第3章~太陽の歌声に誘われて~
夏の国に到着した皆は、思い思いの夏を過ごしています。
ひとり海を眺めていたリュミが、突然貝殻を集めていた女の子たちに突然駆け寄ってきました。
リュミ「ねえねえ!あのね、あたしとっても素敵な歌を聴けるところを知っているの!一緒に行かない?」
ファル「それは気になるですぅね…
行ってみたいですぅ!!」
フラン「お歌〜?フランも行くーー!」
カラリェーヴァ「あら、それは楽しそうですわね。私もご一緒させていただきますわ」
プリューシュ「プリューシュ…チェルシー…もいく」
フェリーエ「ふぅん?気になるから僕も行こうかな」
リュミ「わぁい!!じゃあ早速行こう~!こっちこっち、あのちっちゃな建物だよ!」
カラリェーヴァ「まぁリュミ様、あんまり急ぐと転んでしまいますわよ?」(ゆっくり後ろを歩きながら)
★リュミが女の子たちを連れて行った先は小さな酒場でした。
骸骨の模様の旗はちょっぴり不気味です。
リュミに連れられて踏み込むと、中から声がしました。
???「お、昨日の奴。友達を連れてきたのか?」
リュミ「うん!約束した通りよ!みんな、この人ね、とっても素敵な歌を歌うの!」
???「はは、褒めても何も出ないぞ?…あぁ、自己紹介がまだだったみたいだな。あたしの名前はカルロッタ=ベアトリーチェ。お前たち、そういえば見慣れない格好だな…?」
ファル「はじめましてですぅ
私の名前ははファル・ファッラですぅよ
よろしくですぅ〜」
リュミ「そういえばあたしも自己紹介してなかった!リュミだよ、よろしくねっ」
フェリーエ「カルロッタさん…見た感じ、海賊なんだね?ボクはフェリーエ。よろしくね」
フラン「はじめまして!フランタン・フォン・フルールっていうの。
フランって呼んで、よろしくお願いします!」
カラリェーヴァ「ごきげんよう、私カラリェーヴァと申しますわ。よろしくお願い致しますわ」(スカートの裾を摘んでお辞儀をしながら)
プリューシュ「プリューシュ…こっち…チェルシー…」(抱いている熊のぬいぐるみを見せる)
リュミ「あたしたちね、あの山の向こうのスイートパステルって国から来たの!!カルロッタはリーエの言うかいぞく・・・なのかな?」
カルロッタ「そうさ、あたしたちはこの国を守る正義の海賊団。盗みや悪さはしないから安心してくれ(笑って)」
フェリーエ「なら良かった。物語の海賊は悪者ばかりだからね。貴方の格好を見て、少しばかり緊張したよ」
カラリェーヴァ「まあ、正義だなんて素敵ですわね。カイゾク?というのも初めて知りましたわ」
ファル「悪い人には
見えないですぅ
それに国を守るなんてすごいですぅね〜」
カルロッタ「…そうか、お前たちはあの山の向こうから……はは、そうかそうか、だったら最高の音楽を聴かせてやらなくちゃな!おーい、みんな!宴だ!」
……カルロッタが大きな声で酒場に向かって呼ぶと、なにやら賑やかな声がし始めました。
パティッツ「はいはーいなの〜!あれぇ?見た事のない子がいっぱい居るの〜!お客さんなの〜?」
リウム「んー?何かご用ですか団長さん…わぁ!お客さんですか?こんにちは〜」(にっこりとしながら)
アリス「はぁーいっ!あねさん!!」
アリス「わー!何これ!知らない子達がいっぱいだ」
サンディ「なんですか?おやおや、可愛らしいお客さん方ですね」
アルク「宴~!?最近宴ばっかりじゃないか姉御!なんでこんなにずっと宴ばっかりなんだ!?(春っ子にはまだ気づいていない)」
ペチカ「うわぁ!初めましてかな!!?船長のお友達さんとか!?」
カルロッタ「皆、山の向こうからのお客さんたちだ!盛大にもてなしてやれ!!」
トニー「…!は、はじめまして…」
リベロス「何だ宴かァ!?じゃあ早速酒を…っと、お客様かァ??」
クローズ「お?お前たちが姐御が言ってた子か?いいぜ!歓迎するよ!」
アルク「...お客さんだって!?海賊ってそんなこともするのか!?」
ティノ「はぁ〜い!!
