mission 8:blood and growth ~反発し合う力~
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次の日。
ディーヴァはついさきほど、昨日電話でそのまま予約したらしい病院へと出掛けてしまった。
「ダンテ。寝てていいし、冷凍庫のストロベリーサンデー食べていいし、ジントニック飲んでいいからおとなし~くお留守番しててね?」
ディーヴァからのいってきますのキス付きで(ここ重要)言われた。
そして、ダンテは。
「ああ、気を付けて行ってこいよ」
キスを受け入れ、おとなしく見送ったのだった。
見送ったのだが…。
「なぁんて言ったはいいが、ディーヴァが何か重病だったらと思うと…」
そわそわそわそわ。
気分はトイレ前の犬猫、まったく落ち着かない。
「だあぁぁぁあーッ!大人しく待つなんてオレに出来るわけないっつの!!」
やはりそうなったか。
ダンテは1人で留守番をすることすらできなかった。
いつもの服を超特急で脱ぎ捨て尾行スタイルに着替え、ディーヴァを追う準備は万端!
「フッフッフッ、こういうのは形から入らねぇとな」
上着、黒。
インナー、黒。
ズボン、黒。
靴、黒。
極めつけのサングラス、黒。
かっこよくポーズを決めたダンテは、上から下まで全身黒ずくめに身を包んでいた。
そして、先ほど出掛けたディーヴァ目指してトリックスターで駆け抜ける。
真っ黒な突風がスラム近辺を吹き抜けたと、のちにニュースになったことをダンテは知らない。
「おお、ちょうどよかったぜ!」
ディーヴァはまだバス停にいたようだ。
見れば、今来たばかりのバスに乗り込むところだった。
それにしても、後ろから見てもかわいくてひときわ輝いてみえる。
さすがはオレのディーヴァ!
大興奮のダンテを残し、閉じるバスの扉。
別に乗り遅れたわけではない。
ダンテはそのまま、走っていくバスを走って追いかけた。
「走るバスを追いかけるのはさすがに初めてだが、オレは音速の半魔!バスなんかには負けねぇぜ!!」
トリックスターフル回転。
ダンテはディーヴァのバスと並ぶように駆ける、駆ける!
だが、ダンテがこうやって追いかけていても、バスの中のディーヴァはまったく気がつかなかった。
いや、気がつかれても困るのだが。
「うーん、病院かあ…。いくらくらいになるだろう……」
ディーヴァはぼーっとバスに揺られながら、病院の支払いについて考えていたのだった。
ディーヴァはついさきほど、昨日電話でそのまま予約したらしい病院へと出掛けてしまった。
「ダンテ。寝てていいし、冷凍庫のストロベリーサンデー食べていいし、ジントニック飲んでいいからおとなし~くお留守番しててね?」
ディーヴァからのいってきますのキス付きで(ここ重要)言われた。
そして、ダンテは。
「ああ、気を付けて行ってこいよ」
キスを受け入れ、おとなしく見送ったのだった。
見送ったのだが…。
「なぁんて言ったはいいが、ディーヴァが何か重病だったらと思うと…」
そわそわそわそわ。
気分はトイレ前の犬猫、まったく落ち着かない。
「だあぁぁぁあーッ!大人しく待つなんてオレに出来るわけないっつの!!」
やはりそうなったか。
ダンテは1人で留守番をすることすらできなかった。
いつもの服を超特急で脱ぎ捨て尾行スタイルに着替え、ディーヴァを追う準備は万端!
「フッフッフッ、こういうのは形から入らねぇとな」
上着、黒。
インナー、黒。
ズボン、黒。
靴、黒。
極めつけのサングラス、黒。
かっこよくポーズを決めたダンテは、上から下まで全身黒ずくめに身を包んでいた。
そして、先ほど出掛けたディーヴァ目指してトリックスターで駆け抜ける。
真っ黒な突風がスラム近辺を吹き抜けたと、のちにニュースになったことをダンテは知らない。
「おお、ちょうどよかったぜ!」
ディーヴァはまだバス停にいたようだ。
見れば、今来たばかりのバスに乗り込むところだった。
それにしても、後ろから見てもかわいくてひときわ輝いてみえる。
さすがはオレのディーヴァ!
大興奮のダンテを残し、閉じるバスの扉。
別に乗り遅れたわけではない。
ダンテはそのまま、走っていくバスを走って追いかけた。
「走るバスを追いかけるのはさすがに初めてだが、オレは音速の半魔!バスなんかには負けねぇぜ!!」
トリックスターフル回転。
ダンテはディーヴァのバスと並ぶように駆ける、駆ける!
だが、ダンテがこうやって追いかけていても、バスの中のディーヴァはまったく気がつかなかった。
いや、気がつかれても困るのだが。
「うーん、病院かあ…。いくらくらいになるだろう……」
ディーヴァはぼーっとバスに揺られながら、病院の支払いについて考えていたのだった。