mission 31:we love amusement park ~王道の遊園地デート~
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「ちっぽけなんかじゃないさ」
「ぇ?」
驚いたように振り向くディーヴァ。
ダンテはまん丸なディーヴァのエメラルドの瞳をじっと見つめて、優しい口調で話す。
「少なくともオレにとってはディーヴァの存在は何より大きなものだ。
いつもそう言ってるじゃねぇか」
ディーヴァの瞳の中には蕩けそうなほどの優しい顔になっている自分も見えた。
愛する人の前だと、自分はこんなに甘ったるい表情が出来るのか、と嬉しい反面どこか他人事のように感じる。
「ダンテ……」
「ディーヴァにとってもオレの存在が大きいようにな。そうだろ?」
「ふふっ。さあ、本当にそうだと思う?」
少し自意識過剰だとは自分でも感じた発言だったが、ディーヴァにはぐらかされてちょっぴり不安になる。
たまにだが、ディーヴァは意地悪だ。
「おいおい、そこは頷くとこだろ」
「んー、そうかもね」
ひらりとダンテの体から離れたディーヴァの笑顔を見れば、からかっているのはすぐわかった。
ならばこっちが悪戯しても文句は言わせない。
「ほぉ…そんなこと言っていいと思ってるのか?ここには逃げ場がないんだぜ」
「ちょっと、こんなとこで暴れないで」
にじり、にじりとダンテがディーヴァに近づいてきた。
ディーヴァが逃げれば確実にダンテが動く、ダンテが動けばこの小さなゴンドラは絶対に大きく揺れるだろう……落ちそうなほどに。
「だったら……」
ディーヴァに覆いかぶさるように顔を近づけるダンテ。
ゴンドラの構造上、壁ドン、いや……床ドンにも近しい体勢だ。
「はいはい」
唇にちゅ、とリップ音を響かせる。
ダンテの頭に手をやり自分の方へ引き寄せて、ダンテがしたかった事を、先取り。
「お先に奪っちゃった」
「こら、フライングすんなっての」
「えへへー」
笑いあってからしっかり立ち上がり、きちんと見つめ合う。
観覧車はあと1分もせずに天辺につくだろう。
外の風景もすっかり夕焼け色に染まり、太陽の沈む瞬間が近い。
「ディーヴァ、キスして、いい……?」
「うん、いいよ…」
2人はしばしお互いのキラキラした瞳をうっとりと見つめてから、ゆっくりとした動きで口付けを交わした。
その瞬間2人の重なり合う姿は、沈みゆく太陽の影と重なって他からは見えなかった。
太陽が消え、あたりが薄暗かったのは一瞬のこと。
徐々に地上へと下りゆくゴンドラに合わせ、ポツポツと街灯がつき、アトラクションやイルミネーションにも明かりがついていく。
「わ、綺麗…」
夕焼けをバックにキスというのもロマンチックでディーヴァが喜んでくれてよかったが、イルミネーション輝く中でのキスでも素敵だったかもしれない。
キラキラと目に眩しく飛び込んでくるカラフルな光を見ながら、ダンテはふと、そう思った。
イルミネーションを見ていたはずのガタガタが、くいくい、と腕をひいてきた。
イルミネーションに照らされてか、それともその感情でか、ディーヴァの頬はほんのり朱に染まっている。
「今日はホントにありがとう、ダンテ。
すっごく楽しかった。…あと、いっぱい我儘言ってごめんなさい」
「いいって。ここは誰もが童心に還る場所だ。それにディーヴァに言われる我儘は嬉しいものばかりだ」
そもそもその辺は惚れたモンの負け、だな。
苦笑して言えば、ディーヴァも笑った。
「オレも楽しかった。また一つ、ディーヴァとの大切な思い出が増えてすげぇ嬉しい」
「うん、あたしもだよ……」
その時ポッと、遊園地の隣の大きな建物にもライトがついた。
遊園地を遊びつくしたあと、疲れた客が泊まれるようにと、ホテルが建っていたようだ。
到着時は遊園地の事ばかり考えていて、ホテルの存在に気がついていなかった。
「ここ、ホテルも併設してるんだね」
「ふーん。ならホテル泊まるか?」
ここまで来るのに列車の乗り継ぎが大変だった。
これから帰るとなると、家に着くのは夕飯を列車の中で食べても夜中になるだろう事は確実。
なら、泊まって翌朝帰った方がいいし、幸い明日の仕事もお休みを取ってある。
「そうだね。ちょっと高そうだけど泊まりたいなぁ……ね、ダンテ」
「ああ、今夜はそこに泊まるか。よし、早速こっから出たら、ホテル直行だな」
遊園地はこれでおしまい。
ちょうどゴンドラも地上について降りることができた。
「じゃあ、ここまでのお子様の時間はこれで終わり…なのかな?」
「御名答。これからは大人の時間だ。覚悟しろよ?」
「疲れてるからほどほどでお願いします」
ダンテとディーヴァは恋人繋ぎで手をしっかり絡ませ合いながら、イルミネーションで出来た小道の中を歩いて行った。
ホテルで何を覚悟するのかって?
それは、皆様のご想像にお任せしましょうか。
●あとがき
皆様は遊園地に行ったら何が乗りたいですか?