皆はじめましてだねっ!!」
アリス「初めまして〜」
リウム「ようこそブライトロックへ!よぉほぉ〜?でいいのかな?」
アリス「yoho‼️‼️」
パティッツ「もちろんなの!お客さんは何人でも大歓迎なのよぉ♪さあ早速宴の準備しなくちゃなの!」
リベロス「そうさァ!海賊の挨拶はヨーホーだぜ?ヨーホー!!」
ノーテ「なんだかいつもより賑やかだな?楽しんで行けよ!」
マルガリータ「…お客さん…知らない人…(壁から覗く)」
ペチカ「よーほぅ!!!」
アルク「そうだな...ヨーホー、海賊だからって警戒してないよな?(若干警戒している)」
リュミ「よーほー!!っていうの、海賊のあいさつなの?わぁ、初めて知った!!」
キャンティー「あら〜かわいいこたち〜〜♪ようこそ〜ぶらいとろっくへ〜」
クローズ「おうそうだったそうだった、
ヨーホー!」
キャンティー「よ〜ほぉ〜♪」
アリス「アルクかたいよ~っ!もっと元気りんりんでいこ〜!」
アリス「みんな名前なんて言うの?」
アルク「なっ.....そもそも皆が警戒しなさ過ぎなんじゃないか.....?(小声)」
パティッツ「そうね!まだ自己紹介してなかったの!パティはね〜パティッツっていうのよ!よろしくなの〜!」
アリス「だってみんないい子そうなんだもん~♪」
リウム「こらこら、そんなに一勢に話しかけちゃ困っちゃうでしょ?1回落ち着こうよ」
リュミ「あたしはリュミ!あの山の向こうからやってきたの!」(海賊たちの騒ぎに負けないように大声を張り上げて4)
クローズ「アルク、だってこんなに可愛い子たちが悪さするように見えるか?それに、姐御とも仲良くなってるし、警戒しなくていいと思うぜ!」
アルク「第一印象だけで騙されてるかもしれないだろう!?俺は現にそういう経験が....いや、なんでもない」
トニー「初めての人…緊張する…」
キャンティー「あのやまから?すごい!きっとすてきなところなんだろな〜(うっとりしながら)」
アリス「・・・??んー?でも、かわいい子達ばっかりだよ〜」
リベロス「こんなお嬢ちゃん達が悪い事する訳ねェだろォ?」
ノーテ「まぁ、船長の知り合いだ、大丈夫だろ」
アルク「リベロスの言うことはなんとなく信用ならない!しかもお嬢ちゃんたちってなぁ.....」
ティノ「大丈夫!!きっと仲良くなれるよ!」
リウム「まぁまぁ、仲良くしようと思えば仲良くなれるさ、警戒しなくても大丈夫だよ、何かあっても僕達なら大丈夫でしょ?」
アルク「っ.....まあ、姉御の知り合いだし....いいか」
カルロッタ「あたしたちは『正義の海賊団』さ、まぁ見ての通り騒がしい奴らだけど悪い奴は一人もいないさ」
パティッツ「リュミちゃんたちは山の向こうから何をしにここまで来たの〜??」
リュミ「あたしたちね、新しい季節を探しに来たの!!!この国が見つかったから大成功よ!!」
フェリーエ「ここの気候は暑いからね…夏っていう季節で間違いないと思うよ、リュミ」
リウム「新しい季節…そっか山の向こうは違う季節だもんね…ここは暑いから熱中症にならないように気を付けてね?」
リュミ「ここが夏で間違いないのね……!!わぁ、最高よ!!それに、こんなに素敵な海賊さんたちに出会えちゃった!」
ファル「なつ…?ここは暑いんですぅね💦でもあの花は知ってるですぅよ!ハイビスカスですぅね!
それに海賊さん…こんなにたくさんいるんですぅか〜」
アリス「リュミちゃん!春ってピンク色なんでしょ?本に書いてあった!」
アルク「夏じゃない季節から来ただなんて...おとぎ話みたいなことを言うな」
パティッツ「ここ以外に"季節"があるの?パティ、是非見てみたいの〜!皆はどこから来たのかしら!」
カラリェーヴァ「まあ、ここが『夏』ですのね!本当にとても暑いですわ…」
リュミ「そうよ、あたしたちは春から来たの!春はピンク色で黄色で水色で・・・パステルカラーなの!(自分の服を見せびらかしながら」
フラン「わぁー!!!このお花ハイビスカスっていうの?
真っ赤で綺麗だーー!」
クローズ「そうか、春って季節の国から来たのか!夏と秋以外にも季節ってあるんだな…なら、もっと歓迎してやらないとな!」
アリス「やっぱり春なんだー!僕達の季節もきれいでしょ!!♪」
トニー「春…とても綺麗そうな外の世界…言ってみたい…」(独り言のようにボソッと)
リベロス「あァ、春はその色だよな…昔来た時は嫌なくらいその色を見た訳だがァ……(うんざりそうな顔をし)
…それより人魚姫のお嬢ちゃん、いつまでそこにいるつもりだ?」
ティノ「お姉さんも一緒に来て皆でおはなししよ〜?」
ノーテ「他の季節か、考えたこともなかったな…春はどんなところなんだ?」
リウム「そろそろこっちも自己紹介くらいしないとね〜おいで〜」
カルロッタ「ハイビスカス、綺麗だろう?やっぱり、咲く花も季節によって違うんだな」
マルガリータ「!…春の国…昔聞いたことあるなぁ、って思って…(リベおじの後ろに隠れる)」
リュミ「春にはね、えっと、イースターってお祭りがあって、卵を飾ったり隠して探したりするの!」
ファル「皆でやったですぅね!
中にお菓子が入ってたりするんですぅ〜」
ペチカ「イースター!?お菓子たべたい!」
アルク「卵?卵でそんなに楽しめるのか?
俺たちにとっちゃ食料か、先端つぶして逆さに立てて暇つぶしするだけだぞ?」
リウム「イースターかぁ、こっちにはない文化だね…楽しそうではあるけど…」
パティッツ「!!他の季節の食べ物!ん〜とっても気になるの〜!」
リュミ「そうそう、楽しかったわね~!この国でもたまごで遊べるの?すてき!」
アリス「たまごー!目玉焼きにするの?それとも卵焼きー?」
フェリーエ「はは、確かに、貴方達には卵ってただの食料でしかないよね」
クローズ「いーすたー?そんなものが春の国にはあるのか、面白そうだな!」
ペチカ「わかった!たまごかけごはんでしょ!」
サンディ「はは、賑やかですね。まぁ春の皆さん一呼吸置いて、まずは自己紹介をしましょう。ほら、お前達もですよ」(夏の子を手招く)
リュミ「エッグハントはとっても楽しいの!!卵に色を塗るのならローフがとっても上手で・・・あれ、そういえばローフたちを浜辺に置いて来ちゃった」
ペチカ「いぇ~い!!」
アリス「ふぅ〜!!(ペチカさんにハイタッチを求める)」
フェリーエ「う〜ん、まぁ戻ってから話をすれば大丈夫じゃないかな、きっと」
ノーテ「卵に…色塗るのか?なかなか面白い祭りだな」
アルク「...........自己紹介か?仕方ねぇ...、俺はアルクだ。姉御のこと雑に扱ったら本当に承知しないからな」
キャンティー「たまごにいろをぬるの?なんだかおもしろそう♪」
ペチカ「(ハイタッチして)ボクもイースターしてみたいなぁ…」
ノーテ「おっと悪い悪い…自己紹介を忘れていたな、俺はノーテだ」
ペチカ「あ、ボクはペチカだよ!」
リウム「僕はリウム、よろしくね」
ティノ「はじめまして!私はティノ・ベリンダ!
