mission 1:mallet island ~美女とパペットと謎解きと~
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さてさて、封印が解かれ、中へと入ることができるようになったわけだが。
ガチャリと入った先は、正規の玄関口たる場所だった。
…が、その肝心の玄関口には重い鉄の落とし格子が降りており、出られぬようになっていた。
残念!
とりあえずなんでも斬って確認。なんでも壊してみるマンなダンテは、その格子にもフォースエッジを振り下ろしておいた。
この部屋で破壊可能オブジェクトは、壁際の甲冑だけだったが。
「なるほど。古城の外には絶対逃がさないマン!ってわけか。
…徹底してるよまったく!」
仕方なしに自分が壊した甲冑の残骸の反対側に目を向ける。
…扉だ。
中にお邪魔してみると、そこは門番の詰所のような狭き部屋。
鉄格子がはまった窓からは、夕暮れに染まる城の庭園が見えた。
激しくも生暖かい潮風が吹き込んできて、少し気持ちが悪かった。
「風がしょっぺぇ。他に行くとしたら……上か」
進む場所といえば上に続く螺旋階段があるのみだ。
誘導されているようで癪だが、行く場所は他にない。
どちらにせよ立ちふさがる者あれば斬り伏せるだけ。大人しく誘導されてやろうではないか。
そうしてぐるぐると上がった螺旋階段。その先は衛兵室のようだ。
特に特質すべき点のない部屋である。
ちょうど玄関口の真上に当たる部屋へ続くだろう、扉があった。
中には何かの機械。
多分、下の階の落とし格子を巻き上げる機械なのだろうが、その機械には肝心の部品がなかった。
部品を刺す場所には、3つの穴がぽっかりと空いていたのだ。
「うむ、3つの穴…。こういう謎解きみたいなのは、オレの担当じゃないんだが…。
おっ!ぴーん!!閃いた!
3つの穴、すなわち3つのディーヴァの口と下の口、それに尻のそれだッ!!
つまりオレがこの穴をディーヴァに見立てて3回に渡って挿れ、ぶふぉ!?」
皆まで言わせないためか、ツルツルの床でダンテが滑る。
どうしてこうなったのか、そのまま左右に流れる水の中へとドボン!落ちてしまった。
「つめてぇ…」
あほか。
ダンテにはこうして、下ネタを口にしたくなる時がたまにある。
それはどんなに時が経とうと、どんなに歳を取ろうと変わらない。
皆様お馴染みの最年長ダンテの歳になろうと、その性質は魂に刻まれしもの。
不変の愛ならぬ、不変の『変』態だ。
溜池のようなものと違い、常に流れ続けるその水は臭くない。
匂いフェチなディーヴァに会っても、クサイ!などと言われなくて済みそうだ。
よかった。いや、風邪引いたらどうしてくれる!ゆるさん!
