第4章~Festival of Music~
[現在地:階段(1F/門→2F/大広間)]
仲間を救うため、音楽を取り戻すため、再び城に足を踏み入れた一行。
大広間へと続く階段には不気味な静寂が漂い、壁に掛けられた燭台の灯が怪しく彼らを誘うようにゆらめくだけ。
クイエート「それにしても、薄暗いね~…みんな、暗いから足元気をつけてね。」
リウム「ここからは完全に敵陣だ…油断せずに行こう」
クイエート「いつ、何をされるかわからないからね…慎重に、慎重にー…」
マクシミリアン「あっ…えっと、あ、ありがと、う……。慎重に進ま、なきゃ、だね…」
アルク「本当に静かだな………誰もいないみたいに…」
フィーネ「流石に静かすぎるっすよ」
マルガリータ「い、いきなり出てくるとか無い…よね?」
スペード「…大丈夫、何かあったら(懐からフルートを取り出し鎌に変形させ)…俺が出来る限り守るよ…皆隠れてるのかな……」
クイエート「アルクくんの言う通り、怖いくらい静かだよね~!城の住人が、なにか企んでたりして~…」
ルファン「……気をつけてね、どこから出てくるかおれも予想がつかない」
ノクトン「うん…ちょっとドキドキするね…」
アリス「急に壁がこわれてわーっ!て出てきたりして・・・」
リュミ「……何処にいるのかな、お姉ちゃんもノアも……シャトーも」
アルク「…その企みとやら…絶対あるな!こんな国なんだから、間違いないぜ…」
マクシミリアン「か、壁が壊れる、の…!?」
クイエート「急に襲われたら大変だし、周りをよく見ながら進まなきゃね~…」
フィーネ「後ろからとかすかっす」
アリス「もし急にこわれたら怖いなーって思ったの・・・
ミリアも気をつけてね?(マクシミリアンちゃんの方を向いて)」
クイエート「不意打ちはこわいなぁ…いつ戦うことになっても大丈夫なように、心の準備しとかなきゃね~…」
フィーネ「警戒心は大事っすもんね!」
アルク「でもなんか出てくるんならさ…正面からバーっとは出てこなさそうだよな」
クイエート「たしかに~!逆の立場だったらおにーさんもそうするなぁ~…アルクくんあったまいい~!」
ノクトン「でもみんな、くれぐれも大きな怪我はしないでね…そうしたら、元も子もないから(不安そうに)」
リウム「…何にせよ進まないと埒は開かないよ…ここの階には…特に気配も感じないし、早く進まなきゃ…手遅れになってからじゃ遅いしね」
マクシミリアン「ひゃぅえぇっっ……あ、ありがと、う…アリス、く、ん…!」
アルク「(ちょっと照れつつ)……そ、そうかぁ〜?……でもそこがムカつくんだ、私達は正面からじゃ勝てません、って言われてるみたいで…なんとなく卑怯な感じ」
マルガリータ「でももしかしたら…この静寂…、何も起きないってこともあるかも…」
フィーネ「そうだっらいいんっすけどね」
クイエート「そうだねー…何も起きないことを祈ろうか~…」
ローフ「とっとと鐘鳴らして、取り戻さなきゃな…」
マルガリータ「…なにも起きない、ってことは…監視されてるのかもしれないよ…?」
アリス「お、お嬢怖いこと言わないでよ~」
フィーネ「今が安全なら安全な内に進みたいっすね」
ノクトン「もうすぐこのフロアも終わりかな…?何も無いのも奇妙…」
アルク「……うわ、ありえるなそれ……こっちの動きが完全に読まれてるってことじゃねえかよ…」
リウム「兎に角気を付けるに越したことはないよね」
ルファン「……でも、ここで本当に何もないなら上の階の守りを固めてる可能性もある…よね」
マクシミリアン「確かに…広いところに出てきた…ね…?」
[現在地:2F/大広間]
女王の座っていた玉座は空っぽで、今は誰も座っていません。
長い廊下の先に、王に命じられて城を守る誰かの気配が漂います。
リュミ「……!玉座に、誰もいない……(息をのんで)」
クイエート「誰もいないね~…隠れちゃったのかなー?」
ノートル「誰もいないな」
アリス「何か暗いね・・・何か出てきそう・・・な雰囲気」
スペード「女王様……もしかしたら最上階に…いるのかも…」
フェリーエ「流石にここに残ってるってことはないかぁ…」
マルガリータ「…なんか…不穏な空気…」
アルク「……よりによって…この部屋に誰もいないの恐ろしすぎないか…?」
クイエート「どことなく不気味な雰囲気だね~…寒気してきちゃった」
アリス「とりあえずこの廊下進んでみよっ」
ノクトン「この気配…それほど遠くないところに誰かいそうだね…」
リベロス「この先か……ひとの匂いが漂ってきてるな」
リウム「なるべく戦ったりすることなく平穏に終わらせたいけど……そういう訳にもいかないか、な…(寒気に少し顔を顰め)」
マルガリータ「⁈…誰かいるの?」
ノートル「ふーん、近衛兵、ってところかな?」
アリス「あぅ・・・戦うのは得意じゃないよ~・・・」
アルク「……なっ…!本当にいるのかよ…!」
クイエート「争いは避けたいんだけどなー…話し合い…とか出来ないのかな~?」
フィーネ「自分、そんなに強くないっすよ」
リベロス「ま、すんなり通してくれるたァ初めっから思ってねェしな。向こうがその気なら、俺はいくらでも相手してやるさァ」
マクシミリアン「ひっ……(少しだけ影に隠れる)」
マルガリータ「りっ、リベロスがそう言うなら、私だって…‼︎」
スペード「出来るだけ安全に皆が進めるようにするよ…俺も説得出来るようにがんばる(拳を握りしめガッツポーズ)」
ルファン「うまくいくといいけど…とりあえず頑張るしかないよね!」
ローフ「……?(耳をピンと立てて辺りを探るように見回す)廊下の先に……誰か……?でも怖い感じ……しないな……」
ノートル「いざとなったら俺も加勢するぞ(ナイフを握る)」
クイエート「廊下の先ー…?おにーさんは暗くてよく見えないけど…」(目を擦りながら)
スペード「えと…あんまり痛いことはしないであげてね…?皆俺の友達だから…(少し困ったように)」
フィーネ「あっ!音楽聞いたらきっと皆仲良くなれるっすよ!」
アルク「………ん、そうか……そういえばそうだな…じゃあ鉢合わせしたら話し合い…ってことか?」
アリス「だいじょぶだよスペード!スペードのお友達だもんねっ、みんな仲良し~」
ローフ「……ノア?そこにいるの、ノアだよな!(廊下の奥に向かって走り出す)」
ノートル「まぁ、それもそうだな。こちらが殺気立ってもしかたないか」
リウム「まぁ…話し合いが1番だよね…下手に刺激して魔法とか使われたらと思うと……って…ノアくんがいるの…?暗くて良く見えない…けど…」
ノクトン「…ノ、ノア…!ノアがいるの?」
アリス「ノアくーん・・・??」
フィーネ「勝手に行かないで下さいっす!危ないっすよ!」
フェリーエ「えっ…ノア、いるのかい…?!」
???「(怪訝そうに振り返り)……ああ、誰かと思ったら…侵入者か」
クイエート「ノア…くん?ちょっと…様子おかしいんじゃない、かな~…?」
