YGO ZEXAL ドルベ短編
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私はため息をついてしまう。今私は屋上にてとある人物を待っている。ペントハウスの物陰に隠れて先輩が好奇心を抑えられないという表情で私を見ている。…先輩は見せ物扱いの私が楽しみでしょうがないようだった。本当は逃げたい。でもそれをしたらもっと酷い目に遭わされてしまうかもしれない。むしろ来ないでくれた方がいいのかもしれないと考え始めた矢先だった。ガチャっと少し軋んだドアの開く音がする。やってきたのは私が呼び出したドルベだった。
「…大事な話があると聞いたが。どうしたのだ?」
「あ、あのね…。ち、ちょっと待ってね…。忙しいのに…ごめんね…。」
覚悟は決めたはずなのに…。いざ本人を前にすると緊張してしまう。深呼吸を何回か繰り返しているうちに先輩と目が合う。早く言えと目が訴えている。
「……落ち着くんだ。スミレのペースでいい。」
先輩達の視線とは裏腹にドルベの声音は暖かった。その声を聞くだけでも私は涙が出そうになってしまう。ダメだ。ちゃんと言わなくちゃ。
「…わ、私はずっと前からあなたのことが…す、好き」
最後の好きが消えそうなぐらいに小さくなったが、ドルベは驚いたように一瞬目を見開いたので、多分聞こえてはいると思う。
「だ、だから…付き合って…ください。」
これ以上ドルベの顔を見ることができなくて私は頭を下げた。ついに…言ってしまった。このまま断られれば泣いてることもバレないかなぁと考えていたら、私の頭にポスっと柔らかく手が置かれた。
「顔を上げてくれ。ちゃんと君の目を見て返事をしたい。」
正直泣いてしまう自信しかなかったのであまり顔を上げたくなかったが、ドルべの穏やかな口調を聞くと言うことを聞かないわけにもいかない。私はおずおずと顔を上げた。
「…ありがとう。私もスミレが好きだ。だから付き合おう。」
「……えっ?」
「今日からよろしくな。」
「う、うん…。」
告白がうまく行くとは思っておらず素っ頓狂な声をあげてしまった。先輩に視線を走らせてみると先輩もポカンとした顔をしていた。
そもそもなぜ私がドルベに告白することになったのか。私は元バリアンだからドルベとは長い付き合いで、密かにずっと彼に想いを寄せていた。他のバリアン達、(特に璃緒やアリトやベクター)からは揶揄われることもあったけど。その時には私達はバリアン世界を救わないといけないという使命があった。だから私もドルベも恋愛どころではなかった。
全てが収まり私たちは人間として新たな命を得た。私はハートランド学園の2年生、ドルベは3年生として過ごしている。学年が違うのでバリアンで過ごしていた頃よりも会う機会も減ってしまって…。忙しそうなドルベに声をかけるのも躊躇っていた時だった。
「ちょっとそこのアンタ」
「わ、私ですか…?」
平和に大人しく目立たないように過ごしてきたのに、何故か先輩に目をつけられてしまったのだ。
「アンタ最近調子に乗ってるよね。」
「そ、そんなことないです…。」
「今更ぶりっ子しなくていいから。あー、ほんとうざい。なんでこんな子がモテるんだか。」
「いや、その…。モテたことないです…。」
先輩はチッと舌打ちしてから、何かを閃いたのかポンっと両手を打った。
「じゃあ明日告白しなさいよ。モテモテの3年生のドルベくんに。」
「む、無理です…!」
「モテないって言うなら告白して振られて証明しなさいよ!やらないなら…どうなるかわかるよね?」
先輩の圧に私は耐えられなかった。本当はドルベを巻き込みたくなかったけど…。振られれば先輩も納得するだろうし…と呼び出して告白をしたらまさかのOKだったのだ。ドルベは昔から優しいから…だからOKしてくれたのかもしれない。…視線を感じてドルベのほうを見ると、じっとこちらを覗き込んでいて少したじろいだ。
