mission 19:gate to demon world ~ヒトと魔の境界線~
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迎えうつべく構えたダンテに、ノーバディの屈強な背腕が迫る。
それはダンテの動きより速く、強かった。
「ガッ!?はっ、……」
ダンテの体を掴んで持ち上げ、そのまま地面へと思い切り叩きつける。
「何ィ……ッぐっ!?」
一度ならまだしも、その状態で何度も何度も叩きつけるノーバディ。
まるでトマトでも潰すかのように、ダンテのことを潰そうとしている!
今度は立ち上がろうとしたダンテを違う個体が奪い、壁に思い切り投げつけて激突させた。
ああどれも痛い……。
「ぺっぺっ。
驚いたな。スピードも速くなってるとは思わなかったぜ」
『油断大敵だ』
「だな、甘くみてたわ」
スピード、攻撃力、桁違いの強さ。
仮面ひとつ大きさひとつでここまで変わるとは思わなかった。
クラクラはしているようだけど、幸い頭から血は流れていないようだ。よかった。
瓦礫で土煙が立ち登る中、ノーバディの笑い声が響く。
それらが晴れると、ノーバディが体についていた大きな目玉をぼとぼとと地面に落としているという、気色の悪い現場と遭遇し、目撃してしまった。
次々に体に生成される目玉は爆弾だったようだ。バスケットボールか何かのように手にし、ダンテに向かって投げつけていた。
落ちた先で汚泥の詰まった水風船が破裂したような音がし、中身を撒き散らしている。
「うわ、きもちわるっ!」
アラストルで弾き返すダンテを横目に、転がっているギョロギョロの目玉と視線が合ってしまった。
目玉の瞳孔が鋭くあたしを睨む。
「えっアレってもしかして体から離れても目の役割してる……?」
目の中には『獲物発見』と文字が浮かんでいるように見えてしまった。
バルコニーの影に隠れはしたが、ノーバディの一匹がこちらに向かって目玉を投げつけてきた。
放物線を描いて飛んでくるボールのように大きな目玉を想像して欲しい。全身の毛が逆立つよね!?
「いやーーーーっ!キモッッッ!!」
あたしの顔よりおっきい目玉とか無理無理、ああ〜無理無理無理無理!!
居場所がバレるからと大きい声は出さないようにしてたのに、あまりの気持ち悪さに叫んじゃったじゃない!
せめてこのバルコニーは安全地帯でいてくれませんかね!?
そんなことを思いながらも、無常にもバルコニーの内側に投げ込まれた爆発物(気色悪いめんたま)。
うわ、ぶよぶよボヨンボヨンして跳ねた!目玉なのに跳ねた!気持ち悪い!
「触るなディーヴァ!破裂したら毒液が飛ぶぞ!」
「こんなの頼まれたって触らないよ!?」
ダンテに言われるまでもなく、目玉から距離を取る。
その瞬間、目玉が爆発した。
「ぎゃっ!」
パーン!と内容物が弾け飛び、あたり一面に飛び散る。てらてら光る液体が付着したところからは、煙が立ち上りジュウジュウと音を立てて溶けている。
ダンテの言った通り毒だ。それも強酸性の。
当たらなくてよかった。
「ォォオオオオ!」
「なっ……!あ、あ……、」
ホッとしたのも束の間、ダンテが対決していたはずのノーバディが1匹跳躍してあたしの元に降り立った。
なんて素早い……!ダンテに助けを求める暇がなかった!!
気がついた瞬間にダンテもすぐ追ったみたいだけど、それは一瞬だけ遅かった。
長い手脚が、伸ばされる。
「くそ、させるか!伏せろディーヴァ!」
「ひゃいっ!」
伏せろ、そう言われ反射的に屈んで伏せる。
これもダンテの調教の賜物……って、あたし調教なんて受けてませんけど!?
ダンテよりも早く、ダンテが手に入れたばかりのスパーダが高速で飛んできて、ノーバディを床に縫い留めた。
「ギィーギィーー!!」
まさに猿としか思えない叫び声をあげるノーバディ。
その体は真っ二つにならなかったようだけど、あたしは違う。悪魔のように強くない。屈んでなかったら真っ二つだった!
なんて鋭い刃。スパーダ入手時の言葉が本当になるところだったじゃん。こわっ!