だが、青い魔石を手に入れることができたからよしとしておく。
ちなみにこの部屋にはハシゴがある。
きっとそこが次の目的地だと、そう思った時期もありました。
残念ながら固く蓋が閉まっていたのだ。
例によって破壊不能オブジェクトだったため、思い切り頭を打って終わった。
そうして、大きなたんこぶが数分の間、ダンテの頭に存在していた。
仕方なしに衛兵室に戻り、さらに上を目指す。
ところが上に続く階段は、瓦礫に埋もれて進むことができない状態だった。
「これをどかすというミッションだったら許さないぜ…」
ふと、室内に目を向ける。
よくよく見れば、上に行けるような空洞が、天井にぽっかりと開いていた。
「なんだ、あるじゃねぇか。イラつかせやがって」
天井の穴から上の階へと侵入すれば、そこには机や本棚。
本棚には、高級囚人のリストや保釈金の金額が記された本がずらりと並ぶ。
他の本の種類やレパートリーを見るに、この部屋は戦争で捕虜となった敵方の高官を捕らえておく所だったようだ。
…と、それはどうでもいい。
「きもちわりー」
そこにはダンテと同じくらいの大きさの気持ちの悪い人形ー糸で吊り下がるマリオネットが鎮座していた。
城にいた人間を模して作られたもののようで、なかなか精巧にできている。
ダンテはマリオネットの木で出来た固い皮膚を、コツンと拳で叩いた。
こういうのってアレだろう?背中を向けると襲ってくるやつ。よく映画であるもんな。
しむらーうしろー!って。
ディーヴァが苦手なホラー展開である。
「これ見よがしにこんなところに鍵」
よく観察すれば、そのマリオネットが差し出す手の中には、鈍く光る鍵が。
何年もこのままなのか、とても古そうだ。
腐食してマリオネットの手にくっつき、なかなか取れなかった鍵を無理やり引き剥がし、入手する。
腐食しているくらいだ。その鍵はもちろん。
「錆びてるーーーぅ!」
ダンテはテンションアゲアゲ気味にそうつぶやく。
…だーれも返事してくれないが。
絶対目の前の人形が何かしらしてくれる、そう思っていたのに恥かいた。
とりあえず、錆びてはいるが、なんとか使えそうだ。
鍵を手に哀愁漂う背中を人形に見せて下へ降り……。
「ぁ?」
……られなかった。
先ほどまで命の炎など全く感じなかった人形の瞳。空洞になっていた虚無のそこ。
魔の気配を纏い、赤い目を灯したマリオネットが、突如弾かれたように動き出す。
「はっ、そんなことだろうと思ってたぜ!」
思った通りの展開になり、嬉々としてダンテは愛銃を手に取る。
気がつけば背後だけではない、ダンテは数体のマリオネットの悪魔に囲まれていた。
マリオネット達の上には魔力の糸が光る。
糸で吊り下がっている、と言うことは影でだれかが操っているはずだ。
例えば、テメンニグルで散々イラつかせてきたジェスターみたいな奴。奴は道化だ。物を操るのなどには長けていたはずだ。
けれど、ひっっさしぶりに思い出したらムカッ腹立ってきた。
腹立ちの矛先は目の前に向ける。
「このせめぇ部屋にごろごろ集まんじゃねぇ!酸素が薄くなるだ…ろっ!!」
マリオネットを蹴り飛ばし、倒れたところに弾丸を放つ。
簡単にマリオネットの頭が吹っ飛び、永遠の沈黙が訪れた。
「弱ぇ!ヘル・プライド以下だな」
沈黙したマリオネットにつながる異界からの魔力の糸。
だが先を探ってみても、操る術者の気配も何も感じない。念のためマリオネットを解体してみても、ただの人形。
しばらくのあと、赤い魔石のみ残してマリオネットは跡形もなく消えてしまった。
なんだ、マリオネットを依り代に動くただの雑魚だったか。糸を辿ればディーヴァにつながるかと踏んでいたのに残念だ。
背後に迫るマリオネットを、確認もせずに銃弾を放って屠る。
しんと静まりかえった室内で、ダンテがレッドオーブを回収する音だけが虚しく響いた。
愛銃を戻し、穴から下へ戻る。
ずっと握りしめたままの鍵の錆の嫌な臭いが、装着した手袋に染み付いてきて不快だった。
「このキタネー鍵…あそこのだろうな」
ホール横の青い扉。
考え違いでなければ、あの扉を開ける鍵だ。
今後もこういう感じでディーヴァという目的地に進んでいくのだろう。
想像に難くない。
「なんつーお使いゲーだよ。こりゃ、マジでテメンニグル再びだぜ」
テメンニグルでも散々、あれとって謎解いてあっち行ってこっち行っての行ったり来たり…その繰り返しでお使いのようだった。
何度もいうが謎解きはあまりしたくない。
そういうのはディーヴァの担当で、ダンテの役割はただひたすらに悪魔との舞踏にある。
悪魔の血を、レッドオーブを全身に浴びるほどに、悪魔を狩り続ける。
脳筋であるダンテは、そちらの方が数百倍も好きだ。
ガチャリと入った先は、正規の玄関口たる場所だった。
…が、その肝心の玄関口には重い鉄の落とし格子が降りており、出られぬようになっていた。
残念!
