mission 6:hot summer vacation ~熱はさめない~
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「にしてもここの空調……あんまり効かないねぇ」
「んー、確かにあまり効いてないよな。どっか壊れてんのか?」
空調機器のシーリングファンは緩やかに回り続けているが、その風を管理しているエアコンはあまり冷たい風を吐きだしていないようだ。
生ぬるい風だけが流れてくる。
しかし、機械のことなんてディーヴァには全くわからない。
どこかが壊れていてもいじり様がないだろう。
その上それは高い位置にあるのだ、ディーヴァには確認のしようがなかった。
「わかんない。それに元々備え付けだもん」
さらには元々備え付けのエアコン。
自分で買ったものならいざ知らず…。
まあ、古くて壊れやすいであろうことだけはわかる。
「ううう…暑い。ケルで涼をとることくらいしかできないよ~」
暑さにまいったディーヴァがケルを抱きしめる。
ひんやりしているが、気持ちいいのは抱きしめている表面だけ。
それもこれもエアコンが利かないせいだ!
「ホ~ント、暑いなら脱げばいいのに。強情っぱりめ…」
脱ぐことをやたらと勧め、尚も食い下がるダンテ。
「ダンテも大概しつこいね。そんなにあたしの下着見たいの?」
はあ、とため息ひとつ。
ダンテはにっこりイイ笑顔で「YES」と大きく答えた。
「だってディーヴァの下着はいっつもディーヴァの部屋に干してあるからな!」
「…ダンテだって、自分の下着は自分で洗ってるし干してるじゃない。おあいこでしょ」
「まあな。そんなだからディーヴァのおぱんつは、履いてるのを下から覗くしか出来ねーし?」
「いやいやいや、頼むから覗かないでよ?」
チャンスがあれば今も覗こうとしているのかと思い、思わずワンピースの端を握りしめる。
そんなことしなくても長い丈のワンピースだから覗かれる心配はないというのに、だ。
「あーあ、その辺に干されてたら遠慮なく拝借したりできるんだけどな…」
拝借して何をする気だろうか。
絶対にロクなことじゃない気がする。
「…他の場所に干さないようにしよう」
というか、ダンテよ。
お前、ノーパン疑惑はどうした。
今は履いてるよ!失礼なやつだな!
あっ……失礼しました!
「はあ…。ダンテはそんな理由であたしの下着を見たいと?」
「そ。見たいなあーって思ってさ」
にっこぉぉぉお!!
再びのイイ笑顔!!
ディーヴァはダンテに合わせて、にっこりと笑顔を返した。
そして傍にあった本を全力投球!
「変態っ!」
ダンテは本を避け、かるーく手でキャッチした。
さすがは半魔。
「ハハハ!下着がいやだったら水着にでもなりゃいんじゃないか?」
ちょうどその本に載っていたのだろう、水着特集のページを指してダンテが言う。
そこには、色とりどり、デザイン豊かな水着達が並んでいた。
「水着……サイズが合うの持ってないもん。ここ数年で成長しちゃったから」
「胸が、か?」
「んと…まあ、そうだね。背よりは、胸…かな」
恥ずかしそうにもじもじしながら胸の前を抑えると、いつでもそこにあるむっちりとした弾力が手を押し戻そうとする。
なんだか、ちょっと前にダンテに胸を強く揉まれた時のことを思い出してしまい、更に赤くなってしまった。
「あたしも水着着てプールとか海とか行きたいよ?でも、買わないとないんだ、ごめんね」
しゅんとするディーヴァの肩を叩くダンテ。
「だ・か・ら。買いにいくんだっての。ディーヴァの水着、オレに選ばせろよ」
「え…」
「ディーヴァと海に行きたいんだ」
「海かあ…うん、あたしもダンテと行きたいなぁ。…でも、変な水着は選ばないでよ?」
かくしてダンテとディーヴァは水着を買いに行くことになった。
「んー、確かにあまり効いてないよな。どっか壊れてんのか?」
空調機器のシーリングファンは緩やかに回り続けているが、その風を管理しているエアコンはあまり冷たい風を吐きだしていないようだ。
生ぬるい風だけが流れてくる。
しかし、機械のことなんてディーヴァには全くわからない。
どこかが壊れていてもいじり様がないだろう。
その上それは高い位置にあるのだ、ディーヴァには確認のしようがなかった。
「わかんない。それに元々備え付けだもん」
さらには元々備え付けのエアコン。
自分で買ったものならいざ知らず…。
まあ、古くて壊れやすいであろうことだけはわかる。
「ううう…暑い。ケルで涼をとることくらいしかできないよ~」
暑さにまいったディーヴァがケルを抱きしめる。
ひんやりしているが、気持ちいいのは抱きしめている表面だけ。
それもこれもエアコンが利かないせいだ!
「ホ~ント、暑いなら脱げばいいのに。強情っぱりめ…」
脱ぐことをやたらと勧め、尚も食い下がるダンテ。
「ダンテも大概しつこいね。そんなにあたしの下着見たいの?」
はあ、とため息ひとつ。
ダンテはにっこりイイ笑顔で「YES」と大きく答えた。
「だってディーヴァの下着はいっつもディーヴァの部屋に干してあるからな!」
「…ダンテだって、自分の下着は自分で洗ってるし干してるじゃない。おあいこでしょ」
「まあな。そんなだからディーヴァのおぱんつは、履いてるのを下から覗くしか出来ねーし?」
「いやいやいや、頼むから覗かないでよ?」
チャンスがあれば今も覗こうとしているのかと思い、思わずワンピースの端を握りしめる。
そんなことしなくても長い丈のワンピースだから覗かれる心配はないというのに、だ。
「あーあ、その辺に干されてたら遠慮なく拝借したりできるんだけどな…」
拝借して何をする気だろうか。
絶対にロクなことじゃない気がする。
「…他の場所に干さないようにしよう」
というか、ダンテよ。
お前、ノーパン疑惑はどうした。
今は履いてるよ!失礼なやつだな!
あっ……失礼しました!
「はあ…。ダンテはそんな理由であたしの下着を見たいと?」
「そ。見たいなあーって思ってさ」
にっこぉぉぉお!!
再びのイイ笑顔!!
ディーヴァはダンテに合わせて、にっこりと笑顔を返した。
そして傍にあった本を全力投球!
「変態っ!」
ダンテは本を避け、かるーく手でキャッチした。
さすがは半魔。
「ハハハ!下着がいやだったら水着にでもなりゃいんじゃないか?」
ちょうどその本に載っていたのだろう、水着特集のページを指してダンテが言う。
そこには、色とりどり、デザイン豊かな水着達が並んでいた。
「水着……サイズが合うの持ってないもん。ここ数年で成長しちゃったから」
「胸が、か?」
「んと…まあ、そうだね。背よりは、胸…かな」
恥ずかしそうにもじもじしながら胸の前を抑えると、いつでもそこにあるむっちりとした弾力が手を押し戻そうとする。
なんだか、ちょっと前にダンテに胸を強く揉まれた時のことを思い出してしまい、更に赤くなってしまった。
「あたしも水着着てプールとか海とか行きたいよ?でも、買わないとないんだ、ごめんね」
しゅんとするディーヴァの肩を叩くダンテ。
「だ・か・ら。買いにいくんだっての。ディーヴァの水着、オレに選ばせろよ」
「え…」
「ディーヴァと海に行きたいんだ」
「海かあ…うん、あたしもダンテと行きたいなぁ。…でも、変な水着は選ばないでよ?」
かくしてダンテとディーヴァは水着を買いに行くことになった。