mission 18:baby is cruel ~トラウマ~
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あたしが一定の距離をとったところで、ダンテは魔剣スパーダを構える。
新しい魔具を手に入れるとはじまる、恒例の剣舞が始まった。
短かった持ち手を長く伸ばし、鎌を回転させる。
竜のあぎとのような形状に変え、再び刃を殺傷能力の極めて高そうな形に組み替えて行く。
ダンテはその血に使い方が刻まれてでもいるというのか、流れるような滑らかな動きで剣をふりまわした。
その背にスパーダを回したダンテの姿が、一瞬禍々しい気配に包まれた。
その一瞬の中、強大な悪魔そのものの装甲をまとった姿を取ったようにあたしの目には映った。
かつてアーカムさんが化けていたスパーダさんの姿と似てるけど、でも伝わってくる雰囲気が全然違う。
研ぎ澄まされた魔力を感じつつも、でもどこか優しくて。
あれがスパーダさんの、ダンテのお父さんの本来の姿だったんじゃないかな。
かつてスパーダが使いこなしていたとされる重そうな大剣。
ダンテもまたそれを軽々と扱い、満足したのか回転させながら背中へと沈める。
その動きに重さは感じられない。
背に納めてもなお、スパーダからは炎のように赤く燃えたぎる魔力が放たれていた。
「なかなかイイな。これ鎖鎌みたいに投げたらどうなるんだ?」
鎖鎌というかダンテがラウンドトリップって呼んでいるやつよね?
言うが早いか、ダンテがスパーダを目の前に投げた。凄まじい速さで回転しながら飛んでいくスパーダ。
斬る対象がいないからか、空気を鋭く切り裂く音がよく耳に響く。
こわ……こっっっわぁ!!
「へー、剣と同じようにコレも投げられるのか。面白いぜ」
手元に戻ってきたスパーダを眺め、のんびり感想を漏らすダンテ。
その言葉を聞き、斬られる悪魔側の気持ちを考えたあたしはスン……と、つい真顔になってしまった。
というか、何事もなかったようにキャッチするダンテがすごいよ……。
あたしだったら絶対キャッチする時に自分の手を切っちゃう。切っちゃうどころか、切り落としちゃうだろうね。
「な、ブーメランみたいだよな?」
「あー、うん。そうだね……。
でもあんまりはしゃいで投げないでね?あたし真っ二つにされそうで怖いもん」
「わかってるわかってる」
わー、返事が軽ーい。いやほんと怖いからさ……頼むよ……。
「けど、この武器にはひとつ問題がある」
「え、なに?」
「魔力がうまく伝達できない」
唇を尖らせて文句言うダンテは子供みたいで可愛い。
「伝達?」
「ああ、魔人化できないんだよ。おっかしいな〜」
魔具に自分の魔力を巡らせることで、その魔具に特化した魔人化をする。
ダンテたちの悪魔としての種族の特性かもしれないけど、アラストルにはアラストルの、イフリートにはイフリートの使い手としての魔人の姿がある。
だから魔力を伝えられなければ、魔人化はできないわけだ。
魔剣スパーダはその、魔力の受け渡しが難しいらしい。
「まだちゃんと使いこなせてないってことじゃない?だってさっき手に入れたばっかりだもの」
「さあな。親父はまだオレをこの剣の使い手としては認めてないのかもしれない。
オレはそう思う」
「うーん……そうなのかなあ?そうは見えないけど」
使いこなせてないだけで、認めてないってことはなさそうに見える。少なくともあたしからはそう。
だって自分の息子だよ?自分が大切にしてたものをこどもに使ってもらえるって、親にとって喜ばしいことなんじゃないかなあ。
ダンテの家庭環境がどうだったのか、スパーダさんの性格がどうだったのかにもよるけど、これって一種の遺産相続。
「親父本人に聞かないとそこはわからないな。はあ〜殺傷能力は高そうなのに勿体ないぜ」
その剣は今も十分強そうだよ。
それで魔人化したらどれだけの被害(ただし悪魔に)が出るのか、想像するのもおっかない。
でもどうせ強くなるなら、魔帝を一撃で倒せる強さでお願いします。
なら肉体的にはとりあえず……。
「鍛錬あるのみだね。おうち帰ったらいつもの10倍筋トレだ!あたし足抑えててあげるからがんばろう」
「めんどうだな……ディーヴァもやるならやる」
「やだ。ガッツあるのはダンテだけでじゅうぶん」
筋トレしなくてもダンテは強い。なら鍛えたらもっと強い。
たまに筋トレを手伝っていたけど、次はもっとハードにいこう!ディーヴァズ・ブートキャンプ!
