YGO ZEXAL短編(ドルベ以外)
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私に差し出された大きな薔薇の花束…。目の前には同じバリアンの同士であるアリト…。この花束はアリトが私にくれたものなのだが…。
「先程はすみませんでした。」
「えーっと…。」
…状況を整理しよう。ナンバーズの回収に手間取っているアリトとギラグを見かねてドルベが私に人間界に行くよう指示をだした。だから人間界にいる2人と合流しようと思いこの学園にやってきた。2人は私の人間の時の姿を知らないのでちょっとびっくりさせようと思って偶然を装いたまたま先に見つけたアリトにぶつかった。ネタバラシをしようとしたらアリトがすぐにどこかに行ってしまい、戻ってきたと思ったら花束を渡された次第なのだ。
「これはお詫びとお近づきの印を込めて。」
「あ、ありがとう。」
おかしい…普段のアリトはこんな丁寧な話し方をしないし、動作にも芝居がかかっているように見える。
「ところであなたのお名前は何というのでしょうか?」
どう答えようか悩んでだが、嘘をついてもしょうがないので、正直に自分の名前を告げるとタイミング悪くチャイムが鳴ってしまい、アリトには聞こえなかったようだった。
「すまない、もう一度教えてもらえないか?」
「おーい、アリトー!!」
「遊馬…。今いいところなんだよ…ってあれ?」
アリトが名前を呼ばれた際に振り返った隙を見計らい私はアリトの前から姿を消した。…アリトの様子が気になった私はギラグに相談してみようと思い、ギラグを探して見ることにした。
ギラグを探して彼が根城にしている倉庫にたどり着いた。よくわからない物がたくさん収納されている…。これは何に使うんだろうか。奥から可愛らしい女の子の歌声が聞こえてくる。本当にここにギラグはいるんだろうか。そーっと覗き込んで見ると四角い箱の中でキュートな女の子が歌って踊っているのをギラグが熱心に見つめている。私は気づかれないようにこっそりギラグに近づいて肩を叩く。
「うおわぁぁぁ!!テメェは誰だ?!?!」
「ごめん、ギラグ私だよ。」
「オレにこんなめんこい知り合いはいねぇ!」
「やっぱわかんないか。ほらこれ。」
名乗ってから私は自分が使っているエースカードをギラグに見せる。カードと私を繰り返し見ながら恐る恐る呟く。
「本当に澪なのか…?」
「このカードは私以外使ってないでしょ。」
「そうか、そうだよな。お前人間の姿だとまるで別人だな。」
「アリトにも気づいてもらえなかったんだよねぇ。それにアリトの様子も何か変だったし。」
「あいつがか?」
「うん。いきなり花束をくれたし。」
「…何だと?」
ギラグが顎に手を当てて考え始めた。何をそんなに真剣に考え込んでいるんだろうか。
「これは…アイツに伝えるべきなのか。でもなぁ…」
「ギラグ?」
ギラグが何かブツブツと呟いている。話しかけても反応が返ってこない。どうしたものかと眺めていると倉庫の扉が開く音がした。
「ギラグ!聞いてくれよ!オレまた天使に遭遇したんだぜ!…って君はさっきの…!どうしてこんなところに?」
一瞬学園関係者だったらまずいと思いバリアンズフォースを出す準備をしていたが、入ってきたのはアリトだったから問題はなかった。が…。
「君のような可憐な天使がこんなところ暗いところは似合わない。良ければオレとこれからデートでも…。」
そう言って私の手を握り倉庫から連れ出そうとするので私はドキドキしてしまう。
「ま、待って…アリト…。」
「なぜ、オレの名前を知っているんだい?」
「そ、それは…」
「アリト、こいつはお前のよーく知ってるやつだぞ…。」
ギラグがそう言うとアリトがまじまじと私の顔を見る。人間体のアリトはカッコいいからそんなに見つめられると照れてしまうんですが…。
「いや、しらねぇ。オレの知り合いに可憐なお嬢様なんていなかった筈だ。」
「じゃあ何でこいつはお前の名前を知ってるんだ?」
「…一体誰だって言うんだよ。」
…本当にアリトはピンと来ていないようなので私はスッとカードを差し出した。
「このカード…!澪のじゃねぇか!アイツが簡単にやられるわけはねぇし…。本当にお前が…?」
「…うん、何かごめんね…?」
私は何も悪いことはしていない筈なのだが何だか申し訳なくなってきたので謝る。すると今度は私の両手を掴んで力強い視線を私に向ける。
「それならそうと早く言えよ。めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!…澪だったら取り繕う必要はねぇな。真っ向勝負でアタックするから覚悟しろよ!」
「う、うん?」
どう返事をするべきなのかわからなくて、ギラグに視線を送ろうとしたが気づいたら姿を消していた。…逃げたな。
「そうと決まれば…お前にふさわしい男になるべくオレは修行をしてくるぜ!じゃあな!」
「い、いってらっしゃい…。」