「な、なに?」
「考え事でもしていたのか?」
「あ、いや…明日小テスト嫌だなーと考えてただけで…。」
私は咄嗟に言い訳を並べていた。
「…ならば私が教えよう。今日は時間はあるか?」
「い、いいよ。忙しいでしょう?」
「遠慮するな。自分の復習にもなるし、何よりも私がスミレともう少し過ごしたいのだが…。」
そんな風に言われたら…断れない…。ドルベは真面目で誠実な人なのに、なんていうか昔からこういうズルいところがあった。私が断る前に退路を断つのが上手いのだ。
「ドルベがいいならお願い…しようかな。」
「あぁ、まだ図書室が空いているはずだ。一緒に行こう。」
さりげなくドルベは私の手を引いて図書室へと向かって行く。…そういえばバリアンの時も君が迷子になってはいけないとか何かと理由をつけて手を繋いでいて引っ張ってくれたことを私は思い出していた。
「ドルベ、この問題…わかる?」
「…ここはこの公式を使って。」
「な、なるほど…。」
隣の席に座って私はドルベに数学を教えてもらっている。私は数学が苦手なので、わかりやすく説明してくれるドルベには感謝しかなかった。私の手が当たって不意に消しゴムが落ちる。私はすぐに拾おうと手を伸ばしたら、ドルベも拾おうとしてくれたようで私達の手が触れてしまい、思わず私はすぐに手を引いてしまった。
「…嫌だったか?」
「ち、違うの。びっくりしちゃっただけで。」
「なら慣れてもらうためにもこれからは手を繋いで帰ろうか。」
「えぇー!」
「こら、図書室は静かにしないとダメだろう?」
…大きな声を出したのはドルベのせいなのに。ドルベは冗談やからかいは一切言わないことを私は知っている。だからさっきの言葉はきっと本気なんだろう。そう考えるだけでも私の心臓は暴れてしまうのだった。
私が告白してから数週間。私達は毎日手を繋いで一緒に帰ったり、時間があれば一緒に勉強したり、時々もう少し一緒に…と言われて敢えて遠回りしたり…。ドルベは本当に優しくて…。バリアンだった頃から優しかったけど、付き合ってからはよりいっそう優しく甘くなっている…ような気がする。だけどそんな日々は長くは続かなかった。
「アンタ、まだドルベくんと付き合ってんの?」
「は、はい…。」
…私はまた先輩から呼び出しをくらっていた。無視をする度胸は私にはない。振られると思っていた私がドルベとずっと付き合い続けているのが気に食わないのだろう。廊下ですれ違うたびに睨まれたし。
「ドルベくんはアンタに気ぃ遣ってるだけよ。早く別れなさいよ」
「……そうかもしれませんね。」
「わかったら今日言いなさい。」
「……わかりました。」
その言葉で私は現実を思い出す。私達は罰ゲームの告白から始まった関係。私はものすごく幸せだけど、ドルベは幸せじゃないかもしれない…。ちゃんと罰ゲームだったことをドルベに言おう。…曲がったことが嫌いなドルベには嫌われちゃうかもしれない…。これ以上黙っていても私は罪悪感で押しつぶされてしまうだろうし、長引けば長引く程別れを切り出しにくくなる。私は意を決して屋上にまたドルベを呼び出した。先輩はまたペントハウスの物陰から様子を見ている。いっそドルベが来なければ…。そんな考えが一瞬よぎったが、真面目な彼が私との約束を反故にするはずもなく、無情にも屋上の扉は開かれた。
「大事な話があると聞いたが、どうしたのだ?」
「ドルベ…。ごめんなさい!!」
私はまずドルベに謝りながらあの時と同じように頭を下げた。
「頭をあげてくれ。…スミレは何か悪いことをしたのか?」
「私は…罰ゲームであなたに告白したの…。絶対に振られると思った…。だけどあなたはOKしてくれた。私に気を遣ってくれたんでしょ…?もういいの…。今まで本当にありがとう…。私幸せだった。」
