第3章~太陽の歌声に誘われて~
お互いの国の文化を披露しあい、絆を深める2つの国の仲間たち。
今日は海辺の市場で夏祭りがあるようです。
カルロッタに誘われた春の仲間たちは、早速市場へ向かうことに。
ラディ「夏祭り、楽しそうだな!早く行こうぜ!」
ローフ「いぇ〜い!!祭りだ祭りだー!」
ノクトン「うんうん、僕も今から何があるかとっても楽しみだよ〜!」
ファル「楽しみですぅ〜!
何があるですぅかね〜」
アリス「お祭りお祭りっ!」
アルク「やっぱり姉御は粋なことをするんだな〜…お祭りだなんて初めてだ」
パティッツ「市場行って〜お祭り!すっごく素敵なの♪」
アリス「楽しみだね!(アルクさんと手をつなぐ)」
アルク「(繋がれます)あ……アリス(この前のことを思い出しながら)……そうだな、目一杯楽しもうな」
カルロッタ「お、お前ら来たか。小遣いなら少しだけどやるから好きなもんを買えよ」
クローズ「久しぶりの祭りだ〜!みんな、めいいっぱい楽しもうぜ!」
マルガリータ「お祭りかぁ…屋台とか出てるかしら…?」
アルク「えっ……いいのか姉御!?小遣いなんか…」
ティノ「わ〜い!お祭りだ〜
カルロッタ姉さんありがと!」
パティッツ「わあーい!船長ありがとうなの!」
リウム「船長さん良いんですか…?その…今月の稼ぎとかもありますし…(小声)」
アリス「(アルクさんの手をぎゅっと握る)だね!♡・・・え!おこづかい?✨」
アリス「ほんとにいーの?」
クローズ「おお〜さっすが姐御!太っ腹!!」
カルロッタ「せっかくの祭りだしな、楽しめよ!気にするなリウム!(笑って)」
マルガリータ「船長さん…!ありがとうございます…!」
リウム「それならいいんですけど…うん、(笑顔に戻って)はい!分かりました!」
ノクトン「海賊の人達はみんな優しくて賑やかで頼りがいがあるなぁ…!最初、ちょっと怖がってたのが嘘みたいだよ」
フェリーエ「ね、いいひと達ばかりで良かったよ」
リュミ「そうねノクトン、あと少しでお別れかと思うと寂しいわ…」
レテ「みんな、なにしてるの〜?私も混ぜて混ぜて〜!!」
パティッツ「レテちゃん!今から皆でお祭りに行くのよ!一緒に行くなの!」
リウム「ふふっ、とりあえず出発するまでは楽しんでいってね!お祭りも賑やかで楽しいよ!」
レテ「そうなんだ!うんうん!一緒に行こー!」
アルク「俺ももうすぐここから離れるんだからなぁ……悔いの残らないようにしっかり楽しまなきゃな」
ティノ「今日は皆で最高の思い出が作れればいいねっ!」
リュミ「そうね!さぁ行きましょ!」
クローズ「…そうだな、俺もこの時間、しっかり焼き付けておかないと!」
リベロス「祭りってのはあまり好きじゃねェが……最後くらいは楽しんでみっかァ」
華やかな出店が見えてきました。海に向かって出店の並ぶ道が真っ直ぐに伸びています。
アリス「そっかぁ・・・もうすぐ行っちゃうんだっけ」
アリス「あっ!お店!きらきらしてるよ~」
リウム「お…見えてきたね!どこから回ろうか…」
ファル「ふわぁぁ綺麗ですぅね〜
色々あって楽しそうですぅ…!」
アルク「そうだな……でも帰ってきたらもっと強くなってるからな?…ん、何か食べるか?」
フェリーエ「わぁ…これは迷っちゃうね。どこから行こう…」
バソル「まつりだー!!!早くなんか買おうぜ!」
クローズ「おお〜やっぱすげえな!さて、どうしようか…」
パティッツ「う〜 どのお店も楽しそうなの!迷っちゃうなの〜!」
マルガリータ「(リベおじに寄り添いながら)またお酒ばっかり飲まれたら困るから、おじさんについてくね?」
ノクトン「ワクワクしちゃうなぁ…あ、僕あのお店行ってみたいな…!(クレープ屋を指さし)」
アリス「フランクフルト食べた~い・・・あっでもフルーツスムージーもおいしそう・・・」
リウム「うーん…僕はどこからでもいいから、どこか行きたいところあったら案内するよ?」
アルク「………じゃあ両方買えば?俺は払わないけどな」
パティッツ「こっちにはわたあめなの!カラフルでかわいいなの♡」
リベロス「何だよお嬢ちゃん、俺を飲んだくれみてェによ…飲みすぎなきゃ飲んでも良いだろォ?」
ティノ「美味しそうなのいっぱーい!かき氷にわたあめにクレープ!!
