ぷぅちゃんの宝物
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「なーい!!!」
事務所の中にぷぅちゃんの悲鳴が響き渡る。
「どうしたの?」
ミニちゃんはポテポテと走ってきて、ぷぅちゃんに訊ねる。
「ないの!ダンテにもらったティアラがないの!」
ぷぅちゃんは泣きそうだった。
「ボクが探してあげるよ!」
ミニちゃんは一緒にティアラを探す。
「ダンテ様に買ってもらったんだっけ?本当に大事にしてたもんね」
ミニちゃんはソファーの下に頭を突っ込む。
「ぅんっ!ダンテはワタシのことお姫様だって。これはお姫様の証だって買ってくれたのにっ・・・」
ぷぅちゃんはソファーの上を探す。
「何をしている?」
バージルがやってきた。
「バージル様!ぷぅちゃんのティアラがなくなっちゃったんです!一緒に探して下さい」
ミニちゃんはバージルにお願いする。
しかし、バージルは顔を顰めた。
「断る。何故、俺があんな薄汚い獣の探し物をしないといけないんだ?」
「バッ・・・バージル様ぁ!」
ミニちゃんは両手をブンブン振って「それは言っちゃダメです!」と慌てる。
「ワタシはお姫様よ!薄汚くなんかないわ!」と、ぷぅちゃんは叫んだ。
しかし、
「ふん、下らんな。だいたい、ティアラがなくなったということは、貴様にお姫様の素質がなかったということだ」
「そんなことないっ!ダンテがお姫様だって言ってくれたもん!ダンテは嘘吐かないわ!バージルのバカァ!」
近くに転がっていたビー玉を3つバージルに投げつける。
バージルは閻魔刀でそれをおとなげなく打ち返す。
スッコーンと音を立てて、ぷぅちゃんのおでこに全て直撃した。
「バージル様、なんてことするんですか!」
ミニちゃんはピョンピョン飛び跳ねて怒る。
「ただいま」
買い物から帰ってきた苺のもとに駆け出すぷぅちゃん。
「うわあああああああん、苺ちゃあああああん」
ぷぅちゃんは大きな声で泣き出した。
「ど、どうしたの?!」
「バージルがね、バージルがぁっ・・・あの青いバカ悪魔がね、ワタシのこと・・・叩いてぶって蹴って振り回して壁に投げつけたの!」
「バージル!!!」
苺はバージルを睨みつけた。
「貴様ッ・・・ありもしない嘘をベラベラと!」
ぷぅちゃんとバージルは仲が悪い。
ぷぅちゃんは、バージルとケンカをして返り討ちに遭うと、必ず苺のもとに向かってありもしない被害妄想を語る少々厄介なところがあった。
ミニちゃんは「あぁっ」と呆れて頭を抱える。
「大丈夫?どこが痛いの?」
ぷぅちゃんはおでこを指す。
「ここ!おでこと頭が痛いよぅ!」
ぷぅちゃんは泣き喚いた。
「あちゃー、赤くなってるね。よしっ!氷で冷やそう。おいで」
苺に抱き抱えられ、キッチンに向かうぷぅちゃん。
(冷やすほどダメージが強かったとは・・・やりすぎたか?)
バージルも少し心配になった。
しかし、バージルは見てしまった。
赤い舌を憎たらしく出して、悪魔の笑みを浮かべながらこちらを見つめるぷぅちゃんの姿を。
「このっ・・・小悪魔がぁっ!!!」
バージルは閻魔刀を床に叩きつけた。
事務所の中にぷぅちゃんの悲鳴が響き渡る。
「どうしたの?」
ミニちゃんはポテポテと走ってきて、ぷぅちゃんに訊ねる。
「ないの!ダンテにもらったティアラがないの!」
ぷぅちゃんは泣きそうだった。
「ボクが探してあげるよ!」
ミニちゃんは一緒にティアラを探す。
「ダンテ様に買ってもらったんだっけ?本当に大事にしてたもんね」
ミニちゃんはソファーの下に頭を突っ込む。
「ぅんっ!ダンテはワタシのことお姫様だって。これはお姫様の証だって買ってくれたのにっ・・・」
ぷぅちゃんはソファーの上を探す。
「何をしている?」
バージルがやってきた。
「バージル様!ぷぅちゃんのティアラがなくなっちゃったんです!一緒に探して下さい」
ミニちゃんはバージルにお願いする。
しかし、バージルは顔を顰めた。
「断る。何故、俺があんな薄汚い獣の探し物をしないといけないんだ?」
「バッ・・・バージル様ぁ!」
ミニちゃんは両手をブンブン振って「それは言っちゃダメです!」と慌てる。
「ワタシはお姫様よ!薄汚くなんかないわ!」と、ぷぅちゃんは叫んだ。
しかし、
「ふん、下らんな。だいたい、ティアラがなくなったということは、貴様にお姫様の素質がなかったということだ」
「そんなことないっ!ダンテがお姫様だって言ってくれたもん!ダンテは嘘吐かないわ!バージルのバカァ!」
近くに転がっていたビー玉を3つバージルに投げつける。
バージルは閻魔刀でそれをおとなげなく打ち返す。
スッコーンと音を立てて、ぷぅちゃんのおでこに全て直撃した。
「バージル様、なんてことするんですか!」
ミニちゃんはピョンピョン飛び跳ねて怒る。
「ただいま」
買い物から帰ってきた苺のもとに駆け出すぷぅちゃん。
「うわあああああああん、苺ちゃあああああん」
ぷぅちゃんは大きな声で泣き出した。
「ど、どうしたの?!」
「バージルがね、バージルがぁっ・・・あの青いバカ悪魔がね、ワタシのこと・・・叩いてぶって蹴って振り回して壁に投げつけたの!」
「バージル!!!」
苺はバージルを睨みつけた。
「貴様ッ・・・ありもしない嘘をベラベラと!」
ぷぅちゃんとバージルは仲が悪い。
ぷぅちゃんは、バージルとケンカをして返り討ちに遭うと、必ず苺のもとに向かってありもしない被害妄想を語る少々厄介なところがあった。
ミニちゃんは「あぁっ」と呆れて頭を抱える。
「大丈夫?どこが痛いの?」
ぷぅちゃんはおでこを指す。
「ここ!おでこと頭が痛いよぅ!」
ぷぅちゃんは泣き喚いた。
「あちゃー、赤くなってるね。よしっ!氷で冷やそう。おいで」
苺に抱き抱えられ、キッチンに向かうぷぅちゃん。
(冷やすほどダメージが強かったとは・・・やりすぎたか?)
バージルも少し心配になった。
しかし、バージルは見てしまった。
赤い舌を憎たらしく出して、悪魔の笑みを浮かべながらこちらを見つめるぷぅちゃんの姿を。
「このっ・・・小悪魔がぁっ!!!」
バージルは閻魔刀を床に叩きつけた。