話しながら声が震える。私はそのままドルベの顔を見ずに屋上を出ようとして走り出した。先輩はこちらを見て満足そうに笑っているのが見えた。でもその時、ドルベに腕を掴まれてしまった。痛くはないけど、私が逃げられないようにするためか私の皮膚は少し沈んでいる。
「…知っていた。」
「…うそ。」
「…知っていたというよりは君の様子で察した。あの時のスミレは震えて涙を堪えながら、一生懸命に全身で想いを伝えてくれていた。…君のあんな姿は初めて見た。」
泣きそうになってたのやっぱりバレてたんだ。今思うとかなり恥ずかしい…。
「だから…私もスミレの想いに応えようと思った。と同時にスミレの告白を利用した。」
「…利用?」
私が聞き返すとドルベは力強く私を見つめて視線を逸らさずに話してくれた。
「…私はバリアンの頃からずっと君を想っていた。人間に転生してからも告白する機会をずっと伺っていた。君のことだ。いきなり私が告白しても困らせてしまうだろうと思ってな。」
「…そうだったの?」
「あぁ。だから告白された時は正直嬉しかった。だからきっかけがどうあれ私に別れる気は毛頭ない。…君はそれでも別れたいか?」
その言葉を聞いて私は涙を抑えることができなくてボロボロと泣き始めてしまっていた。
「うぅ…ドルベ…。わたし…わたしは…。」
「…もう充分だ。スミレの気持ちは伝わった。」
喉が震えてしゃくり上げて上手く言葉にならない。ドルベは掴んでいた私の腕を引き寄せて、そのまま腕の中へと誘ってくれていた。
「好きだ。大好きだ。何があってももう君を離すことはない。」
「ありがとう…ドルベ。私も大好き。」
顔を上げるとドルベと目が合った。すると少しずつ顔が近づいてきて…。恥ずかしくなった私は顔を逸らそうとしたけれど、顎をそっと掴まれて…。触れられたところから熱が広がってしまい、逃げることもできずにそのままドルベにキスをされてしまうのだった。
後日、もう先輩から呼び出されることもなくなって、私はドルベと幸せに日々を過ごすのだった。
そういえば…あの場に一応先輩もいたんだよね。途中から存在忘れちゃってたけど…。最後まで見てたのかな…。
「…大事な話があると聞いたが。どうしたのだ?」
「あ、あのね…。ち、ちょっと待ってね…。忙しいのに…ごめんね…。」
覚悟は決めたはずなのに…。いざ本人を前にすると緊張してしまう。深呼吸を何回か繰り返しているうちに先輩と目が合う。早く言えと目が訴えている。
「……落ち着くんだ。スミレのペースでいい。」
先輩達の視線とは裏腹にドルベの声音は暖かった。その声を聞くだけでも私は涙が出そうになってしまう。ダメだ。ちゃんと言わなくちゃ。
「…わ、私はずっと前からあなたのことが…す、好き」
最後の好きが消えそうなぐらいに小さくなったが、ドルベは驚いたように一瞬目を見開いたので、多分聞こえてはいると思う。
「だ、だから…付き合って…ください。」
これ以上ドルベの顔を見ることができなくて私は頭を下げた。ついに…言ってしまった。このまま断られれば泣いてることもバレないかなぁと考えていたら、私の頭にポスっと柔らかく手が置かれた。
「顔を上げてくれ。ちゃんと君の目を見て返事をしたい。」
正直泣いてしまう自信しかなかったのであまり顔を上げたくなかったが、ドルべの穏やかな口調を聞くと言うことを聞かないわけにもいかない。私はおずおずと顔を上げた。
「…ありがとう。私もスミレが好きだ。だから付き合おう。」
「……えっ?」
「今日からよろしくな。」
「う、うん…。」
告白がうまく行くとは思っておらず素っ頓狂な声をあげてしまった。先輩に視線を走らせてみると先輩もポカンとした顔をしていた。