アルク「は……?おい、侵入者って言ったか…!?」
リベロス「ッ……!!やっぱりそんな上手いこと行くわけねェか…!!」
アリス「だれっ!?」
スペード「…これは………(顔を歪ませ鎌を構えて)」
ローフ「……え、ど、どうしたんだよ……?(あとずさり)」
フィーネ「んー、話し合いじゃなんとかならない感じっすか?「
クイエート「侵入者…って、もしかして敵視してる感じ~…?」
ノクトン「ノア……?本当にノアなの…?」
ノートル「スペード、これは話し合いですむようには思えないが…どうするんだ?」
アダム(ノア)「僕はアダム、アダム・ジョーカー、それ以外の何者でもない」
マルガリータ「……まさか…ノアくん……何かに操られているんじゃ……(小声)」
ローフ「……う、嘘もほどほどにしてくれよ〜…冗談キツイぜ?」
アリス「ノアくん僕達が分かんないのー・・・?」
フェリーエ「アダム…ジョーカー…?何を、言って、」
カラリェーヴァ「アダム…?違う、ノアでしょ?どうしたの…??(困惑した表情で焦ったように)」
スペード「…やっぱり…これはシャトーさまの洗脳だ……そう簡単に解けるものじゃない……」
ノクトン「…嘘、僕は…僕はこんなの信じないよ…」
アルク「……………クソ……何なんだよ、あいつ……あのうさぎ野郎……!」
リュミ「お姉ちゃんも……きっとこんなふうに……?」
リベロス「シャトーの野郎、何でもありかよ……どうにかならねェのか…?!」
フィーネ「シャトーさんは何を考えてるんすか……、洗脳なんて」
アダム「わかってはいたけど性懲りも無くまたここに来るなんて…まあいいや、シャトー様に報告しなきゃ」
アリス「(目を潤ませて)シャトーくんが全部やったの・・・?こんなのありえないよぅ」
リウム「…こんなことって…ありかよ…(険しい表情になり)」
マクシミリアン「シャトーちゃんはそんなことしないよ…!そんな、何かあってきっと…ちがうの…」
アルク「なぁ…俺もうわかんねえよ…あの王様から…絶対全部聞き出さなきゃ何にもわかんねえ…!」
アカネ「これは一体…とにかく、どうにかしないと…」
ルファン「シャトー……!!あのやろ、あとで…あとでぶん殴る…!!!」
カラリェーヴァ「ねぇノア、どうしたの?悪い冗談やめてよ…!(アダムくんに駆け寄り手を伸ばす)」
クイエート「そうだよー。ついていい嘘と悪い嘘ってもんがあるでしょ~?」
アダム「(一瞬顔を曇らせた後、手をはねのけ)……シャトー様が待ってる、君たちはせいぜい頑張ってこの城登れば?…登れるものなら、だけど……まあ楽しみにしてるよ(廊下の暗闇に溶けるようにして立ち去り)」
マクシミリアン「…行っちゃった……?」
ローフ「……ま、待て!!ノア!!お前はジョーカーなんかじゃない、ノア……!」
ノクトン「………もうノアじゃないよ…あの子は違う…もう別人になっちゃったみたいだ…」
ノートル「突発的な戦闘は避けられたみたいだな。だが、妙に含みのある言い方だったな」
フェリーエ「嘘、だろう…?ここは本の世界なんかじゃ、ないんだから…」
クイエート「まるで、誰かに操られているような感じだったね…」
リウム「…本当に一体何が起こってるんだ……次から次へとおかしなことばっか…」
ローフ「……あいつはジョーカーなんかじゃない!!ノアだ!!俺の友達だ!……諦めんのかよ…そんなの嫌だよ……!」
カラリェーヴァ「の、ノア…ノア?なんで…?(今にも泣きそうな顔でうわ言のように)」
アリス「ノアくんどうして・・・?シャトーくんも何でこんなこと・・・もうやだ分かんないよ~(泣きながら)」
アルク「……あいつ、本当なんでこんな事するんだ……!?ここの奴らだけじゃなくて…春の奴らもさんざん苦しませるなんて…」
クイエート「春の国の人達は関係ないのに…周りを巻き込んで何がしたいのかな…」
アカネ「シャトーさんは、こんなことをする人じゃないはず…なのにどうして…」
ローフ「……きっとあいつにとっては、これが正しいんだよ」
スペード「…だから早く…間違いを教えてあげなくちゃ…正してあげなくちゃ…こんなことさせたくない…(泣きそうな声になりながら)」
マルガリータ「……みんな…(俯きながら呟く)」
ルファン「スペード……(顔を歪め)…シャトー、何がしたいんだ」
マクシミリアン「兎に角僕たちがやらなければならないことは変わっていないんだ…先へ進もう…」
ノクトン「……鐘を鳴らそう、鳴らさなきゃ…僕達が…(絞り出したような声で)」
リュミ「……やらなきゃ!!」
フィーネ「全ては音楽の為に」
リベロス「…グズグズしてる暇もねェな」
アリス「・・・そーだよね。僕達しかできないよ」
[現在地:階段(2F/大広間→3F/鏡の部屋)]
玉座の横に佇む扉を開けて進むと、長い階段に出ます__阻むようにぽつぽつと黒い影が立ちはだかっています。
クイエート「誰か…いるのかな~?気配がする、けど…」
アルク「………いる…気がする」
ローフ「階段もホイホイ通れねぇな…」
マルガリータ「…(不穏な気を察してリベおじの袖を掴む)」
アリス「気配感じる~」
マクシミリアン「急がないと…ひゃあっ(何かにぶつかって)」
リベロス「…いるな、確実に」
リウム「…そうだね…気配が強い……」
パッチ「ひょっこり、格好付けて階段の上に仁王立ちして)わふん、しんにゅうしゃー!しんにゅうしゃは...........すぺーど?あれ...?」
ノクトン「誰か…いるの…?」
プルプラ「わっ……(ぶつかられてよろける)………え、ブライトナー様!?」
アリス「お化けさん!!だー!」
フェリーエ「!ついに出てきたのか…!」
ネフィリム「えっ、スペード…!?嘘……いや、ほんとだ」
ルファン「……!やっぱり…上に集められて!!」
アカネ「みなさん…やっぱりシャトーさんの側に付いていたのですね…」
パッチ「あうあう...どうしよ...スペードくん....?...ネフィくん...パッチどうすればいい...?」(困ったようにオロオロして
スペード「パッチ…!ネフィ…!…お願い…ここを通して…!(2人の元に駆け寄り声を上げ)」
アリス「通して~っ!お願い!」
ルファン「ねーみんなー!!通してよ!!おれシャトーに会わなきゃー!!」
ノクトン「う…邪魔するの…?(布を威嚇するように広げ)」
マクシミリアン「いたた…びっくりし、た……あなたは…(顔をあげてプルプラだんを見つめる)」
ネフィリム「えっ………僕もわかんないよ……ていうか通しちゃだめ…ってな感じするもん…でも…」
クイエート「僕達、やらなきゃいけないことがあるんだよ~!通してほしいな…」
ネフィ「〜〜〜う〜〜ん………どうしよう…パッチ、形だけでも僕らがやられた〜ってことにしときゃ怒られないかな」
スペード「お願い……ここにいる皆の大切な人達を助ける為なんだ…勿論シャトーさまもだよ…通して…くれる?(懇願しながら首を傾げ)」
