mission 6:hot summer vacation ~熱はさめない~
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さて、気を取り直して。
「そろそろ泳ぐか。ディーヴァは日焼け止め塗ったのか?」
白いお肌が焼けてしまっては大変だ。
キチンと日焼け止め対策はしないといけない。
「着替える時に塗ったよ!周りにいた人達とどうせだからって塗り合いっこしてきちゃったの」
「なんだつまらん」
そしてけしからん!
周りの女たちと塗り合いっこ、つまり女たちはディーヴァの肌を触ったのか。
羨ましすぎるぜ。
「あ、そういえばダンテって泳ぎは得意?」
「あんまり泳いだことないからわからないな」
「へぇ~…」
これはもしかしたらもしかするかもしれない。
前に初めてデートでショッピングした時は、バスケットのゲームで負けてしまったディーヴァだが、水泳ならばダンテに勝てる可能性が出て来た。
「じゃあさ、沖に見えてるあの岩まで泳いで勝負しない?」
「競争か…いいぜ。何かかけるか」
運動は苦手なディーヴァ。
逃げ足は別だが、かけっこは大抵びりっけつ。
しかし水泳だけは違ったのだ。
短距離より長距離、地上より水中。
長い距離であればあるほど、そして地上でなく水中ならばディーヴァには分があり、体育の成績もよい。
泳ぎは数少ないあたしの独壇場になる競技だもんね!
あたし負けない!!
「別にいいけどかけるものなーんもないよ」
「じゃあ勝った方は負けた方に何か一つ命令する、でいいか?」
「ありきたりだけど、それでいいよ」
***
「ま、負けた…」
ズゥゥゥン
岩に身を預けて落ち込むのは、ディーヴァだった。
恐るべし半魔。
「ダンテ…あんまり泳いだことないんじゃなかったっけ」
「ああ。でも泳げないとは言ってない」
「うわーん!何か1つくらいダンテに勝ちたいよー!!悪魔の力、チート過ぎるよダンテのあほ!!」
目に光るのは海の水か、涙か。
えぐえぐと、ディーヴァは岩に突っ伏した。
「オツムと胸の大きさはディーヴァの方が勝ってるんだから別にいいじゃねーか」
「それはダンテが学校通ってないからなだけだし、胸だってダンテが女だったらきっとダンテの方が大きいかも。
あたし、なんにもダンテに勝てるものないよ」
「それって仮定の話だろ、気にすんな。さあて、水泳はオレの勝ち…どんな命令にするかな?」
ニヤッと笑ってダンテが言う。
ディーヴァは深いため息を吐き出してダンテに先に注意しておいた。
「変な命令はしないでよ」
「考えておくからお楽しみに」
その後2人はちゃぷちゃぷと沖に浮かんでいた。
浜はここから遠く、人々の騒ぐ声もどこか遠い喧噪のように聞こえている。
ディーヴァは浜辺の方へと体ごと振り返り、手を上にかざしてじっと見つめた。
「うわぁ、結構泳いだねぇ…。浜まで帰るの面倒くさくなっちゃう」
「そうだな。でもここでは2人っきりだ」
「うん…」
そう言ってディーヴァの細い腰を引き寄せて抱きしめた。
岩の上で寄り添い合えば、他の人間はおらずそこは完全に2人きりの世界だ。
周りで見ている者といえば、空を大きく羽ばたく鳥に、優雅に大海を泳ぐ魚達、そしてさんさんと光を与えてくる太陽だけ。
ダンテは横からディーヴァの姿に見とれていた。
その頭には邪な考えが浮かんでいる。
ふっふっふ…。
そろそろ頃合いだな。
こっそり紐を解いて慌てた姿拝んでやる…。
ダンテの魔の手がディーヴァに迫る!
後ろからそっと伸ばした腕でディーヴァの胸を支える紐の結び目をしゅるしゅるとほどいて…
「そろそろ泳ぐか。ディーヴァは日焼け止め塗ったのか?」
白いお肌が焼けてしまっては大変だ。
キチンと日焼け止め対策はしないといけない。
「着替える時に塗ったよ!周りにいた人達とどうせだからって塗り合いっこしてきちゃったの」
「なんだつまらん」
そしてけしからん!
周りの女たちと塗り合いっこ、つまり女たちはディーヴァの肌を触ったのか。
羨ましすぎるぜ。
「あ、そういえばダンテって泳ぎは得意?」
「あんまり泳いだことないからわからないな」
「へぇ~…」
これはもしかしたらもしかするかもしれない。
前に初めてデートでショッピングした時は、バスケットのゲームで負けてしまったディーヴァだが、水泳ならばダンテに勝てる可能性が出て来た。
「じゃあさ、沖に見えてるあの岩まで泳いで勝負しない?」
「競争か…いいぜ。何かかけるか」
運動は苦手なディーヴァ。
逃げ足は別だが、かけっこは大抵びりっけつ。
しかし水泳だけは違ったのだ。
短距離より長距離、地上より水中。
長い距離であればあるほど、そして地上でなく水中ならばディーヴァには分があり、体育の成績もよい。
泳ぎは数少ないあたしの独壇場になる競技だもんね!
あたし負けない!!
「別にいいけどかけるものなーんもないよ」
「じゃあ勝った方は負けた方に何か一つ命令する、でいいか?」
「ありきたりだけど、それでいいよ」
***
「ま、負けた…」
ズゥゥゥン
岩に身を預けて落ち込むのは、ディーヴァだった。
恐るべし半魔。
「ダンテ…あんまり泳いだことないんじゃなかったっけ」
「ああ。でも泳げないとは言ってない」
「うわーん!何か1つくらいダンテに勝ちたいよー!!悪魔の力、チート過ぎるよダンテのあほ!!」
目に光るのは海の水か、涙か。
えぐえぐと、ディーヴァは岩に突っ伏した。
「オツムと胸の大きさはディーヴァの方が勝ってるんだから別にいいじゃねーか」
「それはダンテが学校通ってないからなだけだし、胸だってダンテが女だったらきっとダンテの方が大きいかも。
あたし、なんにもダンテに勝てるものないよ」
「それって仮定の話だろ、気にすんな。さあて、水泳はオレの勝ち…どんな命令にするかな?」
ニヤッと笑ってダンテが言う。
ディーヴァは深いため息を吐き出してダンテに先に注意しておいた。
「変な命令はしないでよ」
「考えておくからお楽しみに」
その後2人はちゃぷちゃぷと沖に浮かんでいた。
浜はここから遠く、人々の騒ぐ声もどこか遠い喧噪のように聞こえている。
ディーヴァは浜辺の方へと体ごと振り返り、手を上にかざしてじっと見つめた。
「うわぁ、結構泳いだねぇ…。浜まで帰るの面倒くさくなっちゃう」
「そうだな。でもここでは2人っきりだ」
「うん…」
そう言ってディーヴァの細い腰を引き寄せて抱きしめた。
岩の上で寄り添い合えば、他の人間はおらずそこは完全に2人きりの世界だ。
周りで見ている者といえば、空を大きく羽ばたく鳥に、優雅に大海を泳ぐ魚達、そしてさんさんと光を与えてくる太陽だけ。
ダンテは横からディーヴァの姿に見とれていた。
その頭には邪な考えが浮かんでいる。
ふっふっふ…。
そろそろ頃合いだな。
こっそり紐を解いて慌てた姿拝んでやる…。
ダンテの魔の手がディーヴァに迫る!
後ろからそっと伸ばした腕でディーヴァの胸を支える紐の結び目をしゅるしゅるとほどいて…