仲良くしてね〜(トランペットを一吹きして)」
キャンティー「わたしはきゃんてぃー・はっぴぃーだよ〜」
アリス「僕はアリス~!!楽しくやろー♪」
クローズ「俺はクローズ。この海賊団の一員だ!よろしくな!」
リベロス「自己紹介すんのか?面倒だなァ………リベロスだ。それからさっきから俺の背中に隠れてんのが…」
マルガリータ「…マルガリータ、です…(照れながら)」
ペチカ「きょうは船長歌うのかな!?お客さんもいるんだし歌うよね!!(楽しそうにジャンプして)」
トニー「僕はトニー…です…」
カルロッタ「そうだな、そもそも彼女らはあたしの歌を聴きにやってきたわけだし・・・よし、歌おうかな(ギターを手にして)」
アルク「なっ....姉御の歌!?(春っ子たちを見て)そんなのこいつも聴きたいに決まってるだろう!?な!?」
アリス「トニーもおじょうも照れ屋さんだなーっ(ニヤニヤ)」
リウム「おっ、団長さんの歌ですか!この前聴いたばかりなのにまた聴けるなんて嬉しいなぁ!」
フェリーエ「そういえばリュミが素敵な歌が聴けるとか言ってたよね…」
トニー「だ、だってはじめましてだから…」
パティッツ「じゃあ船長の演奏を聴きながらご飯にしましょ〜?今日はローストビーフにしてみたの!もちろんお酒もあるのよ!」
リュミ「そうそう、あたしが昨日眠れなくてお散歩してたらカルロッタが歌ってたの、あたし感動しちゃった!」
ティノ「わ〜!!歓迎の宴だねっ!!私もあわせてもいいかな?(トランペットを持ってカルロッタ姉さんを見る)」
アルク「そうだ!!姉御の歌は間違いなく天下一品、邪魔したら絶対許さないからな!?」
ペチカ「やったやった~!ボクおどる!!」
トニー「酒…!」
マルガリータ「船長さんのお歌…!ノーテはピアノ弾くの?」
ノーテ「やっぱり、歌聴きながらは酒だよな」(お酒を持ってきて)
クローズ「おっし!また姐御の歌が聴ける!」
リウム「あはは!賑やかだなぁ!でもお酒は飲みすぎちゃダメだからね!」
ファル「それは楽しみですぅ〜(手をあわせ目を輝かせる)」
カルロッタ「はは、ティノもペチカも思いっきりやれよ、お客さんの前だからな!」
リベロス「ハハッ、ノーテ、分かってんなァ!俺にもくれ!」
アリス「ちびっこびぃる持ってくる!(食料庫の方へ駆けていく)」
ティノ「了解〜!!(カルロッタ姉さんに敬礼のポーズをして)」
トニー「ノーテさん…!僕もほしい…!」
アルク「ああ、そうだぞ。姉御に言われたんだから、絶対に!...思うがままにやれよ!?」
ノーテ「おう、リベロスも飲もうぜー(酒をついで)」
アルク「それに酒か.....未成年は辛いな...もう鯖読んで成人してるって言ってもいい年なんだが」
ペチカ「ボクも~!(ティノさんの隣に並んで)」
ノーテ「え…うーん…今日はお客さんもいるし特別だからな…!(酒を煽ってからピアノの蓋を開けながら)」
アリス「皆の演奏楽しみ!」
クローズ「酒〜!ノーテ、俺にもくれ!」
マルガリータ「あ…!おじさん、また飲み過ぎちゃう…!飲み過ぎはダメだからね?(リベロスとノーテの間にわって入る)」
リベロス「ありがとよォ!飲み過ぎはダメ、な。肝に銘じとくさ。
お嬢ちゃん達、コイツらの演奏を聴いて損はねェぜ?」
アルク「さ、酒.......いいな。クソッ...あと二年早く生まれていたら....飲めてたのに(飲兵衛組たちを見ながら)」
カルロッタ「よーし、いくぞ・・・!!」(ギターを勢いよくかき鳴らし朗々と歌いだす)
トニー「皆の音を聞きながらの酒…最高」
パティッツ「…いつ聴いても素敵なの〜!」
アルク「あぁ.............姉御の歌...........(目を臥せながら囁くほどの小声で)酒なくてもふわふわ酔いそう....」
ティノ(カルロッタ姉さんとペチカくんの隣で楽しそうにトランペットを吹く)
レテ「こんにちは!団長の歌声が聞こえてきたと思ったら、たくさんいるね!」
ノーテ「おう、せっかくのお客さんだ!みんな飲んで騒ごうぜ(ピアノ引き出し)」
アリス「~♪」
ペチカ(ティノさんのトランペットに合わせてダンスしている)
リウム(目を閉じて静かに聴き入っている)
フェリーエ「これが海賊の歌う歌か…本で見た情景より、楽しくて賑やかで…すごいや」
クローズ「そうだよ…これだから姐御の歌は最高なんだ!」
アリス(リウムの隣にちょこんと座り、ちびっこびぃるを飲みながら演奏を見ている)
ファル「ふわぁあ〜とっても綺麗で凛としていて素敵ですぅね!!(心地よさそうに耳を傾けている)」
リュミ「やっぱりカルロッタの歌は最高ね、気持ちいいわ・・・!」
レテ「いつ聞いても素敵な歌声だね!!さすが団長!」
アルク「(笑みを隠しきれないしたり顔で)だ~ろ?