とりあえずなんでも斬って確認。なんでも壊してみるマンなダンテは、その格子にもフォースエッジを振り下ろしておいた。
この部屋で破壊可能オブジェクトは、壁際の甲冑だけだったが。
「なるほど。古城の外には絶対逃がさないマン!ってわけか。
…徹底してるよまったく!」
仕方なしに自分が壊した甲冑の残骸の反対側に目を向ける。
…扉だ。
中にお邪魔してみると、そこは門番の詰所のような狭き部屋。
鉄格子がはまった窓からは、夕暮れに染まる城の庭園が見えた。
激しくも生暖かい潮風が吹き込んできて、少し気持ちが悪かった。
「風がしょっぺぇ。他に行くとしたら……上か」
進む場所といえば上に続く螺旋階段があるのみだ。
誘導されているようで癪だが、行く場所は他にない。
どちらにせよ立ちふさがる者あれば斬り伏せるだけ。大人しく誘導されてやろうではないか。
そうしてぐるぐると上がった螺旋階段。その先は衛兵室のようだ。
特に特質すべき点のない部屋である。
ちょうど玄関口の真上に当たる部屋へ続くだろう、扉があった。
中には何かの機械。
多分、下の階の落とし格子を巻き上げる機械なのだろうが、その機械には肝心の部品がなかった。
部品を刺す場所には、3つの穴がぽっかりと空いていたのだ。
「うむ、3つの穴…。こういう謎解きみたいなのは、オレの担当じゃないんだが…。
おっ!ぴーん!!閃いた!
3つの穴、すなわち3つのディーヴァの口と下の口、それに尻のそれだッ!!
つまりオレがこの穴をディーヴァに見立てて3回に渡って挿れ、ぶふぉ!?」
皆まで言わせないためか、ツルツルの床でダンテが滑る。
どうしてこうなったのか、そのまま左右に流れる水の中へとドボン!落ちてしまった。
「つめてぇ…」
あほか。
ダンテにはこうして、下ネタを口にしたくなる時がたまにある。
それはどんなに時が経とうと、どんなに歳を取ろうと変わらない。
皆様お馴染みの最年長ダンテの歳になろうと、その性質は魂に刻まれしもの。
不変の愛ならぬ、不変の『変』態だ。
溜池のようなものと違い、常に流れ続けるその水は臭くない。
匂いフェチなディーヴァに会っても、クサイ!などと言われなくて済みそうだ。
よかった。いや、風邪引いたらどうしてくれる!ゆるさん!
だが、青い魔石を手に入れることができたからよしとしておく。
ちなみにこの部屋にはハシゴがある。
きっとそこが次の目的地だと、そう思った時期もありました。
残念ながら固く蓋が閉まっていたのだ。
例によって破壊不能オブジェクトだったため、思い切り頭を打って終わった。
そうして、大きなたんこぶが数分の間、ダンテの頭に存在していた。
仕方なしに衛兵室に戻り、さらに上を目指す。
ところが上に続く階段は、瓦礫に埋もれて進むことができない状態だった。
「これをどかすというミッションだったら許さないぜ…」
ふと、室内に目を向ける。
よくよく見れば、上に行けるような空洞が、天井にぽっかりと開いていた。
「なんだ、あるじゃねぇか。イラつかせやがって」
天井の穴から上の階へと侵入すれば、そこには机や本棚。
本棚には、高級囚人のリストや保釈金の金額が記された本がずらりと並ぶ。
他の本の種類やレパートリーを見るに、この部屋は戦争で捕虜となった敵方の高官を捕らえておく所だったようだ。
…と、それはどうでもいい。
「きもちわりー」
そこにはダンテと同じくらいの大きさの気持ちの悪い人形ー糸で吊り下がるマリオネットが鎮座していた。
