長編小説 プリンセスピーチショータイム!キラメキ劇場を取り戻せ!

「ふぅー。スリルがあってよかったわ」

「ボクは、ヒヤヒヤしちゃったよ…」

「あら?」

ピーチの胸から、怪盗のマークが光った

「これは!怪盗の心が認めてくれたのね!」

「やったね!ピーチ!」

「そうね。次は、カンフーの舞台だけど、なんて読むのかしら?」

「これは、功夫(かんふ)って読むんだよ」

2人は、喜びを分かち合い、次は、カンフーの舞台に向かった。タイトルは、「功夫英雄伝」だ。

「あの人影は何?なんだか、道場の様子がおかしいよ!」

「急ぎましょう!」

開幕に入ってすぐに異変が起きた。キャストンと大柄の男の道場破りの戦いがもう間近だ。

「師父―!!」

「く、くやしー!」

なんと、師父が、大柄の男、グレープ劇団のヤミのカンフーマスターに負けてしまったのだ

「ふん、口ほどでもない…」

「うぐぐ、不覚な…」

「そんな…」

ピーチは、すぐにヤミのカンフーマスターのところに向かいたいが、階段は壊れており、辿り着けない

「こんなことになるなんて…。我らの希望が…」

「カンフーマスターがいたら、きっと…」

弟子たちの悲しみを察知していく。ピーチは、決意を固める

「カンフーマスターは私が見つけ出してみせるわ!」

「おおお!この光は!」

「なんだか、力が湧いてきたぞ!」

ピーチは、キラメキの力を弟子に分け与える。すると、やる気満々だ

「裏山から行ける道がある!」

「どうか力を貸してくださらぬか!」

「えぇ。貴方達の力になるわ」

元気になった弟子は、道を案内し、ピーチに助けを求めた。彼女は、受け入れ、先に進んだ。その先には、3体のドゥーケが立ちはだかった

「こんなところにまでヤツらが!」

「えいっ!私が追い払ってやるわ!」

ピーチは、キラメキの力でドゥーケ達をすぐに追い払った。いなくなったのを確認すると、師父が倒されたのを知らせた。それに驚く弟子。

「早く助けにいこう!」

弟子が、ピーチを次の道を導いていく。彼女は、先を急いだ。すると、大岩が塞がっている

「この先は、裏門だけど…」

「これじゃ、進めないわ!」

「えいっ!」

「だめだ。もう少しだけパワーがあれば!」

「私の力を受け取って!」

弟子が、岩を砕こうとした。でも、彼らの力が足りず、びくともしない。でも、ピーチのキラメキで力が漲り、蹴りで、大岩を破壊し、先に進めるようにしてくれた

「やった!」

「急ごう!」

ピーチ達は、急いでいった。しかし、ピーチと弟子2人が進んだ時、大岩が落ちた。弟子1人が取り残されてしまった

「大丈夫?」

「平気だよ!僕のことは、いいから先に進むんだ!」

「わかったわ」

「ここから行こうとしてもダメだね!」

「キサマらにこの門は通らせないぜ!」

門には、ドゥーケ達が見張っていて進めない。弟子たちは、足止めを喰らってしまった。

「こんな時、カンフーマスターなら!キミならいける!カンフーマスターの試練を越えてくれ!」

「待ってて!みんな!」

ピーチは、試練の間に挑んでいった。それは身体能力が試されるのだ。タイミングを計り、障害物をかわしていった。

「ついにここまできたわ」

「ピーチ、気を引き締めていこう」

門のドラをキラメキで鳴らしていくと、最後の試練が待っていた。辿り着けば、キラメキの力が手に入る。しかし、丸太が行く手を阻んでいる。タイミングよくかわさないと、真っ逆さまに落ちてしまう

「慎重に…」

ピーチは、精神を集中していく。気持ちを落ち着かせ、チャンスを伺った。そして、丸太の猛攻を乗り越え、ついにカンフーのキラメキに辿り着いたのだ

「カンフーの力よ。私のもとに!」

ステラは、カンフーのキラメキを注入していく。それをピーチの身体に取り込むと、いつものドレスから紫色の道着を着用し、目元にはアイシャドウをし、頭には簪を刺しており、弁髪風のポニーテールの姿に変化した

