本編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「…とりあえずさっきのことは礼を言う。だが、勘違いするなよ。俺はお前のことを信用したわけじゃねぇぜ。」
「…結構だ。あれはキミの友人からの礼を返しただけだ。」
「言うじゃねぇか。」
シャークくんとナッシュさんの間の空気が重い。私は遊馬くんのようなムードメーカーでもないからこの空気を軽くする方法が思いつかない…。私もあっちのほうが良かったかも…。
なんて考えてながら歩いているとだだっ広い部屋に出た。
「何だ、この部屋は行き止まりじゃねぇか。」
するとゴゴゴという音が響き、背後の扉が閉じられててしまった。
「…まんまと閉じ込められちまったってわけか。」
またなのか…。戻れないし進めないし一体どうすればいいんだろう…。と考えていたらいきなり壁が動き出した。
「壁が動き出しだぞ!」
「俺たちを壁でぺしゃんこにしようってのか。」
「そ、そんな…」
私の人生はここまでなのか…。と諦めかけていると先に進むための扉が開いたので私たちは一目散に走りぺしゃんこになるのは免れた。と思っていたら次に進んだ部屋は天井が下がってきた。…今度こそダメかもしれない。と思っていたらまた扉が開いたので私達3人は滑り込んだ。
「次から次へとどうなってやがる…。」
「私達死んじゃうのかな…。」
「弱気になってんじゃねぇよ。」
「ご、ごめん。」
すると私達の前が急に光り出したと思ったら、遊馬くんがデュエルしている映像が映し出された。
小鳥ちゃんや璃緒の話によるとナンバーズの精霊が出てきてデュエルを挑まれたようだ。
「キミ達に仕掛けられたトラップとこのデュエルは連動している。我々が攻撃するとそちらの扉が開く。」
なるほど…。何で扉が開くのが謎だったけどそういう仕掛けになっていたのか。
「だが、攻撃をすれば我々のライフを削るコンボが発動する。」
つまり端的にいうならば私達3人は人質にされてしまった…ということなのだろうか。
「キミ達のいる場所に何かデュエルのヒントになるようなものはないか?」
アストラルのその言葉に私たちは周囲を見渡すと壁に絵と文字が書かれているのを発見した。
「あれは…壁画か。」
「それだ!」
私のいる場所からだと壁画がよく見えなかったので壁の前に移動してみる。…しかし、古いからかところどころ絵や文字が見えにくくなってしまっている。
「これには古の英雄についての伝説が綴られている。」
「わっ!い、いつの間に…?」
「すまない、驚かせるつもりはなかったのだが。」
壁画に集中していて背後にナッシュさんが立っていることに全然気づかなかった…。
「お前…そいつが読めるのか?」
ナッシュさんが解読してくれた伝説はこうだった。
遠い昔、とある国に仕える勇敢な騎士達がいた。その1人は愛馬ペガサスに乗る英雄だった。英雄率いる騎士達の活躍でその国の平和は守られていた。ある時英雄は城を後にし、自分の生まれ故郷の村へと帰っていった。だが英雄がいなくなると王を倒して国を乗っ取ろうとする者達が現れた。彼らは英雄が去った後、己の力に自惚れ自分たちこそ王に相応しいと言い始めた…。
「伝説はここまでしか記されていない。」
「お前は一体…。」
「危ないっ!」
「…えっ。」
ナッシュさんの掛け声で私の頭上から岩が落ちてきそうなことに気づいた。私は壁画に気を取られていて動き出しが遅れてしまった。このままだと潰されてしまう…。だがナッシュさんが咄嗟に私を庇ってくれたことで潰されることはなかった。
「怪我はないか?」
「は、はい。」
…今の私達の体勢は、倒れた私の上にナッシュさんが覆い被さるようになっている。そのため事情を知らない人が今の状況を見たら私が押し倒されているように見えるかもしれない。
「イヤリング…。」
「あ…。」
言われてから耳元を確認してみる。イヤリングの感触は確かになくなっていた。
「つけていただろう。どうやら私のせいで飛ばされてしまったようだ。」
「いえ、あなたは助けてくれただけですし…。」
「…お前らいつまでそうしてるんだよ。さっさと先に行くぞ。」
「す、すまない…。」
いつの間にか扉が開いており、シャークくんが進んでいく。シャークくんの声でナッシュさんは我に帰ったのか慌てて私から離れて、シャークくんの後を追っていったので私もそれに続く。…さっきまでナッシュさんとの距離が近くなったことで早まった私の鼓動はすぐには収まりそうになかった。
