2026七皇の日
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ドルベとデートしていた帰り道。見覚えのあるバイクがわたし達の近くに停まった。バイクに乗っていたのは2人。ヘルメットから現れた顔はわたし達がよく知る神代兄妹だ。
「あら、デートしてましたの?」
「うん、今日はもう帰るところだけど。」
「仲が良くて結構ですわね。」
「…おい、そろそろ行くぞ。」
「わかったわよ。凌牙はせっかちね…。」
バイクで過ぎ去っていく2人を見てわたしはなんとなく呟いてみる。
「バイクってカッコいいよね。凌牙くんは似合ってるよね。気持ちよさそう…。」
「乗ってみたいのか?」
「え、いや、乗るのはちょっと怖いけど…乗れたら楽しそうだよね。」
「そうか…。」
「ドルベも案外似合いそうだよね。」
わたしがそう言うとドルベは一瞬目を見開いてから私がか?と聞き返してきた。
「前世でペガサスに乗ってたんでしょ?だったら似合いそうかなって。」
「ペガサスとバイクではだいぶ勝手が違うと思うが…。」
少し苦笑いするドルベ。いつか彼がバイクに乗る時がきたら凌牙くんよりカッコいいのかもしれないな…と思った。(わたしの贔屓目もあるだろうけど。)
最近のドルべは付き合いが悪い。用事があって…と一緒に帰れないことも多かった。璃緒ちゃんに聞いてみると神代邸に帰ってくるのも遅いらしい。真面目なドルベが…まさかグレたとか…?ドルベがグレているところは…想像がつかないな…。だけど今度の休みは神代邸に来て欲しいと誘われたので…。大方勉強でもするのかなと思っていたのだけど。
家に着いた時、案内されたのはドルベの部屋…ではなくて、外の広いお庭の方だった。そこには凌牙くんのバイクも何故か置いてあった。
「実はな…最近バイクの免許を取ったんだ。」
「そ、そうだったの…?」
ここ最近一緒に帰れなかったのは免許を取るために教習所へと通っていたかららしい…。
「何で?」
「ナマエが楽しそうだと言っていたからな。私に似合いそうだとも言っていた。」
わたしが何気なく言った言葉を彼はしっかり覚えていたようで…。少し恥ずかしくなってしまう…。
「だから今日は2人で少しだけ乗る練習をしてみないか?」
「練習?」
「怖いとも言っていただろう。まずは少しでも慣れてくれればいいと思ったのだが…。」
…正直言えばまだ少し怖い。でも、ドルベと一緒なら乗ってみたい。わたしは小さく頷いた。ドルベから渡されたヘルメットを被ってからドルベの後ろへと座る。
「…遠慮せずにしっかり私に捕まっていてくれ。」
「…う、うん。」
そっとドルベの腰に手を回すとゆっくりとバイクが発進する。動き出すと無意識にぎゅっと掴まってしまう。するとバイクが停止してドルベがこちらを振り返る。
「大丈夫か?」
「少しびっくりしただけ…。大丈夫だよ。」
「そうか…。無理そうならすぐに言ってくれ。」
「わかった。」
この後もゆっくりバイクは発進する。わたしが慣れてきた頃に徐々にスピードを出すドルベ。バイクから見える景色は変わらないけど、少しずつ気持ちが高揚していくのを肌で感じていた。
「どうだった?」
「…すっごく楽しかった!」
「それならよかった。次のデートはバイクに乗って行かないか?」
「うん…!」
バイクに乗せてもらっていた時に見ていたドルべの背中はとても頼もしかった…。やはりわたしは凌牙くんよりドルベのほうがカッコいいな…と思ってしまうのだった。
「あら、デートしてましたの?」
「うん、今日はもう帰るところだけど。」
「仲が良くて結構ですわね。」
「…おい、そろそろ行くぞ。」
「わかったわよ。凌牙はせっかちね…。」
バイクで過ぎ去っていく2人を見てわたしはなんとなく呟いてみる。
「バイクってカッコいいよね。凌牙くんは似合ってるよね。気持ちよさそう…。」
「乗ってみたいのか?」
「え、いや、乗るのはちょっと怖いけど…乗れたら楽しそうだよね。」
「そうか…。」
「ドルベも案外似合いそうだよね。」
わたしがそう言うとドルベは一瞬目を見開いてから私がか?と聞き返してきた。
「前世でペガサスに乗ってたんでしょ?だったら似合いそうかなって。」
「ペガサスとバイクではだいぶ勝手が違うと思うが…。」
少し苦笑いするドルベ。いつか彼がバイクに乗る時がきたら凌牙くんよりカッコいいのかもしれないな…と思った。(わたしの贔屓目もあるだろうけど。)
最近のドルべは付き合いが悪い。用事があって…と一緒に帰れないことも多かった。璃緒ちゃんに聞いてみると神代邸に帰ってくるのも遅いらしい。真面目なドルベが…まさかグレたとか…?ドルベがグレているところは…想像がつかないな…。だけど今度の休みは神代邸に来て欲しいと誘われたので…。大方勉強でもするのかなと思っていたのだけど。
家に着いた時、案内されたのはドルベの部屋…ではなくて、外の広いお庭の方だった。そこには凌牙くんのバイクも何故か置いてあった。
「実はな…最近バイクの免許を取ったんだ。」
「そ、そうだったの…?」
ここ最近一緒に帰れなかったのは免許を取るために教習所へと通っていたかららしい…。
「何で?」
「ナマエが楽しそうだと言っていたからな。私に似合いそうだとも言っていた。」
わたしが何気なく言った言葉を彼はしっかり覚えていたようで…。少し恥ずかしくなってしまう…。
「だから今日は2人で少しだけ乗る練習をしてみないか?」
「練習?」
「怖いとも言っていただろう。まずは少しでも慣れてくれればいいと思ったのだが…。」
…正直言えばまだ少し怖い。でも、ドルベと一緒なら乗ってみたい。わたしは小さく頷いた。ドルベから渡されたヘルメットを被ってからドルベの後ろへと座る。
「…遠慮せずにしっかり私に捕まっていてくれ。」
「…う、うん。」
そっとドルベの腰に手を回すとゆっくりとバイクが発進する。動き出すと無意識にぎゅっと掴まってしまう。するとバイクが停止してドルベがこちらを振り返る。
「大丈夫か?」
「少しびっくりしただけ…。大丈夫だよ。」
「そうか…。無理そうならすぐに言ってくれ。」
「わかった。」
この後もゆっくりバイクは発進する。わたしが慣れてきた頃に徐々にスピードを出すドルベ。バイクから見える景色は変わらないけど、少しずつ気持ちが高揚していくのを肌で感じていた。
「どうだった?」
「…すっごく楽しかった!」
「それならよかった。次のデートはバイクに乗って行かないか?」
「うん…!」
バイクに乗せてもらっていた時に見ていたドルべの背中はとても頼もしかった…。やはりわたしは凌牙くんよりドルベのほうがカッコいいな…と思ってしまうのだった。