mission 4:same sword style ~黒き鎧の魔剣士~
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「硬ってぇな…」
『そらすぐ倒すのは無理っしょ。だって唯一の弱点ぽいし』
少しの時間で影をかき集め直し、またも猫の体を作ったシャドウ。
より強固な呪文と影で守りを固めているのが一目瞭然。
「だがこいつの対処法は見切ったぜ」
リベリオンを連れていないからトリックスターは使えない。だが足の速さは健在だ。
噴水やシャドウを中心に、ダンテは銃撃を繰り返しながら、周りを駆け抜ける。
これなら鉛玉の雨を受けさせつつ、シャドウの攻撃が回避できて一石二鳥だ。
べり、影がある程度剥がれた。
「…ッシ!
オラアァァァァ!!」
シャドウめがけ高くジャンプしたダンテは、剥がれかけの影に、ショットガンを撃ち込む。
ーーやった!
あの球体が外界へとお目見えしたところへ、体重をかけた渾身の兜割りを叩き込んだ。
パァンッ!ピシッ…!
イイ音が響いた。
「ギャオオオ…」
「お、まだ立ち上がるか。その瞳いいね、気に入った」
コアと周りの影の中、二つの赤く鋭い目が、ギラギラとダンテを睨みつけていた。
キイイイ…!
赤く光り輝くシャドウの体、そしてその中のコア。
何かしかける気か、と口を固く結んでアラストルを構えたダンテだが。
爆・発・霧・散!
略して爆散ッ!!
シャドウは爆発して消えた。
肩からコートがずり落ちたのは、いうまでもないが、ダンテは盛大にこけてしまいそうな、ショックな面持ちだった。
「は?自爆ゥ……!?
…なんだったんだ…あっけねぇ!」
『あっけないけど、あるいみ蜘蛛より強敵だったっスね〜』
「強敵っていうか…せわしない感じだった。
ってか、これから本気のバトルだって時に肩透かしもいいとこだろ!?」
『倒せたんだからいいじゃん』
そういう問題ではない。
「まあ、次いこ、次」
小さな獅子のレリーフが刻まれた扉がある。
次の目的地は、その中のようだった。
なかなかに狭い扉。身をかがめてその中へとはいると広がるのは、上下に長い階段塔だった。
下からは、暗闇を支配する底冷えした空気が上がって来る。
そして冷たい空気だけではなく。
「キタネー水が薄く溜まって見える。ちとくさいなぁ」
臭くなったらディーヴァに嫌われる…。ダンテくちゃい!って。鼻を摘んで。
鼻つまんで何か言ってるディーヴァも好きだ。かわいいよな、あの鼻声。最高だ。
高すぎず低すぎないあのかわいい鼻、摘みたい。
ついでに唇も摘みたいし、ほっぺたも摘みたい。耳たぶも、胸の頂きも…おっと、欲望が溢れて止まらなくなる。この話はこのへんにしとくか。
「ってことで、行くなら上か」
階段塔の途中、鎮座するマリオネットは蹴り飛ばして下に突き落としてしまえ。
でも落ちた先でもまだ生き残っている個体があるのか、カシャカシャうるせぇな。上まで響いてやがる。
足音立てずここまで上がって来いや。…無理か。
一回廊上がると、豪勢な扉が。
試しに入ってみたそこは、ボロボロとはいえ内装もそれはもう立派なものだった。
誰の部屋かは、壁にかかる肖像画でわかった。
「こんなトコに城主の部屋か。
面倒な仕掛けに、なげぇ階段のぼらせてようやくたどり着く城主の部屋とか、人間にゃ大変だろ。
城主ってこたぁ、相当の歳食ってる可能性あるし」
多分他に秘密の扉とかあるだろうけれども。
ボロボロのベッドが目に入る。
はやくディーヴァとふかふかのベッドで惰眠を貪りたい、そんな思いがあふれてとまらなくなりそうだ。
悪魔と戦闘を楽しんでいる場合じゃない。
…のは、わかっているが、いざ悪魔を目の前にすると、どうも楽しくなってきてしまう。
これはやはり自分の体に流れる悪魔の血の影響か。悪魔とは時として戦闘狂である。うむ。
「しっかし、ほんとベッドオンボロだな!