パッチ「?よくわかんない、形だけ?分かんないけど...通すのは、ダメ?...それなら、頑張るよ?」(ギョロッとした上の目で見つめ
プルプラ「なぜ………。…申し訳ございません、お通しすることはできないのです王命なので…」
ネフィ「やっぱり駄目だよね……うん、僕もやる…僕は一人で二人、いや何十匹なんだ…なめてもらっちゃ困るよ…!」
マクシミリアン「でっでも僕先にいかなくちゃで…そんな…プルプラさんと戦わなきゃいけな……?(涙目になって)」
パッチ「パッチね、スペードくん達止めるの嫌な気もするんだけど...なりきりは得意なんだよ!だからね、」(上の目が侵入者達を見回し
「わふふ、怖いもの無しの上の人が相手してあげる」
ノクトン「…それなら、痛くすることも考えるよ…いいんだね…?」
リウム「…そう簡単にはいかないってことか…(顔を歪めながら短剣を取り出し)」
アカネ「通してくれないなら、無理矢理押し通すしかないですね…もし怪我をさせたら、その時は…ごめんなさい(弓を構える)」
プルプラ「……ブライトナー様……私もあなたを傷つけたくないのです。だからどうか……身を引いては頂けないでしょうか?」
マルガリータ「…戦わなきゃ、いけないの…?」
アリス「戦うのやだー・・・(涙目になりかけて)・・・けど!やるしかないならたたかうよ!(涙を拭って向き直る)」
ローフ「逃げ切れば勝ちなんだろ……?足には、自信あるぜ」
ルファン「どうしても…戦わなきゃいけないかぁ……それなら誰がいいかな」
ネフィ「あぁ……やるってんなら、こっちも本気出しちゃうよ…でもね、僕の妹が…ネモフィラが…出てきちゃったら、君たちが怪我させたなんてことになったら、僕もう許さないけどね」
スペード「そんな…俺…俺、戦いたくないよ…!(少し声を荒らげて)」
リベロス「そうピリピリしなさんな。気楽に行こうぜ…?(銃に手をかけ)」
マクシミリアン「引けない…でも戦えない…どうしよう…僕はどうしたらいいんだろぉ……うっ…」
パッチ「オォォォーーーーーーン!!!」(スペードくんの声が届かないよう、搔き消すように声をあげ
「お菓子か悪戯か、トリックを選んだそっちが悪いんだからね」(いつのまにか取り出したシーツを抱えて
ネフィリム「いや……君たちに、僕のネモフィラが怪我させられないようにするんなら…例えばこんなのはどう?(弾いた指先からいくつものコウモリになって空中を飛び回り始める)」
プルプラ「………ネフィリム様、私も手伝いましょう」(まくをみて困った顔をするが後頭部からの黒い霧で少し視界を悪くする)
パッチ「トリックトリックトリック!上の人は、『なかのひと』より悪戯が好きなんだから!!」(ぽんっとシーツを深いフードのついたお化けの衣装に変えて、霧に紛れて被せに行こうと
アリス「わわっ!(コウモリを避けながら素早くジャンプして)真っ暗ー!!」
ネフィリム(のうち一匹、小さい声)「ごめんねプルプラ……助かるよ、僕はいくら傷ついてもいいけど…ネモが傷つくのだけは勘弁だからね(唯一白い一匹を自分のもとに寄せながら)」
ルファン「(スペードくんの姿に変幻し、小声で)スペード…おれら2人で意表を突けない?」
マクシミリアン「プルプラさん……僕も戦うしかないの…?でも、でも…っ(瞳からは涙がこぼれる)」
スペード「…!ルファン…!うん、出来そう…かな…でもあんまり怪我はさせないようにね…どうする?」
プルプラ「ッ!……どうか恨まないでください…私には………」
マルガリータ「……もう…黙って見てられない…っ!(マクシミリアンちゃんの肩を掴み)ミリアちゃん、泣いちゃダメ…!相手に隙を与えちゃうわ!」
カラリェーヴァ「わ!な、なんですの…蝙蝠…?こ、来ないでくださいまし!」(手をバタバタさせて蝙蝠を追い払おうとする)
アルク「……うわっ!?コウモリ!?なんだよこいつ……!!なんか一匹だけ白いし…!」
アリス「えいえい!あっち行けー!(おもちゃの剣でコウモリを払って)」
リウム「…!(カラリェーヴァちゃんの方へと駆け寄り蝙蝠を追い払いながら)ここは危ないから隅に行ってて!」
ルファン「とりあえず戸惑わせて無力化させるのが一番かなって て……優先したいのは好戦的な…(チラッと見回し)パッチ……とか?」
マクシミリアン「…ぇ?マルガリータ…ちゃん?(色々なところに驚きながら)」
リュミ「鐘を、鐘を鳴らさなきゃ……こんな戦いはいらないの…!(息を切らして階段を駆け上がりながら)」
アカネ「くっ…仕方ない…みなさん…ごめんなさい!(矢を乱射、敵をなるべくわざと外す、もしくはかすめて動きを制限させようとする)」
パッチ「そこのうさぎ、これ以上は行かせないからね!」(後ろから衣装を被せて動きを止めようと迫り
スペード「パッチ…うん、わかった…(頷いて)挟み撃ちにする感じで囲む……?」
マルガリータ「ミリアちゃん、大丈夫。ミリアちゃんは戦わなくていい。私が守る。…大切な人を、傷付けることなんて…私も出来ないもの……。」
ネフィ(一匹)「(矢にかすりながら)……ッ危ないなぁ………僕は少なくとも危害を加えるなんて一言も言ってないよね!?ネモに当たったらどうするつもりなんだよ!?(我を忘れそうになりながら)」
リベロス「おっと、お嬢ちゃんの邪魔をしちゃあ困るぜ(足元を狙って撃ち)」
ルファン「そうだね…少なからず驚くとは思……(パッチくんが襲おうとしているのを見て)スペード!!!止めなきゃ!!」
カラリェーヴァ「っあ!ありがとう、ございます…(リウムくんにお礼を言い後ろの方に下がる)」
スペード「!うん、行くよルファン!(パッチちゃんの方へ走って向かい)」
リュミ「わっ……!!(シーツを被せられてよろけ)前が見えなっ……」
ノクトン「(攻撃しようとしたがネフィくんの様子を見て)…ねぇ、君にも大切な人がいるの…?」
パッチ「トリックトリックトリック!!そのまま階段から落ちちゃえ!」(リュミちゃんの体を押そうとして
リュミ「きゃ……!!(押されて階段から転げ落ちる)」
マクシミリアン「たったいせつ…(顔が赤くなる)う、うん、ありがとう…!(にこっと微笑んで)」
ネフィ「何……?大切な人?そりゃネモフィラに決まってるだろ!?僕がいなきゃなんにもできない可愛い妹だよ」
パッチ「やった!悪戯大成功!」(嬉しそうに下を見て、油断し
アリス「リュミちゃん危ない!!!」
スペード「こら!パッチ!!何やってるの!!(大きく声を上げて叱咤し)」
マルガリータ「ここは私に任せて…ミリアちゃんは隠れてて?…こう見えても、リベロスに鍛えて貰ったんだから!(微笑むとプルプラくんに向かって走り出す)」
カラリェーヴァ「!リュミ様…!?あぶなっ…!!(咄嗟にリュミちゃんに手を伸ばし腕を掴もうとする)」
ルファン「(スペードくんの姿で)危ない悪戯はしちゃダメでしょ、パッチ!!」
