本編
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私とドルベの出会い…。かつて王女であった私は難病を患っていてお城から離れて森の中にある離宮に住んでいた。ある時私の部屋のバルコニーにペガサスが飛んできた。ペガサスは羽をはためかせて私に助けを求めているのが伝わったから、ペガサスに着いていくと傷だらけのドルベが倒れていた。
私は慌てて人を呼んでドルベを離宮にまで運んで手当を侍女達に手当をお願いした。その時の私は手当の仕方なんて何にもわからなくてただ手を握って声をかけ続けるくらいしかできなかった。情けなさを覚えた私はその出来事をきっかけに手当をの仕方を習ったのだった。
ドルベはその後もちょくちょく私の元へとやってきた。最初は敬語だった私達だったがいつのまにかお互いに親しい口調になっていた。
「どうしてあなたは私に会いにくるの?」
「スミレは気がついたらいなくなっていそうだからだな。」
「どういうこと?私はここから動けないのに…。」
私は自分の病気について何も話してはいなかったが、彼は薄々勘づいていたのかもしれない。
「あとは君の笑顔が見たいからだな。」
「私の笑顔…?」
「私はこの国の騎士。戦いや稽古で疲れることがほとんどだ。そんな時に君の笑顔を見ると元気をもらえるのだ。それにここに来れば君が手当をしてくれるからな。」
「そ、そうですか…。」
ドルベの笑顔をみると元気をもらえるのは私も同じだった。この時は照れもあったけど、彼と同じ気持ちを抱いていたことがわかって私は素直に嬉しかった。
ある日、ドルベがまた来てくれて私は会いたかったけれど、その日は調子が悪くどうしてもベッドから起き上がることができずに会えずじまいだったことがあった。何とか持ち直しベッドから出れるようになった際、いつのまにか花が飾られていることに気づいた。侍女に聞くとこれはドルベが持ってきてくれた花とのことだった。
私なりにその花を大事にしていたつもりだったけど、徐々に萎れてしまい最終的には枯れてしまった。
「ドルベ…ごめんなさい。あなたがくれたお花…枯らせてしまったの…。」
「仕方ないさ。花はいずれ枯れるものだからな。…そうだスミレ。少し出かけないか?」
「う、うん。」
侍女達に出かけることを伝えてドルベの後に着いていくと目の前には彼の愛馬であるペガサスの元に連れてこられた。
「今から行く場所は少し遠くてな。」
「…この子に乗るの?」
「心配そうな顔をするな。我々2人ぐらいなら問題なく飛べるだろう。」
「どうやって乗れば…。」
「私に任せておけ。」
ドルベはペガサスに慣れた身のこなしで軽々乗り上げると私へと手を伸ばす。こわごわとその手を掴むと思いっきり引き上げられてドルベの前に座らされた。
「私が前なの?」
「マッハに乗る時は私が後ろのほうがいい。マッハにもゆっくり行くように指示を出す。それでは、出発するぞ。」
ドルベがしっかり後ろから私を捕まえてマッハは地面を蹴って飛び立つ。わずかの間に森やお城が小さくなっていく。ペガサスに乗れるなんてそうそうないのだからもっと空からの景色を堪能するべきだったんだろうけど、ドルベから抱きしめられているような体勢だからドキドキしてそれどころじゃなかった。
しばらく空の旅を続けていると目的地についたようでペガサスがゆっくりと地上に向かいふわっと地面に着地する。
「わぁ…!すごい…!」
私の目の前には大量の花が咲き誇っていてとても綺麗な花畑が広がっていた。よく見るとドルベが私に持ってきてくれた花も咲いているようだった。
「スミレ。」
ドルベに呼ばれたのでそちらを振り返ると、ドルベが可愛らしい花を私の耳上にさしてくれた。
「君は花がよく似合うな。」
「でも、また枯らしちゃうよ…。」
