本編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
あれからも遺跡のナンバーズ探しは続いた。この7枚の遺跡のナンバーズはバリアン七皇達の人間だった時の伝説なのは間違いないようだ。ただバリアン達は自分が人間だったことを認められないみたいだけど…。
私は密かにドルベにまた会えないかと淡い期待をしてしまっていた。…でも結局は会えずじまい。最後の海の遺跡で小鳥ちゃんは少し会えたみたいだけど、その時タイミング悪く私は船の甲板にいなかったから会っていない。
…それに遺跡に行ってからというもの、璃緒は意識が戻らなくて入院…。おまけに№96との激闘でアストラルもいなくなってしまい遊馬くんも元気をなくしている。私がもっとしっかりしないと…。
「スミレさん…?ぼーっとしてたみたいだけど…。」
「あ、小鳥ちゃん…。」
「それに顔色も悪いわ」
「そ、そうかな。」
「もし辛いなら私のお母さんに連絡して迎えにきてもらいましょう?」
「だ、大丈夫だから。」
小鳥ちゃんとお昼休みに過ごしている時に言われてしまった。小鳥ちゃんはよく人を見ているんだよな。
午後の授業も受けている最中、どんどん体がダルくなってくる。…やっぱり早退しよう。
私は先生に事情を話し、帰らせてもらえることになった。送って行こうかとも言われたけど、近い距離だしと断った。
璃緒のお見舞いにも行きたかったんだけどな…。今度お花を持って行こう。何の花がいいだろうか。
家まで大した距離じゃないはずなのに今はすごく遠く感じる。少し休んで帰ろうかと思った時公園があった。丁度いいや。ここのベンチで休もう。
ベンチに座ってすぐ横になる。歩いてきた時に比べてかなり楽だ…。もう起き上がりたくないなぁ…。このまま寝てたいなぁ…。私は自らの睡眠欲求に逆らうことはできずにそのまま寝てしまうのだった。
「…目が覚めたか?」
「…あ、あなたは…?」
目が覚めた時、目の前に端正な顔があり、驚きのあまりベンチから落っこちそうになったが、何とか起き上がる。な、何でここにドルベが…?しかもドルベはいつのまにか膝枕をしていてくれたようだ。
「夢…?」
「…残念ながら現実だ。こんなところで寝ているなど不用心にも程がある。何かあったらどうするのだ。」
「ご、ごめんなさい…。」
寝起きのせいで頭があまり働かないけれど、よくよく考えたらドルベに注意される筋合いはないのでは…。
「あなたと私は敵なんですよね…?だったら私のことなんて放っておけばよかったのでは…?」
「…確かにそうだ。だが君は…似ているのだ。」
「似ているって…誰に…?」
「…私のかけがえのない者にな。」
その言葉を聞いて私はショックを受けた。でも何となく納得はできた。彼が初めて会った遺跡で私に対して優しかったのも…。
私はベンチから立ち上がるとドルベが腕を掴んだ。
「無理はするな。」
「寝てたから平気です。それに…私とその人が似てるからって私に優しくするのは…その人に失礼かと…」
その時不意に私のDゲイザーが鳴り響く。誰からかと思ったら小鳥ちゃんからだった。
「スミレさん!早退したって聞いたのに家にいないじゃない!どこに行ってたのよー!!」
「小鳥ちゃん、ごめん、結構しんどくなってきちゃって…。公園で休憩してたの。」
「迎えに行くわ!そこから動かないでね!」
「…心配いらないよ。もう帰るから。」
「待て…。スミレ…。それが君の名なのか…?」
「…さようなら。ドルベ。」
ドルベの問いには答えず、Dゲイザーの通話を切り、彼の腕を振り払い歩き出す。初恋が実らないというのは本当だったんだね。ドルベにとってのかけがえのない人が心底羨ましい。きっと大事にされていたんだろうな…。私は後ろ髪を引かれながらも涙を堪えてその場を立ち去るのだった。
私は密かにドルベにまた会えないかと淡い期待をしてしまっていた。…でも結局は会えずじまい。最後の海の遺跡で小鳥ちゃんは少し会えたみたいだけど、その時タイミング悪く私は船の甲板にいなかったから会っていない。
…それに遺跡に行ってからというもの、璃緒は意識が戻らなくて入院…。おまけに№96との激闘でアストラルもいなくなってしまい遊馬くんも元気をなくしている。私がもっとしっかりしないと…。
「スミレさん…?ぼーっとしてたみたいだけど…。」
「あ、小鳥ちゃん…。」
「それに顔色も悪いわ」
「そ、そうかな。」
「もし辛いなら私のお母さんに連絡して迎えにきてもらいましょう?」
「だ、大丈夫だから。」
小鳥ちゃんとお昼休みに過ごしている時に言われてしまった。小鳥ちゃんはよく人を見ているんだよな。
午後の授業も受けている最中、どんどん体がダルくなってくる。…やっぱり早退しよう。
私は先生に事情を話し、帰らせてもらえることになった。送って行こうかとも言われたけど、近い距離だしと断った。
璃緒のお見舞いにも行きたかったんだけどな…。今度お花を持って行こう。何の花がいいだろうか。
家まで大した距離じゃないはずなのに今はすごく遠く感じる。少し休んで帰ろうかと思った時公園があった。丁度いいや。ここのベンチで休もう。
ベンチに座ってすぐ横になる。歩いてきた時に比べてかなり楽だ…。もう起き上がりたくないなぁ…。このまま寝てたいなぁ…。私は自らの睡眠欲求に逆らうことはできずにそのまま寝てしまうのだった。
「…目が覚めたか?」
「…あ、あなたは…?」
目が覚めた時、目の前に端正な顔があり、驚きのあまりベンチから落っこちそうになったが、何とか起き上がる。な、何でここにドルベが…?しかもドルベはいつのまにか膝枕をしていてくれたようだ。
「夢…?」
「…残念ながら現実だ。こんなところで寝ているなど不用心にも程がある。何かあったらどうするのだ。」
「ご、ごめんなさい…。」
寝起きのせいで頭があまり働かないけれど、よくよく考えたらドルベに注意される筋合いはないのでは…。
「あなたと私は敵なんですよね…?だったら私のことなんて放っておけばよかったのでは…?」
「…確かにそうだ。だが君は…似ているのだ。」
「似ているって…誰に…?」
「…私のかけがえのない者にな。」
その言葉を聞いて私はショックを受けた。でも何となく納得はできた。彼が初めて会った遺跡で私に対して優しかったのも…。
私はベンチから立ち上がるとドルベが腕を掴んだ。
「無理はするな。」
「寝てたから平気です。それに…私とその人が似てるからって私に優しくするのは…その人に失礼かと…」
その時不意に私のDゲイザーが鳴り響く。誰からかと思ったら小鳥ちゃんからだった。
「スミレさん!早退したって聞いたのに家にいないじゃない!どこに行ってたのよー!!」
「小鳥ちゃん、ごめん、結構しんどくなってきちゃって…。公園で休憩してたの。」
「迎えに行くわ!そこから動かないでね!」
「…心配いらないよ。もう帰るから。」
「待て…。スミレ…。それが君の名なのか…?」
「…さようなら。ドルベ。」
ドルベの問いには答えず、Dゲイザーの通話を切り、彼の腕を振り払い歩き出す。初恋が実らないというのは本当だったんだね。ドルベにとってのかけがえのない人が心底羨ましい。きっと大事にされていたんだろうな…。私は後ろ髪を引かれながらも涙を堪えてその場を立ち去るのだった。