mission 33:devil castle ~悪魔だらけの依頼~
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
依頼者が体の周りに青く光るその剣を大量に配置しだした。
高速でぐるぐると回転するそれの矛先は、すべてがダンテに向いている…と思ったら、次の瞬間にはそのすべてが、ダンテに放たれた。
「呆けている暇はないぞ」
「ダンテっ!!」
今度は避けられない。
何本か弾くも、1本刺さった事でダンテの体勢が崩れ、そのまま連続で刺さる。
「はは…これ、やっぱ、幻影、剣……ッ」
幻影剣としか思えない痛みを身体中に感じながら、ダンテはやはり、と笑う。
「…ふん、その油断が貴様の命取りだ。………次は殺す、魔帝が直々にな」
「ま、まて…!お前は、バージ、……消え、た……?」
攻撃するだけしておいて、相手は瞬間移動でもするように、スッと消えた。
幻影剣もが消えた。
その痛みと傷だけをダンテに残して。
「ダンテ、大丈夫?しっかり!!」
「あ、ああ…ディーヴァ、アレはバージルだ。バージルだった…」
「うん、そう…だね……。
とにかく傷が多いんだから、今治すよ?だからまだ動かないで」
「…わかった」
あの攻撃、幻影剣、同じ魔の気配。
依頼してきたときも少しそう感じていた、その考えは当たっていた。
…どう考えてもバージルその人だった。
双子なんだ、それくらいダンテにはわかる。
そう考えると、先ほどのダンスの際に流れた曲は奴が選曲したのか?
そうだとしたら、ノスタルジア…郷愁に、ジェラシー…嫉妬。
こちら側の世界や親への郷愁の念、そしてディーヴァがダンテを選んだという、少なからずあるであろうダンテへの嫉妬心。
なんだか考えさせられる曲になる。
ディーヴァのほんわりと暖かい一生懸命な治療を受けながら、ダンテは深く、深く考え込んだ。
「あとちょっとだよ、ダンテ」
「ああ。ありがとな」
治療も終盤に差し掛かり、ほぼ完治してきた。
天使の力を応用した、手のひらから放たれるディーヴァの治療法も、腕が上がってきたと感じる。
良いことではあるが、唇での治療の方が嬉しく思う。
そんなさなかに、残党の一匹がダンテとディーヴァのいる玄関ホールに上から転がり込んできた。
『ガァウッ!見つけたぞ!!』
牙と爪をぎらつかせ、血走った目でダンテとディーヴァを睨んでくる悪魔。
「へ…きゃあっ!!」
「くそっ!まだいやがったか!!」
ピーターにやられた傷だろう、全身ズタボロだが、だからこそ危ない。
手負いの獣は恐ろしいというのは、この世界の常識だ。
とっさに銃を構え撃とうとするダンテの真上、悪魔が落ちてきたのと同じ場所から弾丸のように何かが飛来した。
「きゅきゅーぃ!」
『グガァッ!!』
そのまま悪魔の胸の中心に突撃し、彗星の如く貫通して行ったのは、大量の悪魔を群れとともに相手していたはずのピーター。
後ろ脚で突っ込んだらしいが、それにしてもなんという破壊力。
『まさか、ウサギ如きにしてやられると、は…』
そのまま悪魔は息絶え、他の悪魔同様に徐々にレッドオーブへと姿を変え始めた。
その傍らへ勇敢に立つピーター。
「えっ!?ピ、ピーター!!」
「へぇ、…いいキックだな、ピーター」
「きゅうぃ!」
お前もグッジョブな、ダンテ!そう言われてる気がする。
お互いこれで認め合い、何か通じ合うものでもあったのか、キラリと光る白い歯を見せ合ってサムズアップ。
「あれ…ダンテ、今ピーターを名前で呼んだ?」
「え?ああ、まぁな」
名前呼び。
これぞ、まさに認め合った証拠。
「ありがとうピーター」
「きゅきゅっ」
ぎゅうとピーターを抱きしめ、その頬に小さくちゅ、と唇を落とす。
「オレには?」
「もちろん!ダンテもありがとう」
ダンテにはいつもキスしてるからいいかと、こっちにははにかんだ笑みを見せる。
ダンテもキスが良かったらしいが…。
「あ、そういえば…今更だけど悪魔へのキスって服従の証らしいよね、本に載ってたー」
さらりとこんな場で爆弾発言。
その言葉に黙ってないのが、ダンテである。
「なんだって?それじゃディーヴァはコイツに服従するのか!」
せっかく名前で呼ぶようになったのに、またもコイツ呼び。
コイツじゃないやい!と、ディーヴァに抱きかかえられたままのピーターが、自由な後ろ脚でダンテを蹴る。
「いでっ!」
前言撤回、認め合っても仲は悪いままのようだ。
またやってる、と呆れながら続けるディーヴァ。
「いつもダンテにはキスしてるでしょ?
