This Time, I Won’t Look Away (ドルベ中編)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
トラックから庇ってくれた後もわたしを抱きしめ続けているドルベ。あったかくてすごく安心する…。離れがたく思っていたけど、通りすがりのおばさんの今時の子は…という呆れた声が聞こえてきてお互いに我に返ってサッと離れた。
「あ、あの。ありがとう…。」
「…礼には及ばない。スミレに怪我がなくてよかった。」
「…学校行かないとね。」
「少し寄り道していかないか?」
「で、でも…遅刻しちゃう。」
「…たまにはいいだろう。」
本当にいいのかな…とためらっていると、ドルベは珍しく強引にわたしの腕を引いて歩き始めた。…強引とは言っても力が込められてなかったから振りほどこうと思えば振りほどける。…だけどそのままわたしはドルベの後についていくのだった。
ドルベの後について行くと、公園へとたどり着いた。まだ登校時間だからか公園には人気がなくわたしとドルベの2人しかいなかった。ドルベはわたしをベンチに座らせてから、飲み物を買ってきてくれた。
「あの、お金…。」
「これくらい気にするな。君はミルクティーでよかったな?」
「…うん。」
渡されたミルクティーの缶をカチッと開けて少しだけ口に含む。…暖かい飲み物は不思議と心を落ち着かせてくれる。ほっと一息吐くとドルベはコーヒーを持ってわたしの隣へと座ってくれた。
「私がスミレに何かしてしまったのなら…正直に言ってほしい。」
思いもよらぬ言葉がドルベから出てきてわたしはきょとんとしてしまった。
「…さっき私から逃げようとしただろう。そのせいで君は…。」
「ごめん、それはドルベのせいじゃないの。」
「…そうなのか?」
わたしは先輩からドルベと話さないように言われたこと、そして連絡先を消されてしまって誰にも相談できなくなっていたことをゆっくりと話した。ドルベは真剣に聞いてくれて…話終わった頃にドルベは深く大きく息を吐いた。
「なんという…卑劣な…!」
「…誤解させたわたしが悪いの。」
「何故君は…自分を責めるんだ…。」
「えっ…」
「彼氏だからといって、君の行動を制限することが許されるはずがないだろう…!」
ドルベは拳を固く握っていて…少し震えていた。
「…君は前もそうやって奴に…追い詰められていたんだな。」
「…前?」
「い、いや。前も元気がない時があっただろう。…スミレはまだ奴と付き合い続けるつもりなのか?」
「………」
…わたしはすぐに答えられなかった。自分でもどうすればいいのかわからなかったからだ。
「…君の選択を強制するつもりはない。だが…知っておいてほしいことがある。」
悩ましい様子ながらもドルベはDパッドを操作してわたしに画面を見せてきた。そこに写っていたのは…。
「…これ、先輩…?」
「…あぁ。そうだ。」
先輩の隣にいるのはわたしの知らない女の人…。とても仲良さそうに腕を組んでいる…。制服の色から察するに先輩と同じ学年の人…。
「…先輩、わたしにはドルベと話すなって言ってたのに…。」
「…私は君の意思を尊重する。今一度考えてほしい…。君がどうしたいのか。」
…今までのことを思い返すと楽しい思い出もあって、思い出すと胸が苦しい…。だけど今はもう…。先輩を信じることはできない。
「決めたよ。わたしは……。」
「あ、あの。ありがとう…。」
「…礼には及ばない。スミレに怪我がなくてよかった。」
「…学校行かないとね。」
「少し寄り道していかないか?」
「で、でも…遅刻しちゃう。」
「…たまにはいいだろう。」
本当にいいのかな…とためらっていると、ドルベは珍しく強引にわたしの腕を引いて歩き始めた。…強引とは言っても力が込められてなかったから振りほどこうと思えば振りほどける。…だけどそのままわたしはドルベの後についていくのだった。
ドルベの後について行くと、公園へとたどり着いた。まだ登校時間だからか公園には人気がなくわたしとドルベの2人しかいなかった。ドルベはわたしをベンチに座らせてから、飲み物を買ってきてくれた。
「あの、お金…。」
「これくらい気にするな。君はミルクティーでよかったな?」
「…うん。」
渡されたミルクティーの缶をカチッと開けて少しだけ口に含む。…暖かい飲み物は不思議と心を落ち着かせてくれる。ほっと一息吐くとドルベはコーヒーを持ってわたしの隣へと座ってくれた。
「私がスミレに何かしてしまったのなら…正直に言ってほしい。」
思いもよらぬ言葉がドルベから出てきてわたしはきょとんとしてしまった。
「…さっき私から逃げようとしただろう。そのせいで君は…。」
「ごめん、それはドルベのせいじゃないの。」
「…そうなのか?」
わたしは先輩からドルベと話さないように言われたこと、そして連絡先を消されてしまって誰にも相談できなくなっていたことをゆっくりと話した。ドルベは真剣に聞いてくれて…話終わった頃にドルベは深く大きく息を吐いた。
「なんという…卑劣な…!」
「…誤解させたわたしが悪いの。」
「何故君は…自分を責めるんだ…。」
「えっ…」
「彼氏だからといって、君の行動を制限することが許されるはずがないだろう…!」
ドルベは拳を固く握っていて…少し震えていた。
「…君は前もそうやって奴に…追い詰められていたんだな。」
「…前?」
「い、いや。前も元気がない時があっただろう。…スミレはまだ奴と付き合い続けるつもりなのか?」
「………」
…わたしはすぐに答えられなかった。自分でもどうすればいいのかわからなかったからだ。
「…君の選択を強制するつもりはない。だが…知っておいてほしいことがある。」
悩ましい様子ながらもドルベはDパッドを操作してわたしに画面を見せてきた。そこに写っていたのは…。
「…これ、先輩…?」
「…あぁ。そうだ。」
先輩の隣にいるのはわたしの知らない女の人…。とても仲良さそうに腕を組んでいる…。制服の色から察するに先輩と同じ学年の人…。
「…先輩、わたしにはドルベと話すなって言ってたのに…。」
「…私は君の意思を尊重する。今一度考えてほしい…。君がどうしたいのか。」
…今までのことを思い返すと楽しい思い出もあって、思い出すと胸が苦しい…。だけど今はもう…。先輩を信じることはできない。
「決めたよ。わたしは……。」