何から食べよっかな〜」
トニー「夏祭りかぁ。やっぱりお酒が美味しいよね。お酒に合うもの…何かないかな」
リウム「…お酒、飲みすぎちゃいけませんからね……?」
ノア「すごい…随分と賑やかだね」
マルガリータ「飲みすぎなければね?あとおじさんは飲んだくれだもん(えっへん顔)」
ローフ「…お、ノアか」
アリス「両方・・・!!その手があったかー!(財布を取り出しながら目をキラキラさせて)」
ファル「ノア君とローフ君は
気になるとこあるんですぅか?」
バソル「とりあえず......酒買うか...」
ローフ「うーん、卵料理はないかー?」
アリス「ローフくん!ポーチドエッグの屋台があるよ~」
リベロス「何偉そうに言ってんだお前ェはよ……おっ、バソル!一緒に酒買いに行こーぜ!」
ローフ「たまごたまご!!見に行くぜー!」
クローズ「まあいいや!とりあえずたこ焼きでも食べよっと!」
マルガリータ「あっ!おじさん待って!(追いかける)」
バソル「おっ!リベロスの旦那ァ!飲み対決しましょうぜ!」
カルロッタ「おいおいおい飲みすぎるなよ〜」
アルク「そうしなそうしな、じゃあ俺は…………よし、牛串でもいっとくか」
ノア「あ、ローフ……行っちゃったか…ファルはどこか行きたいところある?」
ノクトン「(クレープ屋さんの前で)お、これがクレープ?すごく薄い生地を使うんだね…あ、とりあえずキャラメルってやつ欲しいなぁ(店員さんに)」
ファル「あ!りんご飴とか
気になるですぅね…キラキラしてて美味しそうですぅ」
リベロス「いいぜェ、受けて立とうじゃねェか!…と言いてェところだが、お嬢ちゃんに怒られそうだな…(ちらりと視線をマルガリータちゃんに移し)」
パティッツ「船長は何するなの〜?」
カルロッタ「そうだな、あたしも少しは飲んでもいいかな…」
リウム「うーん…ゆっくり決めるか…ここにいても迷惑だろうしな…っと(人混みを避けて脇道に座る)」
ノア「……じゃあ、一緒に行ってもいい?」
マルガリータ「むぅ…(๑`^´๑)←こんな顔をリベおじに向ける」
ファル「はいですぅ!