春のアマちゃんたちもよくよくわかってんじゃねえか」
アリス「春のお姉ちゃん達にも大好評だ〜♡」
ファル「とっても素敵ですぅ!!
(エプロンをつかみひらひら〜とリズムにあわせる)」
クローズ「姐御の歌はやっぱ他の国の奴が聴いても最高なんだな!」
ペチカ「春のお客さんたちも踊ろうよ~!!(春っ子さん達の周りを跳ね回る)」
リウム「流石団長さんですね〜」
ティノ「皆で楽しく踊ろっ♪(トランペットの演奏の合間にしゃべる)」
リュミ「わーい、あたしも踊る~っ♡(飛び出して行って)」
リベロス「その調子だぜェお嬢ちゃん達!何なら俺と踊るかァ?」(フラフラとリュミに寄ってナンパを始め)
ファル「リュミまって〜
(リュミにつられ踊ろうとする)」
リュミ「ほぇ、え~と、リベロスさんだっけ?いいよいいよおどろ~!」
ペチカ「リベおじさんダンスできるの~?(ふふっと笑いながら)」
リウム「あぁ〜…またナンパしてるぞあのおっさ…リベロスさん…変なことし出したら止めるか…」
リベロス「ありがとよォ、お嬢ちゃん!」(手を繋いでくるくる回り)
アリス「僕もまぜて~(ぴょんぴょん!)」
ファル(鼻歌を歌いながらくるくるとまわる)
レテ「私も!混ぜて混ぜてー!」
ノーテ「ははっ、すっかり宴らしくなってきたな(みんなの演奏に合わせて弾きながら)」
アルク「おっさんのナンパ癖は絶対よくない....」
レテ「確かにナンパはよくないね!」
マルガリータ「おじさん、またナンパに行った…(ノーテのピアノに近付いて)でも…私も楽しくなってきちゃった!」
リウム「初めて会った時もリベロスさんにナンパされたしなぁ…」(遠い目をしながら)
リベロス「お転婆なお嬢ちゃんだな、ハハァ!にしてもお嬢ちゃん、動く度に花の匂いすんなァ、向こうの国の匂いか?」
ティノ「調子にのると
後がたいへんになるに〜分かってないなぁ(苦笑いをして)」
クローズ「どうする?リベロスのオッさん止めるか?」
アリス「あーあーモテモテだねリベロス〜鼻の下のびてるよ~っ(笑いながら)」
ペチカ「ふふふ!酔いながらおどると転んじゃうよー!(楽しそうにくるくる回っている)」
リュミ「リベロス貴方鼻が利くのね、スイートパステルの独特の香りかな?」
ファル「わぁぁ!!ごめんなさいですぅ…(リウムさんの足をふんでしまう)」
トニー「リベロスさん楽しそう笑」
パティッツ「皆楽しそうなの〜今日はダンスパーティね!」
ノーテ「マルガリータも歌うか?一緒に歌ったら絶対楽しいぞ!」
リウム「!おっと…大丈夫?足元気を付けてね?」
リベロス「お嬢ちゃんが謝る事ァないさ、初心者にはそういうミスもあるだろォ。
ン、俺は鼻が利くからなァ…そうかもしれねェな」
ファル「ありがとうですぅ…!!気をつけるですぅよ!」
キャンティー「わたしもうたおうかな〜〜」
アリス「リウムは誰とも踊らないのー?ファルちゃんと踊ったら?」
リウム「んー?えぇと…僕なんかと踊っても…楽しくは…」(ちょっと引き気味になりながら)
マルガリータ「ノーテが久々にピアノ弾いてくれたもの!楽しいに決まってる!…あ、ねぇ、トニーも踊りましょ?(コーラスを歌いながら誘う)」
アリス「僕は楽しいよ~?」(引き気味になるリウムさんの顔を下から覗き込む)
ファル「…良かったら踊り方を教えてほしいですぅ…(少し頬を赤らめて)」
トニー「…!僕はダンスあまり得意じゃないんだけど…皆の音が楽しいから少しだけ踊って見てもいいかな…!」
キャンティー「きょうのこともおてがみにかいておかなきゃ〜!」
リウム「えぇ…そう言われても…本当にいいなら…いいけど…僕も下手くそだから、他の人達を見ながらにしようか?」
クローズ「…踊りは苦手だが…まあいいや、俺も乗るか!(混ざってぎこちなくも踊り出す)」
フェリーエ「皆はしゃいでるなぁ…ボクにはあまり向いてない環境だけど、たまには悪くないや」
ノーテ「俺もマルガリータの歌聞けるの嬉しいぞ…!今日は珍しいものが沢山見れるな!」
アルク「俺は姉御の歌さえあればいいや....」
ペチカ「ティノも踊ろ!トランペット吹きすぎて口疲れちゃう!」
ティノ「ふふこういうのもたまにはいいでしょっ?(フェリーエちゃんを見て)」
アリス「僕もへたくそなの~(けらけら笑う)うんっ!皆上手だしね!♪」
パティッツ「踊りって、こんなに楽しかったのよね。なんだか懐かしいの〜」
ファル「すごいですぅね〜皆いつもこうやって踊るんですぅか!!(感心しながらみている)」
リウム「あはは!そうだ、アリスと…ファルちゃん?かな、一緒に踊ったらどうかな?きっと楽しいよ!」
ティノ「そうだね〜ペチカくん踊ろ!!踊ろ!!」
キャンティー「みんなでおどったりするのはたのしいよ〜♪(鼻歌を
歌ってくるくると回っている)」
アリス「・・・うん!!ファルちゃん踊ろ!」
ペチカ「やった~!踊ろ!」
春の女の子たちが出会ったのは陽気な海賊団。素敵な音楽で歓迎してもらっちゃいました。
一方その頃、浜辺で遊んでいた男の子たちは…?
