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「終くーん頭いたぁい」
「…」
「頭いたいお腹いたい足動けなぁい」
(ならどうやってここまで来たんだZ…)
うずうず言いながらも彼女は俺の体に寄り添った。ふわっと彼女の香りが香る。女性の香りだZ…。あの日以来彼女との距離が何故か縮まりもはや密着と言っていいほどに。それから俺は一生嗅ぐことのない匂いを体感している。匂いと感触を。
(あ、いい匂いだZ。どこのシャンプーなんだろう)
思わず動かしていた筆を止めて、彼女の頭をじっと見つめてしまう。すりすりと俺の肩に髪を擦り付ける。頭痛いって言ってるのに。冗談なのかどうなのかもわからない。
筆の動きが止まった俺に気付いた***さんは頭を上げた。ジッと俺を見つめて、俺も彼女の瞳を見つめ返した。間があった後、彼女は俺の腕を持ち上げて、自分の頭に俺の手のひらを乗せた。そして、そのまま俺の膝の上にその頭を乗せる。
(……)
まだ君に“好き”という言葉を伝えていない。
こんなにもたくさん君から愛を貰っているというのに。
優しく頭を撫でる。するすると、指から抜ける綺麗な髪。
このままで居たい。愛しい人、ずっと側にいてくれ。
「…」
「頭いたいお腹いたい足動けなぁい」
(ならどうやってここまで来たんだZ…)
うずうず言いながらも彼女は俺の体に寄り添った。ふわっと彼女の香りが香る。女性の香りだZ…。あの日以来彼女との距離が何故か縮まりもはや密着と言っていいほどに。それから俺は一生嗅ぐことのない匂いを体感している。匂いと感触を。
(あ、いい匂いだZ。どこのシャンプーなんだろう)
思わず動かしていた筆を止めて、彼女の頭をじっと見つめてしまう。すりすりと俺の肩に髪を擦り付ける。頭痛いって言ってるのに。冗談なのかどうなのかもわからない。
筆の動きが止まった俺に気付いた***さんは頭を上げた。ジッと俺を見つめて、俺も彼女の瞳を見つめ返した。間があった後、彼女は俺の腕を持ち上げて、自分の頭に俺の手のひらを乗せた。そして、そのまま俺の膝の上にその頭を乗せる。
(……)
まだ君に“好き”という言葉を伝えていない。
こんなにもたくさん君から愛を貰っているというのに。
優しく頭を撫でる。するすると、指から抜ける綺麗な髪。
このままで居たい。愛しい人、ずっと側にいてくれ。
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