ねぇねぇ、姉さん【停滞中】
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「…どうしてそんなことをしたの?ちゃんとお姉ちゃんに教えて?」
「……」
「……」
「…それはっ」
「それは、あの男の子がいじめられていたからです」
「っ…しまるにい、さん……」
「総悟くんじゃ、きっとてかげんできないだろうから、代わりに僕が、いじめていたやつらを、殴り、ました……」
「……」
そういやぁ昔に一回だけ、終兄さんの声を聞いたことあったっけなァ。ガキの頃だったから、今の声とは大違いだが。
「……そっか」
「二人共、あの子を助ける為にしたことなのね」
姉さんが、優しく俺と終兄さんの頭を撫でてくれた。
「あなたたちは良い子なのね」
その時の終兄さん、すげぇ嬉しそうな顔だったな。
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