ノクトン「…妹さん…そうなんだ。うん…僕も一緒だよ、君に大切な妹さんがいるように…僕が前に進むのは弟を救うためなんだ」
リュミ「ひゃっ!!(腕を掴まれて)あ、ありがとう……」
パッチ「(口をへの字にしてスペードくん達の方を見て)うるさーい.....?!え、スペードくんが2人?!」(驚いて四つの目を大きく見開き、固まり
プルプラ「!?……貴方はブライトナー様のお友達…ですね。傷つけたくありませんが、やむをえません!!」(焦りながら距離を詰める)
マクシミリアン「(今は言う通りにしようと少し後ろに下がる)」
スペード「もう大人しくしてて!お座り!(パッチちゃんに向けて命令し)」
カラリェーヴァ「よ、良かった間に合いましたわ…大丈夫ですの?(リュミちゃんを引き上げ被せれたシーツを取りながら)」
マルガリータ「(動じずにプルプラくんの両手を掴む)…あなた!本当にこれでいいってわかってるの⁈王様の命令だからって、大切な人を失っても平気なの⁈(真剣な眼差し)」
リュミ「あたしは大丈夫!!さ、行かなきゃ(再び階段を上がっていく)」
ネフィ「弟……?……………そう……そっか…君たちも僕ら、…私と……同じ………君たちの目的は、…そうだったんだね…ごめんなさい(白コウモリを中心に元の姿に戻る)」
パッチ「ぐ...(身じろぎして)ふん、『なかのひと』は素直に聞くかもしれないけど上の人は違うよ!わぉおん、アウォォオオオン!!」(耳に残る命令を忘れようと大きな声で遠吠えをし
リウム「…!(蝙蝠が戻っていくのを見て)…蝙蝠が…何かあったのか…?(短剣を仕舞い辺りを見渡し)」
ルファン「!……もう一回言うよ…?お座り!!(スペードくんに倣ってパッチちゃんに命令し)」
ノクトン「…分かってくれて、ありがとう。僕も、本当は傷付けたくはないんだ…だから、本当に嬉しいよ」
ネフィ(?)「ありがとう。そして………兄が、ネフィリムが…こんなことをしてしまったようで…ごめんなさい…」
プルプラ「ッ!?…それは………確かに傷つけなくない!しかし私は、誰の命令にも逆らえない立場なのです!あなたにはわからないでしょう!?」(手から逃れようとする)
パッチ「...(むすっとした顔をして)分かったー!そっちが偽物だ!本物のスペードくんの方がなんかこう、すごい耳に残る声してるもん!!多分!!」(だんだんと本来の性格で騒ぎ始め
マルガリータ「私たちはあなたたちを困らせに来たんじゃない!みんな仲良くするために来たの!命令に逆らえないんじゃない、あなたが本心を隠しているから!…怖いのは、みんな同じだよ…でも…失ってからじゃ、遅いのよ?」
スペード「もー…静かに!ね…ほら飴あげるから…はい(飴を取り出してパッチちゃんに差し出し)」
ルファン「(ぱあっと顔を綻ばせ)あったり!!さすがパッチ!!!!(変幻を解きます)」
マルガリータ「それでも、自分の気持ちを隠して、命令に従うなら…私を倒して!!!(プルプラくんの両手を離す)」
パッチ「!!キャンディ!!」(喜々として受け取り、舐め始め)
「ほら、パッチすごい!スペードくんの方ちゃんと分かったー!」(上の人は消え、完全になかのひとに。上の二つの目が諦めたかのように閉じられた
リュミ「はっ、はっ……(息を切らしながら階段の上の方まで辿りつき)つ、次に行かなくちゃ……!(扉に手を伸ばす)」
スペード「うん、いいこいいこ(パッチちゃんの頭を撫でようとして)俺達…どうしても行かなくちゃならないんだ、大人しくしてられる?」
パッチ「うんー!うえのひとになりきったけど負けちゃったしいいよー!ほんとはもうちょっと悪戯したかったけど...」(尻尾を振りつつ
プルプラ「(いきなり自由になって戸惑う)…わ、私は、私は!!」
プルプラ「本当は誰も傷つけたくない!!やっと手に入れたこの幸せだって、失うためのものじゃない……!!全部わかってる、ずっと前からわかってるんですよ!!」(マルガリータちゃんからふらふらと離れる)
スペード「もう危ない悪戯はダメだよ、今度やったら怒るからね…(眉を手で吊り上げ顔を作り)」
パッチ「ー?わかったー!」(分かってなさそうな明るい声で返事をする
マルガリータ「(意を決したように)…私たちが、二人を元のように、幸せに戻す。約束する。だから…(今度は優しく手を取り)その手は、大切な人を守る為に使って…?きっと元どおりにするわ!」
リュミ「みんな…戦い、やめてくれるのね!ね、一緒に行こ、あの鐘を鳴らしに……!」
マクシミリアン「プルプラさん…プルプラ…一緒にシャトーちゃんを止めてほしいの…お願いっ!(手を少し震わせながらプルプラの目を見て)」
アリス「うんっ!鐘鳴らしに行こ!」
パッチ「ん!ねースペードくん、パッチ付いて行っていいー?邪魔はしなーい!」
プルプラ「………ならあなたに任せましょう……ありがとうございます、マルガリータ様…」(ぽろぽろと涙を零す。しかし瞳は決意を抱いている)
スペード「?もちろんいいよ、一緒に行こう…!(少し弾んだ声で)」
プルプラ「…ブライトナー様、今ならあなたの気持ちがわかります……私はずっと……いえ、なんでもありません…私の主、私はあなたについて行きますよ」
パッチ「やったー!頑張るよー、スペードくんのゆーとーり!」
フェリーエ「落ち着いたみたいで良かった…早く先に進もう、皆で…!」
ネフィ(ネモフィラ)「あのね…、邪魔をしてしまったから…私が出てきてからのことは…どうか、どなたか兄に伝えてくださる…?」
ローフ「よっし!!あと何階まであるんだか知らねーけど、とにかく進むしかねーな!行くぜ!」
アリス「いっぱい階段上がるぞー!頑張る!」
リウム「ん、進むのか…皆行こう!(声を上げて)」
リュミ「さ、行きましょ…!きっとあたしたちなら、大丈夫__」
アカネ「和解出来てよかった…そうですね、この調子でどんどん行きましょう!」
ノクトン「(ネモちゃんの声を聞き)…僕でよければ、伝えておくよ…妹さん、だよね?どうなってるか分からないけど…これだけは分かる。君のお兄さんは妹思いのいいお兄さんだ…(少し微笑み)」
マクシミリアン「…!(ぱあっと笑顔になり)プルプラっ!うん…ありがとう!」
マクシミリアン「ねえマルガリ―…マル!マルがいなかったら僕、何も解決出来てなかったと思うんだ…だから、ありがとっ!(手を握りながら笑いかける)」
プルプラ「(ふとそっぽを向く)…私の、役目ですから。それにマルガリータ様のお力添えのおかげです。ありがとうございます」
マルガリータ「そ、そんな…私は別に…!…ただ、二人を黙って見てられなくて…(横目にリベロスを見ながら)」
ネモ「そう…私はネモフィラ。今はこの体で出てくることしかできないけどね。(少女らしい顔でにこりと微笑み)………ありがとう。ちょっと束縛が強くて…私のことばっかり考えてた兄だけど…そう、兄に伝えたら喜んでもらえるわ」
