mission end:result ~それから~
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帰る方法も、身近な人への連絡についてもなんとか解決した。と思う!
食事はこれからとるとして、そうなると気になってくるのは自分の身包み。オウ…相変わらずひっどいな。
「改めて見るとすっごい状態だよね」
「状態?なんのことなの?」
「んー。格好バラバラで、お化け、ぼろぼろコート、貴族に、……トリッシュのビスチェは女王様っぽい感じ?
まるでハロウィンのコスプレ状態だなぁって」
「貴族は俺でぼろぼろコートがダンテだな。ディーヴァは……いや、みなまで言うまい」
お化けと自分でも言ったからわかる。バージルが言おうとしてでも、言えなかった一言が。
「このままシャトルに乗るのもアレだし、服を買って着替えようぜ。
ディーヴァがすっごい状態って言う通り、目立ってしょうがないからな。さっきも相当見られてた。特にディーヴァ、自分でも言ってたけどお前がマジで一番やばい」
「やっぱり見た目やばいよねえ」
「見た目もそうだが、鉄くさいというか……なまぐさい?に近い」
ガーーーン!!
バージルは気を使ってくれたけれど、ダンテはズバッと言葉のナイフを飛ばしてきた。
匂いフェチをもつこのあたしにとって、最悪な一言を。
「ああうんそうだね、血だもんね……血が染みてしかも海水だもんね……生乾きになったらそりゃ匂うよね……」
「あ、悪魔だったらこれをうまそうな匂いだと言うと思うぞ!だからそこまで落ち込まなくていい!!ダンテ、貴様言い過ぎだぞ……!」
「やっべ、言い過ぎた……。悪い、ディーヴァ……」
バージルのフォロー。
でも匂いを一度認めてしまうとダメなのか、ダンテは近づいてこなかった。つらい。
「悪魔と同じでバージルもそう思ってくれるの?美味しそうって」
「……俺は半分人間だからな」
それが答えだった。
「トリッシュは?」
その瞬間、視線が逸らされた。
臭いんだ……完全な悪魔であるトリッシュからしても臭いんだ……。
神は死んだ。泣きたい。
「……オレが買ってくるから待ってろ」
「いいけどダンテも穴ぼこだらけのコートだよ?かなーり見窄らしいからやめたほうがいいんじゃないですかねぇ?」
「どこ見てもどこを嗅いでもお前よりマシ」
言いすぎたと言いながらも、傷を抉るダンテの言葉のナイフでした……。
ダンテはあたしのこと、ほんとに好きなのかなあ!?
A:好きだからこそたまには意地悪したい。なのはわかってる。わかってるけど、腹立たしく思う。
「キィアアアア゛!腹立つううう!ダンテにだけは任せたくないいい!!
……ぐすん。トリッシュが一番まともかなあ……でもバージルの方が普通の格好かも?」
スパーダさんの衣装は中世の貴族に似たコスチュームなだけで、外を歩いていてもダンテやトリッシュほど違和感はない。かっこいいという意味では目立つが。
「んでも、この時期には暑そう」
「魔界で作られた衣装は大して暑さを感じない。快適だ」
「へー、さすが魔界の生地……って、そうかもしれないけど、他の人から見たら暑そうに見えるの!」
「それのどこが問題だ?」
「うーん。
いくらこの国が、暑苦しい格好からタンクトップ一枚まで季節感おかしい人で溢れてても、この真夏にその素材のコートは季節の先取りしすぎじゃ無いかなあ……と」
「む。俺の親父を愚弄する気か」
不思議そうに聞いていたバージルの眉間に皺が寄る。バージルはダンテ以上に悪魔である父、スパーダが好きな様子だった。
「違う違う。この国は自由の国で、衣服も自由。個性も大事だよ。だけど時には周りの人に合わせるってことを考えわないといけないの」
「人間は面倒なのだな……」
「面倒かもしれねぇが、郷に入っては郷に従えだぞ、バージル!」
「半裸にコートなどというぶっ飛んだ格好をしている貴様に言われたくない」
ぽむち。ダンテが快活に笑いながら、バージルの肩を叩く。置かれた手を鬱陶しいと払い、バージルはダンテの黒歴史を公表した。
「今はしてないだろ!?」
「あなたそんな格好してたのね」
トリッシュがダンテから一歩離れた。よくやったバージル。あたしの溜飲がちょっぴり下がった。
「こほん。一番は買い物という任務を遂行できるかどうかだ。バージルやトリッシュに人並みな買い物ができるとは思えないぜ。
人間の店で買い物したことあるか?」
ダンテが二人にそう聞いた瞬間、あたしの頭の中には初めてのお使いのテーマソングが流れた。
「大昔にあった気がするがもう覚えていない。貴様が手本を見せろ」
「はいはい。トリッシュは?」
「まだ生まれて二日だもの……なんてことはないけれど、私が人間界で買い物なんてしたことあると思うの」
「いや、思わないな」
会話の横ではバージルが「生まれて二日……どこかの書物で読んだことのあるフレーズだな」と小さくつぶやいていた。うーん??