一緒に回るですぅよ〜」
トニー「バソルさんとリベロスさんと僕もお酒買いに行こうかな」
パティッツ「もちろんなのよ!船長にももっと楽しんで欲しいなの!」
リベロス「……普通に酒を嗜むとするか」
マルガリータ「(リベおじに微笑んだ後)じゃあトニーも一緒に行こ!(トニーくんの手を引っ張る)」
トニー「わっ、マルガリータさん…!あ、ありがとう…」
アリス「牛串っておにく??おさかな??(歩きながら手をつないだままアルクさんを見上げ)」
アルク「肉だぞ?こぉーーんな(指で厚みを表す)、ぶ厚い肉が串に刺さってな…」
バソル「じゃあ今日は普通に飲みまくりますか!つまみに何買おう...」
アリス「そんなに分厚いの!?✨歯ごたえばつぐんだ~!すごく美味しそうだねっ(じゅるり)」
アルク「ふふ、そうだな………あ、あったぞ!あの店だ!」
ファル「りんご飴…!やっぱ綺麗ですぅね〜
次はノア君の行きたい所についてくですぅよ…?」
アリス「わーい!!アルク!行こ行こ!(手を引いて屋台の方へ走る)」
リウム「…人の空いてる屋台…何処か無いかな…」(立ち上がって歩きだす)
クローズ「たこ焼きおいし〜!次は…射的でもやってみっか!」
ノア「え、僕?……どうしようかな…」
ノクトン「(キャラメルのクレープを持って食べ歩きながら)みんな散らばってあちこちで楽しそうな声が止まないね、これが始まったばかりなんだからすごいや…!(感心して)」
フェリーエ「皆楽しそうで何よりだなぁ…さて、何しようかな」(ふらりふらりと気ままに歩きながら)
カルロッタ「もっと暗くなれば花火もあるぞ〜!」
アルク「よし着いたぞ……お姉さん!牛串一本くれ!」
マルガリータ「!…おじさん、聞いた?花火あるって!(嬉しそうに手を両手で掴む)」
アリス「いっぽんくださーい!アルクにはとびきり美味しいやつ!(アルクさんとつないだ手をぶんっと上に振りながら)」
トニー「僕花火好きだから嬉しいな」
リュミ「イースターのお祭りでも花火を上げるのよ!!」
リベロス「花火がそんなに嬉しいかァ?そこまで特別なものでもないだろ」
アルク「お前もか!?金なくなんぞ……?あ、(牛串を受け取って)ありがとう」
パティッツ「花火って春にも夏にもあるのね!」
アリス「一緒に食べたいからいーの!(にこにこ)」
トニー「花火は綺麗だし皆楽しそうなのとか見てると僕もわくわくしてくるし好きだよ」
アリス「・・・花火楽しみだな~っ(わくわくを抑えきれない顔で)」
マルガリータ「おじs…みんなと見れるから嬉しいんだもん」
アルク「花火か………この国を離れる前の…最後の思い出になるのかもなぁ」
ファル「じゃあ花火がやるみたいですから一緒に見るとか…どうですぅか?(ノア君を見つめて)」
リウム「そういえば花火…そろそろ用意しに行った方がいいかな……」
リュミ「花火は秋にもあるかしら…??」
パティッツ「そろそろね!一緒に行くなの!」
ノクトン「へぇ〜、花火…夏の思い出にはぴったりだね!ちゃんと見なきゃなぁ…」
リベロス「ふーん…?」(一瞬マルガリータちゃんを見るが気付かないフリをし)
リウム「そうだね、行こうか…!皆にバレないようにそっとね?」(小声で耳打ちしてから歩き出して)
クローズ「お、花火やるのか、楽しみだな〜」
レテ「花火!!楽しみ楽しみ〜!」
パティッツ「了解なのっ!ドキドキなのね!(小声で話しつつ小走りで向かう)」
ノクトン「(リュミちゃんに向けて)秋でも見れたらまた思い出になるよね…!見れればいいなぁ…」
フェリーエ「はは、ちゃんと目に焼き付けておかなきゃね」
ノア「う、うん…いいよ(恥ずかしそうに目を逸らしながら)」
リウム「えーと、ここか…(立ち止まって)じゃあ玉数とか確認し始めようか」
アリス「いっぱい目に焼きつけておかないとな~」
アルク「でもやっぱり、無事に帰ってこれたら何よりだな……」
パティッツ「そうね!皆楽しみにしてるみたいだから成功させるなの…!」(確認しながら)
リウム「僕らで出来る精一杯のことをやろう、きっと皆喜んでくれるよ!…僕はこっち確認しとくね」(笑いかけた後に打ち上げ台の整備を始めて)
クローズ「そろそろ時間かな?みんなのところに合流合流っと!」
パティッツ「ありがとうなの!(確認して)…うん、こっちは大丈夫そうなのよ!」