あたしは絶対やらないけど。
スパーダさんもダンテが頑張ってる姿、ぜひみててね。
と、スパーダに組み込まれた赤い宝石、アミュレットを眺める。
赤い宝石があたしの目の前であやしく、そして何か言いたげにキラリと輝いた。
そう……ダンテの、そしてバージルのアミュレット……。バージルの…………うっ!
あたしはその場でしゃがみこみ、頭を抱えた。
「はあああ〜ダンテったら結局悪さしてるし〜〜借りたばっかりなのにこんなじゃバージルに怒られる〜〜〜」
「悪さはしてない。武器を手に入れただけだろ?大丈夫、怒られる時はオレも一緒に怒られてやるさ。
一緒に幻影剣串刺しの刑だな!」
「や、串刺しはダンテだけだと思うよ」
ぽんと肩を叩いてくるダンテの言葉を聞き流しつつ、そこだけは激しく否定する。
幻影剣串刺しなんて、まっぴらごめん!
「それに怒られそうになったらダンテが無理矢理あたしから奪いましたって、言いつけるもん。
犯人この人ですって指さすもん」
言わなくてもバージルにはバレると思うけども。
「ほんとひっどいなお前!?実は悪魔の手先だったりしねぇ?」
「残念、フツーの天使の血族です。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪」
「撲●天使の血族……」
うん、ぜひエスカリ●ルグがほしいところ。
新しい魔具を手に入れるとはじまる、恒例の剣舞が始まった。
短かった持ち手を長く伸ばし、鎌を回転させる。
竜のあぎとのような形状に変え、再び刃を殺傷能力の極めて高そうな形に組み替えて行く。
ダンテはその血に使い方が刻まれてでもいるというのか、流れるような滑らかな動きで剣をふりまわした。
その背にスパーダを回したダンテの姿が、一瞬禍々しい気配に包まれた。
その一瞬の中、強大な悪魔そのものの装甲をまとった姿を取ったようにあたしの目には映った。
かつてアーカムさんが化けていたスパーダさんの姿と似てるけど、でも伝わってくる雰囲気が全然違う。
研ぎ澄まされた魔力を感じつつも、でもどこか優しくて。
あれがスパーダさんの、ダンテのお父さんの本来の姿だったんじゃないかな。
かつてスパーダが使いこなしていたとされる重そうな大剣。
ダンテもまたそれを軽々と扱い、満足したのか回転させながら背中へと沈める。
その動きに重さは感じられない。
背に納めてもなお、スパーダからは炎のように赤く燃えたぎる魔力が放たれていた。
「なかなかイイな。これ鎖鎌みたいに投げたらどうなるんだ?」
鎖鎌というかダンテがラウンドトリップって呼んでいるやつよね?
言うが早いか、ダンテがスパーダを目の前に投げた。凄まじい速さで回転しながら飛んでいくスパーダ。
斬る対象がいないからか、空気を鋭く切り裂く音がよく耳に響く。
こわ……こっっっわぁ!!