ディーヴァとハードなことしたってここまでにならんぞ」
『ただ古いだけでしょ』
「や。他の部屋や廊下のカーテン、まだまだしっかりしてたぞ?
ここの城主はそうとうハードなプレイを…。たとえば、デビルトリガーひいてプレイとかな!」
『それマスターしかできない…』
大口開けてゲラゲラと笑うダンテを、アラストルは白い目で見ることしかできなかった。
そんな真似やるなよ、絶対だぞダンテ。
どこからか、そんな声が聞こえた気がした。
呆れ返る背中の剣は放っておいて、ダンテが室内の物を物色する。
どんなものでもいい、ディーヴァのいるであろう魔界へのヒントになるかもしれないのだ。
手に取った手記も、また然り。
城主の恥ずか死ポエムだろうがなんでも読む。
「なになに。この城の近辺では時の流れが狂っているように見える節が多々ある…?
そら悪魔が跋扈してるくらいだもんな、何もかも狂ってるだろうよ」
ある所ではいつまでも花が枯れずある所ではたちまち腐敗する
この場所に長くいてはいけない。私はきっと気が触れるだろう
「枯れるの通り越して腐敗か。
こうなるのは空間自体歪んでるからだな」
どこかに魔界への道があるのは確実だ。
それがどこか、というのが一番の問題であるが。
手記を放り投げ、窓を見る。
何か強い力で封じられていて、アラストルで斬りつけることも、銃弾で穴を開けることもできなかった。
そうなるとあとは壁か。壁には、明らかに他の装飾と比べて浮きまくっている部分がある。
それこそが時を経てもなお、キラリと光る太陽の紋章だ。
「怪しいレリーフだな。下には…ええと」
『光輝く陽光の導きはお前を焼き尽くすだろう、光に耐える力を持った者だけが新たな道を解放する。
だってさ』
「わざわざ声に出して読んでくれてドーモ。
ダンテにとっての太陽とはディーヴァのことだ。
太陽を思い浮かべると、セットでディーヴァも付いてくる。
だからこそ、太陽の話はもうしなくていいというのに。
余計ディーヴァに会いたくなってしまったではないか。
だが、ディーヴァの陽光で焼き尽くされるなら本望といえる。
ぜひ焼き尽くしてほしい。
『そらすぐ倒すのは無理っしょ。だって唯一の弱点ぽいし』
少しの時間で影をかき集め直し、またも猫の体を作ったシャドウ。
より強固な呪文と影で守りを固めているのが一目瞭然。
「だがこいつの対処法は見切ったぜ」
リベリオンを連れていないからトリックスターは使えない。だが足の速さは健在だ。
噴水やシャドウを中心に、ダンテは銃撃を繰り返しながら、周りを駆け抜ける。
これなら鉛玉の雨を受けさせつつ、シャドウの攻撃が回避できて一石二鳥だ。
べり、影がある程度剥がれた。
「…ッシ!
オラアァァァァ!!」
シャドウめがけ高くジャンプしたダンテは、剥がれかけの影に、ショットガンを撃ち込む。
ーーやった!
あの球体が外界へとお目見えしたところへ、体重をかけた渾身の兜割りを叩き込んだ。
パァンッ!ピシッ…!
イイ音が響いた。
「ギャオオオ…」
「お、まだ立ち上がるか。その瞳いいね、気に入った」
コアと周りの影の中、二つの赤く鋭い目が、ギラギラとダンテを睨みつけていた。
キイイイ…!
赤く光り輝くシャドウの体、そしてその中のコア。
何かしかける気か、と口を固く結んでアラストルを構えたダンテだが。
爆・発・霧・散!
略して爆散ッ!!
シャドウは爆発して消えた。
肩からコートがずり落ちたのは、いうまでもないが、ダンテは盛大にこけてしまいそうな、ショックな面持ちだった。
「は?自爆ゥ……!?