スパーダを退けたノーバディが再びあたしに手を出そうとするのと、雷の魔人と化したダンテが錐揉み回転してノーバディを吹っ飛ばすのは同時だった。
「オレのディーヴァに何しようとしてくれてんだ。アァ゛?」
魔人化を解いたダンテがイフリートも使わずに、ノーバディの横面を思い切り殴りつけた。360度回るどころか、ねじ切れる勢いで首が回転するノーバディ。うわ素手でそれ……つよい。
もちろん仮面も剥がれ落ちて、今やその体は小さく変化している。
スーパーアーマーっていうんだっけ?闘気……ううん、殺気かな?ダンテがそういった類いのものを全身に纏っているのが、あたしの目にもしっかりと見えた。
「ころすころすころす。こいつらころす。よくもディーヴァに手を出したな。オレのディーヴァに……オレだけの……」
「ひぃぃ…………!」
言っている台詞も怖い。本人には言わないけども、狂気すら感じる。
声にも殺気が混じっていて、言われた相手じゃないのに縮み上がってしまった。触れんとこ。
ダンテは我を失いつつも、バルコニーで戦闘を続けてはディーヴァを巻き込んでしまう、という思考でも働いたんだと思う。
虫の息状態のノーバディを掴み上げると、広場の方へ投げ飛ばした。
怒りに燃えるダンテが、悪魔を追って飛び降りるきわにあたしを見た。
ゾッーー。悪寒が走る。
今度のそれは、獲物に目を向ける悪魔の目だった。
赤い紅蓮の炎に包まれた魔人となったダンテが、急降下しながら炎を纏った強烈な蹴りを放つ。
まずは1匹。ダンテが投げ飛ばした悪魔が抉れた地面の中めり込む。死んだ悪魔の体が、ぐじゅりと肉塊にかわり、周りに飛び散った。
そして新たに集まってきた2匹に向かって、地獄の釜を開く。
「インフェルノォゥ!!」
2匹のノーバディを巻き込み、爆炎があがる。そのまま連続してインフェルノ全3発だ。
連発はきつそうだが、ダンテは怒りに我を忘れているのか、魔人化が許す限り炎で悪魔を、そして魔の大地を焼いた。
一面焼け野原で、焦土と化している。
さすがのノーバディもこれには爆死状態で、炭火焼き黒焦げ。
それはダンテの動きより速く、強かった。
「ガッ!?はっ、……」
ダンテの体を掴んで持ち上げ、そのまま地面へと思い切り叩きつける。
「何ィ……ッぐっ!?」
一度ならまだしも、その状態で何度も何度も叩きつけるノーバディ。
まるでトマトでも潰すかのように、ダンテのことを潰そうとしている!
今度は立ち上がろうとしたダンテを違う個体が奪い、壁に思い切り投げつけて激突させた。
ああどれも痛い……。
「ぺっぺっ。
驚いたな。スピードも速くなってるとは思わなかったぜ」
『油断大敵だ』
「だな、甘くみてたわ」
スピード、攻撃力、桁違いの強さ。
仮面ひとつ大きさひとつでここまで変わるとは思わなかった。
クラクラはしているようだけど、幸い頭から血は流れていないようだ。よかった。
瓦礫で土煙が立ち登る中、ノーバディの笑い声が響く。
それらが晴れると、ノーバディが体についていた大きな目玉をぼとぼとと地面に落としているという、気色の悪い現場と遭遇し、目撃してしまった。
次々に体に生成される目玉は爆弾だったようだ。バスケットボールか何かのように手にし、ダンテに向かって投げつけていた。
落ちた先で汚泥の詰まった水風船が破裂したような音がし、中身を撒き散らしている。
「うわ、きもちわるっ!」
アラストルで弾き返すダンテを横目に、転がっているギョロギョロの目玉と視線が合ってしまった。
目玉の瞳孔が鋭くあたしを睨む。
「えっアレってもしかして体から離れても目の役割してる……?」
目の中には『獲物発見』と文字が浮かんでいるように見えてしまった。
バルコニーの影に隠れはしたが、ノーバディの一匹がこちらに向かって目玉を投げつけてきた。
放物線を描いて飛んでくるボールのように大きな目玉を想像して欲しい。全身の毛が逆立つよね!?
「いやーーーーっ!キモッッッ!!」
あたしの顔よりおっきい目玉とか無理無理、ああ〜無理無理無理無理!!