リウム「…よし、こっちも大丈夫!いつでも打ち上げられるよ!」
カルロッタ「準備はいいな?よーし、しっかり見てろよ!」
パティッツ「じゃあせーので打ち上げするなの! せー、のっっ」(花火用のボタンを押す)
大きな爆発音と共に、夏の空には大きな光の花が咲き、夜空を見上げる仲間たちに光が降り注いできます。
リウム「…ッ!打ち上がった…!やっぱりすごい音だね…どんどん打ち上げていこう!」
トニー「やっぱり綺麗だなあ…!」
ノア「あ、始まったみたいだよ…?」
アリス「わー・・・!!すっっごく綺麗!」
ローフ「イースターのお祭りみたい…懐かしいなぁ…」
ノクトン「わぁっ!始まったよ!どこで見る花火もきれー…(うっとりしながら)」
クローズ「おお!!すげえ!!綺麗!!」
パティッツ「ええ!(リウムくんの方を向いて微笑み)もっといっぱい上げるなのー!」
フェリーエ「綺麗……やっぱり花火って素敵だねぇ」
ファル「ふわぁぁ!綺麗ですぅね!(満面の笑み)」
マルガリータ「わぁ…!花火、キレイだよ!おじさん!」
アルク「わっ……!!すごいな………!」
リベロス「まァ、そうだな………綺麗だな」
ノア「時間も丁度いいからはっきり見えるね…きれい……」
リウム「いい感じだ…!このまま最後まで頑張ろう!」(次々と玉を打ち出しながら)
アリス「見てトニー!7色のとかあるよ!!(トニーくんの方を向いて)」
ファル「そうですぅね〜」
トニー「ほんとだ…!すごい綺麗だし、皆楽しそう!」
パティッツ「頑張るなのー!がーっつーなーのー!」(続いて打ち上げていく)
アリス「トニーも楽しい??(首をかしげて)パティッツがんばれー!!」
カルロッタ「リュミ、それから春の奴ら、ちょっと来てくれよ(花火に負けないように声を張り上げて海の方に手招きする)」
トニー「うん、僕も楽しいよ(にこっ)アリスや他のみんなと夏祭りを楽しめて同じ場所で花火を見れてすごい楽しい」
フェリーエ「?なんだろう…?」
ノクトン「お、なんだろう…?ちょうどクレープも食べ終わったから、すぐ行くよー!」
リュミ「あら、なにかしら?すぐ行くわ!」
ファル「呼ばれてるみたいですぅね…!行ってみるですぅ!(ノア君の袖を少しひっぱって)」
アリス「えへへ~よかったっ(にっこり笑顔でトニーくんを見上げ)皆でお祭り楽しいねっ!」
ノア「海の方…だよね、なんだろう」
カルロッタ「ささやかだけど、あたしからのプレゼントさ、ほら。これ…昔あたしが使っていた船だ。小さくてぼろっちいけどまだ全然現役で使えるぞ!これで、秋の国に向かうといい」
トニー「うん」(またみんなで花火みたいなんて恥ずかしくて言えないけど…)
リュミ「わぁ…!カルロッタ、本当にいいの!?最高よ!!この船でどこへでも行けるわ!!」
ノクトン「ほ、ほんとっ?この船を貰っちゃってもいいのー?」
ファル「良いですぅか?」
カルロッタ「もちろんさ、あたしの昔の相棒だから大切にしてくれよ。リュミ、こいつになにか名前をつけてやってくれるかい?」
リュミ「うーん……そうねぇ……船の名前…春らしい名前がいいわ…」
リュミ「そうだ!決めたわ!船の名前は___
パステルドロップ号!!」
ノクトン「パステルドロップ……パステルドロップ…!うん、僕達の船にぴったりだよ!(微笑んで)」
リュミ「決まりね!この船で秋の国まで行くわよっ!!」
パティッツ「リウムくん!この一番大きいので最後なの!行くなの〜!そーれっなの〜!」(掛け声と共に最後のボタンを押す)
リウム「おぉー!もうこんなにやったのか…よし、そーれっ!!」(ボタンを一緒に押して)
パティッツ「…!上がったなの…」(やり切ったように)
一際大きな花火を見上げる、春と夏の仲間たち。
国境を超えて強い絆で結ばれた彼らにも、そろそろ別れのときがやってくるようです。
小さな船に思いを乗せて、秋の国へと向かう準備はラストスパートを迎えるようです…。
今日は海辺の市場で夏祭りがあるようです。
カルロッタに誘われた春の仲間たちは、早速市場へ向かうことに。
ラディ「夏祭り、楽しそうだな!早く行こうぜ!」
ローフ「いぇ〜い!!祭りだ祭りだー!」
ノクトン「うんうん、僕も今から何があるかとっても楽しみだよ〜!」
ファル「楽しみですぅ〜!
