第2章〜旅立ち〜
夏の国ブライトロックの賑やかな市場の外れ、海辺の小さな酒場から、なにやら賑やかな声が聞こえてきます。
どうやら街を守る海賊たちは今日もお酒を飲んで大騒ぎしているようで…?
カルロッタ「皆、今日もおつかれさん!とは言っても今日も一日平和で何もしてないけどな!」
リウム「何も無いのが1番ですよ、それでいいと思いますよ僕は」
アリス「平和なのが1番だよ!!」
カルロッタ「はは、そうだな〜!よ〜し乾杯🍻!!」
アルク「じゃあ俺も....乾杯~!」
リベロス「おっ、盛り上がってんなァ。んじゃ、俺も乾杯〜!」
リウム「乾杯〜!」
アリス「かんっぱい!」
カルロッタ「こう毎日酒ばっかだと退屈するな〜。異国の食べ物とか気になったりしないか?」
リウム「そうですね、色々と食べてみたいとは思ってますけど…中々機会が無いですよね…」
アリス「ぼくは異国のフルーツとか食べてみたいな~・・・(じゅるり)」
アルク「俺は.....昔色々と食べたことがあるぞ、あんまり覚えてないけど」
リベロス「異国の食いモンかァ…懐かしいな。俺がまだちっせェ頃にゃ食べてたが……もう味を忘れちまったよ」
カルロッタ「ほぅ、アルクもリベロスも食べたことがあるのか?興味深いなぁ…長らく他国との交流は絶たれているから食料も入ってこないもんなぁ」
リウム「異国の食べ物…覚えることができたら料理のレパートリーも増えますね…!1度でいいから食べてみたいです」
アリス「姉さんやみんなは食べ物で何が好き〜とかあるの?」
アルク「.........昔のことだからな、うん。思い出すのもやだ」
カルロッタ「…そうか、アルク、すまないな。
アタシはやっぱりローストビーフかな?」
リウム「うーん…迷うけど…僕はオレンジとか好きだよ」
アルク「っへああ姉御ォ!?いや、そんなつもりは.....」
リベロス「そりゃあチキンが好きに決まってんだろ」
アリス「おお・・・みんな海賊らしさが溢れてる・・・✨」
カルロッタ「はは、よしよ〜し(笑ってアルクの頭を撫でながら)やっぱり肉だよなぁ!」
アリス「オレンジ、ぼくも好き!!ジュースにして飲むのが美味しいよね〜(ほっぺをおさえながら)」
アルク「あ、姉御ォ~.....(ふにゃふにゃ)俺も肉が一番だな....」
リウム「そっか、じゃあ今度オレンジジュース作ってみようかな…一緒に飲もう?」
カルロッタ「異国の料理か…せめて外交が復活してくれたらなぁ」
リウム「色々やってみたいんですけどね…皆さん結構お肉が好きな人が多いですね、今日の夕飯は肉中心にしましょうか…」
アリス「飲もう~✨」
アリス「リウムの作るステーキとか食べてみたいなっ!」
カルロッタ「肉ばっかだとバランスが悪いからサラダもな」
リベロス「はー、ウチの船長はバランスなんて堅苦しい事考えんのかァ?一度きりの人生だ、好きなモン食ってりゃいいだろ」
アルク「リウムの作る肉料理かぁ..(軽く目が輝く)」
リウム「ふふふ、大丈夫ですよ野菜もちゃんと用意します、野菜だって美味しいんですよ?」
アリス「ニンジンが無いサラダならいいよ・・・(焦りながら目逸らし)」
カルロッタ「おぅリベロス〜、不健康だと早死にするぞ?」
リウム「アリス、ニンジンもちゃんと食べなきゃダメだよ?食べやすいように作ってあげるから食べよう?」
アルク「海賊って、バランスとか別に気にしないもんだと思ってたぞ.......やっぱり姉御は優しいんだなぁ」
アリス「うう・・・リウムがそーいうなら頑張って食べるよ・・・(涙目)」
リウム「本当に船長がまともで良かったです…ん、アリスいい子いい子」(頭を撫でる)
カルロッタ「ははは冗談だ冗談、リベロスが死ぬなんて思ってないさ」
アリス「リベロスカッコいい・・・」
リベロス「ならいいんだがよォ……」
アリス「(リウムに撫でられて満足げにニコニコしてる)」
リウム「リベロスさんは何だかんだで長く生きそうな気がしますね」
カルロッタ「ははは、海賊である限り危険からは逃れられないけどお前たちは誰も死なせないから安心しろよ」
アルク「リベロスはどんな危険も軽~くかいくぐれそうだよな!」
リウム「…もう団長さんそこらの男よりも男らしいですよ…いや、悪い意味では無くて」
アリス「姉さんについていけば間違いナシだね~っ」
