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「あいたっ」
そう言われてしまった事に対して小さくごめんと頭を下げたが、そう言うのなら少しは自分でしてほしいものだ。
“髪が結べない”と言う彼女に対して、毎朝俺は髪を結んでやっている。ある朝髪が絡まった彼女の髪を見て驚いたものだ。最初は髪を梳くだけだったのだが、髪を触られているのが好きらしい彼女は髪を結んで欲しいと言うのだ。仕方ないなという気持ちで結んでいたものがいつしか俺のルーティンに組み込まれてしまっている。
「……ん、斉藤隊長。上手になりましたね?」
鏡を見せ、自分の髪を確認する***さん。仕方ないとはいえ、髪にも手を抜かないのがファッションの基本だZ。今日は三つ編みにしつつシニヨンヘアーというものにしてみたのだ。ふわふわとした髪質はこの髪型に非常に似合う。襟から伺える頸に思わず瞳が奪われてしまう。
「やっぱり隊長に結んでもらったほうがかわいいなぁ」
ふわふわと嬉しそうにする***さんを見ているとこちらまで頬が緩んでしまう。正直言って飽きない。彼女の髪を結ぶのは、楽しい。数少ない二人で居られる時間なのだ。
「明日も楽しみにしてますからねっ」
少し可愛くしすぎただろうか。その髪型で屯所内を歩かれれば視線を大いに浴びてしまうだろう。今にでも***さんの髪の毛をぐしゃぐしゃにしてしまおうと思ってしまうが、彼女は俺の気なんて全く考えず部屋を出て行ってしまった。
悔しい、悔しい。
まったく、明日は一体どんな髪型で可愛くしようか。
己の勤務時間が少し増えた気がする。まあそれは、少し悪くないZ。
そう言われてしまった事に対して小さくごめんと頭を下げたが、そう言うのなら少しは自分でしてほしいものだ。
“髪が結べない”と言う彼女に対して、毎朝俺は髪を結んでやっている。ある朝髪が絡まった彼女の髪を見て驚いたものだ。最初は髪を梳くだけだったのだが、髪を触られているのが好きらしい彼女は髪を結んで欲しいと言うのだ。仕方ないなという気持ちで結んでいたものがいつしか俺のルーティンに組み込まれてしまっている。
「……ん、斉藤隊長。上手になりましたね?」
鏡を見せ、自分の髪を確認する***さん。仕方ないとはいえ、髪にも手を抜かないのがファッションの基本だZ。今日は三つ編みにしつつシニヨンヘアーというものにしてみたのだ。ふわふわとした髪質はこの髪型に非常に似合う。襟から伺える頸に思わず瞳が奪われてしまう。
「やっぱり隊長に結んでもらったほうがかわいいなぁ」
ふわふわと嬉しそうにする***さんを見ているとこちらまで頬が緩んでしまう。正直言って飽きない。彼女の髪を結ぶのは、楽しい。数少ない二人で居られる時間なのだ。
「明日も楽しみにしてますからねっ」
少し可愛くしすぎただろうか。その髪型で屯所内を歩かれれば視線を大いに浴びてしまうだろう。今にでも***さんの髪の毛をぐしゃぐしゃにしてしまおうと思ってしまうが、彼女は俺の気なんて全く考えず部屋を出て行ってしまった。
悔しい、悔しい。
まったく、明日は一体どんな髪型で可愛くしようか。
己の勤務時間が少し増えた気がする。まあそれは、少し悪くないZ。
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