逆に言えばあたしはキスする度にダンテに服従を誓ってるのと同じじゃない」
「どこがだ。ディーヴァは全くもってオレに服従してないだろ。オレはディーヴァにかなーり服従してるってのに…」
服従というよりは、ただ単に言うこと聞いたりしなかったりなのだが、2人が気がつくはずもなく。
「オレが献身的全面的に服従を誓ってるのに、その反対がないのはおかしい。
たまにはディーヴァがオレに服従するってのもいいんじゃねぇ?」
「…なんかやだ」
ディーヴァは口を尖らせ、ひどく嫌そうな顔をした。
何を馬鹿なこと言い合ってるんだか、とピーターはディーヴァの腕の中で欠伸して聞いていた。
心底嫌なのか…ダンテが落ち込みかけるも。
「そんなの関係なく、チューするのって、だめ?」
「!……だめじゃない」
上げて落とすのではなく、落として上げられた。
そんな上目遣いで、だめ?とか聞かれたら、もう…、もう……!!………オレにはだめなんて言えない。
高速でぐるぐると回転するそれの矛先は、すべてがダンテに向いている…と思ったら、次の瞬間にはそのすべてが、ダンテに放たれた。
「呆けている暇はないぞ」
「ダンテっ!!」
今度は避けられない。
何本か弾くも、1本刺さった事でダンテの体勢が崩れ、そのまま連続で刺さる。
「はは…これ、やっぱ、幻影、剣……ッ」
幻影剣としか思えない痛みを身体中に感じながら、ダンテはやはり、と笑う。
「…ふん、その油断が貴様の命取りだ。………次は殺す、魔帝が直々にな」
「ま、まて…!お前は、バージ、……消え、た……?」
攻撃するだけしておいて、相手は瞬間移動でもするように、スッと消えた。
幻影剣もが消えた。
その痛みと傷だけをダンテに残して。
「ダンテ、大丈夫?しっかり!!」
「あ、ああ…ディーヴァ、アレはバージルだ。バージルだった…」
「うん、そう…だね……。
とにかく傷が多いんだから、今治すよ?だからまだ動かないで」
「…わかった」
あの攻撃、幻影剣、同じ魔の気配。
依頼してきたときも少しそう感じていた、その考えは当たっていた。
…どう考えてもバージルその人だった。
双子なんだ、それくらいダンテにはわかる。
そう考えると、先ほどのダンスの際に流れた曲は奴が選曲したのか?
