mission 10:loop the loop ~渓谷を進もう~
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石碑に文字のような絵のような、むしろルーン文字やヒエログリフのような目印をディーヴァが石碑に手早く、且つダイナミックに描く。
ひとり光の行く先を確認していたダンテがそれを見ると、思わず二度見してから目元が盛大に引きつった。
「ああ……そりゃピカソもびっくりだな」
ディーヴァは絵が下手だ。
下手?いいや、そんな言葉では収まりきらないほど、酷い腕前。
石碑に描かれたそれは、ビョークトロップと呼ばれる呪いの石碑なのではと錯覚してしまいそうなほど、禍々しいオーラを放っていた。
血でも垂らそうものなら、魔帝より厄介な悪魔を呼び出す。……かもしれない。
「ピカソ!!えへへ〜。褒められちゃった!」
「………、褒めてないんだが。何描いたのか聞いても?」
「もちろん、うさぎさーん!かわいいでしょ?」
「うさぎ……」
見えない。うさぎには見えない。
が、言わないでおこう。
「さーて目印つけたし安心だね!次行こう次!!」
「あー、うん。まあいい、ディーヴァこっちだぞ」
怒りを買ってヘソを曲げられるどころか、要らぬ呪いを発動されても困る。
光が消えた方へとディーヴァを促し、ダンテは進んだ。
「で。
まっすぐきたはずなのに、なのにまたここ!?ドウイウコトナノ……?」
「ふうむ。光を追ってきたはずなんだけどな」
全く同じ景色が、そこには広がっていた。
石碑に描かれた恐ろしいディーヴァの絵までそのままで。
ただひとつ違う点は、登場する悪魔が変わり、死神のような姿のシンサイズからトカゲのような悪魔、ブレイドへと変わっていた点か。
もしかしたらやってくる悪魔は、毎回違う悪魔になっているのかもしれない。
そして通り道だけが、同じように見せている、と。
それか、光はダミーか道に迷わせる妖精パックで、追う事自体が間違っているとか。
疑い始めるとキリがなさそうだ。
久しく背中から取り出したフォースエッジ。
それを向かってきたブレイドに投げつけると、回転を続けながら敵のさなかに留まり、次々にダメージを与えていった。
それでも攻撃を掻い潜ってやってくる者がいる。そんなラッキーな個体には、ダンテが直接アラストルを振るって斬り払いをおみまいする。
『マスターそのまま俺とフォースエッジで二刀流できちゃいそうだね』
「お。いいねぇ、その案ノッた」
「通常では出来ないことしようとしないで!?」
「おっとディーヴァそれは言っちゃいけないぜ。ここではオレがルールだ、……ぞっ!」
手元に戻ってきたフォースエッジを左手に構え、右手に持っていたアラストルと併せて振るう。
クロスさせて目の前のブレイドへ斬りこめば、悪魔は断末魔をあげて呆気なく絶命した。
「二刀流って威力良いな!?
両手ともに近距離っていうのは、あんまり好きじゃないから多用はしないようにしておくけど」
「……さいで」
背中に剣を収めながら、機嫌良さげに口笛吹くダンテ。
この言い方、機会があれば使う気だ。
戦いを楽しむのがこの男の性なのだからと、諦めてため息を吐くに留めた。
「また同じような道に出るとは思うが、ディーヴァが気になるなら、一度戻ってみるか?」
霧深い谷の道の中、ディーヴァが描いた地獄の化物の絵(本人としてはうさぎらしい)を眺めたダンテの一言。
ディーヴァの怨念が滲み出る絵とは裏腹に、明るい花が咲くような顔で喜ぶディーヴァ。
「あっいいの?
間違ってたら怖いこと起きちゃうかもしれなくても?」
「怖いことかー……こういう感じか?」
後ろからダンテに飛びつかれる。
飛びついてきて、その腕に抱きしめられたかと思うとそのまま、ダンテの唇がディーヴァの髪を掻き分けて首筋に落とされる。
常人よりも尖ったその歯が、痛く感じないか感じるくらいかの力加減で肌に当てられ、そしてべろりと温かい舌が滑る。
「ひゃう!
