人はついにキーラの元にたどり着いた

「あれはキーラね!」

「ほぉ。わざわざやられにきたとはな。いけっ、マスターハンドよ。二人を相手に遊んでおいで」

キーラは大量のマスターハンドを呼び出して、二人の行く手を阻んだ

「マスターハンド!?」

「しかも、あんなにたくさん!?あんた達、邪魔よ!」

「ふふふ、いくら新しい力を手に入れたところで、あんなにたくさんいたら、流石に勝てまい!」

キーラはマスターハンドに邪魔される二人をみて、にやりと笑う

「くっ、いったいどうしたらいいのよ!?あいつらはしぶといし!」

「強いマスターハンドがこんなにいたら、キリがありませんわ!」

「私がたくさんいれば、お前らなどイチコロ…」

マスターハンドたちは一斉に二人に襲い掛かろうとした

「それはどうかな!」

「とりゃー!」

「ぐっ!」

白い服と翼を生えた人型の天使と茶色の鎧をつけ、鞭を持つ中年の男が駆けつけてくれた

「ピット、ごつい人まで!」

「僕達も助太刀に入ります!」

「ごつい人とは失礼だな。俺はシモン・ベルモンドだ!こいつらは、俺達が片付ける!お前達は先にいけっ!」

白い服の天使はピット。そして、中年の男はシモンだ。彼らもキーラに利用されていたが、他のファイターが救出してくれたのだ

「わかったわ!」

「いきますわよ!」

「でも、何体いるのよ!」

ピットとシモンがマスターハンドの相手している間に進んでいくが、しつこく追ってくるマスターハンドもいる

「いちいち相手にしてられませんわ!」

キリがない状態だ。そんな時に誰かが駆けつける声が聞こえた。2機のアーウィンからだ

「スターフォックス出撃せよ!!」

「助かったわ!フォックスにファルコ!」

乗っているのは、フォックスとファルコだ。彼等の操縦でマスターハンドを撃退していく

「俺達は中もすべて、捜索して、此処の世界のファイターとスピリットは救出した!残るはキーラお前だけだ!!」

「ぐっ!しつこいやつらめ!今度こそ、捕まえてやる!!いけっ!」

キーラは、フォックスとファルコに狙いを変えさせた

「こんなにいたら、キリがないぞ!」

「ピーチ!デイジー!此処は、俺達が引き付ける!お前達は、キーラをやっつけろ!」

「フォックス、ファルコ!」

「ピーチ、あの二人は大丈夫よ。わたし達にできることをやりましょう!

ピーチはフォックスとファルコを心配している。でも、デイジーが彼女を元気付けて安心させる

「さぁ、いくぞ!」

「忌々しい奴らめ!!いけっ!始末してこい!そこのキサマらは我が相手だ!」

マスターハンド達は、アーウィンを相手にさせ、キーラはピーチとデイジーを叩きのめすために戦闘体勢に入った

「キーラ。この世界を滅茶苦茶にするなんて、許しませんわ!」

「光の創造とかはよくわからないけど、わたし達は、今の世界が大好き!だから…」

「貴方の好き勝手にはさせない!!」

最初は、ピーチとデイジーは、交互に強く、キーラの魔の手から守ると決意し、最後は同時に決めて、覚悟を決めていた

「身の程知らずめ!我が光の力を見せ付けてやる!覚悟せよ!!」

ピーチとデイジーはキーラと対決する。キーラの魔の手から世界を救い出せるのだろうか!