仲間を救うため、音楽を取り戻すため、再び城に足を踏み入れた一行。
大広間へと続く階段には不気味な静寂が漂い、壁に掛けられた燭台の灯が怪しく彼らを誘うようにゆらめくだけ。
クイエート「それにしても、薄暗いね~…みんな、暗いから足元気をつけてね。」
リウム「ここからは完全に敵陣だ…油断せずに行こう」
クイエート「いつ、何をされるかわからないからね…慎重に、慎重にー…」
マクシミリアン「あっ…えっと、あ、ありがと、う……。慎重に進ま、なきゃ、だね…」
アルク「本当に静かだな………誰もいないみたいに…」
フィーネ「流石に静かすぎるっすよ」
マルガリータ「い、いきなり出てくるとか無い…よね?」
スペード「…大丈夫、何かあったら(懐からフルートを取り出し鎌に変形させ)…俺が出来る限り守るよ…皆隠れてるのかな……」
クイエート「アルクくんの言う通り、怖いくらい静かだよね~!城の住人が、なにか企んでたりして~…」
ルファン「……気をつけてね、どこから出てくるかおれも予想がつかない」
ノクトン「うん…ちょっとドキドキするね…」
アリス「急に壁がこわれてわーっ!て出てきたりして・・・」
リュミ「……何処にいるのかな、お姉ちゃんもノアも……シャトーも」
アルク「…その企みとやら…絶対あるな!こんな国なんだから、間違いないぜ…」
マクシミリアン「か、壁が壊れる、の…!?」
クイエート「急に襲われたら大変だし、周りをよく見ながら進まなきゃね~…」
フィーネ「後ろからとかすかっす」
アリス「もし急にこわれたら怖いなーって思ったの・・・
ミリアも気をつけてね?(マクシミリアンちゃんの方を向いて)」
クイエート「不意打ちはこわいなぁ…いつ戦うことになっても大丈夫なように、心の準備しとかなきゃね~…」
フィーネ「警戒心は大事っすもんね!」
アルク「でもなんか出てくるんならさ…正面からバーっとは出てこなさそうだよな」
クイエート「たしかに~!逆の立場だったらおにーさんもそうするなぁ~…アルクくんあったまいい~!」
ノクトン「でもみんな、くれぐれも大きな怪我はしないでね…そうしたら、元も子もないから(不安そうに)」
リウム「…何にせよ進まないと埒は開かないよ…ここの階には…特に気配も感じないし、早く進まなきゃ…手遅れになってからじゃ遅いしね」
マクシミリアン「ひゃぅえぇっっ……あ、ありがと、う…アリス、く、ん…!」
アルク「(ちょっと照れつつ)……そ、そうかぁ〜?……でもそこがムカつくんだ、私達は正面からじゃ勝てません、って言われてるみたいで…なんとなく卑怯な感じ」
マルガリータ「でももしかしたら…この静寂…、何も起きないってこともあるかも…」
フィーネ「そうだっらいいんっすけどね」
クイエート「そうだねー…何も起きないことを祈ろうか~…」
ローフ「とっとと鐘鳴らして、取り戻さなきゃな…」
マルガリータ「…なにも起きない、ってことは…監視されてるのかもしれないよ…?」
アリス「お、お嬢怖いこと言わないでよ~」
フィーネ「今が安全なら安全な内に進みたいっすね」
ノクトン「もうすぐこのフロアも終わりかな…?何も無いのも奇妙…」
アルク「……うわ、ありえるなそれ……こっちの動きが完全に読まれてるってことじゃねえかよ…」
リウム「兎に角気を付けるに越したことはないよね」
ルファン「……でも、ここで本当に何もないなら上の階の守りを固めてる可能性もある…よね」
マクシミリアン「確かに…広いところに出てきた…ね…?」
[現在地:2F/大広間]
女王の座っていた玉座は空っぽで、今は誰も座っていません。
長い廊下の先に、王に命じられて城を守る誰かの気配が漂います。
リュミ「……!玉座に、誰もいない……(息をのんで)」
クイエート「誰もいないね~…隠れちゃったのかなー?」
ノートル「誰もいないな」
アリス「何か暗いね・・・何か出てきそう・・・な雰囲気」
スペード「女王様……もしかしたら最上階に…いるのかも…」
フェリーエ「流石にここに残ってるってことはないかぁ…」
マルガリータ「…なんか…不穏な空気…」
アルク「……よりによって…この部屋に誰もいないの恐ろしすぎないか…?」
クイエート「どことなく不気味な雰囲気だね~…寒気してきちゃった」
アリス「とりあえずこの廊下進んでみよっ」
ノクトン「この気配…それほど遠くないところに誰かいそうだね…」
リベロス「この先か……ひとの匂いが漂ってきてるな」
リウム「なるべく戦ったりすることなく平穏に終わらせたいけど……そういう訳にもいかないか、な…(寒気に少し顔を顰め)」
マルガリータ「⁈…誰かいるの?」
ノートル「ふーん、近衛兵、ってところかな?」
アリス「あぅ・・・戦うのは得意じゃないよ~・・・」
アルク「……なっ…!本当にいるのかよ…!」
クイエート「争いは避けたいんだけどなー…話し合い…とか出来ないのかな~?」
フィーネ「自分、そんなに強くないっすよ」
リベロス「ま、すんなり通してくれるたァ初めっから思ってねェしな。向こうがその気なら、俺はいくらでも相手してやるさァ」
マクシミリアン「ひっ……(少しだけ影に隠れる)」
マルガリータ「りっ、リベロスがそう言うなら、私だって…‼︎」
スペード「出来るだけ安全に皆が進めるようにするよ…俺も説得出来るようにがんばる(拳を握りしめガッツポーズ)」
ルファン「うまくいくといいけど…とりあえず頑張るしかないよね!」
ローフ「……?(耳をピンと立てて辺りを探るように見回す)廊下の先に……誰か……?でも怖い感じ……しないな……」
ノートル「いざとなったら俺も加勢するぞ(ナイフを握る)」
クイエート「廊下の先ー…?おにーさんは暗くてよく見えないけど…」(目を擦りながら)
スペード「えと…あんまり痛いことはしないであげてね…?皆俺の友達だから…(少し困ったように)」
フィーネ「あっ!音楽聞いたらきっと皆仲良くなれるっすよ!」
アルク「………ん、そうか……そういえばそうだな…じゃあ鉢合わせしたら話し合い…ってことか?」
アリス「だいじょぶだよスペード!スペードのお友達だもんねっ、みんな仲良し~」
ローフ「……ノア?そこにいるの、ノアだよな!(廊下の奥に向かって走り出す)」
ノートル「まぁ、それもそうだな。こちらが殺気立ってもしかたないか」
リウム「まぁ…話し合いが1番だよね…下手に刺激して魔法とか使われたらと思うと……って…ノアくんがいるの…?暗くて良く見えない…けど…」
ノクトン「…ノ、ノア…!ノアがいるの?」
アリス「ノアくーん・・・??」
フィーネ「勝手に行かないで下さいっす!危ないっすよ!」
フェリーエ「えっ…ノア、いるのかい…?!」
???「(怪訝そうに振り返り)……ああ、誰かと思ったら…侵入者か」
クイエート「ノア…くん?ちょっと…様子おかしいんじゃない、かな~…?」