何があるですぅかね〜」
アリス「お祭りお祭りっ!」
アルク「やっぱり姉御は粋なことをするんだな〜…お祭りだなんて初めてだ」
パティッツ「市場行って〜お祭り!すっごく素敵なの♪」
アリス「楽しみだね!(アルクさんと手をつなぐ)」
アルク「(繋がれます)あ……アリス(この前のことを思い出しながら)……そうだな、目一杯楽しもうな」
カルロッタ「お、お前ら来たか。小遣いなら少しだけどやるから好きなもんを買えよ」
クローズ「久しぶりの祭りだ〜!みんな、めいいっぱい楽しもうぜ!」
マルガリータ「お祭りかぁ…屋台とか出てるかしら…?」
アルク「えっ……いいのか姉御!?小遣いなんか…」
ティノ「わ〜い!お祭りだ〜
カルロッタ姉さんありがと!」
パティッツ「わあーい!船長ありがとうなの!」
リウム「船長さん良いんですか…?その…今月の稼ぎとかもありますし…(小声)」
アリス「(アルクさんの手をぎゅっと握る)だね!♡・・・え!おこづかい?✨」
アリス「ほんとにいーの?」
クローズ「おお〜さっすが姐御!太っ腹!!」
カルロッタ「せっかくの祭りだしな、楽しめよ!気にするなリウム!(笑って)」
マルガリータ「船長さん…!ありがとうございます…!」
リウム「それならいいんですけど…うん、(笑顔に戻って)はい!分かりました!」
ノクトン「海賊の人達はみんな優しくて賑やかで頼りがいがあるなぁ…!最初、ちょっと怖がってたのが嘘みたいだよ」
フェリーエ「ね、いいひと達ばかりで良かったよ」
リュミ「そうねノクトン、あと少しでお別れかと思うと寂しいわ…」
レテ「みんな、なにしてるの〜?私も混ぜて混ぜて〜!!」
パティッツ「レテちゃん!今から皆でお祭りに行くのよ!一緒に行くなの!」
リウム「ふふっ、とりあえず出発するまでは楽しんでいってね!お祭りも賑やかで楽しいよ!」
レテ「そうなんだ!うんうん!一緒に行こー!」
アルク「俺ももうすぐここから離れるんだからなぁ……悔いの残らないようにしっかり楽しまなきゃな」
ティノ「今日は皆で最高の思い出が作れればいいねっ!」
リュミ「そうね!さぁ行きましょ!」
クローズ「…そうだな、俺もこの時間、しっかり焼き付けておかないと!」
リベロス「祭りってのはあまり好きじゃねェが……最後くらいは楽しんでみっかァ」
華やかな出店が見えてきました。海に向かって出店の並ぶ道が真っ直ぐに伸びています。
アリス「そっかぁ・・・もうすぐ行っちゃうんだっけ」
アリス「あっ!お店!きらきらしてるよ~」
リウム「お…見えてきたね!どこから回ろうか…」
ファル「ふわぁぁ綺麗ですぅね〜
色々あって楽しそうですぅ…!」
アルク「そうだな……でも帰ってきたらもっと強くなってるからな?…ん、何か食べるか?」
フェリーエ「わぁ…これは迷っちゃうね。どこから行こう…」
バソル「まつりだー!!!早くなんか買おうぜ!」
クローズ「おお〜やっぱすげえな!さて、どうしようか…」
パティッツ「う〜 どのお店も楽しそうなの!迷っちゃうなの〜!」
マルガリータ「(リベおじに寄り添いながら)またお酒ばっかり飲まれたら困るから、おじさんについてくね?」
ノクトン「ワクワクしちゃうなぁ…あ、僕あのお店行ってみたいな…!(クレープ屋を指さし)」
アリス「フランクフルト食べた~い・・・あっでもフルーツスムージーもおいしそう・・・」
リウム「うーん…僕はどこからでもいいから、どこか行きたいところあったら案内するよ?」
アルク「………じゃあ両方買えば?俺は払わないけどな」
パティッツ「こっちにはわたあめなの!カラフルでかわいいなの♡」
リベロス「何だよお嬢ちゃん、俺を飲んだくれみてェによ…飲みすぎなきゃ飲んでも良いだろォ?」
ティノ「美味しそうなのいっぱーい!かき氷にわたあめにクレープ!!