「まずは、わたし達からよ!」

「いきますわ!」

まずは、ピーチとデイジーが先制攻撃を仕掛ける。キーラの光の珠が弱点のようだ

「ふんっ。こんなもんか…。まぁ、当然か。大勢のスマッシュブラザーズを一気に蹴散らしたからな!まずは、挨拶代わりだ」

しかし、キーラには効いていない。二人を嘲笑いながら、4つに珠をふやして、炎の弾を放ってきた

「ファイアボールをまねするなんて!」

「それも連発なんて!」

炎の弾を受けてしまい、二人は熱くなり、怯んでしまう

「ははは!次はこうしてやろう!」

「な、なに!?」

「こいつは時限爆弾だ…。くくく。あっ!」

キーラは、4つの弾を設置をした。それは時限爆弾だ。しかし、それは二人に破壊されてしまった

「わざわざ教えるなんて、間抜けね!」

「しかも、一発で破壊できましたわ!」

「次はこうしてやる!」

キーラは焦りながらも次の攻撃にかかる。自身の羽根を武器に二人に襲い掛かる

「くっ!」

「きゃあ!」

「羽根がわたし達を突き刺そうとしているわ!」

二人は、羽根に直撃して、とばされていく

「もっと、痛めつけてやる!」

「くっ!」

「これでは、かわすのに精一杯ですわ!!」

キーラの羽根の突き刺し攻撃は休めることはない。それでも二人、必死にかわしていった

「果たして、いつまで持つかな!火の弾を喰らえ!」

今度は、炎の弾を再び放ってくる。かわすのが、精一杯で防戦一方だ

「なんとか、ならないの!」

「チャンスを窺いましょう!少しのチャンスを見つけるのですわ!」

「そこですわ!」

「くっ!」

ピーチはキーラが攻撃を終えたところを見逃さなかった。僅かなチャンスを攻撃したのだ

「わたしもよ!えーい!」

デイジーも追撃していく。だけど、彼はしぶといのだ

「なかなかやるな!次はこうだ!我がしもべを召喚だ!」

キーラは更なる手で水色のファイターを召喚した

「えーっ!此処の世界のファイターは全員助けたはずよ!」

デイジーは驚いた。もうこれで全員助けたはずだ。それなのにまだいたなんて、信じられない

「それは、褒めてやろう。だがデータだけは残ってる!それがあれば、いくらでも召喚できるのだよ!」

「なんて、しつこいの!」

「ふふふ。言い忘れてたが…」

「えっ!」

「本物とは違って、我が召喚したものには、時限爆弾がついているのだ!」

「きゃああ!」

二人は、水色のファイターに気を取られ、ファイターの爆発に巻き込まれてしまった

「なんて、卑劣なの!」

「卑劣とは褒め言葉よ」

「わたくし達の仲間を捕らえて、利用したり、コピーとはいえ、自爆装置をつけるなんて、許せませんわ!」

キーラの言葉に二人は怒りをあらわにし、ピーチは攻めていく

「ぐっ!目障りな小娘め!」

「そうよ!この世界を汚す貴方なんかに負けないんだから!」

デイジーもキーラに負けない決意は強い。そう言いながら、キーラにデイジーボンバーで決めていった

「ぐっ!よくもやったな!我の怒りを思い知らせてやる!!波動を喰らうがいい!!」

キーラは、怒りを露わにし、強力な波動を放ってきた

「きゃああ!!」

「ああああああ!!」

波動を受けてしまい、二人を悲鳴を上げる!今でも、遠くに飛ばされそうな勢いだ

「もうだめー!!」

二人は、泣きそうになりながらも、歯を食いしばり、粘っていく。決して諦めるわけにはいかないのだ

「ははは!女の子らしく、泣け!わめけ!我が攻撃で絶望し、我の創造する新たなる光の世界を受け入れよ!!」

それでも、キーラは束縛を続ける。それでも、二人は耐えていくのだ

「ピ、ピカピ!」

「今、誰かがキーラと戦ってるのか!」

「勝って。世界を救ってくれ…」

遠くから、ピカチュウやポケモントレーナー、サムス、そして、他のファイター達が見守っている。キーラと戦っているのは誰かはわからないが、勝ってほしいと願っている

「みんなの応援が聞こえてくる…」

「わたしもよ…。最初は、二人だけだったけど、皆を助けて此処まで行った。みんなの想いを…」

二人は、キーラの波動でもう限界まで迎えていた。しかし、皆の応援が聞こえていた。

「無駄にはしない!!」

「なっ!なんだ!この不快な光は!」

その想いを、無駄にしないと誓うと、不思議な光が包まれていった

「温かい。この光…」

「力が漲ってくる!!」

温かい光がキーラの波動を弾き返した。傷ついた身体や汚れたドレスも綺麗になった

「ぐっ!全てを我が光で包んでくれる!キサマらを始末してからだ!」

キーラは羽根を使い、突き刺しで襲い掛かる

「とぅ!」

「貴方は強いけど、それは一人の力…」

「わたくし達には、スマッシュブラザーズの思いがある!その力を受けてみなさい!!」

二人は、突き刺し攻撃をかわしながら、キーラに当てていく。その隙をみて、腕につけているブレスレットの力を使い始めた

「愛の力、ハートブレスレット!」

「花の力、フラワーブレスレット!」

「ピーチ!ハートシュート!」

「デイジー・フラワー・トルビヨン!」

二人は、それぞれ違うブレスレットの力を使った魔法を放っていった。今度は、皆の思いを乗せて、キーラにぶつけていった

「ちくしょう!我が光の世界を受け入れれば、よかったものの!!」

キーラは二人の魔法の攻撃を受けると、浄化され、浮遊する力が失われかけ、今でも、海に墜落しそうになった

「これで終わりましたわね…」

「えぇ。戦いは終わったわ」

こうして、ピーチとデイジーはキーラを倒し、二人はほっと安心。世界は、平和になったと思いきや、空から不穏な裂け目が出ていた…。続く
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