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「終!誕生日おめでとう!」
毎年、新年明けましておめでとうと共に、彼は誕生を祝われる。照れ臭そうにしながらも、純粋に喜び、彼らからのプレゼントを頂く。毎年毎年、彼らからの祝いの品は独特なものだが、それでも嬉しかった。
酒瓶が開かれると、無礼講であるこの日は朝まで騒ぐだろう。いくらオフとはいえハメを外しすぎてはいけない。そう、今裸になっている局長のようには。
酒を入れ尿意を催した斉藤は厠へと向かった。寒さに身体を震わせながら手を洗いそこから出ると、ばったりと***の姿が。きっと仕事納めだろう。こんな時間まで…。斉藤は頭を下げた。
「し、終くん今日誕生日だったの!?」
焦ったように***は驚く。そう言えば彼女には言ってなかった。一応会話を交わす程仲が良い距離なのだが、自分のことは一切話していなかったのだ。
「ごめんねっ、何も用意できてなくて」
「…っ」
いいよいいよと手の平を***側に向けて横に振る。もし言っていたら祝ってくれたんだろうな。そう思い斉藤は少し頬が緩んでしまう。
「どうしよう………ここは身体で……」
[それはいいかな]
素早いノートブックのツッコミ、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
あっ、と斉藤は思い立つ。
[君の誕生日っていつ?]
「へ?」
[祝いたいZ]
「でも終くんのが」
[言ってくれただけでも嬉しいZ]
「…じゃあ、その時でいい?終くんへの、お返し」
うん、と斉藤は頷いた。
その後、彼女の誕生日が再来週という事に驚いてしまう斉藤だった。
毎年、新年明けましておめでとうと共に、彼は誕生を祝われる。照れ臭そうにしながらも、純粋に喜び、彼らからのプレゼントを頂く。毎年毎年、彼らからの祝いの品は独特なものだが、それでも嬉しかった。
酒瓶が開かれると、無礼講であるこの日は朝まで騒ぐだろう。いくらオフとはいえハメを外しすぎてはいけない。そう、今裸になっている局長のようには。
酒を入れ尿意を催した斉藤は厠へと向かった。寒さに身体を震わせながら手を洗いそこから出ると、ばったりと***の姿が。きっと仕事納めだろう。こんな時間まで…。斉藤は頭を下げた。
「し、終くん今日誕生日だったの!?」
焦ったように***は驚く。そう言えば彼女には言ってなかった。一応会話を交わす程仲が良い距離なのだが、自分のことは一切話していなかったのだ。
「ごめんねっ、何も用意できてなくて」
「…っ」
いいよいいよと手の平を***側に向けて横に振る。もし言っていたら祝ってくれたんだろうな。そう思い斉藤は少し頬が緩んでしまう。
「どうしよう………ここは身体で……」
[それはいいかな]
素早いノートブックのツッコミ、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
あっ、と斉藤は思い立つ。
[君の誕生日っていつ?]
「へ?」
[祝いたいZ]
「でも終くんのが」
[言ってくれただけでも嬉しいZ]
「…じゃあ、その時でいい?終くんへの、お返し」
うん、と斉藤は頷いた。
その後、彼女の誕生日が再来週という事に驚いてしまう斉藤だった。
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