mission 4:invitation of promenade ~嫉妬と乱入~
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そこからはダンテも協力体制に入った。
違う男のためだと思うとはらわたが煮えそうだが、やはりかわいくするならとことんかわいくしたい。
そんな思いを抱いているダンテである。
ダンテ自らドレスを選び、ディーヴァの髪をいじり、爪にネイルアートをも施す。
「そこのお前、そんな繊細な作業は大雑把そうなオレに出来ないと思っただろ?」
「誰に言ってるの?」
「さあな」
髪をいじり終えたダンテは、次に器用にディーヴァの小さくスラリとした爪に、マニキュアを塗っていく。
ネイルアートのような細かい作業なんか出来ないと思うことなかれ。
その反対だ。
普段から愛銃を分解から組み立てまで自分でやっているダンテ。
細やかな作業にはなれていたし、意外や意外。
デザインすらこちらが息を飲むほどの熟練度だった。
「う~む。まさかダンテにこんな特技があったなんて…。ダンテ、本気でモデルとかそっち系の仕事やった方がいいよ?天職かもしれないし」
「考えとく」
今は試しにやってもらっているだけなのだが、かわいい色使いに、美しく繊細な薔薇を描き、ラインストーンなどで派手すぎず地味でもない飾りを施してある。
「これを短時間でやってのけるとは半魔恐るべし…」
「半魔は関係ないだろ。さてと、出来上がり!…鏡見てみ?」
「…うわ、うわ、うわぁ!」
出来上がるまでの工程もある程度見てはいたが、鏡に映る自分を見てびっくり。
髪が美しく結い上げられており、そのてっぺんにはキラキラした髪飾りが等間隔…いや、黄金比率で並んでいる。
そしてその爪には薄いピンク色がグラデーションに塗られ、薔薇模様がまるでレース編みのようにあしらわれ、ラインストーンがダイヤのように輝いていた。
「黄金比率に、このデザインセンス……」
「黄金比率って何だ?まあ、オレのセンスがいいのはわかってるけどな」
「はいはい。センスよくて羨ましいですね!
それにしてもダンテ、勉強もせずに本能でわかってるのかぁ…。
うぅむ、やっぱり半魔恐るべしっ!」
「?…いいからお前は笑ってろ」
ダンテの言葉に慌てて笑顔を浮かべ、鏡に映す。
その後ろからダンテも笑った。
「おい、鏡っ!世界で一番美しいのはだーれだー?
そんなの決まってんだろ、オレのディーヴァだよ」
ぎゅー。
そのまま抱き締める。
「うきゃー!せっかくの髪が崩れちゃうよ!」
「またやればいいだろー」
ササッと手早に髪飾りを外して鏡台に置いてゆく。
気がついた時には髪の毛はいつものストレートになっていた。
「あーあ。一瞬のシンデレラだったわ…」
「オレのディーヴァはいつでもシンデレラだ」
「あ、そうですか。
ねぇ…これも落としちゃうの?」
キラキラ輝く爪の上をさすディーヴァ。
「当然」
そういいながらダンテはその手を取り、指先にキスを送った。
「もう…。キスしてなんて言ってないでしょ。マニキュア落とすのかぁ…もったいないなぁ…」
ネイルアーティストに頼めば結構な値段がかかるであろうその出来栄え。
ディーヴァは落とすのを躊躇し続けた。
「でも落とさないと家事出来ないだろ。またいつでもやってやるからキチンと落とせ。
ましてや今回はお試し、本番はとびきりかわいくしてやるぜ!」
その言葉に飛び上がりそうな勢いでディーヴァが捲し立てる。
「どひー!これでお試しとかーっ!