ひとり海を眺めていたリュミが、突然貝殻を集めていた女の子たちに突然駆け寄ってきました。
リュミ「ねえねえ!あのね、あたしとっても素敵な歌を聴けるところを知っているの!一緒に行かない?」
ファル「それは気になるですぅね…
行ってみたいですぅ!!」
フラン「お歌〜?フランも行くーー!」
カラリェーヴァ「あら、それは楽しそうですわね。私もご一緒させていただきますわ」
プリューシュ「プリューシュ…チェルシー…もいく」
フェリーエ「ふぅん?気になるから僕も行こうかな」
リュミ「わぁい!!じゃあ早速行こう~!こっちこっち、あのちっちゃな建物だよ!」
カラリェーヴァ「まぁリュミ様、あんまり急ぐと転んでしまいますわよ?」(ゆっくり後ろを歩きながら)
★リュミが女の子たちを連れて行った先は小さな酒場でした。
骸骨の模様の旗はちょっぴり不気味です。
リュミに連れられて踏み込むと、中から声がしました。
???「お、昨日の奴。友達を連れてきたのか?」
リュミ「うん!約束した通りよ!みんな、この人ね、とっても素敵な歌を歌うの!」
???「はは、褒めても何も出ないぞ?…あぁ、自己紹介がまだだったみたいだな。あたしの名前はカルロッタ=ベアトリーチェ。お前たち、そういえば見慣れない格好だな…?」
ファル「はじめましてですぅ
私の名前ははファル・ファッラですぅよ
よろしくですぅ〜」
リュミ「そういえばあたしも自己紹介してなかった!リュミだよ、よろしくねっ」
フェリーエ「カルロッタさん…見た感じ、海賊なんだね?ボクはフェリーエ。よろしくね」
フラン「はじめまして!フランタン・フォン・フルールっていうの。
フランって呼んで、よろしくお願いします!」
カラリェーヴァ「ごきげんよう、私カラリェーヴァと申しますわ。よろしくお願い致しますわ」(スカートの裾を摘んでお辞儀をしながら)
プリューシュ「プリューシュ…こっち…チェルシー…」(抱いている熊のぬいぐるみを見せる)
リュミ「あたしたちね、あの山の向こうのスイートパステルって国から来たの!!カルロッタはリーエの言うかいぞく・・・なのかな?」
カルロッタ「そうさ、あたしたちはこの国を守る正義の海賊団。盗みや悪さはしないから安心してくれ(笑って)」
フェリーエ「なら良かった。物語の海賊は悪者ばかりだからね。貴方の格好を見て、少しばかり緊張したよ」
カラリェーヴァ「まあ、正義だなんて素敵ですわね。カイゾク?というのも初めて知りましたわ」
ファル「悪い人には
見えないですぅ
それに国を守るなんてすごいですぅね〜」
カルロッタ「…そうか、お前たちはあの山の向こうから……はは、そうかそうか、だったら最高の音楽を聴かせてやらなくちゃな!おーい、みんな!宴だ!」
……カルロッタが大きな声で酒場に向かって呼ぶと、なにやら賑やかな声がし始めました。
パティッツ「はいはーいなの〜!あれぇ?見た事のない子がいっぱい居るの〜!お客さんなの〜?」
リウム「んー?何かご用ですか団長さん…わぁ!お客さんですか?こんにちは〜」(にっこりとしながら)
アリス「はぁーいっ!あねさん!!」
アリス「わー!何これ!知らない子達がいっぱいだ」
サンディ「なんですか?おやおや、可愛らしいお客さん方ですね」
アルク「宴~!?最近宴ばっかりじゃないか姉御!なんでこんなにずっと宴ばっかりなんだ!?(春っ子にはまだ気づいていない)」
ペチカ「うわぁ!初めましてかな!!?船長のお友達さんとか!?」
カルロッタ「皆、山の向こうからのお客さんたちだ!盛大にもてなしてやれ!!」
トニー「…!は、はじめまして…」
リベロス「何だ宴かァ!?じゃあ早速酒を…っと、お客様かァ??」
クローズ「お?お前たちが姐御が言ってた子か?いいぜ!歓迎するよ!」
アルク「...お客さんだって!?海賊ってそんなこともするのか!?」
ティノ「はぁ〜い!!
