にゃんこバージルのお食事タイム
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そしてその夜。
バージルの前に置かれた食事を見て、ダンテは床を転げて笑った。
「ぶっwwwはっwwwm9(^Д^)www」
「な……」
魚の形をしてはいるが人間の食べるものではない。
本物のネコなら食べるであろう。
「キャットフードではないか!!」
そう。
それはキャットフードだった。
ダンテは匂いをくんくんと嗅いで試しに一粒つまんだ。
「お、意外とカリカリして美味い」
「え、まじで?」
思わず夢は目を丸くする。
ダンテはいったいどんな味覚をしているのやら。
「なら貴様が食え!」
バージルはキャットフードの山をダンテに押し付けた。
「やだね、オレはピザのがいい。バージルが貰ったんだろ、自分で食えよ」
「食えるかっ!俺はネコじゃないぞ!」
お互い押し付けあっている。
「今はネコでしょ?ピザが嫌って言ってたじゃない、お望み通りにしただけ」
冷たい目で夢はバージルを見下ろした。
まだかなり怒っているようだ。
「くそっ……食えばいいんだろう、食えば!!(°Д°♯)」
バージルはバクバクバクと一気にキャットフードをかきこんだ。
「うっ……」
不味い、非常に不味い……人間の食べ物ではない。
こんなものを一粒とはいえ食えるとは、ダンテは本当にすごいヤツなのかもしれないとバージルは思った。
「今、どんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?」
ダンテがうざい。
「……」
また無言でネコパンチとにぼし攻撃グッサー。
「ぎゃぁ!!」
「フン!懲りないヤツめ」
あたり一面が血の海である。
「ホントに懲りないねぇ……」
夢はボコボコグサグサのダンテに刺さっているにぼしを取り除いてあげた。
だがダンテも三日目にはさすがにかわいそうに思ったようだ。
食事を用意する夢自身はまだ激おこ状態なのか、キャットフードを止めないので何も言えないが。
下手に進言してダンテ自身の食事もキャットフードに変えられてはたまったものじゃない。
しかし、夢はダンテのピザを明らかに多くしているのだ。
ダンテが食べきれない量を皿に乗せて出してくる。
バージルの分も乗っているということなんじゃなかろうか。
つまり、バージルはダンテからピザを分けてもらえということ。
ピザが嫌でもキャットフードよかましだろう、逃げ道は用意してあるのだ。
夢のその意図に気が付いたダンテは、キャットフードにより青い顔をしているバージルにピザを勧めた。
「取りあえず……ピザ食え?」
「あ、ああ……」
バージルは拒否することなく素直にピザを食べた。
やっと怒りがおさまってきた夢は、その日の夜になってキャットフードをやめた。
そして微妙にリバースしそうな状態が続くバージルに一対一で向き直る。
バージルの頭を撫でてやりながら話す。
もはや拒否する力がないのか、バージルは撫でられてもされるがままだった。
「せっかくバージルも食べれそうなピザにしたのに。オーブン壊すしさ。
ゲームもDVD-BOXも買えなくなったしさ」
「すまん、悪かった。金が払えるなら払っていただろう、今はこのとおり金はない……」
口を尖らせる夢にバージルは眉根を下げて謝罪した。
「だが、出来れば納豆ピザとキャットフードはやめてくれ。ダンテすら食べなかったではないか」
思い出し顔を青くする。
「まぁ、あたしもやり過ぎたかもしんない。ごめんね」
「いや、こちらこそ本当に申し訳なく思う…」
夢とバージルははれて仲直りを果たした。
ちなみにその時残った納豆ピザはスタッフ(夢)が美味しくいただきました。
納豆ピザ、美味しいんだけどな。
ダンテすら食べない納豆ピザ。
納豆に慣れてない外国の方にはきつかったようです。(^ω^;)
バージルの前に置かれた食事を見て、ダンテは床を転げて笑った。
「ぶっwwwはっwwwm9(^Д^)www」
「な……」
魚の形をしてはいるが人間の食べるものではない。
本物のネコなら食べるであろう。
「キャットフードではないか!!」
そう。
それはキャットフードだった。
ダンテは匂いをくんくんと嗅いで試しに一粒つまんだ。
「お、意外とカリカリして美味い」
「え、まじで?」
思わず夢は目を丸くする。
ダンテはいったいどんな味覚をしているのやら。
「なら貴様が食え!」
バージルはキャットフードの山をダンテに押し付けた。
「やだね、オレはピザのがいい。バージルが貰ったんだろ、自分で食えよ」
「食えるかっ!俺はネコじゃないぞ!」
お互い押し付けあっている。
「今はネコでしょ?ピザが嫌って言ってたじゃない、お望み通りにしただけ」
冷たい目で夢はバージルを見下ろした。
まだかなり怒っているようだ。
「くそっ……食えばいいんだろう、食えば!!(°Д°♯)」
バージルはバクバクバクと一気にキャットフードをかきこんだ。
「うっ……」
不味い、非常に不味い……人間の食べ物ではない。
こんなものを一粒とはいえ食えるとは、ダンテは本当にすごいヤツなのかもしれないとバージルは思った。
「今、どんな気持ち?ねぇ、どんな気持ち?」
ダンテがうざい。
「……」
また無言でネコパンチとにぼし攻撃グッサー。
「ぎゃぁ!!」
「フン!懲りないヤツめ」
あたり一面が血の海である。
「ホントに懲りないねぇ……」
夢はボコボコグサグサのダンテに刺さっているにぼしを取り除いてあげた。
だがダンテも三日目にはさすがにかわいそうに思ったようだ。
食事を用意する夢自身はまだ激おこ状態なのか、キャットフードを止めないので何も言えないが。
下手に進言してダンテ自身の食事もキャットフードに変えられてはたまったものじゃない。
しかし、夢はダンテのピザを明らかに多くしているのだ。
ダンテが食べきれない量を皿に乗せて出してくる。
バージルの分も乗っているということなんじゃなかろうか。
つまり、バージルはダンテからピザを分けてもらえということ。
ピザが嫌でもキャットフードよかましだろう、逃げ道は用意してあるのだ。
夢のその意図に気が付いたダンテは、キャットフードにより青い顔をしているバージルにピザを勧めた。
「取りあえず……ピザ食え?」
「あ、ああ……」
バージルは拒否することなく素直にピザを食べた。
やっと怒りがおさまってきた夢は、その日の夜になってキャットフードをやめた。
そして微妙にリバースしそうな状態が続くバージルに一対一で向き直る。
バージルの頭を撫でてやりながら話す。
もはや拒否する力がないのか、バージルは撫でられてもされるがままだった。
「せっかくバージルも食べれそうなピザにしたのに。オーブン壊すしさ。
ゲームもDVD-BOXも買えなくなったしさ」
「すまん、悪かった。金が払えるなら払っていただろう、今はこのとおり金はない……」
口を尖らせる夢にバージルは眉根を下げて謝罪した。
「だが、出来れば納豆ピザとキャットフードはやめてくれ。ダンテすら食べなかったではないか」
思い出し顔を青くする。
「まぁ、あたしもやり過ぎたかもしんない。ごめんね」
「いや、こちらこそ本当に申し訳なく思う…」
夢とバージルははれて仲直りを果たした。
ちなみにその時残った納豆ピザはスタッフ(夢)が美味しくいただきました。
納豆ピザ、美味しいんだけどな。
ダンテすら食べない納豆ピザ。
納豆に慣れてない外国の方にはきつかったようです。(^ω^;)