そもそもなぜ私がドルベに告白することになったのか。私は元バリアンだからドルベとは長い付き合いで、密かにずっと彼に想いを寄せていた。他のバリアン達、(特に璃緒やアリトやベクター)からは揶揄われることもあったけど。その時には私達はバリアン世界を救わないといけないという使命があった。だから私もドルベも恋愛どころではなかった。
全てが収まり私たちは人間として新たな命を得た。私はハートランド学園の2年生、ドルベは3年生として過ごしている。学年が違うのでバリアンで過ごしていた頃よりも会う機会も減ってしまって…。忙しそうなドルベに声をかけるのも躊躇っていた時だった。
「ちょっとそこのアンタ」
「わ、私ですか…?」
平和に大人しく目立たないように過ごしてきたのに、何故か先輩に目をつけられてしまったのだ。
「アンタ最近調子に乗ってるよね。」
「そ、そんなことないです…。」
「今更ぶりっ子しなくていいから。あー、ほんとうざい。なんでこんな子がモテるんだか。」
「いや、その…。モテたことないです…。」
先輩はチッと舌打ちしてから、何かを閃いたのかポンっと両手を打った。
「じゃあ明日告白しなさいよ。モテモテの3年生のドルベくんに。」
「む、無理です…!」
「モテないって言うなら告白して振られて証明しなさいよ!やらないなら…どうなるかわかるよね?」
先輩の圧に私は耐えられなかった。本当はドルベを巻き込みたくなかったけど…。振られれば先輩も納得するだろうし…と呼び出して告白をしたらまさかのOKだったのだ。ドルベは昔から優しいから…だからOKしてくれたのかもしれない。…視線を感じてドルベのほうを見ると、じっとこちらを覗き込んでいて少したじろいだ。
「な、なに?」
「考え事でもしていたのか?」
「あ、いや…明日小テスト嫌だなーと考えてただけで…。」
私は咄嗟に言い訳を並べていた。
「…ならば私が教えよう。今日は時間はあるか?」
「い、いいよ。忙しいでしょう?」
「遠慮するな。自分の復習にもなるし、何よりも私がスミレともう少し過ごしたいのだが…。」
そんな風に言われたら…断れない…。ドルベは真面目で誠実な人なのに、なんていうか昔からこういうズルいところがあった。私が断る前に退路を断つのが上手いのだ。
「ドルベがいいならお願い…しようかな。」
「あぁ、まだ図書室が空いているはずだ。一緒に行こう。」
さりげなくドルベは私の手を引いて図書室へと向かって行く。…そういえばバリアンの時も君が迷子になってはいけないとか何かと理由をつけて手を繋いでいて引っ張ってくれたことを私は思い出していた。
「ドルベ、この問題…わかる?」
「…ここはこの公式を使って。」
「な、なるほど…。」
隣の席に座って私はドルベに数学を教えてもらっている。私は数学が苦手なので、わかりやすく説明してくれるドルベには感謝しかなかった。私の手が当たって不意に消しゴムが落ちる。私はすぐに拾おうと手を伸ばしたら、ドルベも拾おうとしてくれたようで私達の手が触れてしまい、思わず私はすぐに手を引いてしまった。
「…嫌だったか?」
「ち、違うの。びっくりしちゃっただけで。」
「なら慣れてもらうためにもこれからは手を繋いで帰ろうか。」
「えぇー!」
「こら、図書室は静かにしないとダメだろう?」
…大きな声を出したのはドルベのせいなのに。ドルベは冗談やからかいは一切言わないことを私は知っている。だからさっきの言葉はきっと本気なんだろう。そう考えるだけでも私の心臓は暴れてしまうのだった。
私が告白してから数週間。私達は毎日手を繋いで一緒に帰ったり、時間があれば一緒に勉強したり、時々もう少し一緒に…と言われて敢えて遠回りしたり…。ドルベは本当に優しくて…。バリアンだった頃から優しかったけど、付き合ってからはよりいっそう優しく甘くなっている…ような気がする。だけどそんな日々は長くは続かなかった。
