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赤い箱に赤い袋、中から棒状の物を取り出して咥え彼女に顔を向かう。分かってくれるだろうか。
「………そういうプレイかぁ…」
「!?」
変な誤解をされてしまった。
「…っふ、冗談。いいよ」
ぱくり、と反対側を咥えた。
もぐもぐと迷い無く迫ってくる彼女の顔に戸惑ってしまう。確かに俺がポッキーゲームをやってみたかったのはそうなのだが、こんな事になるとは思っていなかった。というか彼女相手にポッキーゲームなのだから普通のゲームを楽しめるとは思えない…。俺の考えが甘かったZ。というかもう半分切ってるけど早いんだけど…。
ウキウキと目を光らせながらポッキーを進撃する***さん。もはやムードなど無い。キスしたいんでしょ?と言わんばかりの顔だ。正直言って可愛いと思う。
「……」
ぐるぐると下腹部辺りが唸る。このまま俺は彼女の唇を迎えられるのか。負けが確定しているこの勝負とどう接すれば良い。
「……!?」
ポキリ。俺は勢い良く数センチのポッキーを折った。鼻先が触れてしまいそうなタイミングで、俺は敵前逃亡したのだ。自分で勝負を仕掛けておきながら情けない。敵を狙う時、また敵もこちらを狙っているのだ…。
「………そういうプレイかぁ…」
「!?」
変な誤解をされてしまった。
「…っふ、冗談。いいよ」
ぱくり、と反対側を咥えた。
もぐもぐと迷い無く迫ってくる彼女の顔に戸惑ってしまう。確かに俺がポッキーゲームをやってみたかったのはそうなのだが、こんな事になるとは思っていなかった。というか彼女相手にポッキーゲームなのだから普通のゲームを楽しめるとは思えない…。俺の考えが甘かったZ。というかもう半分切ってるけど早いんだけど…。
ウキウキと目を光らせながらポッキーを進撃する***さん。もはやムードなど無い。キスしたいんでしょ?と言わんばかりの顔だ。正直言って可愛いと思う。
「……」
ぐるぐると下腹部辺りが唸る。このまま俺は彼女の唇を迎えられるのか。負けが確定しているこの勝負とどう接すれば良い。
「……!?」
ポキリ。俺は勢い良く数センチのポッキーを折った。鼻先が触れてしまいそうなタイミングで、俺は敵前逃亡したのだ。自分で勝負を仕掛けておきながら情けない。敵を狙う時、また敵もこちらを狙っているのだ…。
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