何から食べよっかな〜」
トニー「夏祭りかぁ。やっぱりお酒が美味しいよね。お酒に合うもの…何かないかな」
リウム「…お酒、飲みすぎちゃいけませんからね……?」
ノア「すごい…随分と賑やかだね」
マルガリータ「飲みすぎなければね?あとおじさんは飲んだくれだもん(えっへん顔)」
ローフ「…お、ノアか」
アリス「両方・・・!!その手があったかー!(財布を取り出しながら目をキラキラさせて)」
ファル「ノア君とローフ君は
気になるとこあるんですぅか?」
バソル「とりあえず......酒買うか...」
ローフ「うーん、卵料理はないかー?」
アリス「ローフくん!ポーチドエッグの屋台があるよ~」
リベロス「何偉そうに言ってんだお前ェはよ……おっ、バソル!一緒に酒買いに行こーぜ!」
ローフ「たまごたまご!!見に行くぜー!」
クローズ「まあいいや!とりあえずたこ焼きでも食べよっと!」
マルガリータ「あっ!おじさん待って!(追いかける)」
バソル「おっ!リベロスの旦那ァ!飲み対決しましょうぜ!」
カルロッタ「おいおいおい飲みすぎるなよ〜」
アルク「そうしなそうしな、じゃあ俺は…………よし、牛串でもいっとくか」
ノア「あ、ローフ……行っちゃったか…ファルはどこか行きたいところある?」
ノクトン「(クレープ屋さんの前で)お、これがクレープ?すごく薄い生地を使うんだね…あ、とりあえずキャラメルってやつ欲しいなぁ(店員さんに)」
ファル「あ!りんご飴とか
気になるですぅね…キラキラしてて美味しそうですぅ」
リベロス「いいぜェ、受けて立とうじゃねェか!…と言いてェところだが、お嬢ちゃんに怒られそうだな…(ちらりと視線をマルガリータちゃんに移し)」
パティッツ「船長は何するなの〜?」
カルロッタ「そうだな、あたしも少しは飲んでもいいかな…」
リウム「うーん…ゆっくり決めるか…ここにいても迷惑だろうしな…っと(人混みを避けて脇道に座る)」
ノア「……じゃあ、一緒に行ってもいい?」
マルガリータ「むぅ…(๑`^´๑)←こんな顔をリベおじに向ける」
ファル「はいですぅ!