ダンテ、世の中のネイルアーティストやヘアメイクアーティストを愚弄してるよ!」
「えー。まだやりたんねー部分多いぞ?」
「わーっ!次もこれでいいってば!じゅうぶんすぎるー!!」
「はいはい」
慌てるディーヴァに、ダンテは苦笑した。
違う男のためだと思うとはらわたが煮えそうだが、やはりかわいくするならとことんかわいくしたい。
そんな思いを抱いているダンテである。
ダンテ自らドレスを選び、ディーヴァの髪をいじり、爪にネイルアートをも施す。
「そこのお前、そんな繊細な作業は大雑把そうなオレに出来ないと思っただろ?」
「誰に言ってるの?」
「さあな」
髪をいじり終えたダンテは、次に器用にディーヴァの小さくスラリとした爪に、マニキュアを塗っていく。
ネイルアートのような細かい作業なんか出来ないと思うことなかれ。
その反対だ。
普段から愛銃を分解から組み立てまで自分でやっているダンテ。
細やかな作業にはなれていたし、意外や意外。
デザインすらこちらが息を飲むほどの熟練度だった。
「う~む。まさかダンテにこんな特技があったなんて…。ダンテ、本気でモデルとかそっち系の仕事やった方がいいよ?天職かもしれないし」
「考えとく」
今は試しにやってもらっているだけなのだが、かわいい色使いに、美しく繊細な薔薇を描き、ラインストーンなどで派手すぎず地味でもない飾りを施してある。
「これを短時間でやってのけるとは半魔恐るべし…」
「半魔は関係ないだろ。さてと、出来上がり!…鏡見てみ?」
「…うわ、うわ、うわぁ!」
出来上がるまでの工程もある程度見てはいたが、鏡に映る自分を見てびっくり。
髪が美しく結い上げられており、そのてっぺんにはキラキラした髪飾りが等間隔…いや、黄金比率で並んでいる。
そしてその爪には薄いピンク色がグラデーションに塗られ、薔薇模様がまるでレース編みのようにあしらわれ、ラインストーンがダイヤのように輝いていた。
「黄金比率に、このデザインセンス……」
「黄金比率って何だ?まあ、オレのセンスがいいのはわかってるけどな」
「はいはい。センスよくて羨ましいですね!
それにしてもダンテ、勉強もせずに本能でわかってるのかぁ…。
うぅむ、やっぱり半魔恐るべしっ!」
「?…いいからお前は笑ってろ」
ダンテの言葉に慌てて笑顔を浮かべ、鏡に映す。
その後ろからダンテも笑った。
「おい、鏡っ!世界で一番美しいのはだーれだー?
そんなの決まってんだろ、オレのディーヴァだよ」
ぎゅー。
そのまま抱き締める。
「うきゃー!せっかくの髪が崩れちゃうよ!」
「またやればいいだろー」
ササッと手早に髪飾りを外して鏡台に置いてゆく。
気がついた時には髪の毛はいつものストレートになっていた。
「あーあ。一瞬のシンデレラだったわ…」
「オレのディーヴァはいつでもシンデレラだ」
「あ、そうですか。
ねぇ…これも落としちゃうの?」
キラキラ輝く爪の上をさすディーヴァ。
「当然」
そういいながらダンテはその手を取り、指先にキスを送った。
「もう…。キスしてなんて言ってないでしょ。マニキュア落とすのかぁ…もったいないなぁ…」
ネイルアーティストに頼めば結構な値段がかかるであろうその出来栄え。
ディーヴァは落とすのを躊躇し続けた。
「でも落とさないと家事出来ないだろ。またいつでもやってやるからキチンと落とせ。
ましてや今回はお試し、本番はとびきりかわいくしてやるぜ!」
その言葉に飛び上がりそうな勢いでディーヴァが捲し立てる。
「どひー!これでお試しとかーっ!
ダンテ、世の中のネイルアーティストやヘアメイクアーティストを愚弄してるよ!」
「えー。まだやりたんねー部分多いぞ?」
「わーっ!次もこれでいいってば!じゅうぶんすぎるー!!」
「はいはい」
慌てるディーヴァに、ダンテは苦笑した。