夢主が乗りたいアトラクションは子どもっぽいのでしたが、ダンテは見た目通り絶叫マシン系だったようです。
「ぇ?」
驚いたように振り向くディーヴァ。
ダンテはまん丸なディーヴァのエメラルドの瞳をじっと見つめて、優しい口調で話す。
「少なくともオレにとってはディーヴァの存在は何より大きなものだ。
いつもそう言ってるじゃねぇか」
ディーヴァの瞳の中には蕩けそうなほどの優しい顔になっている自分も見えた。
愛する人の前だと、自分はこんなに甘ったるい表情が出来るのか、と嬉しい反面どこか他人事のように感じる。
「ダンテ……」
「ディーヴァにとってもオレの存在が大きいようにな。そうだろ?」
「ふふっ。さあ、本当にそうだと思う?」
少し自意識過剰だとは自分でも感じた発言だったが、ディーヴァにはぐらかされてちょっぴり不安になる。
たまにだが、ディーヴァは意地悪だ。
「おいおい、そこは頷くとこだろ」
「んー、そうかもね」
ひらりとダンテの体から離れたディーヴァの笑顔を見れば、からかっているのはすぐわかった。
ならばこっちが悪戯しても文句は言わせない。
「ほぉ…そんなこと言っていいと思ってるのか?ここには逃げ場がないんだぜ」
「ちょっと、こんなとこで暴れないで」
にじり、にじりとダンテがディーヴァに近づいてきた。
ディーヴァが逃げれば確実にダンテが動く、ダンテが動けばこの小さなゴンドラは絶対に大きく揺れるだろう……落ちそうなほどに。
「だったら……」
ディーヴァに覆いかぶさるように顔を近づけるダンテ。
ゴンドラの構造上、壁ドン、いや……床ドンにも近しい体勢だ。
「はいはい」
唇にちゅ、とリップ音を響かせる。
ダンテの頭に手をやり自分の方へ引き寄せて、ダンテがしたかった事を、先取り。
「お先に奪っちゃった」
「こら、フライングすんなっての」
「えへへー」
笑いあってからしっかり立ち上がり、きちんと見つめ合う。
観覧車はあと1分もせずに天辺につくだろう。
外の風景もすっかり夕焼け色に染まり、太陽の沈む瞬間が近い。
「ディーヴァ、キスして、いい……?」
「うん、いいよ…」
2人はしばしお互いのキラキラした瞳をうっとりと見つめてから、ゆっくりとした動きで口付けを交わした。
その瞬間2人の重なり合う姿は、沈みゆく太陽の影と重なって他からは見えなかった。
太陽が消え、あたりが薄暗かったのは一瞬のこと。
徐々に地上へと下りゆくゴンドラに合わせ、ポツポツと街灯がつき、アトラクションやイルミネーションにも明かりがついていく。
「わ、綺麗…」
夕焼けをバックにキスというのもロマンチックでディーヴァが喜んでくれてよかったが、イルミネーション輝く中でのキスでも素敵だったかもしれない。
キラキラと目に眩しく飛び込んでくるカラフルな光を見ながら、ダンテはふと、そう思った。
イルミネーションを見ていたはずのガタガタが、くいくい、と腕をひいてきた。
イルミネーションに照らされてか、それともその感情でか、ディーヴァの頬はほんのり朱に染まっている。
「今日はホントにありがとう、ダンテ。
すっごく楽しかった。…あと、いっぱい我儘言ってごめんなさい」
「いいって。ここは誰もが童心に還る場所だ。それにディーヴァに言われる我儘は嬉しいものばかりだ」
そもそもその辺は惚れたモンの負け、だな。
苦笑して言えば、ディーヴァも笑った。
「オレも楽しかった。また一つ、ディーヴァとの大切な思い出が増えてすげぇ嬉しい」
「うん、あたしもだよ……」
その時ポッと、遊園地の隣の大きな建物にもライトがついた。
遊園地を遊びつくしたあと、疲れた客が泊まれるようにと、ホテルが建っていたようだ。
到着時は遊園地の事ばかり考えていて、ホテルの存在に気がついていなかった。
「ここ、ホテルも併設してるんだね」
「ふーん。ならホテル泊まるか?」
ここまで来るのに列車の乗り継ぎが大変だった。
これから帰るとなると、家に着くのは夕飯を列車の中で食べても夜中になるだろう事は確実。
なら、泊まって翌朝帰った方がいいし、幸い明日の仕事もお休みを取ってある。
「そうだね。ちょっと高そうだけど泊まりたいなぁ……ね、ダンテ」
「ああ、今夜はそこに泊まるか。よし、早速こっから出たら、ホテル直行だな」
遊園地はこれでおしまい。
ちょうどゴンドラも地上について降りることができた。
「じゃあ、ここまでのお子様の時間はこれで終わり…なのかな?」
「御名答。これからは大人の時間だ。覚悟しろよ?」
「疲れてるからほどほどでお願いします」
ダンテとディーヴァは恋人繋ぎで手をしっかり絡ませ合いながら、イルミネーションで出来た小道の中を歩いて行った。
ホテルで何を覚悟するのかって?
それは、皆様のご想像にお任せしましょうか。
●あとがき
皆様は遊園地に行ったら何が乗りたいですか?
夢主が乗りたいアトラクションは子どもっぽいのでしたが、ダンテは見た目通り絶叫マシン系だったようです。