それ怖いことじゃない!どっちかっていうとえっちなこと!」
「経験する前は、こういうのも怖いことって言ってたのにな〜。
お前が大人の階段登ってくれてオレは嬉しいぜ」
体温が低めに感じるディーヴァを、温めるついでに堪能したダンテは、恥ずかしがる愛しい人が怒り出す前に解放した。
「ま、怖いことなんざ起きないっての。
それに間違ってたら間違ってたで、また進んでくれば良いさ」
目立ちそうな石を、道の真ん中へと蹴り飛ばしてから、ダンテはディーヴァを連れて来た道を引き返し、霧の中へ入った。
そしてついたところは。
「え?霧を戻るとなんでここに着くの?」
「……マジかよ」
進行方向と逆の霧を抜けると、そこは霧や靄が渓谷の方へ吹き荒れる、小広場だった。
「不思議な力で入り口に戻された、ってとこか?不思議で済ませてはだめな気もするが。
戻る行為、間違ってたのかもな」
「あたしのせいだ……ごめんなさい……。
素直に先に進んでたらよかった」
「なーに、地獄に落とされたわけじゃない。もう一度通るくらい別にいいって。
ほら、笑顔笑顔」
「あうー……」
頬にダンテの手のひらが当てられ、むにむにと上下に揺すられる。
ディーヴァを温めよう!作戦の一環なのだが、もちもち吸い付くディーヴァの肌を堪能しているだけにも見える。
しばし遊んだ2人は、広場に転がるマリオネット達に気がつかれる前に、そこを後にした。
ひとり光の行く先を確認していたダンテがそれを見ると、思わず二度見してから目元が盛大に引きつった。
「ああ……そりゃピカソもびっくりだな」
ディーヴァは絵が下手だ。
下手?いいや、そんな言葉では収まりきらないほど、酷い腕前。
石碑に描かれたそれは、ビョークトロップと呼ばれる呪いの石碑なのではと錯覚してしまいそうなほど、禍々しいオーラを放っていた。
血でも垂らそうものなら、魔帝より厄介な悪魔を呼び出す。……かもしれない。
「ピカソ!!えへへ〜。褒められちゃった!」
「………、褒めてないんだが。何描いたのか聞いても?」
「もちろん、うさぎさーん!かわいいでしょ?」
「うさぎ……」
見えない。うさぎには見えない。
が、言わないでおこう。
「さーて目印つけたし安心だね!次行こう次!!」
「あー、うん。まあいい、ディーヴァこっちだぞ」
怒りを買ってヘソを曲げられるどころか、要らぬ呪いを発動されても困る。
光が消えた方へとディーヴァを促し、ダンテは進んだ。
「で。
まっすぐきたはずなのに、なのにまたここ!?ドウイウコトナノ……?」
「ふうむ。光を追ってきたはずなんだけどな」
全く同じ景色が、そこには広がっていた。
石碑に描かれた恐ろしいディーヴァの絵までそのままで。
ただひとつ違う点は、登場する悪魔が変わり、死神のような姿のシンサイズからトカゲのような悪魔、ブレイドへと変わっていた点か。
もしかしたらやってくる悪魔は、毎回違う悪魔になっているのかもしれない。
そして通り道だけが、同じように見せている、と。
それか、光はダミーか道に迷わせる妖精パックで、追う事自体が間違っているとか。
疑い始めるとキリがなさそうだ。
久しく背中から取り出したフォースエッジ。
それを向かってきたブレイドに投げつけると、回転を続けながら敵のさなかに留まり、次々にダメージを与えていった。
それでも攻撃を掻い潜ってやってくる者がいる。そんなラッキーな個体には、ダンテが直接アラストルを振るって斬り払いをおみまいする。
『マスターそのまま俺とフォースエッジで二刀流できちゃいそうだね』
「お。いいねぇ、その案ノッた」
「通常では出来ないことしようとしないで!?」
「おっとディーヴァそれは言っちゃいけないぜ。ここではオレがルールだ、……ぞっ!」
手元に戻ってきたフォースエッジを左手に構え、右手に持っていたアラストルと併せて振るう。
クロスさせて目の前のブレイドへ斬りこめば、悪魔は断末魔をあげて呆気なく絶命した。
「二刀流って威力良いな!?
両手ともに近距離っていうのは、あんまり好きじゃないから多用はしないようにしておくけど」
「……さいで」
背中に剣を収めながら、機嫌良さげに口笛吹くダンテ。
この言い方、機会があれば使う気だ。
戦いを楽しむのがこの男の性なのだからと、諦めてため息を吐くに留めた。
「また同じような道に出るとは思うが、ディーヴァが気になるなら、一度戻ってみるか?」
霧深い谷の道の中、ディーヴァが描いた地獄の化物の絵(本人としてはうさぎらしい)を眺めたダンテの一言。
ディーヴァの怨念が滲み出る絵とは裏腹に、明るい花が咲くような顔で喜ぶディーヴァ。
「あっいいの?
間違ってたら怖いこと起きちゃうかもしれなくても?」
「怖いことかー……こういう感じか?」
後ろからダンテに飛びつかれる。
飛びついてきて、その腕に抱きしめられたかと思うとそのまま、ダンテの唇がディーヴァの髪を掻き分けて首筋に落とされる。
常人よりも尖ったその歯が、痛く感じないか感じるくらいかの力加減で肌に当てられ、そしてべろりと温かい舌が滑る。
「ひゃう!
それ怖いことじゃない!どっちかっていうとえっちなこと!」
「経験する前は、こういうのも怖いことって言ってたのにな〜。
お前が大人の階段登ってくれてオレは嬉しいぜ」
体温が低めに感じるディーヴァを、温めるついでに堪能したダンテは、恥ずかしがる愛しい人が怒り出す前に解放した。
「ま、怖いことなんざ起きないっての。
それに間違ってたら間違ってたで、また進んでくれば良いさ」
目立ちそうな石を、道の真ん中へと蹴り飛ばしてから、ダンテはディーヴァを連れて来た道を引き返し、霧の中へ入った。
そしてついたところは。
「え?霧を戻るとなんでここに着くの?」
「……マジかよ」
進行方向と逆の霧を抜けると、そこは霧や靄が渓谷の方へ吹き荒れる、小広場だった。
「不思議な力で入り口に戻された、ってとこか?不思議で済ませてはだめな気もするが。
戻る行為、間違ってたのかもな」
「あたしのせいだ……ごめんなさい……。
素直に先に進んでたらよかった」
「なーに、地獄に落とされたわけじゃない。もう一度通るくらい別にいいって。
ほら、笑顔笑顔」
「あうー……」
頬にダンテの手のひらが当てられ、むにむにと上下に揺すられる。
ディーヴァを温めよう!作戦の一環なのだが、もちもち吸い付くディーヴァの肌を堪能しているだけにも見える。
しばし遊んだ2人は、広場に転がるマリオネット達に気がつかれる前に、そこを後にした。