一緒に回るですぅよ〜」
トニー「バソルさんとリベロスさんと僕もお酒買いに行こうかな」
パティッツ「もちろんなのよ!船長にももっと楽しんで欲しいなの!」
リベロス「……普通に酒を嗜むとするか」
マルガリータ「(リベおじに微笑んだ後)じゃあトニーも一緒に行こ!(トニーくんの手を引っ張る)」
トニー「わっ、マルガリータさん…!あ、ありがとう…」
アリス「牛串っておにく??おさかな??(歩きながら手をつないだままアルクさんを見上げ)」
アルク「肉だぞ?こぉーーんな(指で厚みを表す)、ぶ厚い肉が串に刺さってな…」
バソル「じゃあ今日は普通に飲みまくりますか!つまみに何買おう...」
アリス「そんなに分厚いの!?✨歯ごたえばつぐんだ~!すごく美味しそうだねっ(じゅるり)」
アルク「ふふ、そうだな………あ、あったぞ!あの店だ!」
ファル「りんご飴…!やっぱ綺麗ですぅね〜
次はノア君の行きたい所についてくですぅよ…?」
アリス「わーい!!アルク!行こ行こ!(手を引いて屋台の方へ走る)」
リウム「…人の空いてる屋台…何処か無いかな…」(立ち上がって歩きだす)
クローズ「たこ焼きおいし〜!次は…射的でもやってみっか!」
ノア「え、僕?……どうしようかな…」
ノクトン「(キャラメルのクレープを持って食べ歩きながら)みんな散らばってあちこちで楽しそうな声が止まないね、これが始まったばかりなんだからすごいや…!(感心して)」
フェリーエ「皆楽しそうで何よりだなぁ…さて、何しようかな」(ふらりふらりと気ままに歩きながら)
カルロッタ「もっと暗くなれば花火もあるぞ〜!」
アルク「よし着いたぞ……お姉さん!牛串一本くれ!」
マルガリータ「!…おじさん、聞いた?花火あるって!(嬉しそうに手を両手で掴む)」
アリス「いっぽんくださーい!アルクにはとびきり美味しいやつ!(アルクさんとつないだ手をぶんっと上に振りながら)」
トニー「僕花火好きだから嬉しいな」
リュミ「イースターのお祭りでも花火を上げるのよ!!」
リベロス「花火がそんなに嬉しいかァ?そこまで特別なものでもないだろ」
アルク「お前もか!?金なくなんぞ……?あ、(牛串を受け取って)ありがとう」
パティッツ「花火って春にも夏にもあるのね!」
アリス「一緒に食べたいからいーの!(にこにこ)」
トニー「花火は綺麗だし皆楽しそうなのとか見てると僕もわくわくしてくるし好きだよ」
アリス「・・・花火楽しみだな~っ(わくわくを抑えきれない顔で)」
マルガリータ「おじs…みんなと見れるから嬉しいんだもん」
アルク「花火か………この国を離れる前の…最後の思い出になるのかもなぁ」
ファル「じゃあ花火がやるみたいですから一緒に見るとか…どうですぅか?(ノア君を見つめて)」
リウム「そういえば花火…そろそろ用意しに行った方がいいかな……」
リュミ「花火は秋にもあるかしら…??」
パティッツ「そろそろね!一緒に行くなの!」
ノクトン「へぇ〜、花火…夏の思い出にはぴったりだね!ちゃんと見なきゃなぁ…」
リベロス「ふーん…?」(一瞬マルガリータちゃんを見るが気付かないフリをし)
リウム「そうだね、行こうか…!皆にバレないようにそっとね?」(小声で耳打ちしてから歩き出して)
クローズ「お、花火やるのか、楽しみだな〜」
レテ「花火!!楽しみ楽しみ〜!」
パティッツ「了解なのっ!ドキドキなのね!(小声で話しつつ小走りで向かう)」
ノクトン「(リュミちゃんに向けて)秋でも見れたらまた思い出になるよね…!見れればいいなぁ…」
フェリーエ「はは、ちゃんと目に焼き付けておかなきゃね」
ノア「う、うん…いいよ(恥ずかしそうに目を逸らしながら)」
リウム「えーと、ここか…(立ち止まって)じゃあ玉数とか確認し始めようか」
アリス「いっぱい目に焼きつけておかないとな~」
アルク「でもやっぱり、無事に帰ってこれたら何よりだな……」
パティッツ「そうね!皆楽しみにしてるみたいだから成功させるなの…!」(確認しながら)
リウム「僕らで出来る精一杯のことをやろう、きっと皆喜んでくれるよ!…僕はこっち確認しとくね」(笑いかけた後に打ち上げ台の整備を始めて)