アルク「は……?おい、侵入者って言ったか…!?」
リベロス「ッ……!!やっぱりそんな上手いこと行くわけねェか…!!」
アリス「だれっ!?」
スペード「…これは………(顔を歪ませ鎌を構えて)」
ローフ「……え、ど、どうしたんだよ……?(あとずさり)」
フィーネ「んー、話し合いじゃなんとかならない感じっすか?「
クイエート「侵入者…って、もしかして敵視してる感じ~…?」
ノクトン「ノア……?本当にノアなの…?」
ノートル「スペード、これは話し合いですむようには思えないが…どうするんだ?」
アダム(ノア)「僕はアダム、アダム・ジョーカー、それ以外の何者でもない」
マルガリータ「……まさか…ノアくん……何かに操られているんじゃ……(小声)」
ローフ「……う、嘘もほどほどにしてくれよ〜…冗談キツイぜ?」
アリス「ノアくん僕達が分かんないのー・・・?」
フェリーエ「アダム…ジョーカー…?何を、言って、」
カラリェーヴァ「アダム…?違う、ノアでしょ?どうしたの…??(困惑した表情で焦ったように)」
スペード「…やっぱり…これはシャトーさまの洗脳だ……そう簡単に解けるものじゃない……」
ノクトン「…嘘、僕は…僕はこんなの信じないよ…」
アルク「……………クソ……何なんだよ、あいつ……あのうさぎ野郎……!」
リュミ「お姉ちゃんも……きっとこんなふうに……?」
リベロス「シャトーの野郎、何でもありかよ……どうにかならねェのか…?!」
フィーネ「シャトーさんは何を考えてるんすか……、洗脳なんて」
アダム「わかってはいたけど性懲りも無くまたここに来るなんて…まあいいや、シャトー様に報告しなきゃ」
アリス「(目を潤ませて)シャトーくんが全部やったの・・・?こんなのありえないよぅ」
リウム「…こんなことって…ありかよ…(険しい表情になり)」
マクシミリアン「シャトーちゃんはそんなことしないよ…!そんな、何かあってきっと…ちがうの…」
アルク「なぁ…俺もうわかんねえよ…あの王様から…絶対全部聞き出さなきゃ何にもわかんねえ…!」
アカネ「これは一体…とにかく、どうにかしないと…」
ルファン「シャトー……!!あのやろ、あとで…あとでぶん殴る…!!!」
カラリェーヴァ「ねぇノア、どうしたの?悪い冗談やめてよ…!(アダムくんに駆け寄り手を伸ばす)」
クイエート「そうだよー。ついていい嘘と悪い嘘ってもんがあるでしょ~?」
アダム「(一瞬顔を曇らせた後、手をはねのけ)……シャトー様が待ってる、君たちはせいぜい頑張ってこの城登れば?…登れるものなら、だけど……まあ楽しみにしてるよ(廊下の暗闇に溶けるようにして立ち去り)」
マクシミリアン「…行っちゃった……?」
ローフ「……ま、待て!!ノア!!お前はジョーカーなんかじゃない、ノア……!」
ノクトン「………もうノアじゃないよ…あの子は違う…もう別人になっちゃったみたいだ…」
ノートル「突発的な戦闘は避けられたみたいだな。だが、妙に含みのある言い方だったな」
フェリーエ「嘘、だろう…?ここは本の世界なんかじゃ、ないんだから…」
クイエート「まるで、誰かに操られているような感じだったね…」
リウム「…本当に一体何が起こってるんだ……次から次へとおかしなことばっか…」
ローフ「……あいつはジョーカーなんかじゃない!!ノアだ!!俺の友達だ!……諦めんのかよ…そんなの嫌だよ……!」
カラリェーヴァ「の、ノア…ノア?なんで…?(今にも泣きそうな顔でうわ言のように)」
アリス「ノアくんどうして・・・?シャトーくんも何でこんなこと・・・もうやだ分かんないよ~(泣きながら)」
アルク「……あいつ、本当なんでこんな事するんだ……!?ここの奴らだけじゃなくて…春の奴らもさんざん苦しませるなんて…」
クイエート「春の国の人達は関係ないのに…周りを巻き込んで何がしたいのかな…」
アカネ「シャトーさんは、こんなことをする人じゃないはず…なのにどうして…」
ローフ「……きっとあいつにとっては、これが正しいんだよ」
スペード「…だから早く…間違いを教えてあげなくちゃ…正してあげなくちゃ…こんなことさせたくない…(泣きそうな声になりながら)」
マルガリータ「……みんな…(俯きながら呟く)」
ルファン「スペード……(顔を歪め)…シャトー、何がしたいんだ」
マクシミリアン「兎に角僕たちがやらなければならないことは変わっていないんだ…先へ進もう…」
ノクトン「……鐘を鳴らそう、鳴らさなきゃ…僕達が…(絞り出したような声で)」
リュミ「……やらなきゃ!!」
フィーネ「全ては音楽の為に」
リベロス「…グズグズしてる暇もねェな」
アリス「・・・そーだよね。僕達しかできないよ」
[現在地:階段(2F/大広間→3F/鏡の部屋)]
玉座の横に佇む扉を開けて進むと、長い階段に出ます__阻むようにぽつぽつと黒い影が立ちはだかっています。
クイエート「誰か…いるのかな~?気配がする、けど…」
アルク「………いる…気がする」
ローフ「階段もホイホイ通れねぇな…」
マルガリータ「…(不穏な気を察してリベおじの袖を掴む)」
アリス「気配感じる~」
マクシミリアン「急がないと…ひゃあっ(何かにぶつかって)」
リベロス「…いるな、確実に」
リウム「…そうだね…気配が強い……」
パッチ「ひょっこり、格好付けて階段の上に仁王立ちして)わふん、しんにゅうしゃー!しんにゅうしゃは...........すぺーど?あれ...?」
ノクトン「誰か…いるの…?」
プルプラ「わっ……(ぶつかられてよろける)………え、ブライトナー様!?」
アリス「お化けさん!!だー!」
フェリーエ「!ついに出てきたのか…!」
ネフィリム「えっ、スペード…!?嘘……いや、ほんとだ」
ルファン「……!やっぱり…上に集められて!!」
アカネ「みなさん…やっぱりシャトーさんの側に付いていたのですね…」
パッチ「あうあう...どうしよ...スペードくん....?...ネフィくん...パッチどうすればいい...?」(困ったようにオロオロして
スペード「パッチ…!ネフィ…!…お願い…ここを通して…!(2人の元に駆け寄り声を上げ)」
アリス「通して~っ!お願い!」
ルファン「ねーみんなー!!通してよ!!おれシャトーに会わなきゃー!!」
ノクトン「う…邪魔するの…?(布を威嚇するように広げ)」
マクシミリアン「いたた…びっくりし、た……あなたは…(顔をあげてプルプラだんを見つめる)」
ネフィリム「えっ………僕もわかんないよ……ていうか通しちゃだめ…ってな感じするもん…でも…」
クイエート「僕達、やらなきゃいけないことがあるんだよ~!通してほしいな…」
ネフィ「〜〜〜う〜〜ん………どうしよう…パッチ、形だけでも僕らがやられた〜ってことにしときゃ怒られないかな」
スペード「お願い……ここにいる皆の大切な人達を助ける為なんだ…勿論シャトーさまもだよ…通して…くれる?(懇願しながら首を傾げ)」