皆はじめましてだねっ!!」
アリス「初めまして〜」
リウム「ようこそブライトロックへ!よぉほぉ〜?でいいのかな?」
アリス「yoho‼️‼️」
パティッツ「もちろんなの!お客さんは何人でも大歓迎なのよぉ♪さあ早速宴の準備しなくちゃなの!」
リベロス「そうさァ!海賊の挨拶はヨーホーだぜ?ヨーホー!!」
ノーテ「なんだかいつもより賑やかだな?楽しんで行けよ!」
マルガリータ「…お客さん…知らない人…(壁から覗く)」
ペチカ「よーほぅ!!!」
アルク「そうだな...ヨーホー、海賊だからって警戒してないよな?(若干警戒している)」
リュミ「よーほー!!っていうの、海賊のあいさつなの?わぁ、初めて知った!!」
キャンティー「あら〜かわいいこたち〜〜♪ようこそ〜ぶらいとろっくへ〜」
クローズ「おうそうだったそうだった、
ヨーホー!」
キャンティー「よ〜ほぉ〜♪」
アリス「アルクかたいよ~っ!もっと元気りんりんでいこ〜!」
アリス「みんな名前なんて言うの?」
アルク「なっ.....そもそも皆が警戒しなさ過ぎなんじゃないか.....?(小声)」
パティッツ「そうね!まだ自己紹介してなかったの!パティはね〜パティッツっていうのよ!よろしくなの〜!」
アリス「だってみんないい子そうなんだもん~♪」
リウム「こらこら、そんなに一勢に話しかけちゃ困っちゃうでしょ?1回落ち着こうよ」
リュミ「あたしはリュミ!あの山の向こうからやってきたの!」(海賊たちの騒ぎに負けないように大声を張り上げて4)
クローズ「アルク、だってこんなに可愛い子たちが悪さするように見えるか?それに、姐御とも仲良くなってるし、警戒しなくていいと思うぜ!」
アルク「第一印象だけで騙されてるかもしれないだろう!?俺は現にそういう経験が....いや、なんでもない」
トニー「初めての人…緊張する…」
キャンティー「あのやまから?すごい!きっとすてきなところなんだろな〜(うっとりしながら)」
アリス「・・・??んー?でも、かわいい子達ばっかりだよ〜」
リベロス「こんなお嬢ちゃん達が悪い事する訳ねェだろォ?」
ノーテ「まぁ、船長の知り合いだ、大丈夫だろ」
アルク「リベロスの言うことはなんとなく信用ならない!しかもお嬢ちゃんたちってなぁ.....」
ティノ「大丈夫!!きっと仲良くなれるよ!」
リウム「まぁまぁ、仲良くしようと思えば仲良くなれるさ、警戒しなくても大丈夫だよ、何かあっても僕達なら大丈夫でしょ?」
アルク「っ.....まあ、姉御の知り合いだし....いいか」
カルロッタ「あたしたちは『正義の海賊団』さ、まぁ見ての通り騒がしい奴らだけど悪い奴は一人もいないさ」
パティッツ「リュミちゃんたちは山の向こうから何をしにここまで来たの〜??」
リュミ「あたしたちね、新しい季節を探しに来たの!!!この国が見つかったから大成功よ!!」
フェリーエ「ここの気候は暑いからね…夏っていう季節で間違いないと思うよ、リュミ」
リウム「新しい季節…そっか山の向こうは違う季節だもんね…ここは暑いから熱中症にならないように気を付けてね?」
リュミ「ここが夏で間違いないのね……!!わぁ、最高よ!!それに、こんなに素敵な海賊さんたちに出会えちゃった!」
ファル「なつ…?ここは暑いんですぅね💦でもあの花は知ってるですぅよ!ハイビスカスですぅね!
それに海賊さん…こんなにたくさんいるんですぅか〜」
アリス「リュミちゃん!春ってピンク色なんでしょ?本に書いてあった!」
アルク「夏じゃない季節から来ただなんて...おとぎ話みたいなことを言うな」
パティッツ「ここ以外に"季節"があるの?パティ、是非見てみたいの〜!皆はどこから来たのかしら!」
カラリェーヴァ「まあ、ここが『夏』ですのね!本当にとても暑いですわ…」
リュミ「そうよ、あたしたちは春から来たの!春はピンク色で黄色で水色で・・・パステルカラーなの!(自分の服を見せびらかしながら」
フラン「わぁー!!!このお花ハイビスカスっていうの?
真っ赤で綺麗だーー!」
クローズ「そうか、春って季節の国から来たのか!夏と秋以外にも季節ってあるんだな…なら、もっと歓迎してやらないとな!」
アリス「やっぱり春なんだー!僕達の季節もきれいでしょ!!♪」
トニー「春…とても綺麗そうな外の世界…言ってみたい…」(独り言のようにボソッと)
リベロス「あァ、春はその色だよな…昔来た時は嫌なくらいその色を見た訳だがァ……(うんざりそうな顔をし)
…それより人魚姫のお嬢ちゃん、いつまでそこにいるつもりだ?」
ティノ「お姉さんも一緒に来て皆でおはなししよ〜?」
ノーテ「他の季節か、考えたこともなかったな…春はどんなところなんだ?」
リウム「そろそろこっちも自己紹介くらいしないとね〜おいで〜」
カルロッタ「ハイビスカス、綺麗だろう?やっぱり、咲く花も季節によって違うんだな」
マルガリータ「!…春の国…昔聞いたことあるなぁ、って思って…(リベおじの後ろに隠れる)」
リュミ「春にはね、えっと、イースターってお祭りがあって、卵を飾ったり隠して探したりするの!」
ファル「皆でやったですぅね!
中にお菓子が入ってたりするんですぅ〜」
ペチカ「イースター!?お菓子たべたい!」
アルク「卵?卵でそんなに楽しめるのか?
俺たちにとっちゃ食料か、先端つぶして逆さに立てて暇つぶしするだけだぞ?」
リウム「イースターかぁ、こっちにはない文化だね…楽しそうではあるけど…」
パティッツ「!!他の季節の食べ物!ん〜とっても気になるの〜!」
リュミ「そうそう、楽しかったわね~!この国でもたまごで遊べるの?すてき!」
アリス「たまごー!目玉焼きにするの?それとも卵焼きー?」
フェリーエ「はは、確かに、貴方達には卵ってただの食料でしかないよね」
クローズ「いーすたー?そんなものが春の国にはあるのか、面白そうだな!」
ペチカ「わかった!たまごかけごはんでしょ!」
サンディ「はは、賑やかですね。まぁ春の皆さん一呼吸置いて、まずは自己紹介をしましょう。ほら、お前達もですよ」(夏の子を手招く)
リュミ「エッグハントはとっても楽しいの!!卵に色を塗るのならローフがとっても上手で・・・あれ、そういえばローフたちを浜辺に置いて来ちゃった」
ペチカ「いぇ~い!!」
アリス「ふぅ〜!!(ペチカさんにハイタッチを求める)」
フェリーエ「う〜ん、まぁ戻ってから話をすれば大丈夫じゃないかな、きっと」
ノーテ「卵に…色塗るのか?なかなか面白い祭りだな」
アルク「...........自己紹介か?仕方ねぇ...、俺はアルクだ。姉御のこと雑に扱ったら本当に承知しないからな」
キャンティー「たまごにいろをぬるの?なんだかおもしろそう♪」
ペチカ「(ハイタッチして)ボクもイースターしてみたいなぁ…」
ノーテ「おっと悪い悪い…自己紹介を忘れていたな、俺はノーテだ」
ペチカ「あ、ボクはペチカだよ!」
リウム「僕はリウム、よろしくね」
ティノ「はじめまして!私はティノ・ベリンダ!