城にいた人間を模して作られたもののようで、なかなか精巧にできている。
ダンテはマリオネットの木で出来た固い皮膚を、コツンと拳で叩いた。
こういうのってアレだろう?背中を向けると襲ってくるやつ。よく映画であるもんな。
しむらーうしろー!って。
ディーヴァが苦手なホラー展開である。
「これ見よがしにこんなところに鍵」
よく観察すれば、そのマリオネットが差し出す手の中には、鈍く光る鍵が。
何年もこのままなのか、とても古そうだ。
腐食してマリオネットの手にくっつき、なかなか取れなかった鍵を無理やり引き剥がし、入手する。
腐食しているくらいだ。その鍵はもちろん。
「錆びてるーーーぅ!」
ダンテはテンションアゲアゲ気味にそうつぶやく。
…だーれも返事してくれないが。
絶対目の前の人形が何かしらしてくれる、そう思っていたのに恥かいた。
とりあえず、錆びてはいるが、なんとか使えそうだ。
鍵を手に哀愁漂う背中を人形に見せて下へ降り……。
「ぁ?」
……られなかった。
先ほどまで命の炎など全く感じなかった人形の瞳。空洞になっていた虚無のそこ。
魔の気配を纏い、赤い目を灯したマリオネットが、突如弾かれたように動き出す。
「はっ、そんなことだろうと思ってたぜ!」
思った通りの展開になり、嬉々としてダンテは愛銃を手に取る。
気がつけば背後だけではない、ダンテは数体のマリオネットの悪魔に囲まれていた。
マリオネット達の上には魔力の糸が光る。
糸で吊り下がっている、と言うことは影でだれかが操っているはずだ。
例えば、テメンニグルで散々イラつかせてきたジェスターみたいな奴。奴は道化だ。物を操るのなどには長けていたはずだ。
けれど、ひっっさしぶりに思い出したらムカッ腹立ってきた。
腹立ちの矛先は目の前に向ける。
「このせめぇ部屋にごろごろ集まんじゃねぇ!酸素が薄くなるだ…ろっ!!」
マリオネットを蹴り飛ばし、倒れたところに弾丸を放つ。
簡単にマリオネットの頭が吹っ飛び、永遠の沈黙が訪れた。
「弱ぇ!ヘル・プライド以下だな」
沈黙したマリオネットにつながる異界からの魔力の糸。
だが先を探ってみても、操る術者の気配も何も感じない。念のためマリオネットを解体してみても、ただの人形。
しばらくのあと、赤い魔石のみ残してマリオネットは跡形もなく消えてしまった。
なんだ、マリオネットを依り代に動くただの雑魚だったか。糸を辿ればディーヴァにつながるかと踏んでいたのに残念だ。
背後に迫るマリオネットを、確認もせずに銃弾を放って屠る。
しんと静まりかえった室内で、ダンテがレッドオーブを回収する音だけが虚しく響いた。
愛銃を戻し、穴から下へ戻る。
ずっと握りしめたままの鍵の錆の嫌な臭いが、装着した手袋に染み付いてきて不快だった。
「このキタネー鍵…あそこのだろうな」
ホール横の青い扉。
考え違いでなければ、あの扉を開ける鍵だ。
今後もこういう感じでディーヴァという目的地に進んでいくのだろう。
想像に難くない。
「なんつーお使いゲーだよ。こりゃ、マジでテメンニグル再びだぜ」
テメンニグルでも散々、あれとって謎解いてあっち行ってこっち行っての行ったり来たり…その繰り返しでお使いのようだった。
何度もいうが謎解きはあまりしたくない。
そういうのはディーヴァの担当で、ダンテの役割はただひたすらに悪魔との舞踏にある。
悪魔の血を、レッドオーブを全身に浴びるほどに、悪魔を狩り続ける。
脳筋であるダンテは、そちらの方が数百倍も好きだ。
