mission 1:mallet island ~美女とパペットと謎解きと~
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「ふんぬっ!」
ジャラジャラと鎖で固く閉ざされた門扉。
それをダンテは怒りをぶつけるが如く、フォースエッジでぶった斬る。
あっさりと千切れ飛び、錆び付いた音を立てて開いたその前には、果たして寂れた夕刻の古城佇む孤島の景色が広がっていた。
「この上に城があるわ。
さあ、行くわよ」
そう言い残してトリッシュは飛び上がり、虚空に消えて行った。
「は?ちょ、おい…!?
…おいおいマジかよ」
オレを置いて一人で行ったぞ、あの女。
よく知らない土地で置いていくとか悪魔かよ。あ、よくは知らないが一応は悪魔か。
仕方ないと諦め崖沿いの道を古城に向かって行けば、途中に石像が佇む。
この島では数多の命が失われていると聞く。
過去、島を訪れた幾多の者の死にゆく様を傍観してきたであろう、石像だ。
ディーヴァならここで一応拝むか何かするだろう、ダンテもそれに倣い日本式に手を合わせた。
「よく知らんけど南無三ッ!…だっけか?
拝んでおけばもしかしたらいい事あるかもしれないからな。ディーヴァが無事戻ってくるとか」
その先の物見櫓に飛んで降り立つ。
魔界に近いとは聞いていたが、なかなかの絶景、なかなかの澄んだ空気だ。
「はーーー。無人島に廃墟と化した変な城。ディーヴァのやつ、どこに隠れてんだ?
無事でいてくれよ…」
ディーヴァの気配は皆無。ほんとにいるのだろうかと不安になる程。
どこか魔界につながる道、それを見つけなくば、彼女への道は開けないということだろう。
そのまま進み、あった入り口はぽっかりと城壁に開いた穴。
それは地震か何かで崩れただけに見えた。
ヒュウヒュウと吹き込む風の音が恐ろしく、まるで地獄への入り口のよう。
地獄…あながち間違いではない。
「入り口これか!?お勝手口かよ!」
だがダンテにはそこが勝手口に見えてしまった。
がっくりと肩を落とし、侵入を果たす。
さながら、勝手口からカサカサ侵入して台所に蔓延る、ディーヴァの嫌いな黒光りのアイツ。
「こんな変なところから入ることになるとは。
しかも、あのネーチャン…トリッシュか。先に行くとかないだろ。
…まァ、ディーヴァだったら上から飛んで行けない以上、下から入るしかないもんな。よしとするか」
この通りダンテは先に行かれたことに対して、なかなか根に持っていた。
城壁の裂け目から侵入すると、その背後で壁がゴゴゴゴゴと地鳴りを響かせてせり上がった。
「うお!閉じ込められた。
ハッ!逃がさないってわけかい?」
退路は断たれた。
外の潮風の音もしなくなったそこは無音。静寂に包まれている。
一歩踏み出し中を見渡せば、中央に鎮座する騎士像が特徴的な、広大なホールがダンテを迎えた。
「…はっはぁ、神々との戦いに赴く騎士像か。
オレは悪魔との戦いに赴くデビルハンターだぜ、と」
騎士像が構える槍の尖った先、そこに軽く飛び乗ってみせたダンテは、足元の騎士像よろしくフォースエッジを頭上に構えてキリッとポージング。
だか、味気ない。なぜなら。
「ツッコミ役がいねぇ」
虚しくポスンと軽い音を立てて降りたダンテはそう吐き捨てる。
そんな事をしてる暇はなかったが、やはりボケたら突っ込んで欲しいダンテ。
「こう、あの騎士像の槍に突かれる勢いで突っ込んでくるディーヴァがいないのは、ど~も落ちつかねぇ」
その相手はディーヴァでなくてはならない。
バキッ!!