パッチ「?よくわかんない、形だけ?分かんないけど...通すのは、ダメ?...それなら、頑張るよ?」(ギョロッとした上の目で見つめ
プルプラ「なぜ………。…申し訳ございません、お通しすることはできないのです王命なので…」
ネフィ「やっぱり駄目だよね……うん、僕もやる…僕は一人で二人、いや何十匹なんだ…なめてもらっちゃ困るよ…!」
マクシミリアン「でっでも僕先にいかなくちゃで…そんな…プルプラさんと戦わなきゃいけな……?(涙目になって)」
パッチ「パッチね、スペードくん達止めるの嫌な気もするんだけど...なりきりは得意なんだよ!だからね、」(上の目が侵入者達を見回し
「わふふ、怖いもの無しの上の人が相手してあげる」
ノクトン「…それなら、痛くすることも考えるよ…いいんだね…?」
リウム「…そう簡単にはいかないってことか…(顔を歪めながら短剣を取り出し)」
アカネ「通してくれないなら、無理矢理押し通すしかないですね…もし怪我をさせたら、その時は…ごめんなさい(弓を構える)」
プルプラ「……ブライトナー様……私もあなたを傷つけたくないのです。だからどうか……身を引いては頂けないでしょうか?」
マルガリータ「…戦わなきゃ、いけないの…?」
アリス「戦うのやだー・・・(涙目になりかけて)・・・けど!やるしかないならたたかうよ!(涙を拭って向き直る)」
ローフ「逃げ切れば勝ちなんだろ……?足には、自信あるぜ」
ルファン「どうしても…戦わなきゃいけないかぁ……それなら誰がいいかな」
ネフィ「あぁ……やるってんなら、こっちも本気出しちゃうよ…でもね、僕の妹が…ネモフィラが…出てきちゃったら、君たちが怪我させたなんてことになったら、僕もう許さないけどね」
スペード「そんな…俺…俺、戦いたくないよ…!(少し声を荒らげて)」
リベロス「そうピリピリしなさんな。気楽に行こうぜ…?(銃に手をかけ)」
マクシミリアン「引けない…でも戦えない…どうしよう…僕はどうしたらいいんだろぉ……うっ…」
パッチ「オォォォーーーーーーン!!!」(スペードくんの声が届かないよう、搔き消すように声をあげ
「お菓子か悪戯か、トリックを選んだそっちが悪いんだからね」(いつのまにか取り出したシーツを抱えて
ネフィリム「いや……君たちに、僕のネモフィラが怪我させられないようにするんなら…例えばこんなのはどう?(弾いた指先からいくつものコウモリになって空中を飛び回り始める)」
プルプラ「………ネフィリム様、私も手伝いましょう」(まくをみて困った顔をするが後頭部からの黒い霧で少し視界を悪くする)
パッチ「トリックトリックトリック!上の人は、『なかのひと』より悪戯が好きなんだから!!」(ぽんっとシーツを深いフードのついたお化けの衣装に変えて、霧に紛れて被せに行こうと
アリス「わわっ!(コウモリを避けながら素早くジャンプして)真っ暗ー!!」
ネフィリム(のうち一匹、小さい声)「ごめんねプルプラ……助かるよ、僕はいくら傷ついてもいいけど…ネモが傷つくのだけは勘弁だからね(唯一白い一匹を自分のもとに寄せながら)」
ルファン「(スペードくんの姿に変幻し、小声で)スペード…おれら2人で意表を突けない?」
マクシミリアン「プルプラさん……僕も戦うしかないの…?でも、でも…っ(瞳からは涙がこぼれる)」
スペード「…!ルファン…!うん、出来そう…かな…でもあんまり怪我はさせないようにね…どうする?」
プルプラ「ッ!……どうか恨まないでください…私には………」
マルガリータ「……もう…黙って見てられない…っ!(マクシミリアンちゃんの肩を掴み)ミリアちゃん、泣いちゃダメ…!相手に隙を与えちゃうわ!」
カラリェーヴァ「わ!な、なんですの…蝙蝠…?こ、来ないでくださいまし!」(手をバタバタさせて蝙蝠を追い払おうとする)
アルク「……うわっ!?コウモリ!?なんだよこいつ……!!なんか一匹だけ白いし…!」
アリス「えいえい!あっち行けー!(おもちゃの剣でコウモリを払って)」
リウム「…!(カラリェーヴァちゃんの方へと駆け寄り蝙蝠を追い払いながら)ここは危ないから隅に行ってて!」
ルファン「とりあえず戸惑わせて無力化させるのが一番かなって て……優先したいのは好戦的な…(チラッと見回し)パッチ……とか?」
マクシミリアン「…ぇ?マルガリータ…ちゃん?(色々なところに驚きながら)」
リュミ「鐘を、鐘を鳴らさなきゃ……こんな戦いはいらないの…!(息を切らして階段を駆け上がりながら)」
アカネ「くっ…仕方ない…みなさん…ごめんなさい!(矢を乱射、敵をなるべくわざと外す、もしくはかすめて動きを制限させようとする)」
パッチ「そこのうさぎ、これ以上は行かせないからね!」(後ろから衣装を被せて動きを止めようと迫り
スペード「パッチ…うん、わかった…(頷いて)挟み撃ちにする感じで囲む……?」
マルガリータ「ミリアちゃん、大丈夫。ミリアちゃんは戦わなくていい。私が守る。…大切な人を、傷付けることなんて…私も出来ないもの……。」
ネフィ(一匹)「(矢にかすりながら)……ッ危ないなぁ………僕は少なくとも危害を加えるなんて一言も言ってないよね!?ネモに当たったらどうするつもりなんだよ!?(我を忘れそうになりながら)」
リベロス「おっと、お嬢ちゃんの邪魔をしちゃあ困るぜ(足元を狙って撃ち)」
ルファン「そうだね…少なからず驚くとは思……(パッチくんが襲おうとしているのを見て)スペード!!!止めなきゃ!!」
カラリェーヴァ「っあ!ありがとう、ございます…(リウムくんにお礼を言い後ろの方に下がる)」
スペード「!うん、行くよルファン!(パッチちゃんの方へ走って向かい)」
リュミ「わっ……!!(シーツを被せられてよろけ)前が見えなっ……」
ノクトン「(攻撃しようとしたがネフィくんの様子を見て)…ねぇ、君にも大切な人がいるの…?」
パッチ「トリックトリックトリック!!そのまま階段から落ちちゃえ!」(リュミちゃんの体を押そうとして
リュミ「きゃ……!!(押されて階段から転げ落ちる)」
マクシミリアン「たったいせつ…(顔が赤くなる)う、うん、ありがとう…!(にこっと微笑んで)」
ネフィ「何……?大切な人?そりゃネモフィラに決まってるだろ!?僕がいなきゃなんにもできない可愛い妹だよ」
パッチ「やった!悪戯大成功!」(嬉しそうに下を見て、油断し
アリス「リュミちゃん危ない!!!」
スペード「こら!パッチ!!何やってるの!!(大きく声を上げて叱咤し)」
マルガリータ「ここは私に任せて…ミリアちゃんは隠れてて?…こう見えても、リベロスに鍛えて貰ったんだから!(微笑むとプルプラくんに向かって走り出す)」
カラリェーヴァ「!リュミ様…!?あぶなっ…!!(咄嗟にリュミちゃんに手を伸ばし腕を掴もうとする)」
ルファン「(スペードくんの姿で)危ない悪戯はしちゃダメでしょ、パッチ!!」