「…結構だ。あれはキミの友人からの礼を返しただけだ。」
「言うじゃねぇか。」
シャークくんとナッシュさんの間の空気が重い。私は遊馬くんのようなムードメーカーでもないからこの空気を軽くする方法が思いつかない…。私もあっちのほうが良かったかも…。
なんて考えてながら歩いているとだだっ広い部屋に出た。
「何だ、この部屋は行き止まりじゃねぇか。」
するとゴゴゴという音が響き、背後の扉が閉じられててしまった。
「…まんまと閉じ込められちまったってわけか。」
またなのか…。戻れないし進めないし一体どうすればいいんだろう…。と考えていたらいきなり壁が動き出した。
「壁が動き出しだぞ!」
「俺たちを壁でぺしゃんこにしようってのか。」
「そ、そんな…」
私の人生はここまでなのか…。と諦めかけていると先に進むための扉が開いたので私たちは一目散に走りぺしゃんこになるのは免れた。と思っていたら次に進んだ部屋は天井が下がってきた。…今度こそダメかもしれない。と思っていたらまた扉が開いたので私達3人は滑り込んだ。
「次から次へとどうなってやがる…。」
「私達死んじゃうのかな…。」
「弱気になってんじゃねぇよ。」
「ご、ごめん。」
すると私達の前が急に光り出したと思ったら、遊馬くんがデュエルしている映像が映し出された。
小鳥ちゃんや璃緒の話によるとナンバーズの精霊が出てきてデュエルを挑まれたようだ。
「キミ達に仕掛けられたトラップとこのデュエルは連動している。我々が攻撃するとそちらの扉が開く。」
なるほど…。何で扉が開くのが謎だったけどそういう仕掛けになっていたのか。
「だが、攻撃をすれば我々のライフを削るコンボが発動する。」
つまり端的にいうならば私達3人は人質にされてしまった…ということなのだろうか。
「キミ達のいる場所に何かデュエルのヒントになるようなものはないか?」
アストラルのその言葉に私たちは周囲を見渡すと壁に絵と文字が書かれているのを発見した。
「あれは…壁画か。」
「それだ!」
私のいる場所からだと壁画がよく見えなかったので壁の前に移動してみる。…しかし、古いからかところどころ絵や文字が見えにくくなってしまっている。
「これには古の英雄についての伝説が綴られている。」
「わっ!い、いつの間に…?」
「すまない、驚かせるつもりはなかったのだが。」
壁画に集中していて背後にナッシュさんが立っていることに全然気づかなかった…。
「お前…そいつが読めるのか?」
ナッシュさんが解読してくれた伝説はこうだった。
遠い昔、とある国に仕える勇敢な騎士達がいた。その1人は愛馬ペガサスに乗る英雄だった。英雄率いる騎士達の活躍でその国の平和は守られていた。ある時英雄は城を後にし、自分の生まれ故郷の村へと帰っていった。だが英雄がいなくなると王を倒して国を乗っ取ろうとする者達が現れた。彼らは英雄が去った後、己の力に自惚れ自分たちこそ王に相応しいと言い始めた…。
「伝説はここまでしか記されていない。」
「お前は一体…。」
「危ないっ!」
「…えっ。」
ナッシュさんの掛け声で私の頭上から岩が落ちてきそうなことに気づいた。私は壁画に気を取られていて動き出しが遅れてしまった。このままだと潰されてしまう…。だがナッシュさんが咄嗟に私を庇ってくれたことで潰されることはなかった。
「怪我はないか?」
「は、はい。」
…今の私達の体勢は、倒れた私の上にナッシュさんが覆い被さるようになっている。そのため事情を知らない人が今の状況を見たら私が押し倒されているように見えるかもしれない。
「イヤリング…。」
「あ…。」
言われてから耳元を確認してみる。イヤリングの感触は確かになくなっていた。
「つけていただろう。どうやら私のせいで飛ばされてしまったようだ。」
「いえ、あなたは助けてくれただけですし…。」
「…お前らいつまでそうしてるんだよ。さっさと先に行くぞ。」
「す、すまない…。」
いつの間にか扉が開いており、シャークくんが進んでいく。シャークくんの声でナッシュさんは我に帰ったのか慌てて私から離れて、シャークくんの後を追っていったので私もそれに続く。…さっきまでナッシュさんとの距離が近くなったことで早まった私の鼓動はすぐには収まりそうになかった。