「ま、服なんて着替えずとも私はこのままで良さそうだけど」
「いやいやいや!刺激的すぎるよぉ!あと、この日差しでお肌焼けちゃう」
「HAHAHA!悪魔なら焼けないだろー」
「はおるもの!羽織るものだけでも買おう!?」
何言ってんだこいつぅ!とダンテが笑い飛ばす横で、あたしはなんとかトリッシュにも服を買ってくるよう、取り付けることに成功した。
と、いうわけで!服装を一新した一行。
「わーい、髪の毛うるつやー!お肌もっちりー!下着も新調できた……あー、さっぱりした!」
「機嫌良さそうで何よりだ。
泳ぐとかなら、ディーヴァにスリングショットの水着でも買ってくるんだがな」
「海には入らないしそういうのいらなぁい!」
水着自体いらないけど、スリングショットは絶対いらないね。
体のあちこちにできた傷は痛むけれど、ダンテが買ってきてくれたワンピースにカーディガン、下着、そして髪の毛につけるクリームや日焼け止め、保湿液などであたしは頭から足先までやっとこさ人間になれた気分だった。
機嫌も鰻登りになるというもの。
トリッシュもあたしと色違いのロングカーディガンを風に靡かせていて、どこか嬉しそうだった。もちろん、保湿液でトリッシュの肌もさらに輝いてる。
そしてダンテとバージルはというと。
「うーん。なんだかハワイとかそんな感じのリゾートに来た!って感じの格好に仕上がってるね。これで帰ったら場違いな感じがするくらい……」
「ワイハ〜って感じでイカしてるだろ?」
「あー、うん。イカしてるかイカしてないかでいえばイカしてる……んじゃないかな」
赤にハイビスカスのアロハシャツに、膝下丈のハーフパンツが目に眩しい……!
なお、バージルは青の生地で同じ柄。色違いなところが、ダンテのバージルに対する家族としての深い愛情が見て取れる……と思うし、いいか。
でも、二人ともにサングラスがやたら似合うけど、レディが見たらひっくい声で「は?」って言いそうではある。
でも、頼むからその腹筋を惜しげもなく曝すのはやめてほしい。ボタンを!留めて!?
「なぜ俺がこのような俗世に染まった格好を……他の服が良かった」
「ははっ!いいんだよこれで。サーフィンでもやりゃ完璧かもだぜ」
「かような服であるだけでは飽き足らず、サーフィンだと?貴様の頭はどこまでお気楽なのだ!その頭でスイカ割りをしてやろうか!?」
「おっ!スイカ割りもいいな」
まだ納得できていないバージルに向かって言うダンテは、すごく、すごーく嬉しそうだった。
その後バージルに服を買ってきてほしいと頼まれたけれど、あたしはダンテの笑顔を前に断った。
ごめんねバージル。
食事はこれからとるとして、そうなると気になってくるのは自分の身包み。オウ…相変わらずひっどいな。
「改めて見るとすっごい状態だよね」
「状態?なんのことなの?」
「んー。格好バラバラで、お化け、ぼろぼろコート、貴族に、……トリッシュのビスチェは女王様っぽい感じ?