ノクトン「…妹さん…そうなんだ。うん…僕も一緒だよ、君に大切な妹さんがいるように…僕が前に進むのは弟を救うためなんだ」
リュミ「ひゃっ!!(腕を掴まれて)あ、ありがとう……」
パッチ「(口をへの字にしてスペードくん達の方を見て)うるさーい.....?!え、スペードくんが2人?!」(驚いて四つの目を大きく見開き、固まり
プルプラ「!?……貴方はブライトナー様のお友達…ですね。傷つけたくありませんが、やむをえません!!」(焦りながら距離を詰める)
マクシミリアン「(今は言う通りにしようと少し後ろに下がる)」
スペード「もう大人しくしてて!お座り!(パッチちゃんに向けて命令し)」
カラリェーヴァ「よ、良かった間に合いましたわ…大丈夫ですの?(リュミちゃんを引き上げ被せれたシーツを取りながら)」
マルガリータ「(動じずにプルプラくんの両手を掴む)…あなた!本当にこれでいいってわかってるの⁈王様の命令だからって、大切な人を失っても平気なの⁈(真剣な眼差し)」
リュミ「あたしは大丈夫!!さ、行かなきゃ(再び階段を上がっていく)」
ネフィ「弟……?……………そう……そっか…君たちも僕ら、…私と……同じ………君たちの目的は、…そうだったんだね…ごめんなさい(白コウモリを中心に元の姿に戻る)」
パッチ「ぐ...(身じろぎして)ふん、『なかのひと』は素直に聞くかもしれないけど上の人は違うよ!わぉおん、アウォォオオオン!!」(耳に残る命令を忘れようと大きな声で遠吠えをし
リウム「…!(蝙蝠が戻っていくのを見て)…蝙蝠が…何かあったのか…?(短剣を仕舞い辺りを見渡し)」
ルファン「!……もう一回言うよ…?お座り!!(スペードくんに倣ってパッチちゃんに命令し)」
ノクトン「…分かってくれて、ありがとう。僕も、本当は傷付けたくはないんだ…だから、本当に嬉しいよ」
ネフィ(?)「ありがとう。そして………兄が、ネフィリムが…こんなことをしてしまったようで…ごめんなさい…」
プルプラ「ッ!?…それは………確かに傷つけなくない!しかし私は、誰の命令にも逆らえない立場なのです!あなたにはわからないでしょう!?」(手から逃れようとする)
パッチ「...(むすっとした顔をして)分かったー!そっちが偽物だ!本物のスペードくんの方がなんかこう、すごい耳に残る声してるもん!!多分!!」(だんだんと本来の性格で騒ぎ始め
マルガリータ「私たちはあなたたちを困らせに来たんじゃない!みんな仲良くするために来たの!命令に逆らえないんじゃない、あなたが本心を隠しているから!…怖いのは、みんな同じだよ…でも…失ってからじゃ、遅いのよ?」
スペード「もー…静かに!ね…ほら飴あげるから…はい(飴を取り出してパッチちゃんに差し出し)」
ルファン「(ぱあっと顔を綻ばせ)あったり!!さすがパッチ!!!!(変幻を解きます)」
マルガリータ「それでも、自分の気持ちを隠して、命令に従うなら…私を倒して!!!(プルプラくんの両手を離す)」
パッチ「!!キャンディ!!」(喜々として受け取り、舐め始め)
「ほら、パッチすごい!スペードくんの方ちゃんと分かったー!」(上の人は消え、完全になかのひとに。上の二つの目が諦めたかのように閉じられた
リュミ「はっ、はっ……(息を切らしながら階段の上の方まで辿りつき)つ、次に行かなくちゃ……!(扉に手を伸ばす)」
スペード「うん、いいこいいこ(パッチちゃんの頭を撫でようとして)俺達…どうしても行かなくちゃならないんだ、大人しくしてられる?」
パッチ「うんー!うえのひとになりきったけど負けちゃったしいいよー!ほんとはもうちょっと悪戯したかったけど...」(尻尾を振りつつ
プルプラ「(いきなり自由になって戸惑う)…わ、私は、私は!!」
プルプラ「本当は誰も傷つけたくない!!やっと手に入れたこの幸せだって、失うためのものじゃない……!!全部わかってる、ずっと前からわかってるんですよ!!」(マルガリータちゃんからふらふらと離れる)
スペード「もう危ない悪戯はダメだよ、今度やったら怒るからね…(眉を手で吊り上げ顔を作り)」
パッチ「ー?わかったー!」(分かってなさそうな明るい声で返事をする
マルガリータ「(意を決したように)…私たちが、二人を元のように、幸せに戻す。約束する。だから…(今度は優しく手を取り)その手は、大切な人を守る為に使って…?きっと元どおりにするわ!」
リュミ「みんな…戦い、やめてくれるのね!ね、一緒に行こ、あの鐘を鳴らしに……!」
マクシミリアン「プルプラさん…プルプラ…一緒にシャトーちゃんを止めてほしいの…お願いっ!(手を少し震わせながらプルプラの目を見て)」
アリス「うんっ!鐘鳴らしに行こ!」
パッチ「ん!ねースペードくん、パッチ付いて行っていいー?邪魔はしなーい!」
プルプラ「………ならあなたに任せましょう……ありがとうございます、マルガリータ様…」(ぽろぽろと涙を零す。しかし瞳は決意を抱いている)
スペード「?もちろんいいよ、一緒に行こう…!(少し弾んだ声で)」
プルプラ「…ブライトナー様、今ならあなたの気持ちがわかります……私はずっと……いえ、なんでもありません…私の主、私はあなたについて行きますよ」
パッチ「やったー!頑張るよー、スペードくんのゆーとーり!」
フェリーエ「落ち着いたみたいで良かった…早く先に進もう、皆で…!」
ネフィ(ネモフィラ)「あのね…、邪魔をしてしまったから…私が出てきてからのことは…どうか、どなたか兄に伝えてくださる…?」
ローフ「よっし!!あと何階まであるんだか知らねーけど、とにかく進むしかねーな!行くぜ!」
アリス「いっぱい階段上がるぞー!頑張る!」
リウム「ん、進むのか…皆行こう!(声を上げて)」
リュミ「さ、行きましょ…!きっとあたしたちなら、大丈夫__」
アカネ「和解出来てよかった…そうですね、この調子でどんどん行きましょう!」
ノクトン「(ネモちゃんの声を聞き)…僕でよければ、伝えておくよ…妹さん、だよね?どうなってるか分からないけど…これだけは分かる。君のお兄さんは妹思いのいいお兄さんだ…(少し微笑み)」
マクシミリアン「…!(ぱあっと笑顔になり)プルプラっ!うん…ありがとう!」
マクシミリアン「ねえマルガリ―…マル!マルがいなかったら僕、何も解決出来てなかったと思うんだ…だから、ありがとっ!(手を握りながら笑いかける)」
プルプラ「(ふとそっぽを向く)…私の、役目ですから。それにマルガリータ様のお力添えのおかげです。ありがとうございます」
マルガリータ「そ、そんな…私は別に…!…ただ、二人を黙って見てられなくて…(横目にリベロスを見ながら)」
ネモ「そう…私はネモフィラ。今はこの体で出てくることしかできないけどね。(少女らしい顔でにこりと微笑み)………ありがとう。ちょっと束縛が強くて…私のことばっかり考えてた兄だけど…そう、兄に伝えたら喜んでもらえるわ」