「アンタ、まだドルベくんと付き合ってんの?」
「は、はい…。」
…私はまた先輩から呼び出しをくらっていた。無視をする度胸は私にはない。振られると思っていた私がドルベとずっと付き合い続けているのが気に食わないのだろう。廊下ですれ違うたびに睨まれたし。
「ドルベくんはアンタに気ぃ遣ってるだけよ。早く別れなさいよ」
「……そうかもしれませんね。」
「わかったら今日言いなさい。」
「……わかりました。」
その言葉で私は現実を思い出す。私達は罰ゲームの告白から始まった関係。私はものすごく幸せだけど、ドルベは幸せじゃないかもしれない…。ちゃんと罰ゲームだったことをドルベに言おう。…曲がったことが嫌いなドルベには嫌われちゃうかもしれない…。これ以上黙っていても私は罪悪感で押しつぶされてしまうだろうし、長引けば長引く程別れを切り出しにくくなる。私は意を決して屋上にまたドルベを呼び出した。先輩はまたペントハウスの物陰から様子を見ている。いっそドルベが来なければ…。そんな考えが一瞬よぎったが、真面目な彼が私との約束を反故にするはずもなく、無情にも屋上の扉は開かれた。
「大事な話があると聞いたが、どうしたのだ?」
「ドルベ…。ごめんなさい!!」
私はまずドルベに謝りながらあの時と同じように頭を下げた。
「頭をあげてくれ。…スミレは何か悪いことをしたのか?」
「私は…罰ゲームであなたに告白したの…。絶対に振られると思った…。だけどあなたはOKしてくれた。私に気を遣ってくれたんでしょ…?もういいの…。今まで本当にありがとう…。私幸せだった。」
話しながら声が震える。私はそのままドルベの顔を見ずに屋上を出ようとして走り出した。先輩はこちらを見て満足そうに笑っているのが見えた。でもその時、ドルベに腕を掴まれてしまった。痛くはないけど、私が逃げられないようにするためか私の皮膚は少し沈んでいる。
「…知っていた。」
「…うそ。」
「…知っていたというよりは君の様子で察した。あの時のスミレは震えて涙を堪えながら、一生懸命に全身で想いを伝えてくれていた。…君のあんな姿は初めて見た。」
泣きそうになってたのやっぱりバレてたんだ。今思うとかなり恥ずかしい…。
「だから…私もスミレの想いに応えようと思った。と同時にスミレの告白を利用した。」
「…利用?」
私が聞き返すとドルベは力強く私を見つめて視線を逸らさずに話してくれた。
「…私はバリアンの頃からずっと君を想っていた。人間に転生してからも告白する機会をずっと伺っていた。君のことだ。いきなり私が告白しても困らせてしまうだろうと思ってな。」
「…そうだったの?」
「あぁ。だから告白された時は正直嬉しかった。だからきっかけがどうあれ私に別れる気は毛頭ない。…君はそれでも別れたいか?」
その言葉を聞いて私は涙を抑えることができなくてボロボロと泣き始めてしまっていた。
「うぅ…ドルベ…。わたし…わたしは…。」
「…もう充分だ。スミレの気持ちは伝わった。」
喉が震えてしゃくり上げて上手く言葉にならない。ドルベは掴んでいた私の腕を引き寄せて、そのまま腕の中へと誘ってくれていた。
「好きだ。大好きだ。何があってももう君を離すことはない。」
「ありがとう…ドルベ。私も大好き。」
顔を上げるとドルベと目が合った。すると少しずつ顔が近づいてきて…。恥ずかしくなった私は顔を逸らそうとしたけれど、顎をそっと掴まれて…。触れられたところから熱が広がってしまい、逃げることもできずにそのままドルベにキスをされてしまうのだった。
後日、もう先輩から呼び出されることもなくなって、私はドルベと幸せに日々を過ごすのだった。
そういえば…あの場に一応先輩もいたんだよね。途中から存在忘れちゃってたけど…。最後まで見てたのかな…。