気づいたら1人倉庫に残された私。これからどんなアタックをされるんだろうか。…あれ?何か重要なことを忘れているような…?まぁいいか。
「先程はすみませんでした。」
「えーっと…。」
…状況を整理しよう。ナンバーズの回収に手間取っているアリトとギラグを見かねてドルベが私に人間界に行くよう指示をだした。だから人間界にいる2人と合流しようと思いこの学園にやってきた。2人は私の人間の時の姿を知らないのでちょっとびっくりさせようと思って偶然を装いたまたま先に見つけたアリトにぶつかった。ネタバラシをしようとしたらアリトがすぐにどこかに行ってしまい、戻ってきたと思ったら花束を渡された次第なのだ。
「これはお詫びとお近づきの印を込めて。」
「あ、ありがとう。」
おかしい…普段のアリトはこんな丁寧な話し方をしないし、動作にも芝居がかかっているように見える。
「ところであなたのお名前は何というのでしょうか?」
どう答えようか悩んでだが、嘘をついてもしょうがないので、正直に自分の名前を告げるとタイミング悪くチャイムが鳴ってしまい、アリトには聞こえなかったようだった。
「すまない、もう一度教えてもらえないか?」
「おーい、アリトー!!」
「遊馬…。今いいところなんだよ…ってあれ?」
アリトが名前を呼ばれた際に振り返った隙を見計らい私はアリトの前から姿を消した。…アリトの様子が気になった私はギラグに相談してみようと思い、ギラグを探して見ることにした。
ギラグを探して彼が根城にしている倉庫にたどり着いた。よくわからない物がたくさん収納されている…。これは何に使うんだろうか。奥から可愛らしい女の子の歌声が聞こえてくる。本当にここにギラグはいるんだろうか。そーっと覗き込んで見ると四角い箱の中でキュートな女の子が歌って踊っているのをギラグが熱心に見つめている。私は気づかれないようにこっそりギラグに近づいて肩を叩く。
「うおわぁぁぁ!!テメェは誰だ?!?!」
「ごめん、ギラグ私だよ。」
「オレにこんなめんこい知り合いはいねぇ!」
「やっぱわかんないか。ほらこれ。」
名乗ってから私は自分が使っているエースカードをギラグに見せる。カードと私を繰り返し見ながら恐る恐る呟く。
「本当に澪なのか…?」
「このカードは私以外使ってないでしょ。」
「そうか、そうだよな。お前人間の姿だとまるで別人だな。」
「アリトにも気づいてもらえなかったんだよねぇ。それにアリトの様子も何か変だったし。」
「あいつがか?」
「うん。いきなり花束をくれたし。」
「…何だと?」
ギラグが顎に手を当てて考え始めた。何をそんなに真剣に考え込んでいるんだろうか。
「これは…アイツに伝えるべきなのか。でもなぁ…」
「ギラグ?」
ギラグが何かブツブツと呟いている。話しかけても反応が返ってこない。どうしたものかと眺めていると倉庫の扉が開く音がした。
「ギラグ!聞いてくれよ!オレまた天使に遭遇したんだぜ!…って君はさっきの…!どうしてこんなところに?」
一瞬学園関係者だったらまずいと思いバリアンズフォースを出す準備をしていたが、入ってきたのはアリトだったから問題はなかった。が…。
「君のような可憐な天使がこんなところ暗いところは似合わない。良ければオレとこれからデートでも…。」
そう言って私の手を握り倉庫から連れ出そうとするので私はドキドキしてしまう。
「ま、待って…アリト…。」
「なぜ、オレの名前を知っているんだい?」
「そ、それは…」
「アリト、こいつはお前のよーく知ってるやつだぞ…。」
ギラグがそう言うとアリトがまじまじと私の顔を見る。人間体のアリトはカッコいいからそんなに見つめられると照れてしまうんですが…。
「いや、しらねぇ。オレの知り合いに可憐なお嬢様なんていなかった筈だ。」
「じゃあ何でこいつはお前の名前を知ってるんだ?」
「…一体誰だって言うんだよ。」
…本当にアリトはピンと来ていないようなので私はスッとカードを差し出した。
「このカード…!澪のじゃねぇか!アイツが簡単にやられるわけはねぇし…。本当にお前が…?」
「…うん、何かごめんね…?」
私は何も悪いことはしていない筈なのだが何だか申し訳なくなってきたので謝る。すると今度は私の両手を掴んで力強い視線を私に向ける。
「それならそうと早く言えよ。めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか!…澪だったら取り繕う必要はねぇな。真っ向勝負でアタックするから覚悟しろよ!」
「う、うん?」
どう返事をするべきなのかわからなくて、ギラグに視線を送ろうとしたが気づいたら姿を消していた。…逃げたな。
「そうと決まれば…お前にふさわしい男になるべくオレは修行をしてくるぜ!じゃあな!」
「い、いってらっしゃい…。」
気づいたら1人倉庫に残された私。これからどんなアタックをされるんだろうか。…あれ?何か重要なことを忘れているような…?まぁいいか。