カルロッタ「そうかぁ〜?褒めても何も出ないぞリウム〜(ぎゅっと抱きついて)(酔いが回ってきているようだ)」
リベロス「おぉ、どうしたお前ら!そうさァ、俺にかかればどんな事もちょちょいのちょいだぜェ!」
アルク「そうだ!二人の言う通り、姉御はきっとこの国の誰よりも勇ましいんだ!」
リウム「わぁ、びっくりしました…あんまり飲みすぎるのはいけませんよ?」(腕から抜けようとする)
カルロッタ「はは、なんかありがとなお前たち〜…ちょっと飲みすぎたかな、風にでも当たってくるか〜(リウムを離して立ち上がる)」
アリス「大丈夫・・・??」
リウム「行ってらっしゃい、気をつけて下さいね?」
アルク「俺も酔えるくらいいっぱい呑めるようになりたいよな.....」
リベロス「ったく、飲みすぎだといつも俺に怒鳴るのはどこのどいつだよ。船長も、飲みすぎには気ィつけろよ」
リウム「僕らはまだ子供だからお酒はダメだよ?」
アリス「リベロスとあねさんが飲みまくるから樽があっという間にカラになる・・・」
アルク「ぐぬっ....でも呑みたいだろ!?俺らは海賊なんだし......っ」
リベロス「俺ァ悪くねェよ。こんなに美味ェ酒が悪ィんだ」
パッセロ「ふむ…少し遅れたな…」(酒場の外に降り立つ)
リウム「まぁまぁ、もうちょっとだけ大人になってからね?…リベロスさんは大人でも飲みすぎたらダメ
ですよ…?」
アリス「ジュースにしとこう・・・」
カルロッタ「おう、パッセロか。今日も海は異常なしか?」
リウム「パッセロさんこんにちは、お疲れ様です」
アリス「パッセロさんこんにちはっ!」
パッセロ「ああ、団長どの、海は相変わらずだ」
リベロス「分かってるさ。
ヨーホー!パッセロ、遅かったなァ!」
アルク「お、パッセロさんか!」
カルロッタ「そうか、敵の海賊団も居ないようだし、本当平和な日々が続くなァ」
リウム「…あんまり飲みすぎるとまた禁止しますからね…?気を付けて下さい」
リウム「ここまで平和だと…嵐の前の静けさのようにも思えてくるので怖いですね…」
アリス「(鼻をヒクヒクさせて)天候も安定してるしなぁ・・・」
アルク「嵐かぁ、俺は嵐の方が好きだったりするが?(大嘘)」
パッセロ「嵐が来ようと問題ない、団長どのが率いる私達海賊団ならな」
アリス「そーだね!ぼくらは最強だもんっ!」
リウム「まぁでも嵐も来ない方がいいですよ、航海に出られませんし…」
アルク「まあでも、俺たちなら嵐には勝てるだろ?」
リベロス「リウムの言う通りさァ、今のままが1番気楽にやっていける」
カルロッタ「自信を持つのもいいが、海には何があるかまだまだ分からないんだぞ〜」
リウム「…僕は正直嵐の海は怖いんで…本当に…来ない方がいいです……」
パッセロ「ふむ…私は空を飛べるが泳ぐのはてんでダメなのでな…そこが怖いところではある」
アルク「あ、ああ.......嵐もいいけど平和が一番だな」
アリス「雷が鳴るのがイヤだ~・・・でもちょっと荒れた天気の方がワクワクもする!」
リベロス「危機的状況になる程血が騒ぐのは海賊の性だなァ。だが、仲間の為にも平和が1番さァ!」
リウム「今はこの平和を楽しみましょう!いつまで続くかも分からないですし…」
アリス「リベロスの言う通りだねっ(にこっ)」
アルク「海賊って、実は平穏も愛するもんなんだな...(独り言)」
カルロッタ「わくわくする冒険も捨てがたいけど、皆の言うとおり今はこの平穏を楽しむのが一番さ。さぁ、宴を続けようか」
リウム「そろそろお酒は止めましょうか、これ以上飲むとお体に障りますよ?」
リベロス「あー!あと1杯!1杯だけ!!」
リウム「めっ!です!飲むならジュースとかにして下さい!」
カルロッタ「そうだぞリベロス、飲むなら水だ〜」
リベロス「だぁぁぁ……くそォ…」
アリス「はいっお酒!(キラキラの笑顔でレモネードを差し出す)」
アルク「そうだ、呑みすぎは絶対毒なんだから........」
リベロス「ってコレレモネードじゃねェか!!匂いで分かるぞ!!」
アリス「ちぇ~っ酔ってるから騙されてくれるかと思った!!(笑)」
リウム「丁度いいのでリベロスさんはそれでいいのでは?」
カルロッタ「ははは!アリス、あたしにもレモネード一杯頂戴!」
リベロス「俺の鼻を甘く見るなよ…?