クローズ「そろそろ時間かな?みんなのところに合流合流っと!」
パティッツ「ありがとうなの!(確認して)…うん、こっちは大丈夫そうなのよ!」
リウム「…よし、こっちも大丈夫!いつでも打ち上げられるよ!」
カルロッタ「準備はいいな?よーし、しっかり見てろよ!」
パティッツ「じゃあせーので打ち上げするなの! せー、のっっ」(花火用のボタンを押す)
大きな爆発音と共に、夏の空には大きな光の花が咲き、夜空を見上げる仲間たちに光が降り注いできます。
リウム「…ッ!打ち上がった…!やっぱりすごい音だね…どんどん打ち上げていこう!」
トニー「やっぱり綺麗だなあ…!」
ノア「あ、始まったみたいだよ…?」
アリス「わー・・・!!すっっごく綺麗!」
ローフ「イースターのお祭りみたい…懐かしいなぁ…」
ノクトン「わぁっ!始まったよ!どこで見る花火もきれー…(うっとりしながら)」
クローズ「おお!!すげえ!!綺麗!!」
パティッツ「ええ!(リウムくんの方を向いて微笑み)もっといっぱい上げるなのー!」
フェリーエ「綺麗……やっぱり花火って素敵だねぇ」
ファル「ふわぁぁ!綺麗ですぅね!(満面の笑み)」
マルガリータ「わぁ…!花火、キレイだよ!おじさん!」
アルク「わっ……!!すごいな………!」
リベロス「まァ、そうだな………綺麗だな」
ノア「時間も丁度いいからはっきり見えるね…きれい……」
リウム「いい感じだ…!このまま最後まで頑張ろう!」(次々と玉を打ち出しながら)
アリス「見てトニー!7色のとかあるよ!!(トニーくんの方を向いて)」
ファル「そうですぅね〜」
トニー「ほんとだ…!すごい綺麗だし、皆楽しそう!」
パティッツ「頑張るなのー!がーっつーなーのー!」(続いて打ち上げていく)
アリス「トニーも楽しい??(首をかしげて)パティッツがんばれー!!」
カルロッタ「リュミ、それから春の奴ら、ちょっと来てくれよ(花火に負けないように声を張り上げて海の方に手招きする)」
トニー「うん、僕も楽しいよ(にこっ)アリスや他のみんなと夏祭りを楽しめて同じ場所で花火を見れてすごい楽しい」
フェリーエ「?なんだろう…?」
ノクトン「お、なんだろう…?ちょうどクレープも食べ終わったから、すぐ行くよー!」
リュミ「あら、なにかしら?すぐ行くわ!」
ファル「呼ばれてるみたいですぅね…!行ってみるですぅ!(ノア君の袖を少しひっぱって)」
アリス「えへへ~よかったっ(にっこり笑顔でトニーくんを見上げ)皆でお祭り楽しいねっ!」
ノア「海の方…だよね、なんだろう」
カルロッタ「ささやかだけど、あたしからのプレゼントさ、ほら。これ…昔あたしが使っていた船だ。小さくてぼろっちいけどまだ全然現役で使えるぞ!これで、秋の国に向かうといい」
トニー「うん」(またみんなで花火みたいなんて恥ずかしくて言えないけど…)
リュミ「わぁ…!カルロッタ、本当にいいの!?最高よ!!この船でどこへでも行けるわ!!」
ノクトン「ほ、ほんとっ?この船を貰っちゃってもいいのー?」
ファル「良いですぅか?」
カルロッタ「もちろんさ、あたしの昔の相棒だから大切にしてくれよ。リュミ、こいつになにか名前をつけてやってくれるかい?」
リュミ「うーん……そうねぇ……船の名前…春らしい名前がいいわ…」
リュミ「そうだ!決めたわ!船の名前は___
パステルドロップ号!!」
ノクトン「パステルドロップ……パステルドロップ…!うん、僕達の船にぴったりだよ!(微笑んで)」
リュミ「決まりね!この船で秋の国まで行くわよっ!!」
パティッツ「リウムくん!この一番大きいので最後なの!行くなの〜!そーれっなの〜!」(掛け声と共に最後のボタンを押す)
リウム「おぉー!もうこんなにやったのか…よし、そーれっ!!」(ボタンを一緒に押して)
パティッツ「…!上がったなの…」(やり切ったように)
一際大きな花火を見上げる、春と夏の仲間たち。
国境を超えて強い絆で結ばれた彼らにも、そろそろ別れのときがやってくるようです。
小さな船に思いを乗せて、秋の国へと向かう準備はラストスパートを迎えるようです…。