仲良くしてね〜(トランペットを一吹きして)」
キャンティー「わたしはきゃんてぃー・はっぴぃーだよ〜」
アリス「僕はアリス~!!楽しくやろー♪」
クローズ「俺はクローズ。この海賊団の一員だ!よろしくな!」
リベロス「自己紹介すんのか?面倒だなァ………リベロスだ。それからさっきから俺の背中に隠れてんのが…」
マルガリータ「…マルガリータ、です…(照れながら)」
ペチカ「きょうは船長歌うのかな!?お客さんもいるんだし歌うよね!!(楽しそうにジャンプして)」
トニー「僕はトニー…です…」
カルロッタ「そうだな、そもそも彼女らはあたしの歌を聴きにやってきたわけだし・・・よし、歌おうかな(ギターを手にして)」
アルク「なっ....姉御の歌!?(春っ子たちを見て)そんなのこいつも聴きたいに決まってるだろう!?な!?」
アリス「トニーもおじょうも照れ屋さんだなーっ(ニヤニヤ)」
リウム「おっ、団長さんの歌ですか!この前聴いたばかりなのにまた聴けるなんて嬉しいなぁ!」
フェリーエ「そういえばリュミが素敵な歌が聴けるとか言ってたよね…」
トニー「だ、だってはじめましてだから…」
パティッツ「じゃあ船長の演奏を聴きながらご飯にしましょ〜?今日はローストビーフにしてみたの!もちろんお酒もあるのよ!」
リュミ「そうそう、あたしが昨日眠れなくてお散歩してたらカルロッタが歌ってたの、あたし感動しちゃった!」
ティノ「わ〜!!歓迎の宴だねっ!!私もあわせてもいいかな?(トランペットを持ってカルロッタ姉さんを見る)」
アルク「そうだ!!姉御の歌は間違いなく天下一品、邪魔したら絶対許さないからな!?」
ペチカ「やったやった~!ボクおどる!!」
トニー「酒…!」
マルガリータ「船長さんのお歌…!ノーテはピアノ弾くの?」
ノーテ「やっぱり、歌聴きながらは酒だよな」(お酒を持ってきて)
クローズ「おっし!また姐御の歌が聴ける!」
リウム「あはは!賑やかだなぁ!でもお酒は飲みすぎちゃダメだからね!」
ファル「それは楽しみですぅ〜(手をあわせ目を輝かせる)」
カルロッタ「はは、ティノもペチカも思いっきりやれよ、お客さんの前だからな!」
リベロス「ハハッ、ノーテ、分かってんなァ!俺にもくれ!」
アリス「ちびっこびぃる持ってくる!(食料庫の方へ駆けていく)」
ティノ「了解〜!!(カルロッタ姉さんに敬礼のポーズをして)」
トニー「ノーテさん…!僕もほしい…!」
アルク「ああ、そうだぞ。姉御に言われたんだから、絶対に!...思うがままにやれよ!?」
ノーテ「おう、リベロスも飲もうぜー(酒をついで)」
アルク「それに酒か.....未成年は辛いな...もう鯖読んで成人してるって言ってもいい年なんだが」
ペチカ「ボクも~!(ティノさんの隣に並んで)」
ノーテ「え…うーん…今日はお客さんもいるし特別だからな…!(酒を煽ってからピアノの蓋を開けながら)」
アリス「皆の演奏楽しみ!」
クローズ「酒〜!ノーテ、俺にもくれ!」
マルガリータ「あ…!おじさん、また飲み過ぎちゃう…!飲み過ぎはダメだからね?(リベロスとノーテの間にわって入る)」
リベロス「ありがとよォ!飲み過ぎはダメ、な。肝に銘じとくさ。
お嬢ちゃん達、コイツらの演奏を聴いて損はねェぜ?」
アルク「さ、酒.......いいな。クソッ...あと二年早く生まれていたら....飲めてたのに(飲兵衛組たちを見ながら)」
カルロッタ「よーし、いくぞ・・・!!」(ギターを勢いよくかき鳴らし朗々と歌いだす)
トニー「皆の音を聞きながらの酒…最高」
パティッツ「…いつ聴いても素敵なの〜!」
アルク「あぁ.............姉御の歌...........(目を臥せながら囁くほどの小声で)酒なくてもふわふわ酔いそう....」
ティノ(カルロッタ姉さんとペチカくんの隣で楽しそうにトランペットを吹く)
レテ「こんにちは!団長の歌声が聞こえてきたと思ったら、たくさんいるね!」
ノーテ「おう、せっかくのお客さんだ!みんな飲んで騒ごうぜ(ピアノ引き出し)」
アリス「~♪」
ペチカ(ティノさんのトランペットに合わせてダンスしている)
リウム(目を閉じて静かに聴き入っている)
フェリーエ「これが海賊の歌う歌か…本で見た情景より、楽しくて賑やかで…すごいや」
クローズ「そうだよ…これだから姐御の歌は最高なんだ!」
アリス(リウムの隣にちょこんと座り、ちびっこびぃるを飲みながら演奏を見ている)
ファル「ふわぁあ〜とっても綺麗で凛としていて素敵ですぅね!!(心地よさそうに耳を傾けている)」
リュミ「やっぱりカルロッタの歌は最高ね、気持ちいいわ・・・!」
レテ「いつ聞いても素敵な歌声だね!!さすが団長!」
アルク「(笑みを隠しきれないしたり顔で)だ~ろ?