…なんだったんだ…あっけねぇ!」
『あっけないけど、あるいみ蜘蛛より強敵だったっスね〜』
「強敵っていうか…せわしない感じだった。
ってか、これから本気のバトルだって時に肩透かしもいいとこだろ!?」
『倒せたんだからいいじゃん』
そういう問題ではない。
「まあ、次いこ、次」
小さな獅子のレリーフが刻まれた扉がある。
次の目的地は、その中のようだった。
なかなかに狭い扉。身をかがめてその中へとはいると広がるのは、上下に長い階段塔だった。
下からは、暗闇を支配する底冷えした空気が上がって来る。
そして冷たい空気だけではなく。
「キタネー水が薄く溜まって見える。ちとくさいなぁ」
臭くなったらディーヴァに嫌われる…。ダンテくちゃい!って。鼻を摘んで。
鼻つまんで何か言ってるディーヴァも好きだ。かわいいよな、あの鼻声。最高だ。
高すぎず低すぎないあのかわいい鼻、摘みたい。
ついでに唇も摘みたいし、ほっぺたも摘みたい。耳たぶも、胸の頂きも…おっと、欲望が溢れて止まらなくなる。この話はこのへんにしとくか。
「ってことで、行くなら上か」
階段塔の途中、鎮座するマリオネットは蹴り飛ばして下に突き落としてしまえ。
でも落ちた先でもまだ生き残っている個体があるのか、カシャカシャうるせぇな。上まで響いてやがる。
足音立てずここまで上がって来いや。…無理か。
一回廊上がると、豪勢な扉が。
試しに入ってみたそこは、ボロボロとはいえ内装もそれはもう立派なものだった。
誰の部屋かは、壁にかかる肖像画でわかった。
「こんなトコに城主の部屋か。
面倒な仕掛けに、なげぇ階段のぼらせてようやくたどり着く城主の部屋とか、人間にゃ大変だろ。
城主ってこたぁ、相当の歳食ってる可能性あるし」
多分他に秘密の扉とかあるだろうけれども。
ボロボロのベッドが目に入る。
はやくディーヴァとふかふかのベッドで惰眠を貪りたい、そんな思いがあふれてとまらなくなりそうだ。
悪魔と戦闘を楽しんでいる場合じゃない。
…のは、わかっているが、いざ悪魔を目の前にすると、どうも楽しくなってきてしまう。
これはやはり自分の体に流れる悪魔の血の影響か。悪魔とは時として戦闘狂である。うむ。
「しっかし、ほんとベッドオンボロだな!
ディーヴァとハードなことしたってここまでにならんぞ」
『ただ古いだけでしょ』
「や。他の部屋や廊下のカーテン、まだまだしっかりしてたぞ?
ここの城主はそうとうハードなプレイを…。たとえば、デビルトリガーひいてプレイとかな!」
『それマスターしかできない…』
大口開けてゲラゲラと笑うダンテを、アラストルは白い目で見ることしかできなかった。
そんな真似やるなよ、絶対だぞダンテ。
どこからか、そんな声が聞こえた気がした。
呆れ返る背中の剣は放っておいて、ダンテが室内の物を物色する。
どんなものでもいい、ディーヴァのいるであろう魔界へのヒントになるかもしれないのだ。
手に取った手記も、また然り。
城主の恥ずか死ポエムだろうがなんでも読む。
「なになに。この城の近辺では時の流れが狂っているように見える節が多々ある…?
そら悪魔が跋扈してるくらいだもんな、何もかも狂ってるだろうよ」
ある所ではいつまでも花が枯れずある所ではたちまち腐敗する
この場所に長くいてはいけない。私はきっと気が触れるだろう
「枯れるの通り越して腐敗か。
こうなるのは空間自体歪んでるからだな」
どこかに魔界への道があるのは確実だ。
それがどこか、というのが一番の問題であるが。
手記を放り投げ、窓を見る。
何か強い力で封じられていて、アラストルで斬りつけることも、銃弾で穴を開けることもできなかった。
そうなるとあとは壁か。壁には、明らかに他の装飾と比べて浮きまくっている部分がある。
それこそが時を経てもなお、キラリと光る太陽の紋章だ。
「怪しいレリーフだな。下には…ええと」
『光輝く陽光の導きはお前を焼き尽くすだろう、光に耐える力を持った者だけが新たな道を解放する。
だってさ』
「わざわざ声に出して読んでくれてドーモ。
ダンテにとっての太陽とはディーヴァのことだ。
太陽を思い浮かべると、セットでディーヴァも付いてくる。
だからこそ、太陽の話はもうしなくていいというのに。
余計ディーヴァに会いたくなってしまったではないか。
だが、ディーヴァの陽光で焼き尽くされるなら本望といえる。
ぜひ焼き尽くしてほしい。
