花子くん
名前
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「花子くんっ!遅れちゃってごめんなさい!」
急いで旧校舎の女子トイレに駆け込む私。
「遅かったネ愛海」
「...ちょっと用事があって」
「ふーん、ようじ、ねぇ.....」
そう言って怪しそうな顔をする花子くん。
今日寧々ちゃんは藤くんのお手伝いに。光くんは夕ご飯の買い出しの為に先に帰っていた。だから今は花子くんと二人っきり。1人だから掃除頑張らなくちゃ。
「ねー愛海ー」
「なあに?花子くん」
「今ここには俺と愛海だけしかいないネ?」
「え?うん、そうだね...?」
「男女が二人っきりですることといえば......何だと思う?」
「なんだろー、アルプス一万尺とかじゃない!?」
「アルプス一万尺って.....もー、愛海は本当に鈍いヨネー」
「ええっ、っちょとまって、なになに!?!?」
呆れた顔をしながら花子くんは私の手首を掴み壁側へと連れていく。
「ほんと愛海って、お、ばーか、さんだネ」
「純粋で疑うことを知らない。だから色んな男につけ込まれるんだヨ...」
「さっきの告白、勿論断るよね?」
「ど、どうして花子くんがそれを....」
「そんなことより答えてよ」
「も、勿論断ったよ。大体話したこともなかった人だし....ほんと私のどこがいいんだろうね」
そう。私は''カモメ学園一のモテ女''なんて呼ばれてる。寧々ちゃんには羨ましがれてるけど、私は自分に自信がないからこの呼び名は正直重荷でしかない
「愛海はさ、自己嫌悪しすぎだ」
急いで旧校舎の女子トイレに駆け込む私。
「遅かったネ愛海」
「...ちょっと用事があって」
「ふーん、ようじ、ねぇ.....」
そう言って怪しそうな顔をする花子くん。
今日寧々ちゃんは藤くんのお手伝いに。光くんは夕ご飯の買い出しの為に先に帰っていた。だから今は花子くんと二人っきり。1人だから掃除頑張らなくちゃ。
「ねー愛海ー」
「なあに?花子くん」
「今ここには俺と愛海だけしかいないネ?」
「え?うん、そうだね...?」
「男女が二人っきりですることといえば......何だと思う?」
「なんだろー、アルプス一万尺とかじゃない!?」
「アルプス一万尺って.....もー、愛海は本当に鈍いヨネー」
「ええっ、っちょとまって、なになに!?!?」
呆れた顔をしながら花子くんは私の手首を掴み壁側へと連れていく。
「ほんと愛海って、お、ばーか、さんだネ」
「純粋で疑うことを知らない。だから色んな男につけ込まれるんだヨ...」
「さっきの告白、勿論断るよね?」
「ど、どうして花子くんがそれを....」
「そんなことより答えてよ」
「も、勿論断ったよ。大体話したこともなかった人だし....ほんと私のどこがいいんだろうね」
そう。私は''カモメ学園一のモテ女''なんて呼ばれてる。寧々ちゃんには羨ましがれてるけど、私は自分に自信がないからこの呼び名は正直重荷でしかない
「愛海はさ、自己嫌悪しすぎだ」
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