あァもう分かったよ!これで我慢すりゃいいんだろ!!」(荒々しくレモネードを奪い取り)
リウム「まぁまぁ…また今度チキンで何か作ってあげますから…」
アリス「ふふっ(笑)あねさんりょうかーい!!(冷えたレモネードを渡す)」
カルロッタ「ありがとなアリス!」
リベロス「おー…チキンな…言ったな?今はそれで許してやらァ…」(ちびちびと飲みながら)
リウム「大丈夫です、約束しますよ…あ、アリス!僕にもレモネード貰えないかな?」
アリス「どういたましてだよ!・・・リウムも欲しいの?はいどーぞ!!(首かしげてニコッとしてから渡す)」
リウム「ありがとうアリス、今日も可愛いなぁ…」(また頭を撫でる)
カルロッタ「今日はそろそろ皆休むか?あたしも疲れちゃったよ〜…なんもしてないのにな、ダメだなぁ、はは」
◆皆は停泊している海賊船の地下で基本寝泊まりしてます
アリス「へへへ~リウムありがとうっ(にっこり)」
リベロス「しっかりしてくれよ船長さんよォ〜。でもまァ、そろそろお開きにすっかァ…」
リウム「そうですね、もう外も真っ暗ですしね…」
アリス「明日がもたないしね!寝よ寝よ〜」
カルロッタ「じゃあおやすみな、皆。良い夢を」
こうして、海賊たちのささやかな宴はお開きになりました。
海賊船の中からは、酒場にいなかった海賊団の仲間たちの息づかいや足音が聴こえてくるようです。あなたも、耳を澄ましてみませんか___??
どうやら街を守る海賊たちは今日もお酒を飲んで大騒ぎしているようで…?
カルロッタ「皆、今日もおつかれさん!とは言っても今日も一日平和で何もしてないけどな!」
リウム「何も無いのが1番ですよ、それでいいと思いますよ僕は」
アリス「平和なのが1番だよ!!」
カルロッタ「はは、そうだな〜!よ〜し乾杯🍻!!」
アルク「じゃあ俺も....乾杯~!」
リベロス「おっ、盛り上がってんなァ。んじゃ、俺も乾杯〜!」
リウム「乾杯〜!」
アリス「かんっぱい!」
カルロッタ「こう毎日酒ばっかだと退屈するな〜。異国の食べ物とか気になったりしないか?」
リウム「そうですね、色々と食べてみたいとは思ってますけど…中々機会が無いですよね…」
アリス「ぼくは異国のフルーツとか食べてみたいな~・・・(じゅるり)」
アルク「俺は.....昔色々と食べたことがあるぞ、あんまり覚えてないけど」
リベロス「異国の食いモンかァ…懐かしいな。俺がまだちっせェ頃にゃ食べてたが……もう味を忘れちまったよ」
カルロッタ「ほぅ、アルクもリベロスも食べたことがあるのか?興味深いなぁ…長らく他国との交流は絶たれているから食料も入ってこないもんなぁ」
リウム「異国の食べ物…覚えることができたら料理のレパートリーも増えますね…!1度でいいから食べてみたいです」
アリス「姉さんやみんなは食べ物で何が好き〜とかあるの?」
アルク「.........昔のことだからな、うん。思い出すのもやだ」
カルロッタ「…そうか、アルク、すまないな。
アタシはやっぱりローストビーフかな?」
リウム「うーん…迷うけど…僕はオレンジとか好きだよ」
アルク「っへああ姉御ォ!?いや、そんなつもりは.....」
リベロス「そりゃあチキンが好きに決まってんだろ」
アリス「おお・・・みんな海賊らしさが溢れてる・・・✨」
カルロッタ「はは、よしよ〜し(笑ってアルクの頭を撫でながら)やっぱり肉だよなぁ!」
アリス「オレンジ、ぼくも好き!!ジュースにして飲むのが美味しいよね〜(ほっぺをおさえながら)」
アルク「あ、姉御ォ~.....(ふにゃふにゃ)俺も肉が一番だな....」
リウム「そっか、じゃあ今度オレンジジュース作ってみようかな…一緒に飲もう?」
カルロッタ「異国の料理か…せめて外交が復活してくれたらなぁ」
