pheromone
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庭で箒を掃きながら、襖で閉ざされた斉藤の部屋を眺めた。彼は普段は書類仕事であり、厠で立つ以外滅多に外に出ないので、こうして外から彼の部屋を見つめることしかできないのだ。
「***ちゃん」
ぼうっと斉藤の部屋を見つめていると、一人の隊士が***の元へと近付く。
「は、はい!?」
「外掃き、代わろうか?」
「え? いえ、お仕事ですから…」
「女中だけでなく俺達が掃除するのも仕事だから」
***ちゃんは休んでて、そう箒の柄を掴まれる。突然、斉藤の部屋の襖が開かれた。
「!」
どきりと胸が驚き、出てきた斉藤の顔を見た。
***の顔を見つめる隊士と、困惑し斉藤の顔を見る***。その光景を見た数秒、何食わぬ顔で部屋を出て行った。
どきどき、嫌な動悸が鳴り響き、そっと箒の柄を離した。庭掃除を隊士に託した後、浮かばない気持ちのまま自室に戻るのだった。
「***ちゃん」
ぼうっと斉藤の部屋を見つめていると、一人の隊士が***の元へと近付く。
「は、はい!?」
「外掃き、代わろうか?」
「え? いえ、お仕事ですから…」
「女中だけでなく俺達が掃除するのも仕事だから」
***ちゃんは休んでて、そう箒の柄を掴まれる。突然、斉藤の部屋の襖が開かれた。
「!」
どきりと胸が驚き、出てきた斉藤の顔を見た。
***の顔を見つめる隊士と、困惑し斉藤の顔を見る***。その光景を見た数秒、何食わぬ顔で部屋を出て行った。
どきどき、嫌な動悸が鳴り響き、そっと箒の柄を離した。庭掃除を隊士に託した後、浮かばない気持ちのまま自室に戻るのだった。