まるでハロウィンのコスプレ状態だなぁって」
「貴族は俺でぼろぼろコートがダンテだな。ディーヴァは……いや、みなまで言うまい」
お化けと自分でも言ったからわかる。バージルが言おうとしてでも、言えなかった一言が。
「このままシャトルに乗るのもアレだし、服を買って着替えようぜ。
ディーヴァがすっごい状態って言う通り、目立ってしょうがないからな。さっきも相当見られてた。特にディーヴァ、自分でも言ってたけどお前がマジで一番やばい」
「やっぱり見た目やばいよねえ」
「見た目もそうだが、鉄くさいというか……なまぐさい?に近い」
ガーーーン!!
バージルは気を使ってくれたけれど、ダンテはズバッと言葉のナイフを飛ばしてきた。
匂いフェチをもつこのあたしにとって、最悪な一言を。
「ああうんそうだね、血だもんね……血が染みてしかも海水だもんね……生乾きになったらそりゃ匂うよね……」
「あ、悪魔だったらこれをうまそうな匂いだと言うと思うぞ!だからそこまで落ち込まなくていい!!ダンテ、貴様言い過ぎだぞ……!」
「やっべ、言い過ぎた……。悪い、ディーヴァ……」
バージルのフォロー。
でも匂いを一度認めてしまうとダメなのか、ダンテは近づいてこなかった。つらい。
「悪魔と同じでバージルもそう思ってくれるの?美味しそうって」
「……俺は半分人間だからな」
それが答えだった。
「トリッシュは?」
その瞬間、視線が逸らされた。
臭いんだ……完全な悪魔であるトリッシュからしても臭いんだ……。
神は死んだ。泣きたい。
「……オレが買ってくるから待ってろ」
「いいけどダンテも穴ぼこだらけのコートだよ?かなーり見窄らしいからやめたほうがいいんじゃないですかねぇ?」
「どこ見てもどこを嗅いでもお前よりマシ」
言いすぎたと言いながらも、傷を抉るダンテの言葉のナイフでした……。
ダンテはあたしのこと、ほんとに好きなのかなあ!?
A:好きだからこそたまには意地悪したい。なのはわかってる。わかってるけど、腹立たしく思う。
「キィアアアア゛!腹立つううう!ダンテにだけは任せたくないいい!!
……ぐすん。トリッシュが一番まともかなあ……でもバージルの方が普通の格好かも?」
スパーダさんの衣装は中世の貴族に似たコスチュームなだけで、外を歩いていてもダンテやトリッシュほど違和感はない。かっこいいという意味では目立つが。
「んでも、この時期には暑そう」
「魔界で作られた衣装は大して暑さを感じない。快適だ」
「へー、さすが魔界の生地……って、そうかもしれないけど、他の人から見たら暑そうに見えるの!」
「それのどこが問題だ?」
「うーん。
いくらこの国が、暑苦しい格好からタンクトップ一枚まで季節感おかしい人で溢れてても、この真夏にその素材のコートは季節の先取りしすぎじゃ無いかなあ……と」
「む。俺の親父を愚弄する気か」
不思議そうに聞いていたバージルの眉間に皺が寄る。バージルはダンテ以上に悪魔である父、スパーダが好きな様子だった。
「違う違う。この国は自由の国で、衣服も自由。個性も大事だよ。だけど時には周りの人に合わせるってことを考えわないといけないの」
「人間は面倒なのだな……」
「面倒かもしれねぇが、郷に入っては郷に従えだぞ、バージル!」
「半裸にコートなどというぶっ飛んだ格好をしている貴様に言われたくない」
ぽむち。ダンテが快活に笑いながら、バージルの肩を叩く。置かれた手を鬱陶しいと払い、バージルはダンテの黒歴史を公表した。
「今はしてないだろ!?」
「あなたそんな格好してたのね」
トリッシュがダンテから一歩離れた。よくやったバージル。あたしの溜飲がちょっぴり下がった。
「こほん。一番は買い物という任務を遂行できるかどうかだ。バージルやトリッシュに人並みな買い物ができるとは思えないぜ。
人間の店で買い物したことあるか?」
ダンテが二人にそう聞いた瞬間、あたしの頭の中には初めてのお使いのテーマソングが流れた。
「大昔にあった気がするがもう覚えていない。貴様が手本を見せろ」
「はいはい。トリッシュは?」
「まだ生まれて二日だもの……なんてことはないけれど、私が人間界で買い物なんてしたことあると思うの」
「いや、思わないな」
会話の横ではバージルが「生まれて二日……どこかの書物で読んだことのあるフレーズだな」と小さくつぶやいていた。うーん??