イラっとして階段の手すりを叩いたら、いとも簡単に壊れた。やべぇ、いややばくないどうせ廃墟だ。
騎士像より上に臨めるのは、階段上の天使像。
手に青い炎を灯すそれは、よく見れば天使のようで悪魔な像にも見える。結局どちらかはわからない。
けれど、天使で連想するのはやっぱり。
「あー…イライラするぜ。ディーヴァ不足だ…」
ディーヴァの前では頼れる兄貴分としても振る舞いたい。
そんな時がダンテにはある。
…が、今はそんなこと言っていられない。
「ディーヴァに会って、抱きしめて、キスして…それでな。
まあ、ここから先はR指定なワケだ」
酷い目に遭っているだろうからそのR指定だって、当分先だろう。
心、そして体が治ってからだ。
ディーヴァの心身が心配でたまらない。
迎えに行って、連れ帰って…そしたらまず美味しい物をたくさん食べてゆっくり寝よう。
ディーヴァがしたいって事、なんでも叶えよう。
ディーヴァの願いを叶えて叶えて、叶えまくったその先に、ダンテの願いがある。
ダンテはくるりと顔を振り、正面の赤い扉を睨む。
そこは赤黒い闇で覆われていた。
悪魔の結界。扉は封印されてダンテの侵入を拒んでいた。
左をむけばもう1つ青い扉。
「青の扉は鍵がねぇとだめみたいだな」
そちらは鍵がかかっていた。
試しに扉や近くの壁を斬りつける。
階段の手すりは破壊できたというに、扉や壁はビクともしない。傷もつかなかった。
ズルするのはダメなようだ。
仕方なしに封印された扉の上、光り輝く像に近づく。
確か時空神像と呼ばれる物だ。
「…そういえばテメンニグルにもこんなのあったような」
『古の戦いの技を欲す者。我に魔族の血を捧げよ』
そう頭の中に響いてくる。
が、今はその時空神像も動いてはいないようだ。
「今は封印されてるな。
てめぇの血でチップを払え、だが今日は閉店するっ…てか」
下の扉が関係している、そんな気がしたダンテは、再び赤い扉に向かう。
扉を固く閉ざす封印は、45個の赤い魔石を求めてきていた。
「またチップ払えって?悪魔の血で??
やーだね、オレの血はやらねぇぜ」
だが断るッ!と、伸びてきた赤い手をぺしぺしとはたく。
が、ポケットに手を突っ込んでみると、そこには事務所で出し忘れていたレッドオーブが、ゴロゴロとおはじきか何かのようにでてきた。
ひい、ふう、みい。45個どころか、もっとある。
「だーい好きなのはァー、ディーヴァとの、×××ーっ!45こー入るよ!…オレ!!!!」
などとよくわからない歌を口ずさみながら、封印の魔の手に向かって投げつける。
ダンテも大概ディーヴァの変な歌を歌うという癖が移っているようである。
ジャラジャラと鎖で固く閉ざされた門扉。
それをダンテは怒りをぶつけるが如く、フォースエッジでぶった斬る。
あっさりと千切れ飛び、錆び付いた音を立てて開いたその前には、果たして寂れた夕刻の古城佇む孤島の景色が広がっていた。
「この上に城があるわ。
さあ、行くわよ」
そう言い残してトリッシュは飛び上がり、虚空に消えて行った。
「は?ちょ、おい…!?
…おいおいマジかよ」
オレを置いて一人で行ったぞ、あの女。
よく知らない土地で置いていくとか悪魔かよ。あ、よくは知らないが一応は悪魔か。
仕方ないと諦め崖沿いの道を古城に向かって行けば、途中に石像が佇む。
この島では数多の命が失われていると聞く。
過去、島を訪れた幾多の者の死にゆく様を傍観してきたであろう、石像だ。
ディーヴァならここで一応拝むか何かするだろう、ダンテもそれに倣い日本式に手を合わせた。
「よく知らんけど南無三ッ!…だっけか?
拝んでおけばもしかしたらいい事あるかもしれないからな。ディーヴァが無事戻ってくるとか」
その先の物見櫓に飛んで降り立つ。
魔界に近いとは聞いていたが、なかなかの絶景、なかなかの澄んだ空気だ。
「はーーー。無人島に廃墟と化した変な城。ディーヴァのやつ、どこに隠れてんだ?
