ノイトラ
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ノイトラ家の朝は慌しく始まる…
『パパー!さっさと起きて!お仕事遅れるよ!』
家を出るギリギリの時間まで布団を被って寝ているノイトラを起こすため布団を取り上げる
「あァ?…もうこんな時間かよ」
寝起きのノイトラは機嫌が悪い
眠そうに目を擦り、近くにある目覚まし時計を見ると、いつも家を出る20分前…
「やべぇ…」
ーーーーーーー15分後
『パパ、もう出る時間だよ!あと娘ちゃん幼稚園に連れてってー!』
「ちょっと待ってろォ…」
朝の一通りの動作を終えスーツに着替える
ーーーー5分後
「おらっ、立って帽子被れェ遅れんぞ」
「はぁーいぱぱぁ」
「いってくらぁ」
『あ!ちょっと待って!お弁当入れてない!』
「あァ?!テメェまだ入れてなかったのかヨ?」
『ごめんなさーい』
台所へ、急いでお弁当を取りにいく名前
『はい、お弁当』
「お、おう…行ってくる」
手を握ってお弁当を渡され、たじろぐノイトラ
『行ってらっしゃい!!』
…
ヒソヒソ
「娘ちゃんのところのノイトラさんじゃあない?」
「相変わらず目つきが怖いわね…」
「怖そうだけど、以外に育児に熱心だったり!」
同じく子供を幼稚園に預けに来たであろう母親たちがヒソヒソ話を始める
「帰りは母ちゃんが迎えにくるからなァ、じゃあな」
軽く手を振りさっと来た道を引き返す
「ぱぱまたねぇー!」
幼稚園に娘を送ったノイトラは会社に向かう…
株式会社虚夜宮へ…
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帰宅後
『おかえりなさいアナタ!!仕事から帰ってきたばかりでごめんね、
娘ちゃんお風呂に入れてくれないかしら』
「あー、わあったよ。娘さっさと風呂に入る準備しろォ」
「ぱぱ、あひるのおもちゃ持っていっていい?」
「好きにしろォ」
ーーーーーーーーーーーー
夕食後
食事を食べ終え、うとうとしだした娘を寝室に連れていき、寝る準備をさせた後
リビングのソファに移動してくつろいでテレビを眺めていると…
コトン
テーブルに2つのマグカップが置かれた
中にはホットミルク
『パパ、今日も1日お疲れ様』
隣に名前が座る
「…ふ、二人っきりン時は名前で呼べって言ってンだろ///」
照れ隠しにマグカップに入っているホットミルクをぐいっとのみほす
『相変わらずね』
いつも娘がいるときは真面目に父親をしているが、寝た時には甘えてくるノイトラが可愛らしくて微笑む
「…もっとこっちに寄れよ」
ノイトラは隣にいた名前の肩を抱き寄せ、密着する
『ノイトラ、あたたかい』
「可愛いぜ…名前」
と、名前の唇に自分の唇を合わせようとする…
が
「ままぁ、ぱぱぁこわいゆめみちゃった…」
娘が泣きながら起きてきた
ガタッ
「っ?!」
娘にイチャついているところを見られると思ったノイトラは咄嗟に名前との距離をとった
『ふふ、そんな慌てなくてもいいのに…娘いい子いい子ね~』
名前は、そんなノイトラを微笑ましく思いながら娘の元に駆け寄り頭をなでる
『もう寝よっか』
「娘行くぜ」
「うん…」
ノイトラが娘を抱き上げる
ーー
「…名前ももっとこっちに来いよ」
ノイトラが娘を抱き寄せながら、細長い腕で名前も抱き寄せる
『ふふ、はいはい』
「ままもぱぱもあったかーい」
『これで怖くないでしょ?ほら、もう寝ましょ』
名前は娘の頭を撫でる
「はあい、おやすみなさい」
『おやすみなさい』
「…おやすみ」
数分後
二人の寝息が聞こえた後、ノイトラはこっそりと名前と娘の額にキスをし、眠りについた
ーー
『ぱぱー、起きて!遅刻しちゃうよ!!今日は休日出勤の日でしょ?』
…
「チッ…またかっ」
枕元に置いてある目覚まし時計を手に取り、時間を確認する
『今日の夜は家に会社の同期の…グリムジョーさんとウルキオラさんとザエルアポロが来るんだったわよね?』
名前は洗い物をしながら、朝食を急いで食べるノイトラに話しかける
「あぁ…アイツらオメェに興味持ってやがるみてぇだからヘタに色目使うんじゃねぇぞ」
ノイトラは洗い物をする名前の後ろ姿をジーっと見つめる
『そんな心配しなくても大丈夫よ!
…でもいつもよりも気合を入れて晩御飯作るわよー!』
「ケッ…」
『ほらほら、会社に遅刻しちゃうわよ…早くお弁当持って…』
名前は洗い物で濡れた手を拭き、ノイトラを玄関まで見送る
「…行ってくる」
『行ってらっしゃい』
今日もまた
ノイトラ一家の慌ただしい日常がはじまる…
終
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