「オスっ!」

もはや、闘士を感じる姿になり、いつものピーチとはイメージが違う。変身が終わると、いきなり、ドゥーケ達が襲い掛かったのだ

「なに!?カンフーマスター!?」

「ここから先は行かせるな!」

「カンフーの力をみせてあげる!」

ピーチは、カンフーの力で足蹴りが強化されている。ドゥーケがいくらいても、ピーチには敵わなかった。華麗に足蹴りを披露し、ドゥーケ達を一掃したのだ

「どうだ!」

ピーチは、試練を終わらせ、門の前に戻った

「おおお、その姿はカンフーマスター!」

「えぇ!力を手に入れてきた!まずは…、とりゃー!」

ピーチは、足蹴りで大岩を粉々にし、それに塞がれている弟子を助け出した。

「ありがとうー!」

「衣装を変えたって、同じことだぜ!!」

「それはどうかな!!」

見張りのドゥーケがピーチを馬鹿にしたが、足蹴りであっさりと返り討ちに。門の扉を破壊し、先に進めるようにしたのだ。

「なんて、蹴りだ!」

「すごい!達人の技だ!」

「どうだ!」

「そうはさせるかよ!」

しかし、別のドゥーケがピーチを狙おうとしたが、弟子が庇った

「此処は、我らが!」

「でも!」

「キミは、師父のところへ!」

「そこまで言うなら、任せたよ!行ってくる!」

ピーチは、師父のところに急いでいった。

「門番は、何をしてる!!」

橋には、ドゥーケ達が待ち構えていた。侵入者であるピーチを見て、警戒したのだ

「どれだけいても同じよ!」

ピーチは、足蹴りでドゥーケ達を一掃していった。そして、弟子を助けていく。先に進むと、ヤミのカンフーマスターがピーチを待っていた

「ほぉ。少しは腕がたつヤツがいたか…」

「ここで会ったのが、運の尽きよ!」

「威勢だけはいいな…。少し遊んでやるか…」

こうして、ピーチとヤミのカンフーマスターとの戦いが始まった

「ハァ!」

ピーチは、蹴りを披露するが、攻撃は防がれて、効かない

「甘いな…。次は、俺の番だ」

ヤミのカンフーマスターは、蹴りを構える

「そこだっ!」

ピーチは、すかさず、蹴りで攻撃を止めていく。何度も繰り返し、ピーチにチャンスがきた

「隙あり!」

カンフーマスターが怯んだ隙に蹴りをお見舞いした。そして、彼は戦いをやめた

「ほぉ。思ったよりやるな…」

「余裕たっぷりね」

「もし、道場に来れたら、再び相手にしてやる!」

「くっ!」

彼は去っていくと、逃げられたピーチは、悔しく拳を握った

「ま、まさか、貴方はカンフーマスター!?」

「ふふ、さぁね。私はこれで!」

ピーチは、先に向かった。施設を占拠したり、杭の上に待ち構えていたり、通せん坊しているドゥーケ達を蹴りで倒していき、順調に進んでいった。道場にまで近づいた

「ついに此処まで、来たね」

「まだ逆らうヤツがいたとはなー!かかれー!!」

ドゥーケ達がピーチを足止めして、襲い掛かった。しかし、いくらいても同じ。ピーチの蹴りやポールを活用したアクロバットの前になす術もなく、やられてしまった

「つ、強すぎる…!」

「ふん!数が多ければ、いいってものじゃない!」

ピーチは、道場に辿り着き、師父と対面した。

「大丈夫ですか?」

「あぁ。その蹴りはまさにカンフーマスター…。ヤツはこの中にいる。道場を頼む」

「わかりました!たのもー!!」

ピーチは、師父の敵討ちを誓い、蹴りで門を破壊した。道場に着くと、ヤミのカンフーマスターが待ち構えていた

「ほぉ。ここまできたな…」

「えぇ、決着をつけようじゃない!」

「いいだろう!かかってこい!」

ピーチとヤミのカンフーマスターとの戦いが始まった。お互いの様子を見極め、蹴りを決めていく

「ふん!」

「えいっ!」

お互いに譲れない誇りがあった。その蹴りはそれを意味するだろう。

「ぐっ!」

「今よ!」

そして、ピーチが、チャンスがきたとき、蹴りを決めていった

「やるな。ならばついてこい!」

ヤミのカンフーマスターは。屋根上に待ち構えていた。それを追うようにピーチも向かった。そして、お互いの蹴りが炸裂していく。そして、3回目の蹴りでピーチが決めていった

「とどめよ!おりゃー!!」

ピーチは、怯んだヤミのカンフーマスターを連続で拳と蹴りをお見舞いしていく。そして、とどめは炎を纏った蹴りでお見舞いした

「ぐわああああ!」

ヤミのカンフーマスターは、ピーチに吹っ飛ばされ、追い払われた。道場破りから道場を救い、「功夫英雄伝」をハッピーエンドにしたのだ
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