リウム「色々やってみたいんですけどね…皆さん結構お肉が好きな人が多いですね、今日の夕飯は肉中心にしましょうか…」
アリス「飲もう~✨」
アリス「リウムの作るステーキとか食べてみたいなっ!」
カルロッタ「肉ばっかだとバランスが悪いからサラダもな」
リベロス「はー、ウチの船長はバランスなんて堅苦しい事考えんのかァ?一度きりの人生だ、好きなモン食ってりゃいいだろ」
アルク「リウムの作る肉料理かぁ..(軽く目が輝く)」
リウム「ふふふ、大丈夫ですよ野菜もちゃんと用意します、野菜だって美味しいんですよ?」
アリス「ニンジンが無いサラダならいいよ・・・(焦りながら目逸らし)」
カルロッタ「おぅリベロス〜、不健康だと早死にするぞ?」
リウム「アリス、ニンジンもちゃんと食べなきゃダメだよ?食べやすいように作ってあげるから食べよう?」
アルク「海賊って、バランスとか別に気にしないもんだと思ってたぞ.......やっぱり姉御は優しいんだなぁ」
アリス「うう・・・リウムがそーいうなら頑張って食べるよ・・・(涙目)」
リウム「本当に船長がまともで良かったです…ん、アリスいい子いい子」(頭を撫でる)
カルロッタ「ははは冗談だ冗談、リベロスが死ぬなんて思ってないさ」
アリス「リベロスカッコいい・・・」
リベロス「ならいいんだがよォ……」
アリス「(リウムに撫でられて満足げにニコニコしてる)」
リウム「リベロスさんは何だかんだで長く生きそうな気がしますね」
カルロッタ「ははは、海賊である限り危険からは逃れられないけどお前たちは誰も死なせないから安心しろよ」
アルク「リベロスはどんな危険も軽~くかいくぐれそうだよな!」
リウム「…もう団長さんそこらの男よりも男らしいですよ…いや、悪い意味では無くて」
アリス「姉さんについていけば間違いナシだね~っ」
カルロッタ「そうかぁ〜?褒めても何も出ないぞリウム〜(ぎゅっと抱きついて)(酔いが回ってきているようだ)」
リベロス「おぉ、どうしたお前ら!そうさァ、俺にかかればどんな事もちょちょいのちょいだぜェ!」
アルク「そうだ!二人の言う通り、姉御はきっとこの国の誰よりも勇ましいんだ!」
リウム「わぁ、びっくりしました…あんまり飲みすぎるのはいけませんよ?」(腕から抜けようとする)
カルロッタ「はは、なんかありがとなお前たち〜…ちょっと飲みすぎたかな、風にでも当たってくるか〜(リウムを離して立ち上がる)」
アリス「大丈夫・・・??」
リウム「行ってらっしゃい、気をつけて下さいね?」
アルク「俺も酔えるくらいいっぱい呑めるようになりたいよな.....」
リベロス「ったく、飲みすぎだといつも俺に怒鳴るのはどこのどいつだよ。船長も、飲みすぎには気ィつけろよ」
リウム「僕らはまだ子供だからお酒はダメだよ?」
アリス「リベロスとあねさんが飲みまくるから樽があっという間にカラになる・・・」
アルク「ぐぬっ....でも呑みたいだろ!?俺らは海賊なんだし......っ」
リベロス「俺ァ悪くねェよ。こんなに美味ェ酒が悪ィんだ」
パッセロ「ふむ…少し遅れたな…」(酒場の外に降り立つ)
リウム「まぁまぁ、もうちょっとだけ大人になってからね?…リベロスさんは大人でも飲みすぎたらダメ
ですよ…?」
アリス「ジュースにしとこう・・・」
カルロッタ「おう、パッセロか。今日も海は異常なしか?」
リウム「パッセロさんこんにちは、お疲れ様です」
アリス「パッセロさんこんにちはっ!」
パッセロ「ああ、団長どの、海は相変わらずだ」
リベロス「分かってるさ。
ヨーホー!パッセロ、遅かったなァ!」
アルク「お、パッセロさんか!」
カルロッタ「そうか、敵の海賊団も居ないようだし、本当平和な日々が続くなァ」
リウム「…あんまり飲みすぎるとまた禁止しますからね…?気を付けて下さい」