無事でいてくれよ…」
ディーヴァの気配は皆無。ほんとにいるのだろうかと不安になる程。
どこか魔界につながる道、それを見つけなくば、彼女への道は開けないということだろう。
そのまま進み、あった入り口はぽっかりと城壁に開いた穴。
それは地震か何かで崩れただけに見えた。
ヒュウヒュウと吹き込む風の音が恐ろしく、まるで地獄への入り口のよう。
地獄…あながち間違いではない。
「入り口これか!?お勝手口かよ!」
だがダンテにはそこが勝手口に見えてしまった。
がっくりと肩を落とし、侵入を果たす。
さながら、勝手口からカサカサ侵入して台所に蔓延る、ディーヴァの嫌いな黒光りのアイツ。
「こんな変なところから入ることになるとは。
しかも、あのネーチャン…トリッシュか。先に行くとかないだろ。
…まァ、ディーヴァだったら上から飛んで行けない以上、下から入るしかないもんな。よしとするか」
この通りダンテは先に行かれたことに対して、なかなか根に持っていた。
城壁の裂け目から侵入すると、その背後で壁がゴゴゴゴゴと地鳴りを響かせてせり上がった。
「うお!閉じ込められた。
ハッ!逃がさないってわけかい?」
退路は断たれた。
外の潮風の音もしなくなったそこは無音。静寂に包まれている。
一歩踏み出し中を見渡せば、中央に鎮座する騎士像が特徴的な、広大なホールがダンテを迎えた。
「…はっはぁ、神々との戦いに赴く騎士像か。
オレは悪魔との戦いに赴くデビルハンターだぜ、と」
騎士像が構える槍の尖った先、そこに軽く飛び乗ってみせたダンテは、足元の騎士像よろしくフォースエッジを頭上に構えてキリッとポージング。
だか、味気ない。なぜなら。
「ツッコミ役がいねぇ」
虚しくポスンと軽い音を立てて降りたダンテはそう吐き捨てる。
そんな事をしてる暇はなかったが、やはりボケたら突っ込んで欲しいダンテ。
「こう、あの騎士像の槍に突かれる勢いで突っ込んでくるディーヴァがいないのは、ど~も落ちつかねぇ」
その相手はディーヴァでなくてはならない。
バキッ!!
イラっとして階段の手すりを叩いたら、いとも簡単に壊れた。やべぇ、いややばくないどうせ廃墟だ。
騎士像より上に臨めるのは、階段上の天使像。
手に青い炎を灯すそれは、よく見れば天使のようで悪魔な像にも見える。結局どちらかはわからない。
けれど、天使で連想するのはやっぱり。
「あー…イライラするぜ。ディーヴァ不足だ…」
ディーヴァの前では頼れる兄貴分としても振る舞いたい。
そんな時がダンテにはある。
…が、今はそんなこと言っていられない。
「ディーヴァに会って、抱きしめて、キスして…それでな。
まあ、ここから先はR指定なワケだ」
酷い目に遭っているだろうからそのR指定だって、当分先だろう。
心、そして体が治ってからだ。
ディーヴァの心身が心配でたまらない。
迎えに行って、連れ帰って…そしたらまず美味しい物をたくさん食べてゆっくり寝よう。
ディーヴァがしたいって事、なんでも叶えよう。
ディーヴァの願いを叶えて叶えて、叶えまくったその先に、ダンテの願いがある。
ダンテはくるりと顔を振り、正面の赤い扉を睨む。
そこは赤黒い闇で覆われていた。
悪魔の結界。扉は封印されてダンテの侵入を拒んでいた。
左をむけばもう1つ青い扉。
「青の扉は鍵がねぇとだめみたいだな」
そちらは鍵がかかっていた。
試しに扉や近くの壁を斬りつける。
階段の手すりは破壊できたというに、扉や壁はビクともしない。傷もつかなかった。
ズルするのはダメなようだ。
仕方なしに封印された扉の上、光り輝く像に近づく。
確か時空神像と呼ばれる物だ。
「…そういえばテメンニグルにもこんなのあったような」
『古の戦いの技を欲す者。我に魔族の血を捧げよ』
そう頭の中に響いてくる。
が、今はその時空神像も動いてはいないようだ。
「今は封印されてるな。
てめぇの血でチップを払え、だが今日は閉店するっ…てか」
下の扉が関係している、そんな気がしたダンテは、再び赤い扉に向かう。
扉を固く閉ざす封印は、45個の赤い魔石を求めてきていた。
「またチップ払えって?悪魔の血で??
やーだね、オレの血はやらねぇぜ」
だが断るッ!と、伸びてきた赤い手をぺしぺしとはたく。
が、ポケットに手を突っ込んでみると、そこには事務所で出し忘れていたレッドオーブが、ゴロゴロとおはじきか何かのようにでてきた。
ひい、ふう、みい。45個どころか、もっとある。
「だーい好きなのはァー、ディーヴァとの、×××ーっ!45こー入るよ!…オレ!!!!」
などとよくわからない歌を口ずさみながら、封印の魔の手に向かって投げつける。
ダンテも大概ディーヴァの変な歌を歌うという癖が移っているようである。