居場所がバレるからと大きい声は出さないようにしてたのに、あまりの気持ち悪さに叫んじゃったじゃない!
せめてこのバルコニーは安全地帯でいてくれませんかね!?
そんなことを思いながらも、無常にもバルコニーの内側に投げ込まれた爆発物(気色悪いめんたま)。
うわ、ぶよぶよボヨンボヨンして跳ねた!目玉なのに跳ねた!気持ち悪い!
「触るなディーヴァ!破裂したら毒液が飛ぶぞ!」
「こんなの頼まれたって触らないよ!?」
ダンテに言われるまでもなく、目玉から距離を取る。
その瞬間、目玉が爆発した。
「ぎゃっ!」
パーン!と内容物が弾け飛び、あたり一面に飛び散る。てらてら光る液体が付着したところからは、煙が立ち上りジュウジュウと音を立てて溶けている。
ダンテの言った通り毒だ。それも強酸性の。
当たらなくてよかった。
「ォォオオオオ!」
「なっ……!あ、あ……、」
ホッとしたのも束の間、ダンテが対決していたはずのノーバディが1匹跳躍してあたしの元に降り立った。
なんて素早い……!ダンテに助けを求める暇がなかった!!
気がついた瞬間にダンテもすぐ追ったみたいだけど、それは一瞬だけ遅かった。
長い手脚が、伸ばされる。
「くそ、させるか!伏せろディーヴァ!」
「ひゃいっ!」
伏せろ、そう言われ反射的に屈んで伏せる。
これもダンテの調教の賜物……って、あたし調教なんて受けてませんけど!?
ダンテよりも早く、ダンテが手に入れたばかりのスパーダが高速で飛んできて、ノーバディを床に縫い留めた。
「ギィーギィーー!!」
まさに猿としか思えない叫び声をあげるノーバディ。
その体は真っ二つにならなかったようだけど、あたしは違う。悪魔のように強くない。屈んでなかったら真っ二つだった!
なんて鋭い刃。スパーダ入手時の言葉が本当になるところだったじゃん。こわっ!
スパーダを退けたノーバディが再びあたしに手を出そうとするのと、雷の魔人と化したダンテが錐揉み回転してノーバディを吹っ飛ばすのは同時だった。
「オレのディーヴァに何しようとしてくれてんだ。アァ゛?」
魔人化を解いたダンテがイフリートも使わずに、ノーバディの横面を思い切り殴りつけた。360度回るどころか、ねじ切れる勢いで首が回転するノーバディ。うわ素手でそれ……つよい。
もちろん仮面も剥がれ落ちて、今やその体は小さく変化している。
スーパーアーマーっていうんだっけ?闘気……ううん、殺気かな?ダンテがそういった類いのものを全身に纏っているのが、あたしの目にもしっかりと見えた。
「ころすころすころす。こいつらころす。よくもディーヴァに手を出したな。オレのディーヴァに……オレだけの……」
「ひぃぃ…………!」
言っている台詞も怖い。本人には言わないけども、狂気すら感じる。
声にも殺気が混じっていて、言われた相手じゃないのに縮み上がってしまった。触れんとこ。
ダンテは我を失いつつも、バルコニーで戦闘を続けてはディーヴァを巻き込んでしまう、という思考でも働いたんだと思う。
虫の息状態のノーバディを掴み上げると、広場の方へ投げ飛ばした。
怒りに燃えるダンテが、悪魔を追って飛び降りるきわにあたしを見た。
ゾッーー。悪寒が走る。
今度のそれは、獲物に目を向ける悪魔の目だった。
赤い紅蓮の炎に包まれた魔人となったダンテが、急降下しながら炎を纏った強烈な蹴りを放つ。
まずは1匹。ダンテが投げ飛ばした悪魔が抉れた地面の中めり込む。死んだ悪魔の体が、ぐじゅりと肉塊にかわり、周りに飛び散った。
そして新たに集まってきた2匹に向かって、地獄の釜を開く。
「インフェルノォゥ!!」
2匹のノーバディを巻き込み、爆炎があがる。そのまま連続してインフェルノ全3発だ。
連発はきつそうだが、ダンテは怒りに我を忘れているのか、魔人化が許す限り炎で悪魔を、そして魔の大地を焼いた。
一面焼け野原で、焦土と化している。
さすがのノーバディもこれには爆死状態で、炭火焼き黒焦げ。