そうだとしたら、ノスタルジア…郷愁に、ジェラシー…嫉妬。
こちら側の世界や親への郷愁の念、そしてディーヴァがダンテを選んだという、少なからずあるであろうダンテへの嫉妬心。
なんだか考えさせられる曲になる。
ディーヴァのほんわりと暖かい一生懸命な治療を受けながら、ダンテは深く、深く考え込んだ。
「あとちょっとだよ、ダンテ」
「ああ。ありがとな」
治療も終盤に差し掛かり、ほぼ完治してきた。
天使の力を応用した、手のひらから放たれるディーヴァの治療法も、腕が上がってきたと感じる。
良いことではあるが、唇での治療の方が嬉しく思う。
そんなさなかに、残党の一匹がダンテとディーヴァのいる玄関ホールに上から転がり込んできた。
『ガァウッ!見つけたぞ!!』
牙と爪をぎらつかせ、血走った目でダンテとディーヴァを睨んでくる悪魔。
「へ…きゃあっ!!」
「くそっ!まだいやがったか!!」
ピーターにやられた傷だろう、全身ズタボロだが、だからこそ危ない。
手負いの獣は恐ろしいというのは、この世界の常識だ。
とっさに銃を構え撃とうとするダンテの真上、悪魔が落ちてきたのと同じ場所から弾丸のように何かが飛来した。
「きゅきゅーぃ!」
『グガァッ!!』
そのまま悪魔の胸の中心に突撃し、彗星の如く貫通して行ったのは、大量の悪魔を群れとともに相手していたはずのピーター。
後ろ脚で突っ込んだらしいが、それにしてもなんという破壊力。
『まさか、ウサギ如きにしてやられると、は…』
そのまま悪魔は息絶え、他の悪魔同様に徐々にレッドオーブへと姿を変え始めた。
その傍らへ勇敢に立つピーター。
「えっ!?ピ、ピーター!!」
「へぇ、…いいキックだな、ピーター」
「きゅうぃ!」
お前もグッジョブな、ダンテ!そう言われてる気がする。
お互いこれで認め合い、何か通じ合うものでもあったのか、キラリと光る白い歯を見せ合ってサムズアップ。
「あれ…ダンテ、今ピーターを名前で呼んだ?」
「え?ああ、まぁな」
名前呼び。
これぞ、まさに認め合った証拠。
「ありがとうピーター」
「きゅきゅっ」
ぎゅうとピーターを抱きしめ、その頬に小さくちゅ、と唇を落とす。
「オレには?」
「もちろん!ダンテもありがとう」
ダンテにはいつもキスしてるからいいかと、こっちにははにかんだ笑みを見せる。
ダンテもキスが良かったらしいが…。
「あ、そういえば…今更だけど悪魔へのキスって服従の証らしいよね、本に載ってたー」
さらりとこんな場で爆弾発言。
その言葉に黙ってないのが、ダンテである。
「なんだって?それじゃディーヴァはコイツに服従するのか!」
せっかく名前で呼ぶようになったのに、またもコイツ呼び。
コイツじゃないやい!と、ディーヴァに抱きかかえられたままのピーターが、自由な後ろ脚でダンテを蹴る。
「いでっ!」
前言撤回、認め合っても仲は悪いままのようだ。
またやってる、と呆れながら続けるディーヴァ。
「いつもダンテにはキスしてるでしょ?
逆に言えばあたしはキスする度にダンテに服従を誓ってるのと同じじゃない」
「どこがだ。ディーヴァは全くもってオレに服従してないだろ。オレはディーヴァにかなーり服従してるってのに…」
服従というよりは、ただ単に言うこと聞いたりしなかったりなのだが、2人が気がつくはずもなく。
「オレが献身的全面的に服従を誓ってるのに、その反対がないのはおかしい。
たまにはディーヴァがオレに服従するってのもいいんじゃねぇ?」
「…なんかやだ」
ディーヴァは口を尖らせ、ひどく嫌そうな顔をした。
何を馬鹿なこと言い合ってるんだか、とピーターはディーヴァの腕の中で欠伸して聞いていた。
心底嫌なのか…ダンテが落ち込みかけるも。
「そんなの関係なく、チューするのって、だめ?」
「!……だめじゃない」
上げて落とすのではなく、落として上げられた。
そんな上目遣いで、だめ?とか聞かれたら、もう…、もう……!!………オレにはだめなんて言えない。