「へー、剣と同じようにコレも投げられるのか。面白いぜ」
手元に戻ってきたスパーダを眺め、のんびり感想を漏らすダンテ。
その言葉を聞き、斬られる悪魔側の気持ちを考えたあたしはスン……と、つい真顔になってしまった。
というか、何事もなかったようにキャッチするダンテがすごいよ……。
あたしだったら絶対キャッチする時に自分の手を切っちゃう。切っちゃうどころか、切り落としちゃうだろうね。
「な、ブーメランみたいだよな?」
「あー、うん。そうだね……。
でもあんまりはしゃいで投げないでね?あたし真っ二つにされそうで怖いもん」
「わかってるわかってる」
わー、返事が軽ーい。いやほんと怖いからさ……頼むよ……。
「けど、この武器にはひとつ問題がある」
「え、なに?」
「魔力がうまく伝達できない」
唇を尖らせて文句言うダンテは子供みたいで可愛い。
「伝達?」
「ああ、魔人化できないんだよ。おっかしいな〜」
魔具に自分の魔力を巡らせることで、その魔具に特化した魔人化をする。
ダンテたちの悪魔としての種族の特性かもしれないけど、アラストルにはアラストルの、イフリートにはイフリートの使い手としての魔人の姿がある。
だから魔力を伝えられなければ、魔人化はできないわけだ。
魔剣スパーダはその、魔力の受け渡しが難しいらしい。
「まだちゃんと使いこなせてないってことじゃない?だってさっき手に入れたばっかりだもの」
「さあな。親父はまだオレをこの剣の使い手としては認めてないのかもしれない。
オレはそう思う」
「うーん……そうなのかなあ?そうは見えないけど」
使いこなせてないだけで、認めてないってことはなさそうに見える。少なくともあたしからはそう。
だって自分の息子だよ?自分が大切にしてたものをこどもに使ってもらえるって、親にとって喜ばしいことなんじゃないかなあ。
ダンテの家庭環境がどうだったのか、スパーダさんの性格がどうだったのかにもよるけど、これって一種の遺産相続。
「親父本人に聞かないとそこはわからないな。はあ〜殺傷能力は高そうなのに勿体ないぜ」
その剣は今も十分強そうだよ。
それで魔人化したらどれだけの被害(ただし悪魔に)が出るのか、想像するのもおっかない。
でもどうせ強くなるなら、魔帝を一撃で倒せる強さでお願いします。
なら肉体的にはとりあえず……。
「鍛錬あるのみだね。おうち帰ったらいつもの10倍筋トレだ!あたし足抑えててあげるからがんばろう」
「めんどうだな……ディーヴァもやるならやる」
「やだ。ガッツあるのはダンテだけでじゅうぶん」
筋トレしなくてもダンテは強い。なら鍛えたらもっと強い。
たまに筋トレを手伝っていたけど、次はもっとハードにいこう!ディーヴァズ・ブートキャンプ!
あたしは絶対やらないけど。
スパーダさんもダンテが頑張ってる姿、ぜひみててね。
と、スパーダに組み込まれた赤い宝石、アミュレットを眺める。
赤い宝石があたしの目の前であやしく、そして何か言いたげにキラリと輝いた。
そう……ダンテの、そしてバージルのアミュレット……。バージルの…………うっ!
あたしはその場でしゃがみこみ、頭を抱えた。
「はあああ〜ダンテったら結局悪さしてるし〜〜借りたばっかりなのにこんなじゃバージルに怒られる〜〜〜」
「悪さはしてない。武器を手に入れただけだろ?大丈夫、怒られる時はオレも一緒に怒られてやるさ。
一緒に幻影剣串刺しの刑だな!」
「や、串刺しはダンテだけだと思うよ」
ぽんと肩を叩いてくるダンテの言葉を聞き流しつつ、そこだけは激しく否定する。
幻影剣串刺しなんて、まっぴらごめん!
「それに怒られそうになったらダンテが無理矢理あたしから奪いましたって、言いつけるもん。
犯人この人ですって指さすもん」
言わなくてもバージルにはバレると思うけども。
「ほんとひっどいなお前!?実は悪魔の手先だったりしねぇ?」
「残念、フツーの天使の血族です。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー♪」
「撲●天使の血族……」
うん、ぜひエスカリ●ルグがほしいところ。