春のアマちゃんたちもよくよくわかってんじゃねえか」
アリス「春のお姉ちゃん達にも大好評だ〜♡」
ファル「とっても素敵ですぅ!!
(エプロンをつかみひらひら〜とリズムにあわせる)」
クローズ「姐御の歌はやっぱ他の国の奴が聴いても最高なんだな!」
ペチカ「春のお客さんたちも踊ろうよ~!!(春っ子さん達の周りを跳ね回る)」
リウム「流石団長さんですね〜」
ティノ「皆で楽しく踊ろっ♪(トランペットの演奏の合間にしゃべる)」
リュミ「わーい、あたしも踊る~っ♡(飛び出して行って)」
リベロス「その調子だぜェお嬢ちゃん達!何なら俺と踊るかァ?」(フラフラとリュミに寄ってナンパを始め)
ファル「リュミまって〜
(リュミにつられ踊ろうとする)」
リュミ「ほぇ、え~と、リベロスさんだっけ?いいよいいよおどろ~!」
ペチカ「リベおじさんダンスできるの~?(ふふっと笑いながら)」
リウム「あぁ〜…またナンパしてるぞあのおっさ…リベロスさん…変なことし出したら止めるか…」
リベロス「ありがとよォ、お嬢ちゃん!」(手を繋いでくるくる回り)
アリス「僕もまぜて~(ぴょんぴょん!)」
ファル(鼻歌を歌いながらくるくるとまわる)
レテ「私も!混ぜて混ぜてー!」
ノーテ「ははっ、すっかり宴らしくなってきたな(みんなの演奏に合わせて弾きながら)」
アルク「おっさんのナンパ癖は絶対よくない....」
レテ「確かにナンパはよくないね!」
マルガリータ「おじさん、またナンパに行った…(ノーテのピアノに近付いて)でも…私も楽しくなってきちゃった!」
リウム「初めて会った時もリベロスさんにナンパされたしなぁ…」(遠い目をしながら)
リベロス「お転婆なお嬢ちゃんだな、ハハァ!にしてもお嬢ちゃん、動く度に花の匂いすんなァ、向こうの国の匂いか?」
ティノ「調子にのると
後がたいへんになるに〜分かってないなぁ(苦笑いをして)」
クローズ「どうする?リベロスのオッさん止めるか?」
アリス「あーあーモテモテだねリベロス〜鼻の下のびてるよ~っ(笑いながら)」
ペチカ「ふふふ!酔いながらおどると転んじゃうよー!(楽しそうにくるくる回っている)」
リュミ「リベロス貴方鼻が利くのね、スイートパステルの独特の香りかな?」
ファル「わぁぁ!!ごめんなさいですぅ…(リウムさんの足をふんでしまう)」
トニー「リベロスさん楽しそう笑」
パティッツ「皆楽しそうなの〜今日はダンスパーティね!」
ノーテ「マルガリータも歌うか?一緒に歌ったら絶対楽しいぞ!」
リウム「!おっと…大丈夫?足元気を付けてね?」
リベロス「お嬢ちゃんが謝る事ァないさ、初心者にはそういうミスもあるだろォ。
ン、俺は鼻が利くからなァ…そうかもしれねェな」
ファル「ありがとうですぅ…!!気をつけるですぅよ!」
キャンティー「わたしもうたおうかな〜〜」
アリス「リウムは誰とも踊らないのー?ファルちゃんと踊ったら?」
リウム「んー?えぇと…僕なんかと踊っても…楽しくは…」(ちょっと引き気味になりながら)
マルガリータ「ノーテが久々にピアノ弾いてくれたもの!楽しいに決まってる!…あ、ねぇ、トニーも踊りましょ?(コーラスを歌いながら誘う)」
アリス「僕は楽しいよ~?」(引き気味になるリウムさんの顔を下から覗き込む)
ファル「…良かったら踊り方を教えてほしいですぅ…(少し頬を赤らめて)」
トニー「…!僕はダンスあまり得意じゃないんだけど…皆の音が楽しいから少しだけ踊って見てもいいかな…!」
キャンティー「きょうのこともおてがみにかいておかなきゃ〜!」
リウム「えぇ…そう言われても…本当にいいなら…いいけど…僕も下手くそだから、他の人達を見ながらにしようか?」
クローズ「…踊りは苦手だが…まあいいや、俺も乗るか!(混ざってぎこちなくも踊り出す)」
フェリーエ「皆はしゃいでるなぁ…ボクにはあまり向いてない環境だけど、たまには悪くないや」
ノーテ「俺もマルガリータの歌聞けるの嬉しいぞ…!今日は珍しいものが沢山見れるな!」
アルク「俺は姉御の歌さえあればいいや....」
ペチカ「ティノも踊ろ!トランペット吹きすぎて口疲れちゃう!」
ティノ「ふふこういうのもたまにはいいでしょっ?(フェリーエちゃんを見て)」
アリス「僕もへたくそなの~(けらけら笑う)うんっ!皆上手だしね!♪」
パティッツ「踊りって、こんなに楽しかったのよね。なんだか懐かしいの〜」
ファル「すごいですぅね〜皆いつもこうやって踊るんですぅか!!(感心しながらみている)」
リウム「あはは!そうだ、アリスと…ファルちゃん?かな、一緒に踊ったらどうかな?きっと楽しいよ!」
ティノ「そうだね〜ペチカくん踊ろ!!踊ろ!!」
キャンティー「みんなでおどったりするのはたのしいよ〜♪(鼻歌を
歌ってくるくると回っている)」
アリス「・・・うん!!ファルちゃん踊ろ!」
ペチカ「やった~!踊ろ!」
春の女の子たちが出会ったのは陽気な海賊団。素敵な音楽で歓迎してもらっちゃいました。
一方その頃、浜辺で遊んでいた男の子たちは…?
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