「…そうだな。それならいつかスミレに私から枯れない花を贈ろう。」
「そんなのないでしょう。」
「あるさ。楽しみにしててくれ。」
そう言って頭を撫でてくれたドルベ。…その手の暖かさは忘れたくなかったはずなのに、どうして今まで忘れてしまっていたんだろう。
「スミレ…?」
「え…」
ドルベに声をかけられて我に返った。そうか、今分かった。この花畑は…。
「枯れない花ってこういうことだったんだね。」
「…!。思い出してくれたんだな。」
「あの時の花畑とここはよく似てるもの。」
「…そうか。スミレ、大事な話をしてもいいか?」
私が首を縦に振るとドルベは真剣な顔で私の前に跪き私の手を取って甲に口づけをする。
「私、ドルベは今ここに誓う。貴女が望んでくれるなら、この身を尽くし盾となり未来永劫貴女を守りそばにいると。」
「ドルベ…。」
…これは夢じゃないよね。ずっとずっとドルベの口から聴きたかった言葉だった。頬に涙がつたってきてドルベがその涙を拭ってくれた。
「大丈夫か…?」
「うん…。」
ドルベは私をぐっと引き寄せ、そっと腕の中に入れてくれた。それはもう二度と手に入るのことのない思っていた温もりだった。
「スミレ、好きだ。愛している。」
「ドルベ、私に生きる希望を…そしてこんな私を愛してくれてありがとう」
耳元で囁かれた愛の告白。こんなに嬉しいことがあっていいのだろうか。幸せを噛み締めながら私とドルベは口づけを交わす。
…一番最初の人生で王女だった私。でも私は第三王女でしかも難病を患い長く生きることのできない運命だった。兄や姉がいれば私は必要ないと思ってたから生きる意味なんてないと思って過ごしていた。…そんな時あなたが現れた。私はあなたに出会えて世界の色が違って見えるようになったの。そしてあなたと一秒でも長く過ごしたいと思えるようになったのだ。
私達はもう二度ど離れることはない。だって離れ離れになる悲しさと一緒にいられる幸せをお互いに嫌というほどわかっているから。
何があっても離れないでね。ずっと一緒にいようね。そう願いを込めて私からもキスを贈るのだった。
私は慌てて人を呼んでドルベを離宮にまで運んで手当を侍女達に手当をお願いした。その時の私は手当の仕方なんて何にもわからなくてただ手を握って声をかけ続けるくらいしかできなかった。情けなさを覚えた私はその出来事をきっかけに手当をの仕方を習ったのだった。
ドルベはその後もちょくちょく私の元へとやってきた。最初は敬語だった私達だったがいつのまにかお互いに親しい口調になっていた。
「どうしてあなたは私に会いにくるの?」
「スミレは気がついたらいなくなっていそうだからだな。」
「どういうこと?私はここから動けないのに…。」
私は自分の病気について何も話してはいなかったが、彼は薄々勘づいていたのかもしれない。
「あとは君の笑顔が見たいからだな。」
「私の笑顔…?」
「私はこの国の騎士。戦いや稽古で疲れることがほとんどだ。そんな時に君の笑顔を見ると元気をもらえるのだ。それにここに来れば君が手当をしてくれるからな。」
「そ、そうですか…。」
ドルベの笑顔をみると元気をもらえるのは私も同じだった。この時は照れもあったけど、彼と同じ気持ちを抱いていたことがわかって私は素直に嬉しかった。
ある日、ドルベがまた来てくれて私は会いたかったけれど、その日は調子が悪くどうしてもベッドから起き上がることができずに会えずじまいだったことがあった。何とか持ち直しベッドから出れるようになった際、いつのまにか花が飾られていることに気づいた。侍女に聞くとこれはドルベが持ってきてくれた花とのことだった。
私なりにその花を大事にしていたつもりだったけど、徐々に萎れてしまい最終的には枯れてしまった。
