YGO ZEXAL ドルベ短編
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「えーと…。」
私は今困っている。その原因は目の前にいるドルベである。つい先ほどドルベからこんな質問をされてしまった。
「スミレはポッキーゲームがどういったものかを知っているか?」
「…いきなりどうしたの?」
「クラスで話している者がいたんだ。ミザエルは知らないというし、ベクターに聞いたら君なら知っていると言われたものでな。」
ベクター…!!絶対彼はポッキーゲームを知っているんじゃないかと思う。けど面白がってドルベが私に聞くように仕向けたんだろう。姑息な手を…!!
「璃緒や凌牙なら知っているんじゃないかなー?あとアリトとかギラグももしかしたら…」
「それが…今日に限って何故か七皇との連絡がつかないのだ。」
そんなバカな…。逃げ道が防がれてしまっている。まさかこれもベクターの仕業なのか…。彼ならそこまでやりかねない…気もする…。観念して説明するしかないのか。
「ポッキーゲームっていうのはね…。」
…現在私とドルベの目の前には色々な味のポッキーが置かれている。
「ポッキーとはこんなにたくさんの種類があったのだな。」
「そうだね。ドルベは甘いものは平気なの?」
「得意ではないが、少しぐらいなら問題ない」
「そう…。」
どうしてこうなった。いや、そもそもこれは私のせいなんだけど。
「ポッキーゲームとは目を瞑って口の中に入れられたポッキーの味を当てるゲームなんだったな。」
「うん…」
恥ずかしくてポッキーゲームの真実を言えなかった私は悩んだ末にこんな嘘をついた。そしたらまさかドルベがやってみたいと言い出すとは思わなくて…。私のついた嘘を全く疑う様子がないドルベに良心が痛むばかりだった。
「ところで2人でこんなに食べるのは無理だと思うんだけど…。」
「心配ない。残った分は後ほど七皇で分けて食べるつもりだ。」
「そう…」
「じゃあ私が目を閉じるから先に君が選んでくれないか?」
「わかった。」
ドルベが目を閉じたのを確認してからどれにしようかと考える。よくみるとプリッツとトッポが混じっていたが、違いがわからなかったんだろうな。甘すぎるのは苦手そうだから…あ、これならどうだろう。
「はい、どうぞ」
ドルベの口に私が選んだポッキーを入れてみる。ポッキーを吟味する彼を眺めていると相変わらず整った顔してるなと思う。
「これは…チョコレート…にしては少し苦い気がするな。」
「惜しいね。正解はカカオ60%のやつだよ。」
「そういうのもあるのか。私はこちらの方が食べやすいな。」
「そっか。ドルベらしいね。」
「では次は君の番だな。目を閉じていてくれ。」
次はドルベの選ぶ番だ。彼はどのポッキーを選んでくれるんだろうか。少しそわそわしながら彼が選んでくれるのを待つ。
「決めたぞ。口を開けてくれ。」
素直に口を開けると甘酸っぱい味が口の中に広がっていく。それにこのつぶつぶした感触。わかった!つぶつぶいちごだ!と答えようとしたら、唇に軽く触れた感触があった。
「い、今のって…?!」
「…スミレが可愛いかったのでつい。やはり私には少し甘いな。」
ドルベは目を細めてこちらを見つめている。…本当はポッキーゲームがなんなのか知ってたんじゃないの…と思ってしまう私なのだった。
私は今困っている。その原因は目の前にいるドルベである。つい先ほどドルベからこんな質問をされてしまった。
「スミレはポッキーゲームがどういったものかを知っているか?」
「…いきなりどうしたの?」
「クラスで話している者がいたんだ。ミザエルは知らないというし、ベクターに聞いたら君なら知っていると言われたものでな。」
ベクター…!!絶対彼はポッキーゲームを知っているんじゃないかと思う。けど面白がってドルベが私に聞くように仕向けたんだろう。姑息な手を…!!
「璃緒や凌牙なら知っているんじゃないかなー?あとアリトとかギラグももしかしたら…」
「それが…今日に限って何故か七皇との連絡がつかないのだ。」
そんなバカな…。逃げ道が防がれてしまっている。まさかこれもベクターの仕業なのか…。彼ならそこまでやりかねない…気もする…。観念して説明するしかないのか。
「ポッキーゲームっていうのはね…。」
…現在私とドルベの目の前には色々な味のポッキーが置かれている。
「ポッキーとはこんなにたくさんの種類があったのだな。」
「そうだね。ドルベは甘いものは平気なの?」
「得意ではないが、少しぐらいなら問題ない」
「そう…。」
どうしてこうなった。いや、そもそもこれは私のせいなんだけど。
「ポッキーゲームとは目を瞑って口の中に入れられたポッキーの味を当てるゲームなんだったな。」
「うん…」
恥ずかしくてポッキーゲームの真実を言えなかった私は悩んだ末にこんな嘘をついた。そしたらまさかドルベがやってみたいと言い出すとは思わなくて…。私のついた嘘を全く疑う様子がないドルベに良心が痛むばかりだった。
「ところで2人でこんなに食べるのは無理だと思うんだけど…。」
「心配ない。残った分は後ほど七皇で分けて食べるつもりだ。」
「そう…」
「じゃあ私が目を閉じるから先に君が選んでくれないか?」
「わかった。」
ドルベが目を閉じたのを確認してからどれにしようかと考える。よくみるとプリッツとトッポが混じっていたが、違いがわからなかったんだろうな。甘すぎるのは苦手そうだから…あ、これならどうだろう。
「はい、どうぞ」
ドルベの口に私が選んだポッキーを入れてみる。ポッキーを吟味する彼を眺めていると相変わらず整った顔してるなと思う。
「これは…チョコレート…にしては少し苦い気がするな。」
「惜しいね。正解はカカオ60%のやつだよ。」
「そういうのもあるのか。私はこちらの方が食べやすいな。」
「そっか。ドルベらしいね。」
「では次は君の番だな。目を閉じていてくれ。」
次はドルベの選ぶ番だ。彼はどのポッキーを選んでくれるんだろうか。少しそわそわしながら彼が選んでくれるのを待つ。
「決めたぞ。口を開けてくれ。」
素直に口を開けると甘酸っぱい味が口の中に広がっていく。それにこのつぶつぶした感触。わかった!つぶつぶいちごだ!と答えようとしたら、唇に軽く触れた感触があった。
「い、今のって…?!」
「…スミレが可愛いかったのでつい。やはり私には少し甘いな。」
ドルベは目を細めてこちらを見つめている。…本当はポッキーゲームがなんなのか知ってたんじゃないの…と思ってしまう私なのだった。