リウム「ここまで平和だと…嵐の前の静けさのようにも思えてくるので怖いですね…」
アリス「(鼻をヒクヒクさせて)天候も安定してるしなぁ・・・」
アルク「嵐かぁ、俺は嵐の方が好きだったりするが?(大嘘)」
パッセロ「嵐が来ようと問題ない、団長どのが率いる私達海賊団ならな」
アリス「そーだね!ぼくらは最強だもんっ!」
リウム「まぁでも嵐も来ない方がいいですよ、航海に出られませんし…」
アルク「まあでも、俺たちなら嵐には勝てるだろ?」
リベロス「リウムの言う通りさァ、今のままが1番気楽にやっていける」
カルロッタ「自信を持つのもいいが、海には何があるかまだまだ分からないんだぞ〜」
リウム「…僕は正直嵐の海は怖いんで…本当に…来ない方がいいです……」
パッセロ「ふむ…私は空を飛べるが泳ぐのはてんでダメなのでな…そこが怖いところではある」
アルク「あ、ああ.......嵐もいいけど平和が一番だな」
アリス「雷が鳴るのがイヤだ~・・・でもちょっと荒れた天気の方がワクワクもする!」
リベロス「危機的状況になる程血が騒ぐのは海賊の性だなァ。だが、仲間の為にも平和が1番さァ!」
リウム「今はこの平和を楽しみましょう!いつまで続くかも分からないですし…」
アリス「リベロスの言う通りだねっ(にこっ)」
アルク「海賊って、実は平穏も愛するもんなんだな...(独り言)」
カルロッタ「わくわくする冒険も捨てがたいけど、皆の言うとおり今はこの平穏を楽しむのが一番さ。さぁ、宴を続けようか」
リウム「そろそろお酒は止めましょうか、これ以上飲むとお体に障りますよ?」
リベロス「あー!あと1杯!1杯だけ!!」
リウム「めっ!です!飲むならジュースとかにして下さい!」
カルロッタ「そうだぞリベロス、飲むなら水だ〜」
リベロス「だぁぁぁ……くそォ…」
アリス「はいっお酒!(キラキラの笑顔でレモネードを差し出す)」
アルク「そうだ、呑みすぎは絶対毒なんだから........」
リベロス「ってコレレモネードじゃねェか!!匂いで分かるぞ!!」
アリス「ちぇ~っ酔ってるから騙されてくれるかと思った!!(笑)」
リウム「丁度いいのでリベロスさんはそれでいいのでは?」
カルロッタ「ははは!アリス、あたしにもレモネード一杯頂戴!」
リベロス「俺の鼻を甘く見るなよ…?
あァもう分かったよ!これで我慢すりゃいいんだろ!!」(荒々しくレモネードを奪い取り)
リウム「まぁまぁ…また今度チキンで何か作ってあげますから…」
アリス「ふふっ(笑)あねさんりょうかーい!!(冷えたレモネードを渡す)」
カルロッタ「ありがとなアリス!」
リベロス「おー…チキンな…言ったな?今はそれで許してやらァ…」(ちびちびと飲みながら)
リウム「大丈夫です、約束しますよ…あ、アリス!僕にもレモネード貰えないかな?」
アリス「どういたましてだよ!・・・リウムも欲しいの?はいどーぞ!!(首かしげてニコッとしてから渡す)」
リウム「ありがとうアリス、今日も可愛いなぁ…」(また頭を撫でる)
カルロッタ「今日はそろそろ皆休むか?あたしも疲れちゃったよ〜…なんもしてないのにな、ダメだなぁ、はは」
◆皆は停泊している海賊船の地下で基本寝泊まりしてます
アリス「へへへ~リウムありがとうっ(にっこり)」
リベロス「しっかりしてくれよ船長さんよォ〜。でもまァ、そろそろお開きにすっかァ…」
リウム「そうですね、もう外も真っ暗ですしね…」
アリス「明日がもたないしね!寝よ寝よ〜」
カルロッタ「じゃあおやすみな、皆。良い夢を」
こうして、海賊たちのささやかな宴はお開きになりました。
海賊船の中からは、酒場にいなかった海賊団の仲間たちの息づかいや足音が聴こえてくるようです。あなたも、耳を澄ましてみませんか___??