「ま、服なんて着替えずとも私はこのままで良さそうだけど」
「いやいやいや!刺激的すぎるよぉ!あと、この日差しでお肌焼けちゃう」
「HAHAHA!悪魔なら焼けないだろー」
「はおるもの!羽織るものだけでも買おう!?」
何言ってんだこいつぅ!とダンテが笑い飛ばす横で、あたしはなんとかトリッシュにも服を買ってくるよう、取り付けることに成功した。
と、いうわけで!服装を一新した一行。
「わーい、髪の毛うるつやー!お肌もっちりー!下着も新調できた……あー、さっぱりした!」
「機嫌良さそうで何よりだ。
泳ぐとかなら、ディーヴァにスリングショットの水着でも買ってくるんだがな」
「海には入らないしそういうのいらなぁい!」
水着自体いらないけど、スリングショットは絶対いらないね。
体のあちこちにできた傷は痛むけれど、ダンテが買ってきてくれたワンピースにカーディガン、下着、そして髪の毛につけるクリームや日焼け止め、保湿液などであたしは頭から足先までやっとこさ人間になれた気分だった。
機嫌も鰻登りになるというもの。
トリッシュもあたしと色違いのロングカーディガンを風に靡かせていて、どこか嬉しそうだった。もちろん、保湿液でトリッシュの肌もさらに輝いてる。
そしてダンテとバージルはというと。
「うーん。なんだかハワイとかそんな感じのリゾートに来た!って感じの格好に仕上がってるね。これで帰ったら場違いな感じがするくらい……」
「ワイハ〜って感じでイカしてるだろ?」
「あー、うん。イカしてるかイカしてないかでいえばイカしてる……んじゃないかな」
赤にハイビスカスのアロハシャツに、膝下丈のハーフパンツが目に眩しい……!
なお、バージルは青の生地で同じ柄。色違いなところが、ダンテのバージルに対する家族としての深い愛情が見て取れる……と思うし、いいか。
でも、二人ともにサングラスがやたら似合うけど、レディが見たらひっくい声で「は?」って言いそうではある。
でも、頼むからその腹筋を惜しげもなく曝すのはやめてほしい。ボタンを!留めて!?
「なぜ俺がこのような俗世に染まった格好を……他の服が良かった」
「ははっ!いいんだよこれで。サーフィンでもやりゃ完璧かもだぜ」
「かような服であるだけでは飽き足らず、サーフィンだと?貴様の頭はどこまでお気楽なのだ!その頭でスイカ割りをしてやろうか!?」
「おっ!スイカ割りもいいな」
まだ納得できていないバージルに向かって言うダンテは、すごく、すごーく嬉しそうだった。
その後バージルに服を買ってきてほしいと頼まれたけれど、あたしはダンテの笑顔を前に断った。
ごめんねバージル。
