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「一番隊はトイレ掃除、二番隊は風呂、三番隊は道場---」
基本、人数の増減はあるものの三番隊は隊長の俺しか居ない。その際、道場や物置の掃除などを割り当てられることが多い。……一人での掃除は慣れているつもりだ。
「あの、三番隊は私の隊と合同はどうでしょう。三番隊は人が居ませんし、効率は良いと思いますよ。どうせ私の隊は暇ですから」
局長の左後ろに控える彼女が手を挙げる。
「ん、そうだな。じゃあ終と一緒に頼む」
やった、一緒だね。とこちらに向かって手を振る。……まさか、彼女と一緒の掃除場所になるとは。
それぞれ掃除用具を持ち、場に着く。俺と***さんはモップだ。バケツに水を入れて中に運び入れる。
「これからも一緒にしよっか、掃除場所。だったら終くんも大変じゃないよね」
俺の顔を覗き見るようにして笑顔を向けられる。そうしてくれるとありがたいし、それに常に彼女と一緒に居られる………。
駄目だ。集中、集中だZ。
私、あっちからやってくね。モップを持って向こう側に向かう彼女の後ろ姿を見送る。今日は掃除だからと、いつも履いているストッキングを脱いでおり、***さんの生脚が何とも眩しい。
後ろから刺される殺気を含まれた視線に気付き、自分は急いで自分の持ち場へと行く。
[おかげで早く終わったZ]
掃除を終わらせ、副長へ報告に向かう。隣についている彼女は、副長に俺の隊と掃除当番を合同にしてもらうのを申し入れるのだ。
「人が少ないから、私の隊と終くんの隊を合併させちゃったら良かったのに。そしたら終くんと一緒の隊なんだけどね〜」
[だったら俺も良かったZ 仕事を頼めるしね]
「あー、終くんったら私達にお仕事任せてお昼寝する気でしょ!」
[何故分かった]
「分かるもん、大好きだから」
“大好きだから”。突然ぶっこまれる爆弾発言には未だに慣れない。正直心地良いのは事実だが………。
話し歩いていると副長の部屋に着く。結論として、俺と***さんの隊は合同に掃除当番を行うことに決まった。
「じゃあ私午前でお仕事終わりだから、また……あとでね」
小さく手を振られ、自分も振り返す。まだ乾ききっていない太腿の水が、隊士達の目を引く。
……彼女の部屋まで同行するか。あの疚しい隊士達の視線を掃除しなければ。
基本、人数の増減はあるものの三番隊は隊長の俺しか居ない。その際、道場や物置の掃除などを割り当てられることが多い。……一人での掃除は慣れているつもりだ。
「あの、三番隊は私の隊と合同はどうでしょう。三番隊は人が居ませんし、効率は良いと思いますよ。どうせ私の隊は暇ですから」
局長の左後ろに控える彼女が手を挙げる。
「ん、そうだな。じゃあ終と一緒に頼む」
やった、一緒だね。とこちらに向かって手を振る。……まさか、彼女と一緒の掃除場所になるとは。
それぞれ掃除用具を持ち、場に着く。俺と***さんはモップだ。バケツに水を入れて中に運び入れる。
「これからも一緒にしよっか、掃除場所。だったら終くんも大変じゃないよね」
俺の顔を覗き見るようにして笑顔を向けられる。そうしてくれるとありがたいし、それに常に彼女と一緒に居られる………。
駄目だ。集中、集中だZ。
私、あっちからやってくね。モップを持って向こう側に向かう彼女の後ろ姿を見送る。今日は掃除だからと、いつも履いているストッキングを脱いでおり、***さんの生脚が何とも眩しい。
後ろから刺される殺気を含まれた視線に気付き、自分は急いで自分の持ち場へと行く。
[おかげで早く終わったZ]
掃除を終わらせ、副長へ報告に向かう。隣についている彼女は、副長に俺の隊と掃除当番を合同にしてもらうのを申し入れるのだ。
「人が少ないから、私の隊と終くんの隊を合併させちゃったら良かったのに。そしたら終くんと一緒の隊なんだけどね〜」
[だったら俺も良かったZ 仕事を頼めるしね]
「あー、終くんったら私達にお仕事任せてお昼寝する気でしょ!」
[何故分かった]
「分かるもん、大好きだから」
“大好きだから”。突然ぶっこまれる爆弾発言には未だに慣れない。正直心地良いのは事実だが………。
話し歩いていると副長の部屋に着く。結論として、俺と***さんの隊は合同に掃除当番を行うことに決まった。
「じゃあ私午前でお仕事終わりだから、また……あとでね」
小さく手を振られ、自分も振り返す。まだ乾ききっていない太腿の水が、隊士達の目を引く。
……彼女の部屋まで同行するか。あの疚しい隊士達の視線を掃除しなければ。
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