mission 8:blood and growth ~反発し合う力~
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夏休み中のとある日。
ディーヴァは久しぶりに学校の友人達と遊びに来た。
テラス席の丸いテーブルを囲み、冷たいスイーツを食べながら談笑する。
「ディーヴァったら、相変わらず伸びないね~」
もぐもぐごっくん。
ワッフルボウルにこれでもか!と盛られたチーズケーキアイスクリームと、イチゴ、ブルーベリーなどのスイーツを急いで嚥下する。
「…何が?」
一言聞いてから溶けない内にと、再びひと掬いのアイスを口に頬張る。
きょとんと首を傾げて聞くと、友人達から一斉に出された答えは同じだった。
「「「「背」」」」
「むぐっ…」
軽くむせた。
うぐぐ、人が気にしているところを…。
他の友人達は揃いも揃って、ディーヴァより頭1つ分は高い。
並んで歩いたりするとそれが顕著にわかる。
人によってはまだまだ伸びているというのだからうらやましい限りだ。
「好きで小さいんじゃないもん…」
拗ねたように言うディーヴァに、友人達は頭を撫でくりまわして励ました。
「気にしなーい気にしなーい。わたしはかわいくて小さいディーヴァ、好きだよ」
「そうそう。腕にすっぽり収まるし、小動物みたいでかわいいじゃない」
「背が小さいかわりにぃ~?……えぇいっ!!」
とてて。
友人の1人がディーヴァのうしろからその豊満な胸をがっちりと鷲掴む。
「きゃあ!?」
「胸はこの通り、アタシ達の中で一番おっきいよね!!」
手の動きに合わせて形を変えるディーヴァの胸の肉。
手のひらからこぼれ落ちてしまいそうだ。
「おほっ!あいかわらずやわらかいですなぁ!!」
「やーん!やめてー!!」
もみもみ、むぎゅむぎゅ。
女同士だからいいが、ダンテだったら即座に平手打ちだろう。
「む~…、揉むのは禁止だよ」
やっとのことで解放されたディーヴァは、涙目になりながら手を胸の前で交差させる。
「あはは、ごめんごめん」
「でもディーヴァは背が低い方がかわいいよ!」
「私もそう思う。それに背と一緒に胸がこれ以上大きくなっても邪魔だと思うわよ。
背が伸びるなら同じように胸も成長する可能性、高いし」
「むう…」
友人達がそう言って気をまぎらわしてくれるも、なんだか納得のいかないディーヴァ。
…まぎらわしてるのかどうかちょっぴり怪しいものではあったが。
背だけではない。
これだけ友人達と食べ歩いても、体重も増えないのだ。
年頃の娘ではあるため、うれしいことだとは思うが、やはり気にはなる。
おまけに月のものも、相変わらず止まってしまっている。
止まってからもう半年以上。
これはさすがに誰かに相談するかしないといけないかもしれない。
『天使』に目覚めたとは言え、ディーヴァ本人はいたって普通の体。
人間なのだ。
風邪もひくし、病気にもなる…何も特別なことはない。
ディーヴァは久しぶりに学校の友人達と遊びに来た。
テラス席の丸いテーブルを囲み、冷たいスイーツを食べながら談笑する。
「ディーヴァったら、相変わらず伸びないね~」
もぐもぐごっくん。
ワッフルボウルにこれでもか!と盛られたチーズケーキアイスクリームと、イチゴ、ブルーベリーなどのスイーツを急いで嚥下する。
「…何が?」
一言聞いてから溶けない内にと、再びひと掬いのアイスを口に頬張る。
きょとんと首を傾げて聞くと、友人達から一斉に出された答えは同じだった。
「「「「背」」」」
「むぐっ…」
軽くむせた。
うぐぐ、人が気にしているところを…。
他の友人達は揃いも揃って、ディーヴァより頭1つ分は高い。
並んで歩いたりするとそれが顕著にわかる。
人によってはまだまだ伸びているというのだからうらやましい限りだ。
「好きで小さいんじゃないもん…」
拗ねたように言うディーヴァに、友人達は頭を撫でくりまわして励ました。
「気にしなーい気にしなーい。わたしはかわいくて小さいディーヴァ、好きだよ」
「そうそう。腕にすっぽり収まるし、小動物みたいでかわいいじゃない」
「背が小さいかわりにぃ~?……えぇいっ!!」
とてて。
友人の1人がディーヴァのうしろからその豊満な胸をがっちりと鷲掴む。
「きゃあ!?」
「胸はこの通り、アタシ達の中で一番おっきいよね!!」
手の動きに合わせて形を変えるディーヴァの胸の肉。
手のひらからこぼれ落ちてしまいそうだ。
「おほっ!あいかわらずやわらかいですなぁ!!」
「やーん!やめてー!!」
もみもみ、むぎゅむぎゅ。
女同士だからいいが、ダンテだったら即座に平手打ちだろう。
「む~…、揉むのは禁止だよ」
やっとのことで解放されたディーヴァは、涙目になりながら手を胸の前で交差させる。
「あはは、ごめんごめん」
「でもディーヴァは背が低い方がかわいいよ!」
「私もそう思う。それに背と一緒に胸がこれ以上大きくなっても邪魔だと思うわよ。
背が伸びるなら同じように胸も成長する可能性、高いし」
「むう…」
友人達がそう言って気をまぎらわしてくれるも、なんだか納得のいかないディーヴァ。
…まぎらわしてるのかどうかちょっぴり怪しいものではあったが。
背だけではない。
これだけ友人達と食べ歩いても、体重も増えないのだ。
年頃の娘ではあるため、うれしいことだとは思うが、やはり気にはなる。
おまけに月のものも、相変わらず止まってしまっている。
止まってからもう半年以上。
これはさすがに誰かに相談するかしないといけないかもしれない。
『天使』に目覚めたとは言え、ディーヴァ本人はいたって普通の体。
人間なのだ。
風邪もひくし、病気にもなる…何も特別なことはない。