「ドルベ…ごめんなさい。あなたがくれたお花…枯らせてしまったの…。」
「仕方ないさ。花はいずれ枯れるものだからな。…そうだスミレ。少し出かけないか?」
「う、うん。」
侍女達に出かけることを伝えてドルベの後に着いていくと目の前には彼の愛馬であるペガサスの元に連れてこられた。
「今から行く場所は少し遠くてな。」
「…この子に乗るの?」
「心配そうな顔をするな。我々2人ぐらいなら問題なく飛べるだろう。」
「どうやって乗れば…。」
「私に任せておけ。」
ドルベはペガサスに慣れた身のこなしで軽々乗り上げると私へと手を伸ばす。こわごわとその手を掴むと思いっきり引き上げられてドルベの前に座らされた。
「私が前なの?」
「マッハに乗る時は私が後ろのほうがいい。マッハにもゆっくり行くように指示を出す。それでは、出発するぞ。」
ドルベがしっかり後ろから私を捕まえてマッハは地面を蹴って飛び立つ。わずかの間に森やお城が小さくなっていく。ペガサスに乗れるなんてそうそうないのだからもっと空からの景色を堪能するべきだったんだろうけど、ドルベから抱きしめられているような体勢だからドキドキしてそれどころじゃなかった。
しばらく空の旅を続けていると目的地についたようでペガサスがゆっくりと地上に向かいふわっと地面に着地する。
「わぁ…!すごい…!」
私の目の前には大量の花が咲き誇っていてとても綺麗な花畑が広がっていた。よく見るとドルベが私に持ってきてくれた花も咲いているようだった。
「スミレ。」
ドルベに呼ばれたのでそちらを振り返ると、ドルベが可愛らしい花を私の耳上にさしてくれた。
「君は花がよく似合うな。」
「でも、また枯らしちゃうよ…。」
「…そうだな。それならいつかスミレに私から枯れない花を贈ろう。」
「そんなのないでしょう。」
「あるさ。楽しみにしててくれ。」
そう言って頭を撫でてくれたドルベ。…その手の暖かさは忘れたくなかったはずなのに、どうして今まで忘れてしまっていたんだろう。
「スミレ…?」
「え…」
ドルベに声をかけられて我に返った。そうか、今分かった。この花畑は…。
「枯れない花ってこういうことだったんだね。」
「…!。思い出してくれたんだな。」
「あの時の花畑とここはよく似てるもの。」
「…そうか。スミレ、大事な話をしてもいいか?」
私が首を縦に振るとドルベは真剣な顔で私の前に跪き私の手を取って甲に口づけをする。
「私、ドルベは今ここに誓う。貴女が望んでくれるなら、この身を尽くし盾となり未来永劫貴女を守りそばにいると。」
「ドルベ…。」
…これは夢じゃないよね。ずっとずっとドルベの口から聴きたかった言葉だった。頬に涙がつたってきてドルベがその涙を拭ってくれた。
「大丈夫か…?」
「うん…。」
ドルベは私をぐっと引き寄せ、そっと腕の中に入れてくれた。それはもう二度と手に入るのことのない思っていた温もりだった。
「スミレ、好きだ。愛している。」
「ドルベ、私に生きる希望を…そしてこんな私を愛してくれてありがとう」
耳元で囁かれた愛の告白。こんなに嬉しいことがあっていいのだろうか。幸せを噛み締めながら私とドルベは口づけを交わす。
…一番最初の人生で王女だった私。でも私は第三王女でしかも難病を患い長く生きることのできない運命だった。兄や姉がいれば私は必要ないと思ってたから生きる意味なんてないと思って過ごしていた。…そんな時あなたが現れた。私はあなたに出会えて世界の色が違って見えるようになったの。そしてあなたと一秒でも長く過ごしたいと思えるようになったのだ。
私達はもう二度ど離れることはない。だって離れ離れになる悲しさと一緒にいられる幸せをお互いに嫌というほどわかっているから。
何があっても離れないでね。ずっと一緒にいようね。そう願いを込めて私からもキスを贈るのだった。